天皇杯vs川崎 あそこまでがんばったのに
めっちゃ厳しい敗戦。
第103回天皇杯決勝、vs川崎は0-0PK7-8。
松本君はビッグセーブも見せ、PK戦でも何本も止める大活躍を見せていたのに、サドンデスになって最後GK同士の対決で決着がついたなんて、かわいそう。
守備は最後まで集中していて120分完封。
あとは点取るだけだった。そういう点では、最後に競り負けたことも含めて、今季の課題が最後まで出た試合。
これが来年につながって、悔しさを晴らせたらいいなあ。
めっちゃ厳しい敗戦。
第103回天皇杯決勝、vs川崎は0-0PK7-8。
松本君はビッグセーブも見せ、PK戦でも何本も止める大活躍を見せていたのに、サドンデスになって最後GK同士の対決で決着がついたなんて、かわいそう。
守備は最後まで集中していて120分完封。
あとは点取るだけだった。そういう点では、最後に競り負けたことも含めて、今季の課題が最後まで出た試合。
これが来年につながって、悔しさを晴らせたらいいなあ。
さあ、いよいよ来ました天皇杯決勝! 元旦決勝がなくなって残念だなあと思っていたのですが、リーグ終了直後の決戦も、今季の締めという感じで悪くない。まずは偵察。
2023J1第33節、川崎3-0鹿島。
むしろ最初は鹿島の方にチャンスがあった試合の入り。しかし先制したのは川崎で34分。左サイドのタッチライン際から登里選手がDFライン裏、ペナルティエリア左へパスを出すと、マルシーニョ選手がうまくコントロールして抜け出しマイナスの折り返し。これを走り込んだダミアン選手が押し込みました。
63分、川崎2点目。右サイドから山根選手がアーリークロス。ボールはファーサイドへ抜け、先に鹿島右SB須貝選手が触りますが、マルシーニョ選手が奪って折り返し。ダミアン選手が押し込みました。
84分に川崎ダメ押し。左サイドでのFKで家長選手が前線へクイックリスタート。抜け出したダミアン選手に対して鹿島GK早川選手がスライディング、倒してしまってPK。脇坂選手が決めました。
川崎が盤石の勝利です。
第34節、鳥栖0-1川崎。
双方ポゼッションのチームですが、むしろ守備がしっかり中央を締めて守っているのが目立っていて、シュートが少ない試合の入り。
その後お互い攻撃も活性化するのですが、それでもどちらかといえば守り合いで進みます。
試合を決めたのは87分。
これを踏まえて天皇杯の展望です。川崎はシーズン序盤は負けが込みましたが、後半調子を上げ、10月以降の公式戦10戦負けなしでリーグを終えています。しかし言えば我々も10月以降一つしか負けていないのです。残りが全部追いつかれた引き分けだからイメージが悪いだけ。8月以降と範囲を広げても2敗です。10/29の対戦も悪くなかった。自信をもって、まずはしっかり試合に入りたい。
守備では。
ぶっちゃけ多士済々すぎて、誰を抑えればいいという感じではない。しかも直近の2試合でメンバーを大きく変えているので、先発がちょっと 読みづらいのですが。
まずダミアン選手には注意したい。今季はあまり活躍できていませんが、最後の最後に復調した模様。偵察した試合では非常にいい動きをしていました。しっかり抑えたい。
ダミアン選手が先発しない場合は小林選手だと思うのですが、こちらも調子はよさそう。一瞬でも隙を見せるとやられるので、要注意です。
左サイドのマルシーニョ選手も要注意です。スピードのあるアタッカー。動きが切れていて、とても調子がよさそうでした。裏に抜けることも自分から仕掛けることもできます。しっかり抑えたい。
そして相手の話ではないのですが。
この試合、犬飼さんが規定で出られず、ジエゴさんがJリーグ最終節の赤紙で出場停止。ということでDFラインに変更があることは確定。そして二枚変更はこの間の鳥栖戦と同じシチュエーション。あの試合では2失点してしまいましたが、今度はしっかり抑えたい。特に立田君は今季 非常に苦労したと思うので、最後に一発、会心の試合を見せてほしいです。がんばって!
攻撃では。
多分ウチがカウンターを狙う展開だと思うのですが。
何と言っても、もう今季は細谷君に活躍してもらわなければ始まりません。相手CBがどの組み合わせで来るのかも読みづらいのですけれど、とにかくドカンとぶっちぎってほしいです!
