サッカー

2025/05/20

J2観戦記 山本君その1 最初は苦戦

さて先週末の町田戦は悲しい大敗となったのですが、週中にはすぐさまルヴァン杯がやってきます。そして対戦相手の山口には、今季山本君が武者修行に行っているのです。

ということで、山本君の武者修行観戦記を、ルヴァン杯合わせでお送りします。本日は第1回。

2025J2第1節、甲府1-0山口。

開幕戦は何と土屋くんと山本君の直接対決でした。土屋君は3バックの右CB、山本君は右MFで先発。

開始早々の1分。山口が左からロングスローと見せかけ手前に渡して野寄選手がクロス。ヘディングクリアを山本君がダイレクトシュート。しかしこれはブロックされました。

3分。山本君が左へ流れてきてスローインを受けます。そこを土屋君と、今季甲府に移籍してきたアカデミー卒の先輩、大島君でサンドして奪います。ウキウキの展開。

16分。山口ゴールキックからロングボール。有田選手がヘディングで落として 山本君が拾って突っかけます。DFラインを抜け出しそうになりましたが、カバーが入りました。

36分。GKからロングキック。競ったこぼれを拾った山本君、スルスルと2人抜いてクロス。これはクリアされました。

51分、甲府が鳥海選手のシュートで先制点。64分に山本君は宮吉選手と交代です。

山口の中盤は左右も前後も圧縮していて、運動量を求められるシステム。それに対して山本君はよく走っていました。

第2節、第3節はベンチには入りましたが出番なし。

そして第4節、大宮2-1山口。

山本君はHTで交代出場。 末永選手に代わって投入され、左MFに入りました。

すると後半始まってすぐの50分。横山選手がシュートを決めて山口先制。

しかし直後53分、大宮が追いつきます。山口自陣での横パスを大宮CB下口選手がカット、藤井選手へ。戻ってきた 山本君が背後から奪いに行きますが、取り切れずスルーパスを出されます。抜け出した小島選手が決めました。もうちょっとで防げたのに、惜しい。

61分。山口のゴールキックからヘディングで弾き返し合う展開。最後に山口FW古川選手が競り勝って、有田選手がフリック、山本君が抜け出します。ペナルティエリア手前までドリブルしていきますが、大宮ボランチのアルトゥール・シルバ選手に体をねじ込まれました。惜しい。

62分。次の山口のゴールキックからの展開。ロングボールのクリアを有田選手が拾って残し、成岡選手がペナルティエリア正面の山本君へパス。山本君はミドルシュートに行きますが、GK正面。ここからの展開で大宮がカウンター発動、一気に山口ゴール前まで行きますが、山本君がしっかり戻ってきてクリア。えらい。

79分に大宮が決勝点をあげます。左CKをニアで杉本選手がすらします。これを山本君がゴールカバーに入ってダイビングヘッドでクリア。しかしアルトゥール・シルバ選手がこぼれをダイレクトシュート、倒れていた山本君のところに飛んできますが、今度はクリアできず。これを二つともゴールカバーしていたらスーパークリアだったのですが、惜しい。

85分。右サイドに開いてボールを受けた山本君、中へドリブルしてパスをペナルティエリア正面の宮吉選手へ。宮吉選手はターンからミドルシュート。しかしこれはGK正面。

終了間際アディショナルタイムの93分。右サイドでボールを受けた山本君。フェイントを入れて相手を外すと、左足インスイングのクロス。パワープレーで上がっていたCB松田選手がヘディングシュートに行きますが外れました。惜しい。

試合はここで終了。大宮の逆転勝ちです。

ここでルヴァン杯が入ります。1stラウンド1回戦、大分2-3山口。

この試合山本君はフル出場でした。

まず31分の1点目に絡みます。プレスをかけてボールを奪った山本君。左サイドをドリブルで攻め上がり、ボディフェイントを入れてカットインからのミドルシュート。この方向を末永選手が変えてゴール。山本君アシストです!

さらに69分の3点目。自陣からのロングボールにDFを弾き飛ばして抜け出した山本君。ふわりとしたクロスでGKの頭上を越すと、ファーで古川選手がヘディングシュートを決めました。アシスト2本目です!

この時点で山口が3-0のリードだったのですが、この後2点返され、危なかったけれども山口が何とか逃げ切りました。

第5節、第6節は、ベンチ入りしましたが出番なし。第7節、秋田1-0山口。

65分に秋田が小松選手のヘディングシュートで先制すると、68分に山本君は末永選手と交代で出場。2トップに入ります。

70分。左サイドから岡庭選手がロングスロー。このクリアを山本君がダイレクトボレーでミドルシュート。ボール1個分外れます。めっちゃ惜しい!

