日記・コラム・つぶやき

2019/12/05

ただより安いものはない

ビューン、期間限定で雑誌の無料配信を行うテストマーケティングを開始 HON.jp News Blog 19/11/27

電子書籍では無料キャンペーンはもう珍しくないのですが、この記事の注目点は、「ビューンが提供する「ブック放題」のTwitterアカウントとFacebookページで配信される。」という部分です。

ブック放題は月額500円の読み放題サービス。もう十分安い。サービスに入っている人なら、追加で読んでもお値段が上がるわけではないので、実質的には無料と同じ。

なのに、無料キャンペーンを打つ。「無料」という言葉のいかに強いことか。ただより安い物はないな。そう思ったわけですよ。

確かに、紙の本の購買行動を考えると、書店で歩いていて表紙やタイトルに惹かれ、中をぺらぺらとめくって確認して、面白そうだと感じたら買う、ということが普通。そう考えると、ネットでもいかに中身を確認してもらうか、その敷居を低くすることは重要です。中を見てもらわなければ面白さも伝わらない。その究極が無料キャンペーン。

僕も最近は、まず読んでもらおうと、カクヨムで発表しています。ただ、思うのはですね。

小説はこのような投稿サイトが盛んなので、無料で読めるものがたくさんあります。ほんとにたくさんあるから、埋もれてしまう。さらに、それだけたくさんある中で、いかにお金を払ってもいいと価値を認めてもらうのか。そういう価値を作っていくのか。

これはセルパブだけではなくて、商業出版にも影響してくることだと思われます。読者からしたら、どこに載っていても小説は小説。その状況に慣れてしまえば同じものだからです。

本は買うものだという固定概念が、まず無料で読めるということにとってかわられたら、けっこう厳しいんじゃないか。

目にはっきり見えない質の差で、それだけの価値を生み出せるだろうか。

なかなか難しい課題ですね。

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2019/12/04

アナログの勝利

ここ何日か、余裕があるので原稿バリバリ進めようと思っていたのです。年末は毎年恒例で忙しいことを考えると、なおさらここが貴重。

しかしその目論見通りには進まず、筆は滞りがち。

一日一章ぐらい進むだろと思っていたのに、さっぱりだったのです。なんでシーンが出てこないのかなと、長風呂に使って見たり、いろいろしてみましたが、ほんとにさっぱり。

これはどうも構成に穴があり、そのせいで進まなくなってしまっているっぽい。しっかり構成できていれば、その伏線を書くだけでも結構なボリュームがあるはずで、それをきっかけに話が進み始めるはず。そこが甘いのでは。

そう推察して、落ち着いていったん整理しようと、本日、紙に相関図を書き起こしてみました。

すると詰まっているところがすいすいっと解けた。

思うに、字を書くという時には、その字の形を思い出さなくてはいけないので、脳内では図形的な処理もされているはず。思考を司る部分だけではなく、全脳的に働きだすのではないか。

構成を考える時、以前は手書きメモだったのですが、クラウドを使えばどこでも見れるということで、最近はPC上に箇条書きにしてた。ですが、キーボード叩くより、鉛筆握った方がよかったみたいです。アナログの勝利。

ちなみに映像処理部門も働いて、これから出す新キャラの顔もポンと思いつきました。そのキャラに特徴的な表情がつかめると、すいすい動き出すのです。

何日か滞っちゃったけれど、何とか挽回して、年内に三章分ぐらいは出したい。行けるだろうか。

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2019/12/02

寒波は寒い

寒波は寒いです(当たり前)

急に冷え込んで、最高気温が10℃以下な日もあります昨今、いかがお過ごしでしょうか。僕はコタツから出られません。特にトイレ。トイレが寒いんじゃよ。

先月半ばにはアメリカを大寒波が襲って、モンタナ州で-34℃という記事を見ました。北極圏からの寒気が流れ込んだ模様。

空気は暖められると膨張し密度が下がって軽くなり、上昇気流を作ります。それが上空で冷やされて、今度は下降気流となって戻ってきます。地球上で一番暖かいのは当然赤道付近で、そこでは上昇気流が発生しており、それが上空で冷えて落ちてきて、赤道の周りには高気圧帯が発生します。逆に極付近は一番寒いので下降気流が起きていて、ここにも高気圧帯ができます。それがはみ出して各地を襲う。これが寒波です。

