日記・コラム・つぶやき

2021/10/12

一石二鳥で運動不足解消

運動不足を解消せねばと思っているのです。

以前はちょこちょこ近所の公園にスロージョギングに行っていたんですけれども、コロナ禍だったり猛暑だったりで、その習慣がぱったり途切れていました。

それでいて、食欲は全く減衰していないので体重がやばい。年を取ったら胃が弱るとか嘘だと思う。むしろストレスかかってるので暴食気味。

ということで、どっかで運動を再開したいなあと思っていたのですが、ちょっと涼しくなってきたのでいい頃合いかと思って、いつもの公園のジョギングコースへ。

運動不足になりがちなのは、作業時間確保のために運動してる場合じゃないという状態に陥ってるから、というのもあり。なので無理にジョギングしないでウォーキングにして、公園内ジョギングコースだったら車も来ないし、お話考えながらスマホ音声入力すればいいのだと実行しに行ったところ。

問題発生。

ジョギングしてる人達が、マスクしてない。

やばいなあ。みんな誤解してる。

ワクチン接種は進んでいます。確かに今回のmRNAワクチンは画期的な高性能ですけれども。それでも感染を完封できるわけではない。特に感染力が増大したデルタ株では、ワクチンの効果だけでは感染拡大を止められない計算。

今回の緊急事態宣言で急速に収束していて、むしろ原因は何だろうという話になっていますが、行動制限とワクチン接種の複合効果なんだと思うんですね。ノーマスクで騒ぎたい放題はまだ無理なのです。

僕がこんなに嫌がっているのは、感染の後遺症として、脳にダメージが残る例が報告されているからです。コロナの症状が重くなくても出る時は出る。長く続いている例もある。

僕は漫画家になるんだとか、小説家になるんだとか、お話を作る人になるために人生のいろんな局面で選択を重ね、今に至っています。ぶっちゃけ普通の人から見たら、人生狂わせているレベルだと思うんですよ。ここで脳にダメージ食って、お話作る冴えを失ってみろ。今までの人生の意味がなくなり、終わったも同然だ。死と同義だぞ。

そんなの絶対避けたいわけですよ。

そして、デルタ株はすれちがったレベルでも感染すると言われています。しかも走っていて呼吸は荒い。もし持っていたら、大量にまき散らしている。ジョギングコースは狭いところがあって、かなり近い距離をすれちがいました。わかってない人のそばを通るのやだなと思って、その日は退散。

後日、もっと早い時間帯に寄ってみたところ、おじいちゃんおばあちゃんの散歩の時間帯でした。こちらはみんなしっかりマスクをしていたので、これならまあ大丈夫だろうとウォーキングしていたら。夕方迫ってきてジョギングの人が増えたら、やはりノーマスクの人がちらほら。やっぱり退散。

結局、うちの近所の住宅街の車通りのほとんどない道をつないで、ぐるぐる回るコースを考案しました。この記事は、そちらのコースで下書きがされております。

これはうまく機能すると、原稿が進んだうえに体重も減るという素晴らしい展開になるのですが、果たして。

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2021/10/11

ノーベル賞と地球温暖化の着地点

2021年のノーベル物理学賞を、日本人の眞鍋淑郞先生が受賞されました! おめでとうございます!

正確には眞鍋先生はアメリカ国籍を取得しています。過去の日本人ノーベル賞受賞者にも、南部先生や中村先生のように、向こうに渡って研究し、そのまま国籍を取得した人がいます。どうやらアメリカ国籍でないともらえない研究費があるんだそうで、そういうのも関係しているのでしょうか。

さて授賞理由は、眞鍋先生の気候シミュレーションモデルが、地球温暖化解明の礎になった、ということ。

ノーベル賞は社会に大きなインパクトを与えた研究に贈られています。確かにここ最近、山火事やら洪水やら温暖化の影響が考えられる災害が頻発。社会にインパクトを与えまくっています。

このブログを見ていただけていればおわかりの通り、僕はずっと地球温暖化の問題に関心を持ってきました。そして最近ちょっと、次のフェーズに進んだんじゃないかなと心配しています。