アディショナルタイムに入って94分。左サイドから横山選手がクロス。このクリアを山本君がダイレクトボレーのミドルシュート。先ほどと同じような位置で、今度は低く地を這うシュートでしたが、ブロックされました。惜しい。

95分。右サイドに開いてボールを引き出した山本君、一人かわしてドリブルでペナルティエリア侵入。しかしクリアされます。ですがすぐにまた右サイドで抜け出した山本君。ペナルティエリアに侵入し、折り返しのパス。しかしここからのシュートはブロックされました。

秋田がウノゼロで逃げ切り。山口の追い上げは届きませんでした。

第8節、山口1-1愛媛。

山本君は70分、有田選手と交代で投入されて、2トップに入ります。

85分。自陣からのロングボールで、競り合いのこぼれ球を拾った山本君はドリブルからのミドルシュートを放ちますが、わずかに左に外れます。惜しい。

88分。浮いたボールの競り合いで遅れて飛び込んできた山口のキム・ボムヨン選手が、足裏を見せていて危険なプレー、一発赤紙退場。この結果、山口は10人となってしまい、山本君は守備でその分下がって守ります。

アディショナルタイムの93分。愛媛が左サイドに展開していくのを山本君がずっと追って行って、最後蹴り出しました。えらい。しかしそこはしのいだものの、次で失点。左ハーフウェーライン辺りからのロングボールのクリアを愛媛・甲田選手が拾ってラストパス。佐藤選手が左足でファーに巻くシュートを決めて追いつかれます。

97分。自陣ゴール前FKからの ロングボール。山本君が左サイドでうまく体を入れて確保。そこから中へドリブルし、押されても倒れず、中央から左へ展開。末永選手がクロスを上げると、ファーで岡庭選手が戻して、山本君がシュートに行きます。しかしこれはブロック。惜しい。

最後はお互いに攻め合ったけれどドローで終わりました。山口は赤紙後に追いつかれただけに、雑な飛び込みが悔やまれます。

そして本日最後は、ルヴァン杯1stラウンド2回戦、山口1-1PK5-3鹿島! ジャイアントキリング!

山口1点リードの状況で、山本君は80分に山本駿亮選手と交代で投入されます。

しかしその直後81分。鹿島DFラインからロングボール。これをレオ・セアラ選手が競り勝って師岡選手のシュートが決まり、追いつかれます。

そして延長戦でも決着がつかず、PK戦へ突入。山本君は2本目に登場。しっかりと決めました。

その後に鹿島の柴崎選手がPKを失敗。先行の山口が5本全部決めて、5-3で勝利。この結果、次はウチとの対戦となったのです。すごい!

さて序盤、山本君は交代出場が多く、ポジション確保とは行きませんでした。しかしこの後流れが変わっていくのです。それは明日。

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2025/05/18

vs町田 大敗

ひさびさの大敗なので、ダメージが大きい。

2025J1第17節、vs町田は0-3。

仕事中なので、勝利によるモチベーションアップを望んでいたのですが、逆に大幅ダウンです。

これで朝まで仕事なのつらい。

やけ食いぐらいしかできない。夜中だけどラーメン食べよかな。

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2025/05/17

偵察町田vs京都・清水と町田戦展望

さて連戦となっておりますJリーグ。しかしそれを跳ねのけて、連勝を続けたいところです。まずは偵察。

2025J1第15節、町田1-2京都。

24分、京都にアクシデント。原選手が肉離れを起こしたのか座り込んでしまい、奥川選手と交代します。原選手は京都でロングボールのターゲットとしてめっちゃ働いているので、これはけっこうピンチ。

しかしアクシデントは町田にも起きました。35分。左アウトサイドに入っていた中山君が、福田選手との競り合いの時にジャンピングヒップアタックを側頭部に食らった形になって、脳震盪を起こして交代です。

さてそんな波乱含みの試合で先制したのは町田です。39分。左サイドのスローインを林選手がロングスロー。低い弾道でゴール前まで飛んでいきます。これを岡村選手がすらし、ファーで望月選手が押し込みました。

後半に入り73分、京都が同点に追いつきます。右サイドでつないでいって、福田選手がペナルティエリアに入ったところで縦パス。ゴールラインぎりぎりで奥川選手がクロスを上げると、マークを外してフリーになっていた平賀選手がヘディングシュートを決めました。

試合終盤は町田の構成が続いていたのですが、アディショナルタイムの95分。京都が決勝点をあげます。ヘディングでボールが行き交う場面、町田CB岡村選手の胸コントロールが大きくなったところ、京都の奥川選手がつつき、平賀選手がつないで、須貝選手がカットインからシュート。これを岡村選手がスライディングでブロック。京都の川崎選手が拾ってパスを出しますが、これも町田CB昌子選手がカット。しかしこのこぼれを京都の福田選手がダイレクトのミドルシュートで決めました。