そしてサヴィオさんです。カウンター狙いと思われるこの試合、二人の得点に勝負の行方がかかっています。ズバッと決めちゃってください!
さて、最近の展望記事では右サイドの山田雄士君に期待を寄せていましたが、この試合は規定で出場できません。そこに誰が入るのかも注目。小屋松さん先発の予想を見かけました。小屋松さんもスピード十分なタイプ。カウンターでズバッと切って落としてほしいです!
終わりよければすべてよし!!
勝ちましょう!!
またもや追いつかれて引き分け―。
2023J1第34節、vs名古屋は1-1。
小屋松さんからサヴィオさんのカウンターでの得点はお見事で、ゲームプラン通り。あともうちょっとで逃げ切れたのになあ。
ジエゴさんのハンドの判定は仕方ないと思います。腕が身体から離れている。ただ、一発退場厳しいなあ。天皇杯決勝出られないのかなあ。
ユンカー選手のPK、松本君が触っていました。弾き出せてたらスーパーヒーローだったのに惜しい。
横浜FCは負け、ウチは一応勝ち点1を積み上げたので、降格は免れました。最低限の目標はクリア。
あとは天皇杯決勝です。こいつが取れれば、今年の不振を全部返してお釣りがくるので、ぜひ勝ちたい! がんばって!
さあリーグ最終戦。残留争い的には大敗しなければ大丈夫なのですが、天皇杯決勝が控えているので、やっぱり勝っていい形でつなぎたい。ということでまずは偵察。
2023J1第32節、湘南2-1名古屋。
お互いカウンター狙いで、奪うと縦に速く攻め、忙しい展開。
その中で先制点は湘南です。15分。左サイドで引いて受けた阿部選手がアーリークロス。右サイドで抜け出した平岡選手が体に当てて前へ持ち出し、GK目前で横へパス。これを大橋選手が 押し込みました。
23分、湘南に追加点。クリアボールを拾った阿部選手が、二人かわして前へパス。抜け出した大橋選手が独走、GKと一対一になります。頭上を狙ったループシュートは名古屋GKランゲラック選手が超反応で触りますが、浮いたこぼれ球を大橋選手がヘディングで押し込みました。
後半に入り名古屋が1点返します。63分。稲垣選手の縦パスがペナルティエリア内へ。和泉選手が落として久保選手が横へ繋ぐと、森島選手のシュートにはブロックが入りますが、こぼれ球をそのまま走り込んで久保選手が押し込みました。
その後も名古屋は攻勢。ラストプレーのCKではGKランゲラック選手までが上がり、しかもダイビングヘッド。かするところまで行ったけれども、湘南GKソン・ボムグン選手に抑えられて、追いつくことができませんでした。
名古屋はなんとシュート24本、枠内シュートも16本あり、それでも1得点。湘南GKソン・ボムグン選手大活躍という試合で、湘南が残留争いの中、貴重な勝ち点3を得ました。
第33節、神戸2-1名古屋。
神戸の優勝がかかった試合。勝てば神戸優勝という状況で、そこで先制点を挙げました。12分。左からの神戸スローインのクリアを、神戸がヘディングでつないで行って、大迫選手が治めるとDFライン裏へパス。ここに井出選手が飛び出してシュートを決めました。
直後14分、すぐに追加点。佐々木選手から左サイドに開いていた大迫選手へ展開。大迫選手は一つ縦へ持ち出してクロス。これをゴール前の武藤選手がダイレクトで合わせました。
30分に名古屋が1点返します。神戸GK前川選手からのキックを、名古屋CB藤井選手がヘディングで跳ね返します。これが前線に抜けてくるとユンカー選手が体を入れて、トゥーレル選手を抑えてシュートを決めました。
激しい展開はこのまま続き、けれどスコアは動かず試合終了。神戸優勝となりました。
これを踏まえて名古屋戦の展望です。
守備では。
名古屋とウチは戦術的に同じタイプ。どちらもカウンターがほしい。しかしどちらかというと、残留争いしているウチの方がまず失点を避けたいので、しっかり守らなければいけません。
さてそうなった時にまず抑えなければいけないのは、何と言ってもユンカー選手です。体の使い方がうまく、抜け出した時に五分のボールもしっかり納めシュートに持ち込みます。そしてそのシュートテクニックは抜群で、ちょっとした隙でも決めてきます。しっかり抑えたい。
どちらかというと向こうがボールを持つ展開になるような気がするのですが、そうなった時の名古屋の攻撃パターンは両サイドからの崩しです。森下選手は自ら突破するだけではなく、パスで永井選手を走らせるパターンもあります。クロスは高精度。中に入ってきてのシュートもあります。しっかり抑えたい。
逆サイドはがっちり固まっているわけではありませんが、夏の補強でやってきた久保選手が元気です。テクニックがあり、ドリブル突破を見せています。要注意。
シャドー、もしくはアウトサイドのポジションに入る和泉選手も、しっかりしたテクニックを持ち、急所を突くプレーをできるので、注意が必要です。
攻撃では。
向こうにユンカー選手がいるのであれば、こちらには細谷君がいます。どちらのエースストライカーが試合を決めるかの勝負。絶対に細谷君に勝ってほしい! ドカンと決めちゃってください!
