プロレス

2012/12/26

小橋さんの引退とNOAHの凋落

少し前の話題になりますが。

小橋さんが引退です。

12/9の両国大会は生中継があったのですが、その日僕は風邪で寝込んでいて。

一人寝ているとさみしいので、音楽番組をつけていたところ、録画予約が起動。熱でぼんやり、うつらうつらとしている中、どーんばーんと受身の音が。

何度目かに目覚めた時、小橋さんの引退挨拶が聞こえてきたのでした。

余計さみしくなりました。

そしてさらに後日、秋山、金丸、鼓太郎、潮崎、青木と大量離脱のニュース。

もともとアクセス解析を見てたらプロレス記事に需要は少なく、しかも録画中継が増えてすっかり旬も逃すようになったので、ここでプロレス記事はあまり書かなくなってたのですが。

試合は見ていて、リング上はがんばってるけど、でも地上波がなくなった影響をフロントがカバーできてないなーと感じてた。どうお客さんに入ってきてもらうかの方策がなくて、昔ながらの殿様商売なのかなと。

とうとうここまで落ち込んじゃった。

潰れちゃうのかな。

しょんぼり。

なんか哀しくなってきて、録画した試合が見れなくなっているのでした。

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2011/05/24

5/8NOAH有明コロシアム シリアスな闘い

ちょっと空いちゃったプロレスの感想も再開。

5/8NOAH有明コロシアム大会。

メインイベントGHCヘビー級選手権試合、王者杉浦貴vs挑戦者鈴木みのる。

震災があって、僕はなんかお気軽にプロレスを楽しむ気分じゃなくなって、全然見ないわけではないけれど、感想書くまでに至ってなかったわけですが。

この試合も震災絡んでたのです。

杉浦さんが次の挑戦者にみのる選手を指名、前哨戦が組まれた時。

震災後の杉浦さんの弱気とも取れる発言に、みのる選手が噛み付いた。

震災直後って、スポーツ興行どうしようといろんな所で議論になりましたが。

サッカーはまともに被災しているクラブもあり、開幕を延期。野球は開幕時期をどうするかでもめました。それに対しプロレスは一部取り止めた所もありますが、どちらかと言うとやる方向。

プロレスは戦いを通して気持ちを見せる部分があり、そのためこういう時期に開きやすいという面はあったと思います。がんばろうと勇気づけられるジャンルだから。

でも、直後の興行でよく見かけた、「俺たちは戦いで見せるしかないんだ! がんばろう!」という呼びかけに、僕はちょっと違和感を感じていました。気持ちはそうなんだけど、なんか軽くないかな、今じゃないんじゃないかな、というような。

だからと言って、じゃあどうすればよかったかという意見があるかというと、ないのです。何かするとしたら、あれしかないようにも思います。要するに事が重大すぎて、プロレスの俎上に簡単に乗せられない気分だったのです。

だから杉浦さんの、「勇気づけるといっても今じゃないんじゃないか」という発言にはすごく共感しました。

だいたい杉浦さんは自衛隊出身です。災害派遣は仕事の一部です。今回派遣された隊員の中に顔見知りがいるかもしれない。普通の人より敏感だったはずです。

でも、それに対して噛み付いたみのる選手にも異論はなかったのです。

他の人だったら、また軽く奇麗事言って、という気分になったかもしれませんが、みのる選手は全日のツアーで東北にいて、地震にあっています。地震直後の被災地の状況を見ています。その上で、プロレスラーはリングの上から勇気を与えるのが仕事だと言う。これは覚悟の発言です。

シリアスすぎて、この対立がプロレス的に燃え上がることはありませんでした。試合前会見でも、みのるさんがちょっと触れただけ。杉浦さんは入場してきても目を合わさない。リング上の試合後インタビューでも、核心には触れず。

試合終了後、歩み寄るみのるさんの声をマイクが少し拾ってました。「がんばっていこう」と聞こえました。

プロレスってなんだろう。奇麗事じゃなくて、本当に人の心に届く力があるんだろうか。試合内容はすごかった。シリアスな思いに向き合った試合だったのだと思います。

 

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2011/03/04

2/19NOAH 暗雲漂う

2/19NOAHグリーンドーム前橋大会をTV観戦。

CATVのタイマーがセットしてなくて、序盤録りそびれ。第三試合青木vs小川はぎりぎり気づいて録れたんだけど、その前の前哨戦の一つ、鼓太郎&石森vs中嶋&梶原はだめだった(+_+)