執念の攻防を京都が制して京都の劇的逆転勝ちです。

第16節、清水2-2町田。

先制点をあげたのは町田です。21分。縦パスがオ・セフン選手に入り、左のナ・サンホ選手へ。ペナルティエリア内左側からクロスを上げると、一つ遅らせてフリーで走り込んできた西村選手が、ゴール隅へ狙いすましたスタンディングヘッドでゴール。

後半に入り66分、清水が追いつきます。清水のクロスを町田がクリア。これを町田CBドレシェヴィッチ選手が足元でコントロールせずに流して前を向こうとしたところ、背後から清水の乾選手がボール奪取。これにドレシェヴィッチ選手が足を出して引っ掛けてしまいPK。北川選手が決めました。

しかしいきなり直後の67分。どれぐらいいきなりだったかと言うと、DAZNの中継はまだPKリプレイ中でした。昌子選手が対角のロングボール、望月選手が競り勝ちボールはペナルティエリア内へ。ミッチェル・デューク選手がヘディングで外へはたいて西村選手がクロス。ファーで林選手がヘディングシュートを決めました。

しかし84分、清水が再び追いつきます。左サイドからカピシャーバ選手のアーリークロス。ニアに走り込んだドウグラス・タンキ選手が、ワンバウンドした難しいボールにうまく合わせてヘディングでゴールです。

試合はこのまま終了。町田は二度追いつかれて逃げ切りに失敗しました。

これを踏まえて町田戦の展望です。町田は堅守速攻、ウチはポゼッションと、対照的なチームなので、試合は多分噛み合うと思います。どちらが己のサッカーを貫けるか。特にウチが中2日でコンディション的に不利なので、そこでどれだけがんばれるかどうか。

守備では。

長いボールを使って前線に送り込む町田。そのターゲットはまずオ・セフン選手です。ここの空中戦で負けたくない。また、右アウトサイドに入る望月選手も192cmの長身で、もう一つのターゲットになります。ここもしっかり潰したい。さらにセカンドボールをしっかり拾いたいので周りの選手もしっかり反応して。

得点源として今一番怖そうだなと思うのは、西村選手です。今季マリノスから移籍。パンチのあるシュートを持ち、シュート意識はとても高く、足の振りも速いので、いきなりドカンと飛んできます。ゴールに飛び込んでいく動きもさすがです。しっかり捕まえたい。

さらにもう一つ注意したいのが、町田のロングスロー戦術。僕自身はロングスローに対して忌避感がなく、要するにセットプレーみたいなもんでしょと思って見ているのですが、ただ一つ注文をつけるとすればロングスローの質。山なりでようやくゴールエリアに届く程度のスローでは、あまり脅威ではないと思うのです。ところが町田のロングスローを投げる林選手は、低い弾道でゴール正面まで投げられます。これはもうすでにFKです。ターゲットは岡村選手の場合が多く、とても危険。しっかり捕まえたい。

攻撃では。

中2日なので疲労を考えて先発をごそっと変えてくるのではないかという予想があるのですが、ただシーズンの初めの頃と違って全体の底上げがなされており、それでもちゃんと回るような気がします。三丸さんを左CBにして、左2枚刃にするのかな。こっちサイドを押し込めるととてもいいので、がんばって!

注目しているのは手塚君です。熊坂君と山田君のボランチコンビは、前節2人合わせて走行距離が26kmを超えるという走りっぷりだったので、休ませるんじゃないかなと思うのですが、普通に白井&手塚のコンビで行くのか、それとも手塚君を一列上げて使うのか。マリノス戦の感想に書いたように、僕は手塚君のシャドーに可能性を感じているので、そこにも注目。

そしてポイントになるのは細谷君ではないかと思います。先発を変えるとしたら木下&細谷の2トップが考えられるんですけれども、現在町田は3バックをしいているので、2トップだときれいにはまってしまう可能性があります。そこで細谷君がちょいと引いたシャドーのポジションを取ったりすると、混乱を招けるのではないか。そこからズバッと走り込んでいって、得点をあげてほしいなと思います。がんばって!

とにかく連勝街道を続けたい!!

勝ちましょう!!

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2025/05/15

vsM さらに前進する勝利!!!!

課題克服しながら4連勝です!!!!

2025J1第14節、vsマリノスは2-0!!!!