両アウトサイドが高いポジションを取った時、さらに左右CBもボールを持って前に出てきます。カウンターを取るならその裏というわけで、当然まずはサヴィオさんの活躍が必要です。ずばっと行っちゃってください!
そして最近ここによく名前をあげている山田雄士君です。対面が日本代表になるかもしれませんが、そこで活躍してこそ帰ってきた甲斐があるというもの。今季最後の試合で武者修行の成果を象徴するようなプレーを一発お願いします!
まず残留、そして天皇杯!!
勝ちましょう!!
最後となります今季のJ2観戦記。本日は徳島の森君です。
2023J2第40節、長崎1-2徳島。
この試合、森君は先発から外れていて、ハーフタイムに交代で投入されました。
すると54分。GKへのバックパスにプレスに行く森君。スライディングでパスカットしますが、立ち上がってボールキープは間に合わず。惜しい。
66分には、ハーフウェーラインからのロングボールを西谷選手が落として森君がキープ。そして足裏で落とすと、白井君がダイレクトでミドルシュート。これはGKがセーブしますが、こぼれを西谷選手が拾ってクロス、森君がヘディングシュート。叩きつけたいいヘッドでしたが、GKがビッグセーブ。めっちゃ惜しい。
69分に徳島が決勝点を入れます。長崎のクロスをクリアすると、徳島がセカンドボールを拾って森君へ。森君が引っかかりそうになりながらもキープして前を向くと、追い越して行った白井君にスルーパス。白井君はドリブルしながら、相手がパス警戒で下がって行くのとGKのポジションが前目なのを見極めて、うまく巻いてのミドルシュートを決めました。お見事! そして森君のアシスト!
徳島が逆転勝ちを納めた試合でした。
第41節、徳島0-0藤枝。
森君は先発。ちなみに藤枝には中川創君が在籍しています。左CBで先発。アカデミー先輩後輩でマッチアップになりました。
3分の徳島。右サイド藤枝のプレスを杉本選手がドリブルで突破してスルーパス。森君が抜け出してペナルティエリアに侵入、2人外して左足でシュートを打ちますが枠外でした。惜しい。
39分、藤枝にアクシデント。カウンターを潰した中川君にイエローカード。これが2枚目で退場となってしまいます。先輩後輩対決は突然終了。
62分。徳島DFラインから田向選手がロングボールを蹴ると、杉森選手がヘディングで落とし、これを森君がダイレクトボレーのミドルシュートに行きます。これは上に外れました。惜しい。
直後63分、徳島。杉本選手がドリブルでペナルティエリアに侵入し、ゴール正面でうまくフリーになった森君へパス。森君はダイレクトシュートを狙って右足を振りますが、うまくミートせず。
76分に森君は渡選手と交代。試合はそのまま0-0で終了。
そして最終戦第42節、秋田1-1徳島。
試合の内容とは関係ないのですが、何度か見ている秋田の吉田謙監督のコメントが、味わい深くて好きなのです。めっちゃ朴訥。雄弁な吉田監督との差がすごい。何を聞かれても「走る」しか言ってないw
さて試合の方は、秋田の守備が上回って徳島がポゼッションするも前に進めない展開。森君にうまくボールが入りません。放送席でも解説の柱谷哲二さんが「ファジーなボールでもいいから入れたらいいのに」とコメントしていました。
そんな中でなんとか35分。縦パスを受けた森君が前を向き、ドリブルで一人剥がすとミドルシュート。これはDFにブロックされました。
後半に入り48分、秋田に先制点。右CKを中村選手がヘディングですらすと、なんとこれがすぐ後ろにいた森君を直撃。きれいなヘディングシュートになって、オウンゴールになってしまいます。入れるのはそっちのゴールじゃない。