気候変動の問題が世間に広く認知されたのはいいのですが、深く考えていない単純な解決策が強弁されるようになったような気がする。何か、ファッションになってしまった。

自然エネルギーと言われる、風力発電と太陽光発電は、まさに自然任せなので、その不安定さが問題視されているのですが、そのあたりを無視。ちなみに、日本では東日本大震災の復興という目的もあって福島沖に実証研究用洋上風力発電施設が作られましたが、このあいだ採算が合わないと結論が出ていました。今年の冬に米テキサス州を大寒波が襲った時には、風力発電が凍結してしまい大停電。そもそも無風だけでなく強風でも止まるんですよ。

電気自動車へのシフトも性急すぎて怖いですね。バッテリーの性能や安全性が十分ではない気がするのです。いきなり爆発する事件もいくつも起きています。一度燃えると水と化学反応が起きるため、消化がとても難しいとのこと。

自然エネルギー発電もバッテリーに一度ためて安定供給できるようにするといいのではと思うのですが、そのためにはやはりバッテリー性能でもう一段のブレイクスルーが欲しいところ。つまりそちらにシフトする前に、そこの研究にもっとリソースをぶっこむのが先ではないのかなあと思うわけです。

さらに言うと、とにかく電気だという流れになってますけども、空気中の二酸化炭素を回収して液体燃料を作るという研究もあるんですよね。空気中の二酸化炭素を燃料にできるのなら、それでも温暖化は解決するわけで。内燃機関の技術開発は続けた方がいいような気がする。特に軍事的な意味において。

気候変動は社会を作り変えていくという点において、今回のノーベル賞は妥当だと思うんですけれども、まだまだ着地点は見えてないなあと思うのでした。

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2021/10/05

ウェブトゥーン考

9/26の日曜日に放送されたHON.jp News Casting。今回はジャーナリストのまつもとあつしさんをお呼びして、2時間スペシャルでした。前半はYoutubeでアーカイブを見ることができます。『【特番】これからどうなる? 電子マンガ大躍進、けれど無くならない海賊版』。

後半は有料イベントで、視聴者側から飛び入り参加もしてのトークとなりました。僕は仕事中だったので、リアルタイムの視聴はできなかったのですが、チケットを買っておいて後半も見ました。非常に盛り上がっていて、面白かったです。

その中で大きく取り上げられたのが、ウェブトゥーンの話題。縦書き漫画についてです。

前半後半ともに取り上げられていたのですが、大雑把にまとめると、横書き漫画と縦書き漫画を本質的に違うものとして捉えている流れ。「漫画とアニメの中間に来るものなのではないか」という話もありました。

僕は、今ちょうどまさに縦書き漫画のお仕事を手伝っていて、書き手の感覚としての違いを感じています。番組内で語られていた違いに、そこから来ている部分があるような気がしたので、今回はそれについて書いてみよう、と思った次第。

目立つ特徴として一番大きな違いは縦書きか横書きか。ただ縦書きなのは、単に最初に載せる媒体がwebブラウザだった、というところからきているんじゃないか。日本で縦書き漫画を展開したのは、基本的に韓国系の企業です。韓国では日本の週刊少年ジャンプに代表される、大部数漫画雑誌はありません。ですから、雑誌掲載→単行本化を捨てられなかった日本と違い、掲載媒体としてすんなりwebを選び、そしてブラウザに最適化できた。ブラウザが縦にスクロールするんだから、それに合わせた形に。

ただそのweb最適化をしたところから、大きな違いが生まれていると感じます。特に人々の使うデバイスの主流がスマホになりました。横書き漫画はいまだに紙の雑誌をベースにしたサイズ感で描かれているので、電子版を買ってスマホで見ようとすると、作家さんの描き方次第では小さくて読みづらかったりします。対して最初からwebネイティブの縦スクロール漫画は、スマホ画面のサイズ感に合わせることに躊躇がない。一画面に一コマみたいな構成が普通です。そこまで大きく描けば、当然読みやすい。

カラー化されているのも、印刷コストが存在しないwebならではです。このweb最適化は人気の一つの要因ではないかと思います。

しかし、最適化は話の進め方に大きく影響します。

紙の漫画の場合、見開きがパッと目に入ることを作家は意識して構成しています。ストーリー展開だけでなく、見開き画面のどこにどの絵を配置して情報を伝えていくのかを計算しているのです。