前哨戦では、×青木vs○小川、○丸藤vs×マルビンと、小川さんの老獪さが目立ち、やっぱり拮抗してるなーと楽しみだったり。

DIS OBEYvs健介ファミリーが白熱してて、面白そうだったり。あと、なんとなく何か起きそうな予感がする。

谷口君は型ができてきたので楽しみだ。

そんな気になる前哨戦の中で一番気になったのは、メインイベント、杉浦&森嶋&吉江vs高山&秋山&斉藤。吉江vs秋山の前哨戦なんですが、そこよりも。

杉浦さんの腰の様子が……。

もともとこのシリーズ、テーピングしてたので、調子悪いのかなーと思ってたんだけど、調印式で挑戦者のバーナード選手のパワーボムを食って、明らかに悪化。

打撃を受ければ動きが止まり、受身を取ればもだえ苦しみ……。かなりまずい感じ。

GHCヘビー級選手権、大丈夫でしょうか。暗雲が向こうからやってきましたよ(・・;;)

土曜日が有明コロシアム大会です。その日はJリーグも開幕。同時刻ぐらいにレイソルもNOAHも佳境になりそうな。どっちもすごい気になります。

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2011/02/25

2/16NOAH もう一歩上

2011.2.16NOAH後楽園ホール大会をTV観戦。

泉田さんはなぜ荒れてたんだろう。

マルビンvs青木、小川vs丸藤と、立て続けに挑戦者が丸め込みで勝利。やったー! 小川さんが本気だー! リッキーの試合後挑戦アピールに、「お前が流出させたのを取り戻したのに」とおかんむりの王者組のコメントが、生々しくていい感じ。

とうとう谷口君が爆発、佐野さんからピンフォール。スリーパーからジャーマンが、このまま必殺技になるのか。

今度GHCヘビーに挑戦するのは新日本プロレスの常連外国人選手、ジャイアント・バーナード。ホントにジャイアント。杉浦さんがちっちゃい。

さて本日の一番は、第六試合のGHCジュニア・ヘビー級選手権、○王者鼓太郎vs×挑戦者平柳。平柳君負けちゃったんですが。

小悪党キャラが面白いと、自分の立ち位置を作った平柳君。でも、そのままでは勝負の興味は引き出せない。

そこでこの日は、イメージチェンジ。髪と髭を金髪にして、コスチュームも変えてきましたが、目に止まったのはその表情でした。怖さが出ていた。

試合も白熱。シビアさがありました。だからこそ、王者のボディーエルボー連打(戻してましたね)や、最後のブルーディスティニーからそのまま締め落としが光るわけで。

KENTAのDIS OBEY入りの時に金丸さんが「オレもパートナーいないし」とぽろっと言ってて、ああ平柳君はもう一歩上に行かないとなあと思ってたんですが、その可能性を見せました。がんばった!

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2011/02/19

2/11健介オフィス 若いモンに託す

ご飯を食べながら見ていたのは、2011.2.11健介オフィス「Take The Dream 2011 in 後楽園」。健介さんデビュー25周年記念の大会です。

ところが記念の大会なのに、本人は第一試合に出場。対戦相手は新日本から中西&ファレとちゃんとしてたけど、異例の試合順。

そしてメインイベントは、宮原vs潮崎。若いモンに自分の記念の大会のメインを託す心意気。しかも相手は前GHC王者。団体の未来を見せてくれという、これはかなりハードル高い試合です。

かくして宮原君はそれに応えようと、何もかも絞りつくすところまで戦いましたが、レベル差は否めず、ゴーフラッシャーで轟沈。でもがんばった。

宮原君は伸びるんじゃないかなーと思います。自分を出そうという気持ちが強いところがいい。キャリアで引けをとっていても萎縮しない。

健介さんのところの練習が楽なわけはないから、身体はこれからどんどん大きくなるだろうし、楽しみです。

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2011/02/16

NOAH1/29 殻を破る日

2011.1.29NOAH後楽園ホール大会。

KENTAのDIS OBEY入りにびっくりです。

メインのGHCJr選手権、王者鈴木鼓太郎vs挑戦者エディ・エドワーズは大熱戦。全体的には先手を取った挑戦者優勢だったけど、最後の鼓太郎さんのタイガー・ドライバーはとても高くて、威力十分の逆転の一撃。惚れ惚れします。

試合後の平柳君の挑戦表明は、一度突っぱねられたらあっさり身を引き、ネタなのかなと思わせておいてもう一度急襲するという、意外な展開。どうなるのかなー。

そして本日の一番は、第五試合、森嶋&谷口vs佐々木&中嶋です。

みんなの期待を一身に受ける谷口君が、最近あともうちょっとという試合を展開していますが、この日はそのあともうちょっとの質が違うと感じさせました。

秋山さんが以前の解説で、例えば打撃戦になった時に目先を変えて主導権を握るパターンがあれば、というようなことを言っていて。

でも、不器用なタイプの人にはそれが難しいよねーと思いながら聞いてたんですが。

なんか力づくで行きそうな感じが!