複数得点&完封が2試合続きました。いいですねえ(^^)/

1点目はジエゴさんのクロス、垣田君のポスト、小泉さんのシュートです。レイソルHPの小泉さんのコメントを見ると、チームで想定している形であることが伺えます。だから相手より早く反応して飛び込めるんですよね。いい流れですねえ。

2点目は久保君がサイドをえぐって折り返し、木下さんがダイレクトで押し込みました。木下さんの職人芸です。さすがです。

あとこの試合で興味深かったのは、交代の仕方。85分の交代で小泉さんのに代わって入ったのは手塚君。

いつものポジション的には、手塚君がボランチに入って山田君を一列上げるのかなと予想する形なのですが、交代後、手塚君はそのままシャドーの位置に入っていました。

実は手塚君って一個前をできるんじゃないかなとずっと思っているのです。しかも、今のメンバー的に、小泉さんと同タイプの人がいなかったんですよね。ターンして前を向けて、ラストパスやクロスの質がある、かついいミドルシュートを持っている手塚君はシャドーが向いている可能性がある。

今までのポジションだとこのシステムなら左アウトサイドかなと思っていた三丸さんが、実は左CBを準備していて、ばっちりはまっていた。それを考えると、手塚君も準備してるのかなと、ウキウキするのです。

さらにですね、そのままボランチだった山田君がこの試合、両チームトップの走行距離13.965kmを記録。二位は久保君の12.833kmと、1km以上多いのです。ちなみに先週末第16節の1位は新潟・新井選手の12.546kmです。めっちゃ走っている。

なんか山田君が、どんどんボランチにフィットしていってるんですよね。昨年もボランチでプレーして試合はありましたが、ボランチもできる、じゃなくてむしろこっちが天職なのではないか、というはまり具合です。

どんどんチームが進化していくのが目に見えて、それで4連勝。もう言うことないです。

ただ、連勝はどれだけ続いてもいいものなので、ぜひぜひ次もお願いします!

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2025/05/14

偵察Mvs浦和・Cとマリノス戦展望

ACLの影響で延期となっていたマリノス戦。週中の試合で連戦になるけれど、勝って連勝続けたい! ということでまずは偵察。

さてACLがあったため、マリノスの試合消化も変則的になっています。まずは2025J1第11節、浦和3-1マリノス。

これは4/20の試合。この前4/18にホーランド監督が成績不振で解任となっております。キスノーボヘッドコーチが暫定で指揮を取りました。

試合開始早々、ヘディングの競り合いで頭を打って、先発のマリノス宮市選手が脳震盪で交代となります。この後の試合に戻ってきているので大事には至らなかった模様。よかった。

先制点は浦和で、前半アディショナルタイム。ペナルティエリア手前のFK。これを蹴るのはサヴィオさん。壁の上を越すのかと思っているところ横を抜いてファーに決めました。壁の位置がちょっと甘かったかも?

後半に入りすぐの46分、浦和が追加点。マリノス自陣スローインをゴール前に投げます。これをマリノスCB諏訪間選手がキックミス。ボールはゴール方向に転がっていき、ほっといても入る感じで実質オウンゴール。これを浦和の渡邊選手がごっちゃんゴールで押し込みました。

59分にマリノス1点返します。素早いスローインを行って右サイドでヤン・マテウス選手が受けるとペナルティエリア内の植中選手へ。植中選手は相手をブロックしながら中へパス。山根選手のシュートは浦和グスタフソン選手に当たって、コースが変わってゴールイン。

さてこの後、浦和が交代でサヴィオさんを下げたら攻められなくなり、マリノスが押し込む展開になります。

しかしそれでも浦和が追加点を取りました。88分。左CKでキッカー原口選手。これは一度はね返されましたが、松本選手が拾ってもう一度原口選手へ。今度は縦へ持ち出してクロス。ボザ選手がヘディングシュートを決めました。

90分にマリノスのャン・マテウス選手がシュートを決めますが、その前に植中選手がオフサイドとなっており取り消し。試合は浦和が逃げ切りとなりました。

この後マリノスはACLに向かい、アル・ナスルに1-3で敗れます。そしてキスノーボ監督が5/5に正式に監督に就任して、この間の第16節となります。C大阪1-0マリノス。

まず開始早々の4分。C大阪の左CKをマリノスがクリア。左サイドのスローインから高橋選手がクロスを入れると、CKの流れで残っていたC大阪CB畠中選手がヘディングシュート。ゴールネットを揺らしましたが、これはオフサイドです。

しっかり点が入ったのは24分。C大阪の喜田選手が中盤でボールをカットすると、前方のルーカス・フェルナンデス選手へ。フェルナンデス選手は右にコントロールして逆を取り、左前方へパスを出します。これをハットン選手がGKの股下を抜いてしっかりと決めました。

マリノスは惜しいシュートがいくつかありました。一番惜しかったのが67分。左サイドを植中選手が抜け出して、中央の渡辺選手へパス。ここからもう一度左に展開すると、今度は永戸選手が受けてクロス。ファーで宮市選手がヘディングシュートを決めました。