ウェブトゥーン作家さんも当然計算しているはずですが、その時のベースは見開き単位ではなく、縦にスクロールして順繰りに表示したときです。

例えば荒木飛呂彦先生の、『ジョジョの奇妙な冒険』をイメージしてみてください。ぱっと見た時の特徴は独特の絵柄ともう一つ、普通は読者が離脱してしまうから敬遠される、フキダシにみっちり詰まった長ゼリフ連発を個性的な言い回しで成立させていることです。

何か設定が絡んだ説明が始まったとします。大量のセリフを、絵で緊張感を作り、異色の例えなどを使って引っ張ります。ドドドドド(効果音)盛り上がってきました。ページをめくります。まだ続いています。そしてとうとう「◯◯だッッ!!!!」「なにいいッッ!!!!」ズギャアーン(効果音)。ここでシーンが始まってから4ページ目の最後。ありそうですよね?

この間動きはあまり無し。最後の絵を目立たせるためには、手前は抑えます。でも、読者は一回ページをめくるだけで決めゴマに出会うので、これぐらいなら離脱はありません。

ところが、もしこれをスマホ対応ウェブトゥーン方式で描くとすると、セリフ詰まり過ぎてますから分割するでしょうし、一画面一コマペースの表示だし、さらに、見やすくするためにセリフだけ見えるように描く方式が多かったりするので、決めゴマにたどり着くまでに、下手すると30回以上スワイプすることになるんじゃないかと思うんですよ。これは読者離脱の危険がある。この描き方はできない。

つまり、ぱっと一目で目に飛び込んでくるコマ数が違うことにより、読者が我慢できる長さが違うんじゃないかと思うんですよね。見開き横書き漫画でも、説明ゼリフが多くて長い展開は何とかならないかなと気にします。荒木先生を例に出したのは一番特徴的だからですが、ああやっていろいろ工夫して引っぱっていく。でもスマホ最適化しちゃうと、それでも難しいのではないか。

そうすると、必然的に刺激の来る間隔を狭めないといけない。刺激をもりもりマシマシに。

設定も説明的なところはなるべく省き、刺激的な部分をより強く押し出す。感情のやり取りが人間には一番刺激的なので、ばんばんぶつからせる。ウェブだと読者の離脱について正確なデータが取れるでしょうから、どんどん淘汰圧がかかると思われます。

こうして、見開き、もしくは1ページ表示の従来の漫画と、コマ表示のウェブトゥーンは、描く中身からして違ってきているのではないか。

ウェブトゥーンが従来の漫画と本質的に違うのでは、ということに関して、番組中ではまつもとさんが「動物的」、鷹野さんが「エモい」という表現をしていましたが、たぶんこれのことじゃないかなあと思ったのでした。

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2021/10/04

読者を集めるのもお仕事のうち

ちょっと前に、「ツイッター漫画を描いていたら出版の話が来たので打ち合わせに行ったところ、フォロワー3万人が出版する目安ですのでがんばりましょう、という話をされただけで本は出なかった」という話を見かけまして。

この記事を書くにあたり、確認しようとツイート検索をかけたところ、他にも同じような逸話が描かれた漫画が引っかかったので、けっこう話題になっていた様子。

今日はこのエピソードから考えたことについてです。

ツイッターの漫画はただで読めるので、全員がお金を払ってくれるとは限りません。むしろなんとなく見ているという層が多いでしょう。その中で10人に1人はお金を出して買ってくれるとして、フォロワーが3万人いれば3000部。もうちょっと割合が低くても出版してくれるかな? フォロワー3万人は、なかなか現実味のある数字です。

けれども、このツイート自体は、出版社に対して批判的な感想とともに広まっていた感じ。

まあ、さもありなん。自分から声をかけたんだから自分が作者に会いに行けばいいのに、呼びつけておいて交通費も出さないとか、基準がフォロワー3万人なら3万人超えてる人に声をかければいいのに、先にツバをつけて囲い込んで保険をかけておきたいという下心が見え透いているとか。そんなところに、書籍化したいでしょ? してあげるんだから嬉しいでしょ? という出版社の心情が見える感じがしますからねえ。

ただ、本日の本題はその先です。そんなことでいいのかなと思ったのです。

この話題の背景には、現在の出版を取り巻く環境の変化がよく出ています。ネットがやってくる以前の出版では、読者を集めるための装置が書店でした。そして、中身を書くのが作家、本の形にするのが出版社、売るのが書店という役割分担が、けっこう明確だった。さらにその中で、出版社は世に流通させる本を選別する、関所の機能がありました。