エルボーの当りが強烈になって、その打撃音に会場がどよめいてた。

力づくで打ち勝つんじゃないだろか。

他にも担いで叩きつける系の技が増え、それがたいそうな威力だったり。

スリーパーでぐったりさせてから投げるパターンはあったけれど、スリーパーのまま腕を組み替えることなくそのままぶっこ抜いて投げる、すんごい荒業を披露したり。

最後は負けちゃったんだけど、勝った健介さんにも余裕がないように見えました。

今までのあとちょっとは、「もうちょっとなのにもどかしい」という感じがあったんだけど、それが「もうちょっとで来るぞ!」というわくわくする期待感に。

卵の中から殻を破ろうとこつこつ音がする段階から、殻にひび入ってくちばし見えた! というところへ。いつ殻を破るかなー。すごい楽しみ!

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2011/01/25

NOAH1/15 無敵王者

1/15NOAH大阪府立体育会館。

三大シングルは面白かったし、秋山さん復帰でめでたかったし、GHCJrタッグ選手権も熱戦でしたが、なんと言ってもこれでしょう。

メインイベント、GHCヘビー級選手権試合、○王者杉浦vs×挑戦者バイソン。

杉浦さんはこれで八連続防衛。三沢さんの記録を抜きました。応援の垂れ幕に、「無敵王者」と書かれたものがありましたが、ホントそういう風格が出ています。

バイソンさんが弱いはずはなく、この日は特にものすごいラリアットが何度も決まっていましたが。

それでも王者優位は揺らがなかったのです。

ヘビー級としては小柄な体格なのに、バイソンさんと殴り合って打ち勝つし。

アマレスの下地を生かした技術面は磐石で。

無尽蔵の闘志とスタミナ。

なんか負けそうな気がしません。

「絶対王者」小橋健太の記録はだいぶ先だけど、届いちゃうんじゃないだろか。

あの勝利インタビューでの魂の叫び以降、僕の魂も揺さぶられっぱなしで。

そこまで行ってほしいなーと思うのです。

がんばれ!!

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2011/01/06

新日1/4 レッスルキングダムⅤin東京ドーム

ドーム大会を深夜のTVで観戦。

最近はCATVでノーカットに慣れちゃってるので、大一番がダイジェストだとちょっと物足りないのです。

第六試合、IWGPJr.ヘビー級選手権、○王者デヴィットvs×挑戦者飯伏。

運動能力の高い二人の超絶バトル。すごいの一言。どんな景色が見えてるんだろう。

第七試合、後藤&×岡田vs杉浦&○高山。

岡田選手は最初の対抗戦で全く何も出来なかったけれど、そこからは成長。

ただ、試合後コメント見たけど、ビックマウス気になるなー。説得力ゼロで、哀しみさえ感じた。言うものだと思って言ってるんだろうなーという。

第九試合、○中邑vs×潮崎。

キャラクターがホントに対照的で、アオリ映像の時点で面白かったです。潮崎君の天真爛漫な頭の悪さが素敵。

中邑選手は影があって難しいこと言ってなので、ホントに際立ちます。いいライバルなんじゃないかな。

試合は潮崎君が押してた印象だけど、最後なりふり構わぬパンチからのボマイェで中邑選手が勝利。執念を感じました。

メインイベント、IWGPヘビー級選手権、×王者小島vs○挑戦者棚橋。

こちらは基本陽性のキャラクターの二人のぶつかり合い。棚橋選手が僅差の勝利。

負けちゃったけど小島さんはどうするんだろうかと思っていたら、この記事書くために確認した新日のHPにコメントがありました。

試合結果から試合詳細とコメントが見れるのは便利です。これからの世の中、いろんなものが自身をメディア化していくことになるんじゃないかと思っているんですが、一歩進んでますね。

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2010/12/29

NOAH12/23,24 涙の初戴冠

仕事ですぐに見れないとか、そんな事情でどんどん溜め込んでいってしまったので、もうちゃんと全部追っかけて感想書くのを諦めたのです(^^;;)