北極振動と言って、はみ出し方の激しい年とそうじゃない年があるようで、今年はどっちだろう。激しい年なんだろうか。温暖化が進むにつれ、この対流を起こす熱エネルギーが大気中に溜め込まれているためか、なんか寒波も強くなっているような気がします。秋をあまり感じないうちに冬になったような。

そんな愚痴を言いながら、今日もコタツで丸くなって、原稿執筆中。

まあ外に出たくなくなっているので、作業ははかどるのですけれど。

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2019/12/01

今年ラスト一か月

12月になりました。今年もあと一か月です。

暦は昔々、農業を発達させるためにとても役立つ発明だったわけですが、罪作りですよね。一年を区切るから、もう終わりだという気分になるんですよ。ひいては人生の終わりも意識することになるし。なんでか寒くなってなんでか暑くなってなんでか死んでた、という暮らしだったら、ストレスがない……いや、別の問題があるな。

という愚痴は置いておいて、あと一か月です。

ちなみに年末は毎年恒例お仕事大忙し期間なので、実質残り三週間です。

ということで、やり残しを確認しよう、今年の目標なんだっけと、元旦のブログを見てみますと。

リバランスと書いてありますね。確かにそれはずっと気にしてきた。仕事とのリバランスはだいぶ取れた。

あとはインプットとアウトプットのリバランスですね。今書いている最中の『マルくんのおことわり』が何章分かあるのですが、手を付けた分を全部出せたら、今年書いたのが児童書換算二冊分ぐらいになる。昨年よりはだいぶ改善。

ということで完遂しなくてはいけません。あと三週間!

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2019/11/28

勝ち筋と改善

コミティアの記事で書きました通り、いろいろ改善点について考えているのですが。

僕はもともと作戦考えるのが大好きな参謀タイプなので、もはや趣味なのかもしれない。

ということで、自分の作戦だけではなく、ニュース記事を見ながら、例えばレイソルが常勝クラブになるためには、とか延々考えていたりします。

ただ、それが無駄ということではなく。そういう視点でいろいろなものを見ていると、勝つためには何が必要なのかなということがわかってきます。今感じているのは、勝ち筋。どうやって勝つか。その方向性。あとゴール設定も大切ですね。どこら辺が目標なのか。

これがぶれていると、補強がうまくいかず、毎年毎年必要な選手が変わって、積み重ねがなくなる。これで勝てるのは、資金力で圧倒していて、無駄な補強してても選手の地力だけで勝ててしまう場合だけ。

さて、サッカーに関してはオフシーズンに突入して補強話も出てくるでしょうから、その時書くとして。

これを一般化して、では自分の活動に役立てるとしたら、という部分。

やっぱり勝ち筋を作るのは大切です。自分の得意を見極めて、そこでどうやって勝負に持ち込むか。それをどうやって届けるか。ゴールはどこか。

大まかなところではイメージできているのですが、細部のところはまだまだ手探り。いくつか微かにいい反応はあるのですが、まだつながって流れになるまでには作れていない。

うまく一本の勝ち筋を作りたいなと思います。

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2019/11/21

読書週間アニメ週間

このあいだの電子書籍利用率の記事で、けっこう一か月に一冊も読まない人がいるという話題に対して、自分もそうだと書きましたが。

小説家なのにそれはどうなのかと思われてしまうので、ちょっと詳しく書いておくと、読む時はやたら読むのです。

自分の中で、読書週間、漫画週間、アニメ週間みたいなものがあり、妙にそれを見たくなる時期がふいにやってきます。読書週間は二か月ぐらい前にあって、好きなシリーズものを頭からもう一度ずっと読んでた。先月読んでないのは、それが収まったのち、漫画週間が来たから。こちらも同様でやたら読んでた。

現在起きているのはアニメ週間です。作業中アニメ流しっぱなしになっていて、ここ何日かは『ジョジョの奇妙な冒険』。面白過ぎるアニメは手が止まり、作業効率悪くなってよくない。