そこにネットがやってくると、だんだん役割が変わってきます。まず読者を集める装置のところ。ネットがない頃は、本の情報は本屋で現物を見て知るというのが多かったわけですよ。昔々は本好き、漫画好きの人は、具体的な予定がなくても本屋に足を運び、そこで新しい作品と出会っていた。 新聞の広告とか、電車の中吊り広告なんかもありますが、それの効き具合はジャンルによる。僕の場合は漫画だから、圧倒的に本屋。SF小説も本屋。

それが現在、街の小さな本屋さんはどんどん潰れ、書店無し自治体も多くなり、紙の本もネット書店で買うことが普通に。すると、情報流通の経路が変わってきます。出会いの場がネット上に移行しています。

そうすると、フォロワー3万人という話が出てくるわけですね。それだけの購買予備群と、もう出会っている。絶対的に有利。

ただ、情報流通の経路だけでなく、販売経路もネット上にできあがりました。本にまとめるのも、電子書籍を作るのであれば、そう難しいことではありません。セルフパブリッシングが手軽にできるようになっています。

ぶっちゃけ3万人のフォロワーがいて、本を買ってくる3000人の固定客がいれば、セルフパブリッシングで専業は可能です。もうそこで完結させられるのです。

紙の本を全国流通させるには取次会社を通さなければならず、その取次会社は出版社と取引している。個人で取引するのは相当困難なので、そのルートを通るしかない。何を出版するのかの決定権は完全に出版社の手にあって、ここが関所となっていた。でも電子書籍等のサービスが出てきて、関所を通らなくても、迂回路ができた。

もちろんプロに頼んだ方が、クオリティは上がります。プロの編集さんにチェック受けた方が内容のクオリティは上がるでしょうし、プロのデザイナーさんに頼んだ方が装丁回りとかずっと見映えがよくなるでしょう。その他もろもろ、クオリティが上がるであろう細かいところはたくさんあります。

でも、関わる人が増えれば、当然コストも上がります。実際、印税の割合が何分の一かになってしまうのです。クオリティを上げた「だけ」で、それを取り戻せるほど売り上げが変わるのか。

つまり今の出版社が、まず語らなければいけないのは、「我々と組んでくれたら、あなたの作品を今よりずっと世間に広めます。売り上げを何倍、何十倍にします」ということだと思うんですよね。

漫画サイトで成功しているところは、もう人が集まっているので、そこに載った方がたくさんの読者と出会える可能性は高まりますから、このパラダイムシフトに対応できていると言えるでしょう。しかしツイッター漫画はどうか。

相手出版社は明かされていないので、実際どうなのかはわかりませんが、映像化まで引っ張れるぐらいの強いコネのある大手出版社、大手編集部なら、すごいブーストがかかる可能性を夢見ることができるからいいとして、もし違った場合。

読者を集めるところを作家に頼っていたら、出版社の存在意義があるのだろうか。

書き手にとって、書籍化がまだ憧れの存在ではあるので成り立っていますが、それもいつまでもこのままだとは思えない。エロ漫画なんかだとじわじわ崩れてきてますよね。

前述の通り、相手がどこだかわからないので言い切れないんですけれど、もし人を集められないところが作家の集客力に頼っているという話だとしたら、このあたりの危機感が足りてないんじゃないかなと思ったのでした。

そして、さらに前述の通り、フォロワー3万人ってビジネス的に説得力のある数字だなあと思ったので、自分を顧みて、3万かあ……と、遠い目をして空を見上げていたことも付け加えて、本日は終了。

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2021/09/30

ブログの記事を

用意しようとしてたんですけれども。

けっこうこれは複雑な話なんじゃないかと書きながら気付いて、論旨を外さないように書こうとかいろいろいじっていたら時間切れになりました、というのが本日のこの記事です。

仕事で書いているんだったら、時間使って考え込んで粘るところですが、他にもやることてんこ盛りの状況ではそういうわけにもいかない。

ちまちま推敲を進めていくので、もうしばらくお待ちください。

ちなみにこの記事は、ああこの仕事帰りの電車内では推敲終わらないと悟った後、駅からの帰り道にスマホ音声入力で初稿が作られているのですが。

スーパーが近づいてきています。

晩ご飯、何食べようかな。

・・・・・・

天ぷら盛り合わせ!

