日記・コラム・つぶやき

2018/06/11

無名Web作家からの脱出戦略 当日

6/9『「無名Web作家からの脱出戦略」~小説投稿サイトと公募新人賞の現在~』は、盛況のうちに終わりました。関係者の皆様、ご来場された皆様、ありがとうございました。

ネット発小説の現状について。エブリスタについて。NovelJamについて。ProjectANIMAについて。かなりいろんな話が飛び出しました。話が盛り上がりすぎて、途中で「ああ、時間オーバーするなー」と思ったけど、そのまま流したぐらい。(司会者かわせの段取りが悪かったとも言う)

オフレコも多く、来た人にはお得な会だったのではないでしょうか! だったらいいな! そうであってほしい!

僕も聞きながらなるほどと思う話も多かったです。向こうが求めているものは何か。こういうのはなかなか直には聞けないんですよね。

これもうちょっと事態が進むと焦点になってくるんだろうなあ、という話もありました。それは別の機会に。なるべく近日。

ガンズ関係で、波野さんは僕と同様に同盟の制作・流通部会の人なんですけど、今回はさらににぼっくめいきんぐさんが来てくれました。

ということで、こちらをお題に対談しましたので、こちらも近日公開。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/06/05

無名Web作家からの脱出戦略③

タイトル、ゲストをアップデートして、来たる6/9に渋谷にて開催されますトークイベント『「無名Web作家からの脱出戦略~小説投稿サイトと公募新人賞の現在~』。

こちらの記事は、予定されている小見出しに合わせて、僕が何でこれを聞こうと思ったか、どの辺を聞きたいと思っているのかをつづっていくというもの。小見出しがこちらになります。

①エブリスタで小説家になろう!? 中の人が教える投稿サイト使いこなし・勝ち上がりの秘訣

②小説ハッカソン「ノベルジャム」活用術。

③デビュー即アニメ化!「Project ANIMA」で選ばれる作品を生み出すには?

以前と順番が入れ変わっているのですが、①については前回、②についてはさらにその前の回で書きました。

ということで、今回は残っている③ProjectANIMAについてです。

エブリスタを含む小説投稿サイトは、現在、単に作品発表の場であるだけではなく、いろいろとイベントを用意して場を盛り上げる施策をしていたり、出版社等と連携してプロデビューの機会を提供したりしています。

作家としては、そういうものを利用してステップアップを図りたいところ。まさに『無名Web作家からの脱出戦略』です。

裏NovelJamもその一つ。そして、ProjectANIMAも。アニメ原作の公募イベントです。

脱出戦略としたら、これはすごいですよ。普通であれば投稿サイトで作品を発表→人気が出たら出版社から声がかかって書籍化→その本が人気が出てアニメ化と至るのに、これは一気にアニメ化ですからね。シリーズ全体のプロットか、未完でも一万字以上の小説で応募できるそうです。脚本、漫画や企画書の状態でも可。成功への超近道!

第1弾はSF・ロボットアニメ部門で選考中、第2弾が異世界・ファンタジー部門で現在募集中。さらに第3弾はキッズ・ゲームアニメ部門が予定されています。個人的には第3弾が気になりますね。

さて、お話しいただく有田さんは、このProjectANIMAの宣伝プロデューサー。まさにどっぷり中の人なので、色々と詳しい話が聞けるはずです!

僕が昔一度漫画で連載をした際の話なのですが。持ち込みに行った時、編集さんが持ってった僕の企画を置いといて、ポロッと「今、サッカー漫画が欲しいんだよね」と言ったんですよ。それを聞き逃さずに、描けますと手を挙げて、連載を勝ち取ったんですよね。

つまり現場の情報は、脱出戦略的にめっちゃ大事! 中の人に事情を聴けたら、ライバルたちを一歩リード! ここを聞き逃す手はありませんぞ!

ということで『「無名Web作家からの脱出戦略」~小説投稿サイトと公募新人賞の現在~』、ぜひご来場ください! お申し込みはこちらから!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/06/02

無名Web作家からの脱出戦略②

いきなり始まりました『無名Web作家からの脱出戦略』。えーとですね、②があるなら①はどこだと言うとですね。

『波打ち際の攻防~エブリスタからの上陸作戦作戦~』①の続きなのです。

内容が伝わりやすいように、イベントタイトルをアップデートしました。伝えたい方はずばり、現状から上を目指す物書きさんです! 迷える物書きさんであればなおさら!