ということでこれからは、すぐ見れた大会の感想を。ディファ有明でのクリスマス興行二連戦。

12/23。

第一試合、○森嶋vs×田上。

ホント、森嶋君やせたなあ。これからどうするんだろう。元に戻すのか、それともこのままシェイプアップするのかな。

第二試合、×マルビン&丸藤vs○金丸&青木。

丸藤さんが頭に手をやったり右腕を振ったりするたびに、ちょっとどきどき。首の怪我は怖いです。金丸さんの最後、トルネードDDT(飛びつき旋回式DDT)と見せての丸め込みは、見事の一言。

第三試合、×石森vs井上&○佐々木。

ハンデキャップマッチ。ハンデ付きすぎで勝敗の行方は明らかです。しかしそこで雅央劇場が試合を飲み込みます。

誤爆を繰り返し、健介さんを怒らせ、へっぴり腰で後ずさりする雅央さん。ラリアットで轟沈され、石森君と枕を並べて討ち死にのダブルフォール。素敵。

第四試合、中嶋&平柳&×志賀vs○KENTA&宮原&小川。

戦場カメラマン、戦場パンチ登場。クリスマス大会定番の時事ネタです。KENTAにポーズ強要など、序盤ペースを握ります。

最後勝利したKENTAの写真を取った後、討ち死にした平柳君もパチリ。うむ、リングの上は戦場だ。

第五試合、×鈴木vs○潮崎。

同チーム対決。ジュニアとヘビーだけど真っ向勝負。当然そうなると体力に勝る潮崎君が勝つんですが、最後がエメラルドフロウジョン。

もうこのチームの名前は新生WAVEでいいんじゃないだろか。

第六試合、○高山&佐野vs斎藤&×谷口。

毎年恒例斎藤さんのコスプレ。今年はなぜか雅央さん。いつものムーブに笑いましたが、本人の絶妙に磨かれた間は格別なんだなと再確認。

メインイベント、○杉浦vs×ヨネ。

セミと打って変わってシリアスな試合。激しいど突き合いに打ち勝つヨネさん。あと最後のたたみかけがあったら、勝てるんじゃないだろうか。

12/24。

第一試合、○田上vs×起田。

いつも田上さんにいじられっぱなしの真っ直ぐ一直線の起田君。この日は真面目な顔で乳首をガードなど、楽しいプロレスに対応します。これも成長。

第二試合、石森&マルビン&×RONINvs宮原&梶原&○SUGI。

メキシコAAAから逆上陸のSUGI。元みちのくの義経なので、こちらはおなじみ。対戦相手にもAAAから派遣されたRONIN。どうやら因縁あるみたいなんだけど、予備知識がないので、ぴんとこないままだったのでした。

第三試合、小川&×志賀vsヨネ&○金丸。

小川さんと金丸さん、試合巧者同士の攻防が楽しい。

小川さんは隠居モードに入ってたけど、また前線に出てきてくれてよかった(^^)/。少しスピード落ちたかなとは思うけど、一番の武器はプロレス的機転で、そこは年を取っても衰えないんだから。

第四試合、○鈴木vs×平柳。

試合開始からペースを握る平柳君。鼓太郎さんの攻撃パターンを読んでいて、ことごとく切り返します。会場外に排除して鍵をかけ、鼓太郎さんが大慌てで戻ってきたところを用意していた椅子でひっぱたいて、KO。

反則負けだけど、ヒールとしては大勝利。成長した。すごい。

第五試合、高山&中嶋&×井上vs○潮崎&斎藤&KENTA。

斎藤さんと雅央さんが先発。昨日の雅央が身体の中に残っているのか鏡写しになってしまう二人。しかしそんな楽しい雰囲気は、KENTA対高山のど突き合いで吹っ飛びます。

1/15のシングル前哨戦なのでした。楽しみだなー。

第六試合、○杉浦&佐野vs森嶋&×谷口。

エルボー連打しながら杉浦さんの激しい檄。そこから体を入れ替えた谷口君、エルボー連打で王者を腰砕けに。終盤のスリーパーからのジャーマンも強烈でした。

試合後杉浦さんから「時間がねえぞ!」とまた檄が。ホント、あとちょっとだと思うんだけど、そのちょっとはなんだろう。

メインイベント、GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権、王者×金本&タイガーマスクvs挑戦者丸藤&○青木。

青木君が耐えて耐えての大逆転。試合のペースはずっと新日勢だったんだけど、ヘッドバット連打→スパイラルポセイドン→アサルト・ポイントと繋いで3カウント。ずーっとやられっぱなしだったから、どうなることかと思ったけど、お見事。

青木君、涙の初戴冠です。五年前のクリスマス大会デビューという節目の日でもあったのでした。おめでとう!