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2021/09/29

聖徳太子になりたい

聖徳太子がですね、何人もの人の話を同時に聞き分けることができた、という逸話があるじゃないですか。8人説とか10人説とかありますね。

今風に言うとマルチタスク能力。

欲しいですね、その力。

一山越えたはずなのにまだ山は続いていて、山脈になっているのではないか、という話を先週書きましたけれども。

現在まさにそうなっていて、もう仕方ないので、AをやりながらBをこなしつつCもやる、というようなスーパーマルチタスクな状態になっております。

研究によると、世の中には2%ぐらいの割合で、マルチタスクの能力を持ってる人がいるみたいなんですけれども。

僕は明らかに残りの98%なんですよね。スーパーマルチタスク状態はうまく処理できておらず、仕事はずるずると終わらず帰りが遅くなり。

聖徳太子の能力が欲しい。

そう願いつつ家路を急いだのでした。

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2021/09/22

山脈縦走

余裕があったはずのコミティアの小冊子作りがピンチになるというだめっぷりを披露していたわけですけれども、なんとか乗り越えて。

次は何をしなきゃいけないのかなと、予定を考えてみたところ。

やること一山越えたはずなのに、越えてない?

何か山は山脈のように繋がっている模様。

これはいわゆる縦走ってやつか。

まず、『クローン04』の推敲に始まり、ちょっとした仕事の準備稿を書かなきゃいけないとか、提出用作品とか、コミティアの次の本とか、さらには宣伝ももっとなんとかしないととかとか……。

結局、普段からやらなきゃと思っていることが消化しきれてないので、締め切りの有無は関係なくて。

スピードを身につけないと解決しないということですね。がんばろう。

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2021/09/16

フェスと飲み屋とコロナ

昨日の話の続きです。新型コロナウイルスのデルタ株で感染力が上がってしまった結果、どうもワクチン接種だけで以前の日常を取り戻すのは難しい様子。

そうなると、影響が大きい業種があるよなと思ったわけです。

まず一つ目。最近話題になってたのが音楽フェス。

めっちゃ密になってるけど、いいのこれ、という画像が出回り、さらにおかしな感染対策を取っている所も発覚。

特にひどかったのが、愛知県で行われたNAMIMONOGATARIです。観客をがっちり入れて密になっている上にアルコールも販売。主催者は自治体側と相談して許可を取ったとすぐバレる嘘をつき、ばれたら夜逃げして連絡がつかなくなるというクズっぷりを発揮。その後、クラスターの発生が確認されました。

他のところはそこまでではないのですが、それでも例えば僕が参加するようなイベントで言うと、即売会でもサッカーでも人数制限はかなり気にしています。さらに席の間隔も空けてソーシャルディスタンスに配慮。あんなに叩かれた東京五輪に至ってはほとんど無観客で行われていました。なんで音楽フェスだけこんなにあまあまなのか。

イベント系のエンタメは昨年の緊急事態宣言の時から状況が厳しいと世間にアピールしていて、大変そうだなと思って見ていたのですが、この失態連発で、音楽イベントに対する同情心が吹っ飛びそうになりました。ですが。

当然ちゃんと対策している所もあり、同時期にライブ中止のニュースもいくつか見ました。そういうちゃんとやってる人たちは、憤懣やる方ないんでしょうねえ。

さて当初から厳しいと言われていた業種としては、飲食店、特にアルコールを提供しているお店があります。そんなドキュメンタリーも見ました。

『コロナ時代の人情酒場 横浜・野毛 2021年夏』NHKBS1

横浜の飲み屋街、野毛。ここのドキュメンタリー、以前も見ました。

まん延防止等重点措置が続いていた時期。もうそれを無視して夜に営業してアルコールを提供している店が映っていました。その手前には真面目に休業しているお店のおじさん、という構図で不満を吐露。

正直者がバカを見るのはなあと、これも同情心吹っ飛ぶ案件かと思って見ていたところ。

今度は営業していたお店の方を取材。店のローンに介護が必要な家族と、お金が必要な事情があって、協力金では回らないので開けているとのこと。協力金がだんだん値切られているというのもあるようです。開けている方にもやむにやまれぬ事情。厳しいですねえ。