このように、僕の中ではどれも面白くて等価なので、このあいだの記事のような論調になるわけですね。

さらに、どの週間が発生しても、もうちょっと、もうちょっとで寝るのが遅くなり、生活リズム崩れるんですよね。日曜日は早起きしなくてはいけないのに、まずい。

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2019/11/19

電子書籍利用率と読書量

電子書籍の利用率は25.2% ~ 文化庁 平成30年度「国語に関する世論調査」より HON.jp News Blog 19/11/12

記事タイトル通りの調査なのですが、いくつか注目したい数字があって。

一つは電子書籍の利用率が上がっていること。平成25年度調査で17.3%が、6年後の今年で25.2%。

うむ! ここが伸びてくれないと、作家の将来真っ暗だから、とてもいい話。どんどん伸びてほしい。

人類史の中で人間が便利さに抵抗できたためしがないので、とにかくここに対応するのは超重要。アナログレコード的にコレクターアイテムとして紙の本が残るのはあり得ることだけれど、それは本当にディープなファン向けの話なので、その需要はそんなに多くない。それを踏まえて生態系を構築するべきで、読み違えると死ぬ。

もう一つは、これと関連した話。月に一冊も本を読まない人がけっこういるそうです。47.3%。そして読書量が減っていると答えた人が、67.3%。

ただですね、さっきの電子書籍利用率は、漫画、雑誌が入っているんですけど、こっちは入ってないみたいなんですよね。そうするとですね、僕が先月、一冊も読んでないんですよ。文字を読んでいないのではないのです。ここで規定されている「狭義の本」を読んでいない。

先ほどの便利さの話で言うと、情報流通がネット上に移行していくのは必然で、その時この、古い定義は意味あるのかなあと思っちゃうんですよね。出版がピンチだという話になる時に、たいてい主語がここなんですよ。「文化的に価値があり」絶やしてはいけない「立派な本」。

でもね、物語を伝えるのに表現形式に優劣なんてないでしょと、漫画家から小説家に転身した僕は思うわけですよ。小説、漫画、アニメ、ドラマ、映画、形式による得意不得意はあるけど、面白いかどうかしか価値を測る物差しなんてないじゃん?

なのに、ミステリー小説は入ってて、漫画が外れてるのはおかしい。

そしてエンタメ成分以外の、情報とか思想とかについても、本という形にパッケージ化されていなければいけないものなの? とか。

つまりですね、本があの形をしているのは、出版流通の都合から来ていたのであって、そこが変わろうとしている現在、その形も取っ払って考えなければいけないのではないのかなと。これを見て単純に「本を読まない、もしくは減ってる人がいる。よろしくない!」と考えてはだめなのではないのかなと。

実は一瞬、自分もそう単純に考えたのち、思い直したという話なのでした。

とにかく、これはある種の革命なので、がんばって考え抜いて生き延びなければと思います。

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2019/11/06

学力向上

幅広いジャンルを読む子供ほど学力向上 ~ ベネッセ教育総合研究所が「電子図書館まなびライブラリー」利用データなどの調査結果を発表 HON.jp News Blog19/10/31

昨年もありました、ベネッセ教育総合研究所の報告。通信教育の成績データと電子書籍サービスのデータを突き合わせて、読書の効果を測るという、なかなかいい研究です。

昨年は、読書量の効果が大きいのは、実は算数の成績だという結果でした。問題文がきちんと読めない子は、けっこういるのです。何を質問されているのか読み取れない。それでは計算のプランが立てられない。

さて今年は、量ではなく、質がどういう影響をもたらすかということですが。

こちらはあまり意外な結果ではなく。いろいろ読んでいる子の方が、特に社会の成績がいい。暗記科目はどれだけ物知りかで決まる部分があるので、ある意味当然の結果です。

ただ、これ、もともと興味があるからそういう本を読み、その科目の成績もいい、というパターンが考えられるので、むりやり読ませればいいのかというと難しいところかなと思います。

僕は理科っ子、特に宇宙が大好きだったのですが、そのきっかけが何だっただろうと考えると、SFの影響が大きかったような気がします。僕が子供のころは、子供向けアニメでもSFが多く、宇宙船がしょっちゅう出てきていました。たのしいお話から、その背景の舞台に興味が出る。