僕が現在所属しているのは日本独立作家同盟の電書制作流通部会。作ったり広めたりするところの情報提供を目的としています。部会ができて、参加しようとなった時、考えたのが、この辺りの人向けに情報を出すことでした。

というか、自分がそういう迷える物書きですしね? 書き終わったときに「うまく書けた!」と手応えを感じても出した反応はそれほど手応えないとか、この状態はそもそも書き始める前の戦略からして間違ってるんじゃないのかとか、悩みませんか? 悩みますよね?

そんな同志が世の中にはけっこういるはずだと、考えていたところ。

エブリスタさんの作家支援サイトmonokakiがスタートしたのです。

monokakiにはいろいろなコラムが用意されています。作品と読者の出会いを増やすためのアプローチ、作家にヒントを与えるためのアプローチが見て取れるわけですが。

制作流通部会と、目的が全く一緒では?

さらにですね、編集長コラムに、新人賞選考の場を波打ち際に例えたエピソードが紹介され、人目につかない海底にすむ無名の書き手が、ここを通って日の当たる陸の上へと上陸しようとしているさまが書かれていて。

漫画でも小説でも、デビューして単行本は出せたけれど、そこから苦労している自分は、引き波にさらわれてもう一度海にのまれているようなものだよなと、そのコラムにいたく感情移入し。

そしたら、そのエブリスタのmonokaki編集長、有田さんが、裏NovelJamに関わってて同盟と接点があったのですよ!

これは話を聞くしかない!

ということで、企画を進めることとなったのでした。

さて、このような思いを前面に押し出すべくタイトルをアップデートしまして、一緒に予定内容の表記もアップデートされているのですが。

『①エブリスタで小説家になろう!? 中の人が教える投稿サイト使いこなし・勝ち上がりの秘訣』のところで、エブリスタ作家さんの成功事例や、新人賞で何が求められているのか等々、作家が戦略的に考えていかなきゃいけない部分のヒントをお聞きしたいと思っています!

自分もそういう情報を知りたいんだ! という方は、ぜひぜひ、来たる6/9、渋谷にてのトークイベント『「無名Web作家からの脱出戦略~小説投稿サイトと公募新人賞の現状~』にご来場ください。

さらにゲスト追加で「ケータイ小説の女王」内藤みかさんもお招きしましたよ! プロ作家視点のアドバイスももらえるはず! お申込みはこちら!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/05/23

『波打ち際の攻防~エブリスタからの上陸作戦~』 ①裏NovelJamのさらに裏

来たる6/9、渋谷にてトークイベント『波打ち際の攻防~エブリスタからの上陸作戦~』が開催されます。詳細はこちら。

実はこの企画を立てたのは僕でして。こんなイベントなのです。

先日盛況のうちに終わった、2泊3日の缶詰で小説を書き上げ売り出そうという小説版ハッカソン、第2回「NovelJam」。それに合わせ小説投稿サイト「エブリスタ」にて「裏NovelJam」というイベントも開催されていました。なぜコラボレーションイベントを開くことになったのか、そんな「裏NovelJam」開催の経緯など、エブリスタから有田真代さんをお迎えしてお話を伺います。

さらには、エブリスタが進める作家支援についてや、エブリスタ発作家さんの活動の様子についても。エブリスタからプロデビューして書籍化する秘訣が聞けちゃうかも!?

ということで予定されている小見出しがこちら!

①裏NovelJamのさらに裏 開催経緯と期間中のトピック

②monokaki支援 プラットフォーム側からのアプローチ

③僕たちのD‐day エブリスタからの上陸作戦

興味がおありの方はぜひ、上記リンク先からお申し込みください!

さて、自分で企画したイベントだから、告知をしなければならないと思い立ったわけですが。

こういう話題の流れになるのは僕自身がこの辺りのお話を聞きたかったから。僕の興味に沿っているわけですよ。なので、ちょっとそこらの、僕が興味を持っているポイントについて書いてみようと思います。

3回シリーズでお送りします。まず本日は、『①裏NovelJamのさらに裏』について。

NovelJamは日本独立作家同盟が主催している、短期間で集中して小説を書き上げ出版までこぎつけようという、小説版ハッカソンなイベントです。作家だけではなく、編集者、デザイナーとチームを組み、出版の最小ユニットを作るのが特徴。第二回の今年は完全缶詰合宿方式二泊三日で行われました。秋に第三回があるようですよ!