しかしVARオンフィールドレビューが入ります。植中選手が抜け出すシーンで、マリノスの遠野選手がボールを奪ったC大阪上門選手を引っ掛けて倒していることを確認。この結果、植中選手がボールを拾って抜け出せていて点に繋がったので、ここでファールを取ってゴール取り消しとなりました。

試合はC大阪が逃げ切り。マリノスの苦境は続きます。

ということで、これを踏まえてマリノス戦の展望です。2試合見た感じ、キスノーボ監督は4-4-2で来る模様。そうするとウチとはミスマッチになるので、ポジション取りが重要。相手ははめて、こちらははめさせない。そういう駆け引きで、まず上回りたい。

守備では。

マリノスはタレントは抱負なので、現在調子が上がっていないと言っても油断は禁物。しっかりと抑えていかないといけません。

4-4-2で右サイドMFに入る宮市選手が調子よさそうで要注意です。縦に出る抜群のスピードがあり、クロスを上げるだけではなくゴール前にも飛び込んできます。しっかり捕まえたい。

右SB松原選手は中に入ってきてのどっかんミドルシュートがあります。C大阪戦でも枠に1本当てていました。フリーで打たせちゃだめ。しっかり捕まえたい。

2トップでは、もちろんアンデルソン・ロペス 選手も怖いのですが、植中選手が元気です。むしろ植中選手がいるので2トップになってるんじゃないかと思うほど。運動量が多く、幅広く動き回り、積極性も高くグイグイ来ます。こちらもしっかり捕まえたい。

攻撃では。

ズレが生じるはずなので、サイドで優位を作りたい。現在のウチは先発次第で色々なパターンを作れます。右CBに原田さんが出れば、右のトライアングルで。左CBに三丸さんが出れば、左2枚刃で。さあどちらで行くのでしょうか。まずはそこに注目。

またズレを大きくするためには、中央での球さばきも重要。熊坂&山田の、アカデミー卒先輩後輩コンビは、試合を重ねて成熟度を増しています。振り回しちゃってください!

前節の垣田君ポストプレーから小屋松さんが引き受けて、前線に入った細谷君がCBとの対決を制する形は、このチームの理想の形の一つだと思います。ということで、ぜひとも再現していただきたい! 細谷君が繋いで垣田君どっかんでもいいですよ! ばんばか決めちゃってください!

連勝続けたいよ!!

勝ちましょう!!

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2025/05/11

vs岡山 前進している勝ち方!!!!

いい勝ち方です!!!!

2025J1第16節、vs岡山は2-0!!!!

まずですね、先制点が細谷君だったというのがすばらしい! しかも非常にいい形での得点です。

細谷君もウチのアカデミー育ちなんだから、パスサッカーにフィットできないはずがない、動きが整理されてくれば活躍するはずだ、と思って応援していたのですが、まさにそういう点の取り方。

垣田君がポストに入って下がったところ、細谷君は前線に残り、ポストプレーから引き受けた小屋松さんのバスを受けました。CBから離れるようなコースを取ってファーストタッチで前に出ると、さらにもう一つ外にボールを置き、かつシュートを浮かせてCBもGKもかわします。もう本当に中身のぎゅっと詰まったすばらしいゴールです。

こうしてチームの流れの中で細谷君が得点を取れるようになれば、得点力倍増間違いなしなのですよ(^^)/

そして課題だった2点目が取れたのも大きい。ジエゴさんもナイスシュートでした!

さらに渡井君が3点目取ったかと思ったところ、ジエゴさんのファールで取り消されてしまいましたが、これはまだまだ点が取れるということで、惜しかったけれどもとてもいいこと。

非常にいい形の勝利だったと思います。この調子で連勝を続けたいですね!

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2025/05/10

偵察岡山vs神戸・名古屋と岡山戦展望

延期の試合も入ってきて連戦となる中の2試合目。ぜひ連戦連勝を続けたい。ということでまずは偵察。

2025J1第14節、神戸2-0岡山。

お互いが堅守速攻のチームなので、中盤の潰し合いが激しかった前半。シュート数では神戸の方が優勢で試合が進んでいました。

そして後半に入って51分、神戸が先制点。神戸右SB酒井選手が前線へロングボール。抜け出した佐々木選手がペナルティエリア内でダイレクト ヒールパスで落とすと、受けた宮代選手が左へ一つ外してシュートを決めました。

73分、神戸追加点。右サイドで佐々木選手が抜け出し、ドリブルでペナルティエリア角まで引っ張ると横パス。受けた宮代選手がさらに左へ出すと、走り込んだ井手口選手が左足ダイレクトミドルシュートを決めました。

