2006年のレイソル
ふふふ……。
やりましたよ……。
とうとう念願の……。
新カテゴリー「レイソル2006 昇格への道」!!
多くなり過ぎた「サッカー」カテゴリーの記事を整理する時に、泣きながら「レイソル2004・2005 降格への道」を作った時の希望。一年で昇格して、新カテゴリーを作ること。
見事成就した!!
いやー、今年のレイソルはホントによかったですよねー。ハラハラしたけど(笑)。
という事で最後に、今年のレイソルについて、まとめておきたいと思います。
皆さん覚えておられるでしょうか。
昔々、「レイソル日本一プロジェクト」という、三ヵ年計画があったことを。
て、今年が実はそれから三年目。日本一になるつもりが、まさかJ2で闘うことになるなんて、傍から見れば大失敗。
でも。
僕はレイソルは今年、日本一になることより大切なものを手に入れた、と思うのです。
それは、チームとサポーターの一体感。
掛け声だけではない、本物の。
一心同体。
一年でこんなに劇的に変わるなんて、びっくりですよ。第四クールのあのふらつきっぷり、去年だったら当然ブーイングもの。罵声が飛び、応援拒否が起き、きっつい横断幕が出て、あげく暴動ですよ。
でもホントは、そんな事してもどうしようもないんだよね。ちょっと鞭入れて勝てるほど、サッカーは甘くないんですよ。
それでもサポーターの気持ちとしては、そうやって吐き出すしかなかった。
よそのチームでもよく見かける光景。
サッカーには、人を熱狂させる魔力があるから。よその国では本物の戦争になったことがあるぐらい(笑)。
だから、選手は必死に勝利を求める。だからサポーターも必死に勝利を願う。そしてクラブも。でも。
ホントはプロのクラブは、そっち向いてちゃ、駄目だと思うんですよ。
サッカーというスポーツは、相手があって成り立つわけだから。頑張ったからって、絶対勝てるとは限らない。
しかもリーグ戦を考えたら、勝者は一チームだけで、残りは全部敗者。勝利だけ求めていたら、その想いは裏切られる事の方が、圧倒的に多い。
なのに客から金取ってるわけで(笑)。
だから、プロのクラブがお客さんに提供するのは、勝利ではないのだ、と思うのです。
応援出来るチームを作り、応援出来る試合を見せること。
よくある事態ですけど、金で勝利を買うような補強をして、サポーターが愛してるチーム功労者のベテランをバンバン切り、「プロだから勝つためには仕方ない」を免罪符に人情不在のチームを作って、あげく負けたら、そりゃ不満爆発。
勝っても負けても、いやむしろ負けた時こそ、応援出来るチームを作る事が、実は一番大切なのではないか。
それを今年レイソルは手に入れた。
チームのために残ってくれた選手。昇格させるためにJ2に来てくれた選手。
そしてクラブは地元密着を打ち出し、ファンサービスに力を入れ。
そしてこの一体感を作り出すのに大きかったのは、情報発信量が、格段に増えたことでしょう。応援するためには、親近感大切だから。特に一気にブログ増やしたのは大ヒット。
負けた直後のチームの様子とか、クラブの雰囲気とか知っちゃったら、こっちとしても「何やってんだよ」となじってる場合じゃないですからね。自然、「下向くな!」という気持ちになるってもんですよ。
今年得たこの雰囲気を大切に、無くさない様にしながら、来年以降も、こつこつチーム作ってって欲しいです。
そしたらちょっとぐらい負けが込んでも、僕のチームに対する愛情は、びくともしませんよ!
さて、今のところ、僕の考えてたコツコツ補強プランの通りに、補強が進んでいるみたいで、かなりウキウキなんですが。
発表された契約済み選手リストを見ると、あとは主にレンタル組の人がどうなるのかですね……。まずユキヒコさんが完全移籍で契約完了。ばんざい!
そして。
チームとサポーターの一心同体のために尽力してくれた、広報種蔵さんが退社されました。
取材に行った時に、施設内を案内してもらったなあ。お疲れ様でした。
種蔵さんの抜けた穴も、来年に向けた凄い補強ポイントだと思いますよ?
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