第一回の時、有志がネット上で裏NovelJamを開催して遊んでいたのが、今回は公式イベントに昇格。小説投稿サイトのエブリスタさんと組んで、裏NovelJamが開催されました。

NovelJamは僕は参加していないのですが、面白そうですし、実際とても盛り上がっています。このあいだは、電子出版制作・流通協議会の「電流協アワード」で特別賞を受賞していました。こうして注目度が上がっていけば、もっともっと大きくなっていくイベントではないか、と思っています。

僕が興味があるのは、まさにこの部分。盛り上がっていることによって人の耳目を集めているところです。

セルパブはもちろん、これからの商業出版も軸足がだんだんネット上に移っていくだろうと思うのですが、そのときに問題になるのが、情報を広めていく力です。

従来の紙の本の出版では、そこに書店の力が大きく寄与していました。そこにあるのが当たり前すぎて意識していなかったのですが、書店は本を広めるためのすばらしいプラットフォームです。

本を買う意欲のある人が足繁く通い集まってくる。特に買う本が決まってなくても日常的にのぞく習慣ができていて、そこに送り込めば、読者と出会うことができる。一覧性にも優れていて、なんとなく棚を眺めているだけで、実際には大量の情報が目に飛び込んできますし、自分の好きな本はだいたいこの棚辺りにあるという目星もつけやすい。

ネット上ではこの辺りの機能が劣ります。どんなに面白いものを書いたって、それが存在していることが読者に届かなければ、存在しないのと同じことです。意識的に作り手側からアプローチを強める必要があります。

そういう時に、NovelJamですよ。

人が集まって何か騒いでいるだけで注目されますし、またそこの参加者の熱量がすごい。参戦記がいろいろと公開されていますが、それを読んでいるだけでも、その熱は伝わります。それがまた人を惹きつけ、周りを巻き込んでいく。

そうした中で、実際にエブリスタさんを裏NovelJam共催という形で巻き込むことに成功。これでまた違うチャンネルに情報が流れたわけで、そこから広まっていくことが期待できる。

直木賞・芥川賞にしろ、本屋大賞にしろ、期待されているのは、そこに選ばれることによって情報が広まり新たな読者に出会えることです。NovelJamの認知がこのまま拡大していけば、そこの受賞者にニュースバリューが付き、そこで書いた作品だけにとどまらず既刊本の売れ行きも良くなるような未来が来るかもしれない。

そういうことを期待しているので、興味津々なのです。

というわけで、どうして共催に至ったのかとか、どれぐらい盛り上がったのかとか、いろいろお聞きしたいと思っています!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/05/14

商人としての編集者

日本独立作家同盟主催、菊地悟さんのトークイベント「商人としての編集者 ―― 33万部『うつヌケ』担当編集者が考え、仕掛け、やってきたこと 」に行ってきました。

田中圭一さんが、ご自身も含めウツ病の経験のある有名人のエピソードを描いたウツ脱出レポ漫画『うつヌケ』の、書籍化に関わったのが菊地さん。他にもご自身の経歴の中で得た「本をどう売るか」というお話でした。

最初は普通に聞きにいくつもりだったのですが、大盛況で人手が足りないということで、スタッフとして参加。

本当にすごい入りでした。史上一、二を争うほど。椅子をあるだけかき集め、足りなくて畳席まで出る状態。当然ですけど、出版関係の方がとても多く、たぶん普段の同盟のイベントの客層とは違うなという様子が見て取れました。

それだけ「本をどう売るか」ということに対して問題意識持っている人が、今の出版関係者には多いんだろうなあと感じました。

菊地さんはこの手のイベントは初登壇ということだったのですが、よどみなくお話されていて、途中の休憩もなくぶっ通しで進められ、とても密度の高いイベントでした。企画の立て方、タイトルの付け方、プロモーションの仕方など、興味深いお話がたくさん聞けましたよ!

同盟のツイッターに実況で内容出ています。面白そうでしょ? 面白かったんですよ。

さて、というようにですね、大成功に終わったイベントだったのですが。

問題があるとしたら、これの次に自分企画のイベントがあることです。やばい、ハードル上がってる。

6/9開催『波打ち際の攻防~エブリスタからの上陸作戦~』も、どうぞよろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/20

MP=0

仕事行く前、MP(メンタルポイント)=0になった感じがあって、ぼわーっとしていたので、天津戦のブログ、書けていません。

仕事も大変だったし、もう今日は燃え尽きた……。

お菓子と漫画とラノベを買ってきて、MPの回復に努めているところ。

GW前に次作の下ごしらえ、要はプロットを仕込んでおこうと思ってたけど、スケジュール見たら、もうこの週末だけだ。早く回復させなくては。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/04/03

NovelJam2018グランプリ授賞式

3/26に行われたNovelJam2018グランプリ授賞式に行ってきましたよ。

ガンズ関連でいうと、米田さんが編集として所属するCチームから、森山智仁さんの『その話いつまでしてんだよ』が山田章博章を受賞。デザインに対する賞で、デザイナーは杉浦昭太郎さんです。

波野さんがデザイナーとして所属するBチームから、天王丸景虎さんの『バカとバカンス』が鈴木みそ賞。こちらは販促を重視した賞。そしてさらに。

同じくBチーム、ふくだりょうこさんの『REcycleKiDs』がグランプリ受賞です!