試合はこのまま神戸が逃げ切りです。

第15節、名古屋0-0岡山。

この試合もお互い堅守速攻のチーム同士で、守り合いでスタートします。

後半にだんだんシュートチャンスが増えてきて、75分。岡山GKブローダーセン選手が前線へ向けてパントキック。岡山FWブラウン選手と名古屋CB佐藤選手が競って、こぼれ球がゴール方向へ転がります。岡山の木村選手が抜け出してシュートを流し込みました。ただギリギリでオフサイドとなり得点ならず。

後半は双方に惜しいシーンがありましたが、スコアレスドローで終わりました。

これを踏まえて岡山戦の展望です。岡山はJ2でもずっと堅守のチームを作り続けてきており、しっかりとした土台が出来上がっています。そこでうまくJ1に順応している印象です。なのでまず、切り替えや球際で負けないことが基本。

守備では。まず気をつけなければいけないのがルカオ選手です。その突進ぶりが話題になっています。191cm91kgと大型でありながらスピードもあって、ゴリゴリとDFをなぎ倒していく重戦車ぶりを見せています。しっかり抑えたい。

またここ2試合交代で使われているブラウン・ノア・賢信選手も、189cmと大柄ながらスピードがあるFW。ロングボールで大型でスピードのあるFWをターゲットにするというのは、編成の段階で考えられていることが伺えます。ボールの出所も抑えたい。

そしてカウンター1本やりかと思いきや、シャドーに江坂さんを補強しています。一つのプレーで局面をガラッと変えてしまう異才の持ち主。ボールを渡したくないので、しっかり潰したい。

あと気になったのが、選手交代の流れの中でこういうシーンがあったことです。神戸戦の後半のセットプレーで、ルカオ選手191cm、立田君191cm、ブラウン選手189cm、柳育崇選手188cm、そしてキッカーが神谷君という、非常にやばそうなラインナップがありました。気をつけたいところ。

攻撃では。

引き続き三丸さんが左CBに入る予想なので、左サイドが二枚刃になります。こちらを制圧したいところ。がんばって!

そして左シャドーに仲間君が先発の予想。岡山は古巣で、ウチがJ2に落ちた時に対戦がありました。あの時の仲間くんを見ていて、めっちゃ効いていたので、帰ってきてくれてたらいいのにと思ったら実現したんですよ。前節はアシストだったので、今節はドカンと恩返し弾を決めちゃってください! がんばって!

ミラーゲームになるので、うまいことローテーションしてサイドで数的優位を作って崩したいなと思うんですけれども、ただ単純にクロスを上げても真ん中が立田君で大きいので、一工夫欲しいところ。ワンタッチ職人木下さんが一発決めてくれそうな気がします! よろしくお願いします!

三連勝したい!!

勝ちましょう!!

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2025/05/07

vs清水 一得点以上の!!!!

ウノゼロ逃げ切り!!!!

2025J1第15節、vs清水は1-0!!!!

振替休日で今日が世間ではGW最終日ですけど、僕は仕事がありまして。

仕事中には確認できないので、仕事明け、どきどきしながら結果を見ると。

勝ってる!!!!

しかもですね、スマホに途中経過で通知が入ってて、それは1-1になってたんですよ。最初にそれがちらっと表示されたので、喜びもひとしお。

1点はどこから来たんだと思ったのですが、あれですね、ドウグラス・タンキ選手のヘディングシュートがVARでキャンセルになったやつですね。いやー、危なかったですねえ。

決勝点はきれいでしたねえ。古賀君のロングスルーパスは完璧でしたし、仲間君の抜け出しもお見事。クロスとそれに合わせた垣田君もドンピシャ。最高の一撃でした。1得点なんですけど、芸術点を加算してくれてもいいんですよ。

それから特筆ものなのは木下さんです。

アディショナルタイム、清水に押し込まれている展開で、ゴールカバーに入って失点を防ぎました。その前のカウンターのチャンスは決め切れなかったけど、あのゴールカバーは1点もの。アディショナルタイム同点は泣いちゃうので、1得点以上の大殊勲です!

これで連勝となりまして、連戦をいい形でスタートできました。この調子で突き進みたいですね!

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2025/05/06

偵察清水vsFC東京・名古屋と清水戦展望

GW最後となる火曜日の試合、清水戦です。と言ってもウチはGW中1試合延期しているので、ここでしっかり勝っておきたい。ということで、まずは偵察。

2025J1第13節、FC東京0-2清水。

ボール保持は清水ですが、攻めてるわりにシュートは打てていない。それに対してFC東京は保持したいはずなのにできていませんが、カウンターがあるのでシュートは打てているという、五分の状態で前半が進みます。

その中で先制したのは清水。前半アディショナルタイム、中盤右サイドからFK。これはクリアされますが、セカンドボールを回収し続けて波状攻撃。最後はマテウス・ブエノ選手の浮き球のパスを、高橋さんがヘディングで繋ぎ、FC東京の遠藤選手がクリアしようとしたところに乾選手が先に飛び込んで、蹴っ飛ばされてPK。北川選手がしっかり決めました。