試合はこのまま秋田のリードで進み、このままでは森君の今季最後がオウンゴールで終わってしまうという後半アディショナルタイム94分。DF ラインからロングボールが出ると、渡選手がヘディングで右前方のペナルティエリア内にいた森君へ繋ぎます。森君が浮き球をトラップしたところに秋田DF才藤選手が足を振り、ボディに綺麗なミドルキックが決まってしまって森君ダウン。当然PK。これを森君本人が、落ち着いてGK の逆をついて決めました。
劣勢が続いた徳島が、ギリギリのところで引き分けに持ち込んで、今季終了となりました。
さて、今季の森君を見ていた感想ですけれども。
最初のうちはいまいちチームにフィットしていなかったのか、出場機会が限られていましたが、中盤に覚醒。ばかすか点を取りました。
ちなみに昨日も山田君のレンタルバックについて触れましたが、正直言うとウチはあの頃細谷君以外の得点源不足に悩んでいたので、森君をレンタルバックしたいなと真剣に思っていました。
昨年の時点でもすでにJ1で得点は挙げており、高い能力の片鱗を見せていましたが、徳島でさらにスケールアップした印象。裏に抜けるスピードは元々自信を持っていましたが、さらにシュートの思い切りに磨きがかかりました。
みんなが何にもないと思っているようなタイミングで、びっくりするような強烈なミドルシュートを何本も決めていました。あれはすごい。
ただド派手に活躍しすぎたのか、その後そういう距離でも体ごと潰しに来られたりと警戒感が増すと、得点は止まり沈黙。12点を取った後、9月10月は無得点で終わり、最終戦にPKでようやく13点目。相手の対策を上回るというところにちょっと課題が残りました。
これはぜひ来季ウチに戻ってきて、そこで解決してほしいと思います。戻ってきてー!
昇格プレーオフの関係で J 1よりも一足先に最終戦を迎えた J 2 。ということで今季の観戦記はそれぞれ最後となります。本日は水戸の鵜木君の残り3試合です。
ところが鵜木君はコンディションがよくなかったのか、出番があまりありませんでした。
2023J2第40節、藤枝1-0水戸。こちらはベンチ外。
第41節、磐田5-0水戸。
鵜木君は77分に後藤田選手と交代で出場。
79分。ボールを奪って寺沼選手が右へ展開。鵜木君はワンタッチからすかさず ミドルシュート。元レイソルの磐田GK三浦君が横っ飛びでセーブし、弾き出しました。惜しい。
アディショナルタイム91分に磐田が5点目を入れ、水戸が一矢報いることができるかというところで、95分。ドリブルで上がった鵜木君がアーリークロス。ファーで寺沼選手がCBと交錯。シュートには 持ち込めませんでした。
試合は磐田の大勝で終了。
そして最終節第42節、水戸1-1清水。ここも鵜木君はベンチ外。これで2023年シーズンは終了です。
さて、今季ずっと見てきた感想は。
レイソルでは山田雄士君が、あまり見ないシーズン途中でのレンタルバックとなり、いきなりポジションを獲得しましたが、鵜木君もかなりの成長を見せています。
もともとウチにいた時からネルシーニョ監督の元で薫陶を受け、守備での運動量はぐっと上がっていました。水戸でもそれに磨きがかかり、激しいプレスに素早いプレスバックと、今ウチに帰ってきても守備面ではもう十分に貢献できるレベルです。
そしてさらに成長を見せたのが攻撃面。もともとテクニックには定評がありましたが、それをどこでどう発揮するのか。その自分の型が確立されたという印象です。右サイドでボールを受けると積極的にドリブルで仕掛け、クロスに持ち込みます。クロスも抜き切らずに上げてみたり、多彩な面を見せています。
そして今季一番印象に残ったのは、得点力の向上。シーズン途中までは無得点で、僕は攻撃的MFであれば得点力はほしいなあと思って見ていたのですが、第25節に初得点を挙げるとその後も得点を重ね、5得点まで伸ばしました。特に千葉戦で決めた思い切りのよい、とんでもないミドルシュートは、ウチで言ったら往年のクリスティアーノさんを彷彿とさせるようなものでした。