イベント当日の審査ではCチームの根木珠さんの『ひつじときいろい消しゴム』が特別賞、天王丸さんの『バカとバカンス』が優秀賞を受賞しているので、両チームとも全作品受賞。本当にすばらしい結果です。おめでとうございます!

今回のノベルジャムで特に目を引いたのは、このグランプリ授賞式の形式。当日審査もありながら、その後の販促活動を加味して評価した部分です。

出版は本を作って終わりではないという、明確なメッセージを感じます。

それを受けまして参加者の皆さん。

単にツイッターで「買ってください」を連呼するだけじゃ弱いだろうなあとは思っていたのですが。

次から次へと出てくる販促活動のアイディアの数々。

想像をはるかに超える行動力。

全部は確認できてないと思うんですけど、それでもすごかったです。

こういう工夫の経験値がたまってくると、どう進化していくのか。ノベルジャムというイベントとしてもすごいことになりそうだし、そこから普段の活動に波及していく部分もありそうです。

ガンズ的にも興味のある部分ですので、こちらをテーマに近日対談をお届けしたいと思います。こうご期待。

そして、授賞式のあとはトークイベントもあり、「一万部、十万部と売るにはどうするか」という、とても興味深いお話が展開していました。

売れるといいですよねえ、十万部(遠い目)

この辺については、ガンズと絡む部分でもありますので、別立てで。

なんか予告ばかりですけれども。

今回のノベルジャムはとにかくすごかった。

全部ぶっこんだ本も出ました。こちら。

そしてなんともう次回が予告されています。11/23から11/25。えっ、年二回!?

ますますどうなってしまうのでしょうか。進化し続けるノベルジャムに注目です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/03/27

おおいそがし

こんしゅうおおいそがしですよ。

かんじへんかんするひまもないんだ、というふんいきづくりですよ。

やりたくてふやしてるしごとはいいとして、じぶんのみすから、じぶんでじぶんのくびをしめているあんけんがあっていやになっちゃう。

あすもはやい。

ほんじつにあったことはまたごじつ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/03/25

作家と出版社のずれ

宣伝力ない出版社についてこのあいだ記事にしたら、ちょうどそれ関連の話が。

まずはすごい危機感を持っている編集者・荻野謙太郎さんの一連のつぶやきが話題になっていました。まとめがこちらです。

僕の記事と同じ内容をあちら側から見た形。問題はこの辺の不満ですね。つぶやきを引用。

SNS普及以前と以降では、作家さんを取り巻く環境が大きく異なります。作品を大勢の人に読ませたり売ったりしたいと思った時、昔はほぼ出版社一択しか選択肢がありませんでした。ですが今はtwitterやpixivがあり、とらのあなやメロンブックスがあり、dmmやdlsiteがあり、entyやfantiaがあります。

最近の編集者は作家のフォロワー数やバズったネタのRT数を重視するという話があります。実際そういう編集もかなりの数いると思うのですが、彼らが見落としていることがあります。彼らが好むタイプの作家は「出版社の力を借りるまでもなく、自力でファンとバズったネタを既に獲得している」のです。

一方スカウトする側の出版社はどうでしょうか。マンガ誌は毎年10%に迫るペースで売上を落とし続けて底も見えません。雑誌の部数を背景にした宣伝力もいまやありません。よほど話題性があるタイトル以外はろくに宣伝予算もつかず、初週の売上で打ち切りが決められます。そこにダメ押しのマン◯村です。

「単行本は売れないし、出版社で描いても宣伝にならない」「担当は宣伝ツイートしろとうるさく言ってくるのに、公式twitterは満足に宣伝もしてくれない」「なんとか作品を盛り上げようと自前で企画を考えても、出版社の営業部がダメだと言う」「印税が安すぎて、同人誌で出した方がよほど収入になる」

作家の怨嗟の声を聞くと「商業ってなんだろう?」と思います。同人誌で出した方が収入がいいと言われ、作家自身のツイートが最大の宣伝という状況で「売れないのは実力不足。食えないのは自己責任」と言って誰が納得するでしょうか。商業出版を名乗るなら、その名に相応しい処遇があってしかるべきです