さらに後半、79分。センターサークルでボールを受けた乾選手がドリブルを開始、寄せてきたFC東京CB岡選手の股下を抜いて逆を取り、ペナルティエリアに入ったところでシュート。もう一度カバーに来た岡選手の足先に当たって、コースが変わってゴールイン。

試合はこのまま清水が逃げ切りで勝利。

第14節、清水0-3名古屋。

名古屋が守備時マンツーマンで捕まえて、清水の良さを消していく展開。

36分、名古屋先制点。右サイドから内田選手がクロス、ゴールエリアのニア角手前ぐらいで稲垣選手がヘディングシュート。GKの頭上を越えてファーサイドへ送り込む、かなり難しいシュートを決めました。

後半に入りすぐの48分、名古屋追加点。右サイドから名古屋の内田選手がクロス、清水CB高橋さんのヘディングクリアが、前の宇野選手に当たってこぼれると、和泉選手がシュートを決めました。

直後50分にダメ押し。名古屋が自陣の低いところからつないでいって、右サイドで内田選手が抜け出すとマイナスの折り返し。これをペナルティエリア手前で受けた山岸選手がさらに左に出すと、走り込んだ椎橋君が蹴り込んでゴール。

そのまま名古屋が最後まで崩れることなく、逃げ切りとなりました。

これを踏まえて清水戦の展望です。清水は前節こそ完封負けを喫しているのですが、それでも順位は6位。今年昇格してきて好調を続けています。コンディション的にはGW中の試合がなかったウチの方が有利なのですが、難敵です。

守備では。

まず何と言っても乾選手を抑えなくてはいけません。高いテクニックをいかんなく発揮して、攻撃に違いを生み出しています。しっかり抑えたい。

チーム得点王は6得点で北川選手です。サイズもスピードもあって、ゴール前で陣取るストライカーらしいストライカー。しっかり捕まえて。

そしてボランチのマテウス・ブエノ選手です。名古屋はここを抑えることによって、前線のタレントたちへの配球を断ち、機能不全に陥らせていました。ウチも見習いたい。

攻撃では。

とにかくまず今僕が一番注目しているのは、細谷君がこのサッカーの中で、どれぐらいフィットしていけるのかどうかです。特性を生かして裏にスペースができそうな時だけ先発というのでは物足りないのです。シャドーの位置に入った時にも、役割を整理すればいけるはず。細谷君がもう一段ギアを上げて点を取ってくれることが、チームに必要です。がんばって!

FW陣の垣田、細谷、木下は、組み合わせて使われていて、3人合わせて現在7得点。シーズンの3分の1ほど過ぎたことを考えると、まあまあのペース。しかしやはりここも、もう一段ギアを上げていきたいところです。垣田君も木下さんもがんばって!

さてもう1人注目を上げるとすると山田君でしょうか。ボランチで出るようになり、ビルドアップで色々なところに顔を出してはボールを引き出し、さらに状況に合わせてシャドーの位置に上がり、そして最近得点にも絡んでいる。どんどんプレーの幅を広げていっています。どこまで進化できるのか。点もどかどか取ってほしい。がんばって!

ここから連戦なので、まず白星が欲しい!!

がんばれー!!

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2025/05/05

J3観戦記 ワッド君その1 最初のチャンスはものにできず

さて本日の観戦記は琉球に武者修行に行っているワッド君です。出だしは良かったのですが。

2025J3第1節、群馬0-0琉球。

ちなみに琉球には、田中君と同期でウチでトップチーム昇格はできませんでしたが高卒で甲府に行った大和君と、U-15までウチにいた手塚君と同期の茂木君がいます。二人とも先発。大和君は特に気になってるんですよね。

そしてワッド君がプロデビュー初先発です!

22分。琉球左サイドFKをゴール前に上げず縦に出し、そこからクロス。ワッド君がヘディングシュートに行きますが、タイミングが微妙に合わず強く叩けず。

52分。群馬スローインの展開から琉球がボールを奪うと、ハーフウェーライン手前で受けたワッド君がそのままドリブル開始。並走する相手を振り切り、ペナルティエリア脇まで運んでクロス。富所選手のボレーシュートは外れました。惜しい。

87分。ボールを受けたワッド君、素早くターンして前を向き右前方へパス。どフリーの味方に通りそうでしたが、群馬GK近藤選手が飛び出して確保。惜しい。

この直後88分に、ワッド君は佐藤選手と交代。ポストワークに入ったり、高さを生かして競り勝つシーンが他にもいくつもありました。ただ、U-18の試合で見ていた感じからすると、全体としてはもうちょっと仕掛けたかったかもしれません。でも緊張するデビュー戦としてはがんばったと思います。