この姿勢の変化はとても大きい。来季ウチに帰ってきてくれれば、今のウチの2列目に必要な運動量や守備での貢献は十分にでき、そこに攻撃面で大きな武器を加えられる存在になりました。大活躍をしてくれるのではないかと期待が高まります。
ぜひともそうなってほしいです。
今回はちょっとな引き分け。
2023J1第33節、vs鳥栖は2-2。
前節、前々節の引き分けは1-1だったので、追いつかれたのは嬉しくないけれど完封がノルマではきつすぎるから、どちらかというと必要だったのは追加点、という感想だったのですが。
今回は先制されたけれど、2点取って逆転していたので、逃げ切りたかったなあ。僕の希望通り、山田雄士君、サヴィオさん、細谷君が活躍して2得点なので、あそこまではうっきうきだったんですよ。
あと、そもそもあんなに早い時間に失点したくなかった。
後方に3人の出場停止があったから、となっちゃうのは代わりに先発した人たちにとっても悔しいことでしょうし。
それに今季最後に待ち構えている天皇杯決勝は、最低でも犬飼さんと雄士君が元のチームですでに出場しているので出られないということがわかっているので、そういう点でも、先発変更を跳ね返して勝ちたかった。
気になる残留争い直接対決、横浜FCvs湘南は、ウノゼロで湘南の勝利。湘南はこれで残留。勝ち点差3でウチと横浜FCの争いに絞られたのですが、得失点差が12あるため、記録的大差のぼろ負けをしなければほぼ大丈夫。
ただ、あんまりすっきりしない結果です。
最終節は勝って、いい形で天皇杯に行きたいですね。
さあシーズン終盤の大一番、鳥栖戦がやってまいりました。残留争いをしている横浜FCと湘南が今季直接対決。片方が負ける可能性が高いので、ここで我々はどうしても勝ちたい。まずは偵察。
2023J1第31節、名古屋1-1鳥栖。
先制店を奪ったのは鳥栖でした。10分。後方でのビルドアップから菊地選手がロングパス。長沼選手が抜け出して、深いところから一つ戻すと、堀米選手がダイレクトでグラウンダーの速いパスをペナルティエリア内に送ります。これを小野選手が右足アウトサイドでダイレクトシュート。ゴールへ送り込みました。ただし、VARからのオンフィールドレビューが行われ、抜け出した時の長沼選手のボールコントロールが肩ではなく、ちょっと先の腕に当たっているとしてハンド。得点取り消しです。
40分には名古屋。名古屋のロングボールを鳥栖GKパク・イルギュ選手がペナルティーエリア外で処理しようとしたところを、永井選手が狙って奪い、無人のゴールへボールを送り込みます。ただしこちらもVARからのオンフィールドレビューとなり、浮いたボールを永井選手がヘディングでつついた後、腕に当たっていてハンドの判定。これで両チーム一つずつゴールが取り消されました。
前半はこれで終了。スタイル的にボール保持は鳥栖ですが、チャンスは圧倒的に名古屋で、名古屋ペースで試合が進んでいます。
それが後半、さらに名古屋側に傾きます。50分。名古屋カウンターの場面で入れ替わったユンカー選手を、鳥栖CB山崎選手が引き倒してしまって、赤紙一発退場。鳥栖は10人となってしまいます。
すると65分、名古屋がリード。左サイドを藤井選手と森下選手で作って、藤井選手がクロス。ファーサイドの深いところで久保選手がダイレクトで折り返すと、ゴール正面のユンカー選手が押し込みました。
1点リードした名古屋ですが、これで意識が守りに入ったのか、ちょっと下がった状態になります。これがまずかった。これで鳥栖が高い位置へ ボールを運べるようになりました。
そして試合終了直前の89分。原田選手から菊地選手へと左へ展開。サイドで受けた横山選手がドリブル突破からクロス。ニアで冨樫選手がヘディングシュート、うまくファーに流し込んで同点としました。