ということで昨年の記事でも無理やり宣伝していたので、今回もw

『友だちみんな宇宙人』。君の隣の友達が、宇宙から来た調査員だったら、という日常系SFです。よろしければぜひどうぞ。

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2019/11/04

カクヨムロイヤルティプログラム

本日は最近のニュースから。

小説投稿サイト「カクヨム」で広告収益の分配が受けられるロイヤルティプログラムが開始 HON.jp News Blog 19/10/30

記事タイトル通りです。広告を掲載して著者に利益配分するプログラム。僕もカクヨムに載せているので、登録してみましたよ。登録自体はそんなに時間もかからず簡単。

ただ、広告のON/OFFしかないので、何が自分の作品のわきに表示されるのかは、ジャンルも指定できず、わからない。あと、各章の下にも表示されているので、読み終わった余韻をぶち壊される危険性も。

最初見た時には、小学生くのいちの児童小説『天下統一!』下に、育毛剤の広告が出ていて、内容と全くマッチしていないと苦笑いしてました。

こうして書き手に多少なりともリターンがあるのはいいことだと思います。

ただ、これでマネタイズできるかというと、難しい。結局、PV至上主義が強化される方向になってしまうので、先鋭化していくのかなあとちょっと懸念があります。最適化してしまうと、絞り込まれてしまって、多様性がなくなるんですよね。そうすると読者の取りこぼしも起きてしまう。その辺どうなるか注目です。

ちなみにせっかくですので、今載せている作品の宣伝などを。

『天下統一!』 山深い里で育てられた、小学生くのいち、しのぶちゃん。腕前はかなりのものだけど、世間知らず極まりない。主君として仕える優を天下人にしようとあれこれ策を練る、ドタバタコメディ。優はそんな争いに向いていないと頑なに反対する、優の母で先代くのいちの時子との戦いも見ものです。

『マルくんのおことわり』 こちらは現在連載中。言環理という不思議な力が支配する世界で、母を亡くし身寄りのなくなった幼い少年マルトが、言環理使いの三人のお姉さんたちに引き取られ、かわいがられて振り回されるファンタジー。現在じわじわと舞台の謎がにじみ出てきているところ。

『友だちみんな宇宙人』 美形の小学生、蓮は実は宇宙からやってきた調査員。地球が銀河文明の仲間入りをするのにふさわしいかを見極めるために派遣されてきた。科学力が劣るのは当然のことなので、見極めるポイントは、地球人が十分精神的に成熟していて、他の文明に害成す存在にならないかどうか。ダメな場合には殲滅もあり。しかし地球各地に派遣された調査員たちからは、争いに明け暮れる地球人の姿が報告されていた。蓮の潜入したクラスでも、いじめが起きている。果たして地球人は生き延びるのにふさわしいのか。そんなSF的大テーマを表に出しながら、陰では実は初恋物語という野心作。

『解體屋衛門と犬耳の少女』 国際情勢がさらに不安定になった近未来。非合法組織に人身売買用に育てられていた遺伝子操作された犬耳少女モモは、包丁さばきは天下一品だが味付けは壊滅的という料理人エモンに拾われる。彼の勤める料理屋に連れていかれ、そこに世話になることになったモモだったが、そこに組織の追跡の手が迫る。ただ、その料理屋にそろっていたのはただの一般市民ではなく。SFアクションもの。

という四作が現在載っております。よろしければ、ぜひお楽しみください。

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2019/10/30

あと2ヶ月でやりたいこと

恐ろしい、恐ろしい。

あと2ヶ月ほどで今年が終わりますよ!

例年通り、冬休みは忙しいので、僕にとってはもう2ヶ月切ってる(((・・;;)))

とりあえず今後2ヶ月でやりたいことを並べておきます。ここに書いて自分にはっぱをかける作戦。

まずコミティアに出ます。COMITIA130に出ます。 11/24(日)11:00~16:00 東京ビッグサイト西1・2・3・4ホール『V22a かってに応援団』です。

おまけ漫画はそろそろ終わって、本を作れるはず。はず。(てこずっている)

あとガンズを年内に出したいです。『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE07』鋭意制作中です。皆さんよろしくお願いします。

そしてもう1つ、『マルくんのおことわり』。第6話執筆中。何話かまとめて一つのエピソードとしてプロット切ってるので、第6話だけでなく、もうちょっと進められたらいいのですが。

けっこう時間ないな。がんばろう。

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