第2節、琉球 0-1 FC大阪。

ワッド君は先発。

34分。佐藤選手のDFライン裏へのロングボールに反応、左サイドに抜け出したワッド君。ダイレクトでポケットに向けてパスを送ります。これはスライディングクリアされて、CKへ。

39分。浮き球のパスに足を伸ばしてコントロールしたワッド君。巧みなボールタッチで1人かわして前方へパス。これはカットされました。

64分。右サイドの荒木選手からペナルティエリア手前の平松選手へパスが通り、これをダイレクトでDFライン裏に出すと、ワッド君が飛び出しますが、DFが先にボールを確保。しかし諦めずに粘ってボールを奪ってパスをつなぎます。ここからの攻撃はシュートブロックされて得点にならず。

74分。富所選手がドリブルからスルーパス。少し遅れたように見えたワッド君がスピードを見せてDFに競り勝ち、外へはたきます。茂木君のクロスはファーに抜けていきました。

75分にワッド君は高木選手と交代。直後の78分、FC大阪が得点を挙げて逃げ切り。琉球はホーム開幕勝利なりませんでした。

第3節、琉球0-1福島。

この日ワッド君は先発を外れ、ベンチスタートです。88分に佐藤選手と交代で投入されました。

試合終了間際のアディショナルタイム93分。琉球左サイド中盤からのスローインは前方へのロングスロー。相手のヘディングクリアのセカンドボールをワッド君が上手いコントロールで足元に収めると、ドリブルからクロス。これは相手がブロックしてスローイン。そしてここでまたロングスロー。このクリアを回収し平松選手がロングボールを入れると、ワッド君がヘディングで神谷選手へ繋ぎます。シュートはブロックされました。

そのまま試合終了で、福島が逃げ切りとなりました。

第4節はワッド君ベンチ外です。

第5節、讃岐1-0琉球。

この試合もワッド君はベンチスタート。73分に讃岐が森川選手のシュートで先制すると、直後74分、富所選手に交代してワッド君が投入されます。

79分。琉球左サイドのスローイン。ワッド君がペナルティエリア左端で受けて、ターンして縦へ抜けます。角度のないところからのキックはゴールニア上隅を狙ったのかなと思うのですが、上へ抜けていきました。

86分。琉球の守備からパスが出て、自陣で受けたワッド君がドリブルで次々とかわしてボールを運びます。走るコースをクロスした永井選手がボールを引き取り、浮かせたパスを出しますが繋がらず。

このまま試合終了。琉球は開幕から5戦勝ちなしが続いています。

この次はリーグ戦ではなく、2025ルヴァン杯1回戦、琉球0-2福岡。

ワッド君は先発。J1のチームと対決です!

13分。琉球の永井選手が右サイドからドリブルして、ペナルティエリアに侵入しパス。ワッド君のマーカーはアカデミーの大先輩、上島君です。ワッド君は足元で止めず後方に流してターン、一瞬上島君のマークを外してシュートチャンスを作りますが、カバーの田代選手の体ごと持っていくスライディングタックルを食らいました。J1の洗礼、手厳しい。

17分。左サイド永井選手が、ドリブルからペナルティエリア内のワッド君へパス。ここもマーカーが上島君で、アカデミー先輩後輩対決です。少し左へ動かして小さなモーションで上島君の股下を抜くシュートを放ちますが、GKがキャッチ。

19分。ハーフウェーラインまで降りてきてボールを受けたワッド君、ドリブルで持ち上がり左前方の庵原選手にパス。しかしこれは田代選手がカットします。

さて、この試合福岡CBに上島君がいて、アカデミー先輩後輩対決なのですが、アンカーに秋野君もいるので、そこでも先輩後輩対決が勃発。ボールを散らす秋野先輩をワッド君が消しにいきます。

そして34分。左サイド吉本選手からのアーリークロスに、ワッド君が飛び込みます。タイミングばっちりに見えましたが、寸前でGKも飛び出してきてパンチングクリア。惜しい。

43分。左サイドからの連携で、庵原選手とワット君がワンツー。庵原選手が抜け出してシュートも、GKブロック。

58分に福岡が北島選手のシュートで先制。69分にワッド君は佐藤選手と交代です。試合は90分に福岡がダメ押し入れて、格上J1のチームとしてしっかりと勝ち切りです。

この後、ワッド君第6、7節とベンチで出番なし。さらに第8節からこの間の第11節までベンチ外が続いています。最初にチャンスをもらっていくつかいいところは見せたと思うのですが、やはりプロは結果。特にFWは目に見える結果が欲しいところ。次のチャンスはいつ来るのか。がんばって!

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