押し込まれ10人になり悪い流れの中、鳥栖が1点もぎ取って、勝ち点を奪ったという試合になりました。
第32節、鳥栖1-3横浜FC。
こちらの試合もスタイル的にボール保持は鳥栖、しかしカウンター狙いの横浜FCの方がシュートシーンが多いという形で試合が進みます。
10分。横浜FCが先制点。右サイドを連携で崩して、山根選手がクロス。ペナルティエリア中央に上がっていたユーリ・ララ選手がダイビングヘッドを決めました。
14分、鳥栖が追いつきます。右サイドで原田選手がスルーパス、裏へ抜けた長沼選手がグラウンダーで折り返し。中央に走り込んだ岩崎選手が滑り込んで潰れて、抜けてきたボールをファーで堀米選手が押し込みました。
前半アディショナルタイムに横浜FCが追加点。DFライン裏へのロングボールに、鳥栖の菊地選手と横浜FCの山根選手が並走。山根選手が競り勝ってペナルティエリアに侵入しシュートに行こうとするところ、菊地選手が後方から山根選手の蹴り足を蹴った形になって、VARからのオンフィールドレビューでPKに。これをカプリーニ選手が決めました。
そして後半、鳥栖に押される展開が続く中で89分。左中盤の横浜FCのFK。大きく右へ展開すると、サイドで受けた近藤選手が縦突破から切り込んでいってペナルティエリア侵入。ゴールライン際からのマイナス折り返しとみんなが予測する中、近藤選手は裏をかき、右足アウトサイドキックでGKの股下を抜いてゴールを決めました。
先に湘南が勝って試合を終えていた崖っぷち横浜FCが快勝です。下のチームがみんな踏ん張るから、残留争いが大変なことに。
これを踏まえて鳥栖戦の展望です。鳥栖は川井監督の元、一貫してパスサッカーに取り組んできていて、しっかりとした攻撃の形を作っています。ただ、偵察2試合とも鳥栖がボール保持をしながら、カウンターを狙う相手チームに抑えられて、試合の流れは相手に持っていかれました。ウチもこれを目指したい。
守備では。
よく練られているなと思うのは、ボールを持った時のサイドでの連携です。3人ぐらいでポジションをローテーションしながら繋ぎつつ、裏を狙っています。ここをまずしっかり抑えたい。
その両翼にいるのが長沼選手と岩崎選手です。二人ともスピードがあり抜群の突破力。中へ入ってきた時のシュートもあります。要注意です。
そうやってサイドから崩した時に中で待っているのは、富樫選手の先発予想。体が強く、がっちり競れる選手です。しっかり捕まえておきたい。
攻撃では。
多分ウチがカウンターを狙う展開になるので、ここで活躍してほしいのは、まずは当然、細谷君です。代表初得点の勢いをこの試合に持ち込んでほしい! コンディション調整大変だと思いますが、しかしここが今季一番点がほしいところです。ぜひともドカンと決めてください!
細谷君と素晴らしい連携を見せているサヴィオさんも活躍を期待。細谷君へのラストパスだけでなく、自分でもズドンと一発決めちゃってください!
鳥栖が両サイドを高く上げて人数をかけて攻めてくるので、その裏は狙い目。そこで山田雄士君にも活躍してほしい! 帰ってきてから既に2点取っていますが、どんどこ点取ってほしいのです。がんばって!
他会場の試合結果にもよるけど、ホーム最終戦で残留を決めたい!!
勝ちましょう!!
当たり前のように大勝です!!!!
2026カナダ・メキシコ・アメリカW杯アジア2次予選、日本代表5-0シリア代表!!!!
そして細谷君が代表初ゴールです!!!!
66分に交代出場していた細谷君、82分に締めくくりとなる5点目を取りました。しかもアシストが伊東君ということでレイソルサポはうきうきです。左サイドに回っていた伊東君が右足アウトサイドでクロス。細谷君はそれを胸トラップ、左足のシュートを決めました!
ちなみに伊東君は4アシストと大活躍した模様です。すばらしい!