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2010/12/17

宇宙大戦争 ホントに最終決戦

宇宙大戦争に行ってきました。

みちのくプロレスの後楽園ホール大会です。ナベ先生といっしょです。二人ともみちのくプロレスの冬の風物詩となってる、この対決の大ファンなのです。

いやー、もう想像以上に面白かったです(^^)/

大会は、まず最初に急死した愚乱浪花選手の追悼式から。テンカウントゴングが響きます。まだ若かったのになあ。悲しい。

第一試合は、気仙沼二郎&佐々木大地vs大柳錦也&関根龍一。若手二人の頑張りが光ってました。

沼二郎選手のリストバンドは、浪花選手のかな……。カニ歩きエルボーを決めていました。

第二試合は、新崎人生&TAKAみちのくvsウルティモドラゴン&FUNAKI。WWEを経験した、ベテランたちの競演。味わい深いレスリング。

すぐそばにウルティモドラゴンファンの小さな男の子がいて、一生懸命応援していて、微笑ましかったです。試合終了後、目の前を駆けていって、反対の花道を下がっていくウルティモドラゴンのそばまで行ったけれど、声はかけられなかったようです。もう一声の勇気だったのに、惜しかったねえ。

第三試合は、拳王&ヤッベーマン1号&2号&剣舞vsフジタJrハヤト&南野タケシ&大間まぐ狼&ラッセ。正規軍vs九龍。

打撃が得意な拳王選手とハヤト選手の蹴り合い。席が前から四列目ととても近かったので、大迫力。プロレスは、やっぱりそばで見るとすごいです。テレビでは伝わりきらないその痛み。

ここで休憩が入って、なにやらリング状にポールが設営されました。何だろうと思っていると、ポールダンスとのコラボ。

ポールダンスは、妖艶さを押し出しているけど、あれはきっと大変。引っ掛けた膝だけで体重支えていて、コスチューム破れていました。すごいなあ。

第四試合は、因縁の対決、ディック東郷vs日向寺塁。この試合はちょっと辛口評価。

日向寺選手がヒールターンする時に東郷選手を椅子で引っぱたいて発生した因縁なんだけど、キャリアの浅い若手がヒールとしてふてぶてしさとか強さを出しながら、プロレス界でも上手さで一二を争うベテランと対戦というのは、荷が重かった。

一応流血戦とかそれっぽくしようとしてるんだけど、飲まれちゃってる様がありありで、踏み込めない。野次も飛ぶし、ちょっとかわいそうでした。同情されたらヒール失格。

そしてとうとうお待ちかね、第五試合。本日のメインイベント、宇宙大戦争。ザ・グレート・サスケ&Ken45&リッキーフジvs佐藤秀&佐藤恵&野橋太郎。

もう五年目となった宇宙大戦争。しかし今回、戦前、サスケ選手の興味は宇宙大戦争より、自身のロックバンドに向いていました。クレイジークルー。勝っても負けてもとにかく歌うということで、ステージがすでに設置されています。

ということで、前口上のあと、「まずは一曲」とサスケ選手。そこを「歌わせるか!」と蹴っ飛ばされて試合開始。

その後は相変わらずの混沌とした、もうこれはプロレスなんだろうかという展開が続きます。

緑色に光る宇宙人の登場、解体されるリング、修学旅行の枕投げ、簀巻きにされる宇宙人、今は亡き鉄腕君の残骸、魚に向けてフィッシャーマンスープレックス、樽へのダイブ、鉄骨へのパワーボム……。ホントにあったんですよ?

常識を超越した展開が続き、場内も興奮のるつぼです。楽しかったー。

そして試合後には、クレイジークルーのライブが。アンコールも含めて三曲。お客さんのノリもよく、もうめいっぱい堪能した感じ。この楽しさは何でしょう。来年あったらまた行きたいですね。

そして帰り道、ナベ先生の言った言葉。「あの曲が頭から離れないんだよ」。

僕もリピート再生されるようになってしまいました。かっぱ寿司のテーマ。宇宙人が登場する時かかっていたのです。あのシーンのインパクト強すぎて(^^;;)

ホント、面白さてんこ盛りのすごい大会でした。

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