この話の根っこは、作者と出版社の感覚のずれですよね。

まず立場が変わっているのに気づいていない。

以前は、出版社が選ぶ側、作家が選ばれる側でくっきり分かれてた。

とにかく流通ルートに乗せてもらわないと世に出ることなく作家の収入はゼロだから、立場は出版社が圧倒的に強く、作家は一部の超売れっ子以外は実質下請け。だから、「持ち込んだネームを投げ捨てられた」とか「めっちゃ罵倒された」とか、そういう伝説的な話が生まれてたのです。

ところがそこに変化があった。作家に、最悪セルフパブリッシングという代替案ができました。作家も選ぶことができるようになったのです。

すると出版社は、作家にセルパブ以下と見限られたらお終いです。それが上記の引用部分なのですが。

ただ、この危機感はそんなに強く共有されていないように思います。シビアさに違いがあるんですよね。これが感覚のずれの第二点。

とにかく作家はなりたい人が多く、ものすごい競争にさらされています。かなりの能力を持っている人でさえ、なかなか成功にはたどり着けない。生きるか死ぬかがとてもシビア。

作家の渇望をきちんと肌感覚で理解できてる人は、そういないんじゃないかな。だから見限られる危機感は、そう出てこない。

例えば出版社中抜き論が出たあたりから、「編集の力で作品の質が上がっているのだ」というアピールが出るようになりましたが、僕はのんきなこと言ってるなあと思って聞いていました。

確かに他人の目が入ったほうが質は上がります。中には「この人と打ち合わせていたら、自分の中の知らなかった能力が目覚める!」という体験をさせてくれるスーパー編集さんもいます。

でも、それを表に出して売り物にする、本当の覚悟ができているのか。だってこれを言ったら当然、その能力がどれほどのものかが問題になるんですよ。本当のプロフェッショナルはその能力で儲かったり儲からなかったり、挙げ句、仕事がなくなったりするんですよ。

サッカー選手しかり、野球選手しかり、そして作家がそうであるように。

会社の看板で飯が食えているレベルの人は首になる、そういうシビアさがあって、初めて対等になるのです。

こういういくつかの感覚のずれがあって、渇望し危機感バリバリの作家の要求のシビアさを出版社側は感じ切れておらず、上記の話になっている、と思うわけですが。

この違いを乗り越えるような動きもあります。

例えば、佐渡島庸平さんのコルクとか、三木一馬さんのストレートエッジとか、エージェント会社が出てきたのはそうですね。「品質を上げる」「売る」ということを、はっきりと売り物にして提供している。

さらには最近、こんな動きもありました。講談社の新しい漫画投稿サイト「DAYS NEO」

特徴は、編集者のプロフィールで担当作品や他投稿作品へのコメントも公開されていて、担当申し込みを受けた時にそこから判断できること。「編集者の個」、個性や能力を売り物にしている、面白い試みです。

編集者はその作家の武器を理解してオファーを出し、作家は自分を伸ばしてくれそうな人と組む。これがうまくいくと、かなりの違いが出てくるのではないでしょうか。

前述のとおり、人の目が入ったほうが品質が上がるのは確かですし、スーパー編集さんに出会ったらまさに目の前に新たな地平が拓ける経験ができるので、こういう動きはどんどん進むといいのではと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018/03/21

ジャンプ16号感想 荒野に惑う者

今週さらなるピンチを迎えた月曜日。今年ずっとこの調子なのかな、やだな。嘆きながらジャンプ16号感想です。スレッドでつなぎますー。

『約束のネバーランド』。とうとう対峙。はらはら。

『食戟のソーマ』。竜胆先輩の料理審査終わり。このまま進んじゃうのかな。あれは伏線じゃないのかな。

『Dr.STONE』。やはり核兵器ではなかった。(当たり前)しかし、予想していたより困難なものだった。上回ってくるなあ。

『ぼくたちは勉強ができない』。「じゃあ今まで誰とやってプロに…?」という突っ込みがよかったw

センターカラー『火ノ丸相撲』。この間エールを送ったばかりなのに!まだだ!まだくじけちゃだめだ!

『ゆらぎ荘の幽奈さん』。うまくオチた。この漫画のまとまってる感、好き。

というご飯休憩中の短めジャンプ16号感想でしたー。ご飯食べたらすぐ仕事しなくては。18/3/18

『食戟のソーマ』が連隊食戟最終決戦になっていて。

創真&えりなvs竜胆&司のコース料理対決になっています。前菜とメインディッシュを分担する形。

今回は竜胆先輩が、前菜を完璧に仕上げました。

ただですね、竜胆先輩は前回で伏線張られてたわけですよ。そこをどう使うのかなと。

僕が一つ思いついた使い方は、この辺で使う形だった。でも違ってた。

さて、わからなくなりましたよ。楽しみです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