さて「した模様」と書いたのは、試合を直接見ていないから。この試合はテレビ中継がありませんでした。前回のカタールW杯の予選はDAZNが放映権を持っていて、アウェイゲームはそちらで見ていた。しかし今回はそういう形でもなく、日本の動画サイトでも中継がありませんでした。
二次予選は各国サッカー協会が放映権を持っていて、それをシリアサッカー協会がUAEのPROという代理店に売っていた模様。そちらが高値をふっかけてきて、放送しても時差のせいで視聴条件が悪いので、各局が二の足を踏んだということのようです。
森保監督の記者会見にそこのCEOが現れて、「我々は悪くない。一度合意したのに日本が破棄した。高値でふっかけてなんかいない」という会見をしていました。まああっちの文化は自己保身の嘘に対して日本より寛容だから言い訳じゃないかなー、と思いつつ記事を読んでいた。日本側の話と付き合わせると、日本が折れないので最後は下げたみたいなのですが、その時にはもう編成的に間に合わないとどこも中継断念したという感じでしょうか。
正直言うと、近年のサッカー業界に蠢く守銭奴どもへの僕の好感度は深海底を這っている状態なので、億単位の損失を出したのかと思うといい気味だという気分です。そもそも今回のW杯もFIFAが儲けを狙って参加国増やし過ぎなので、ちょっと白けているところがあるのです。
日本語の解説を諦めれば、中東の動画サイトの試合中継は見れた模様。合法のところもちゃんとあったようなのですが、ただ、仕事から帰ってきてもやることがあって、日本語がないとながら視聴できないので、見なかったのでした。後で細谷君のゴールシーンだけ、動画を見た。
そう言えばJリーグ発足以前は、代表の試合中継ないのなんてざらにあったなあ。ただ、あのころと違うのは、ネットが発達したことによって、ちょっと手間だったり不便だったりするけれど、映像を見る手段はある、ということですね。
さて、細谷君は週末も一仕事してほしいわけですけれども、コンディションは大丈夫かなあ。レベル差ありすぎる二次予選より、そっちが心配です。
U-22も大勝です!!!!
国際親善試合、U-22日本代表 5-2 U-22アルゼンチン代表!!!!
確かに、地球の裏側から来てもらったウチのホーム戦なので、コンディション的にアルゼンチンの方が不利なのですが。
それにしてもこんな勝ち方するとは。すごい。最近の日本代表の躍進にU-22もついていっています。細谷君がフル代表に呼ばれて喜んでいましたが、うかうかしていられないのではという感想を持つほどでした。
まず先制したのは日本です。18分。松木選手から、ペナルティエリア手前左サイドの佐藤選手に縦パス。佐藤選手はカットインしてミドルシュートを決めました。
22分にアルゼンチンが同点に追いつきます。左サイドの佐藤選手が、マークのついているCBに強引なバックパス。これは予想できていなかったのかCB木村選手のコントロールが浮いてしまい、そこを奪われてスルーパス。ソラリ選手が抜け出してゴールを決めました。
後半になっての50分、アルゼンチンが1点リード。アルゼンチンが日本DFライン裏へのロングパスを送ると、バングーナガンデ選手が引き倒してしまって黄紙。このFKをアルマダ選手が軽いタッチで直接ゴール。右上隅へと送り込みました。
しかしここからがすごかったのです。66分に日本同点。右サイドの半田選手から、ペナルティエリア手前でフリーになっていた鈴木選手へパスが通ります。鈴木選手は左足ミドルシュートをきっちりと隅へ打ち込みました。
75分、日本が逆転。ボールを奪って左サイドの松村選手へ送ると、松村選手は縦に行ってペナルティエリアに侵入しクロス。ファーで半田選手がコントロールし、落ち着いて中央へパス。走り込んだ鈴木選手が押し込みました。
81分。中盤で受けた松村選手が、一つ運んでペナルティエリア正面から左足でゴール上隅に巻いたシュートを決めます。
88分。自陣DFライン辺りから藤田譲選手がロングボール1本。これに福田選手が抜け出してペナルティエリアに侵入すると、落ち着いてGKの股下を抜いてゴール。
これで試合終了。なんとびっくり、アルゼンチンから5点奪取しての大勝です。すごい!
特にシュートがみんな落ち着いていて、しっかりコースに決められていました。とてもいいシュートばかり。
これが続けられれば得点力増が期待できます。先々が楽しみな勝ち方でした。
さて実は3日後にアルゼンチンと日本は再戦するそうなのですが。
こちらの方は非公開。コンディションが上がって、しかもリベンジしなければと燃えるアルゼンチンに対しどれぐらい戦えるかというのは、とても興味のあるところですが、見ることができないそうです。そんなあ。
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