さらに新しい対策が発表されて、それについても困惑の声が上がっていました。で、ここがちょっと考えたところなのです。

飲食店側から撮っているので、行政の後手後手っぷりに憤っている構成なのですが、そちらがやりたいこともわかるのです。ただ去年から対策をずっと見てきて、どうしてもグランドデザインが欠けている感じがあるのは否めない。

どうやったら終息するのか、どれぐらいかかるのかが不透明なまま来ているので、とりあえずとりあえずの積み重ねになってしまっています。

例えばこの手の飲食業のドキュメンタリーを見るたびに考えているのは、飲食店は食品衛生法でチェックされているので、そこでコロナ対応レベルの換気などを条件にしたら営業できたりしないのかな、ということ。焼肉屋さんみたいな各席換気で下から上昇気流を作ったら、エアカーテンとして飛沫感染を防げたりしないのか。

当然この考えには問題はあって、まずそもそもそれで防げるのか、研究がいる。そして、防げたとして、そんな法改正と設備投資は、これが常態化するという見通しがないと踏み切れない。

僕自身は、かなり長い間、下手するとこのまま戻れないのではと、ずっと疑念を持っているので、そういう考えになるのですが、世間一般としては、いつか戻れる、戻りたいという希望が多数派だと思います。その結果が、とりあえずの積み重ねになる。これは行政側だけではなくて、業者側も。

ただ昨日書いたように、どうも当分続きそうということが見えつつあります。新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長も、15日の衆院厚生労働委員会で、まだ2、3年はかかると答弁したようです。やはり行政だけでなく、イベント系、飲食店、さらには観光業など影響の大きな事業者の側も、それを踏まえた業態を探っていかないといけないんじゃないかなと思うのでした。

身近なところで言うと来週頭がコミティアなんですけれど、即売会はこの状態をどこまで踏ん張れるのでしょうか。ちょっと心配。

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2021/09/15

ウィズコロナとマスク

日曜日お仕事中。例によって録り溜めていた番組を流しておりまして。そして例によって、NHKBS1の『週刊ワールドニュース』を見て、世界のコロナ情勢を確認してたんですけれども。

ちょっと気になるニュースが流れていました。一つは韓国のニュース。韓国ではコロナ対策として日本より強めの行動制限がかかっていたのですが、どうやら対策疲れがはびこっているらしく、世論調査で、もうウィズコロナでいいじゃないか、という声が過半数を占めたとのこと。対策を緩めて日常生活に戻そうという意見です。

アメリカのニュースではワクチン接種が進んだ結果、もうマスクしなくていいでしょとばかり、スタジアムでマスクをしていない人たちが満員で大騒ぎという映像が。欧米の人たちのマスク嫌いはちょっと理解できないところがあり、州によっては学校でマスク禁止という法律ができたとのこと。アメリカにも反ワクチンの人たちがいるのと相まって、再度感染拡大しています。

コロナ禍が始まって以来、ワクチン接種が対策の切り札として語られてきました。確かに切り札なんですけれども、このニュースを聞きながら気になっていたのは、ワクチン接種が進めば感染が完全に収まり以前の日常に戻れるはずだ、という認識が広まっていることです。

実は、以前の日常には戻れないんではないか、というデータが出ているのですよ。

重症化防止効果は十分も…ワクチンで集団免疫獲得難しく 産経新聞21/9/5

ワクチンの効果としては、重症化予防の数字がずっとニュースで取り上げられていましたが、ワクチンの効果を表す数字には何段階かあり、重症化予防が一番よくて、感染予防はそれより落ちます。

さらに現在デルタ株が蔓延しています。最初広まった型では、何も対策をとらない場合1人が2.5人にうつすという割合で増えていくとされていましたが、デルタ株ではそれが倍の5人くらいになっているとのこと。さらにはアメリカ疾病予防管理センターの研究で、3倍以上の8、9人なのではないかという結果も出ています。そして一番効果が高いとされているファイザーのワクチンでも、デルタ株の感染予防効果は79%。

これは本来感染しそうな人のうち79%を防ぐという意味なので、残り21%の人は感染します。つまり感染力を5分の1程度に抑えるということです。1人から5人にうつすのを1人から1人に抑えることができる。でもこれでは感染者が減らず収束しないので、感染流行が続くことになります。

さらには5人ではなくアメリカの研究結果のように8人から9人という数字だったとすると、全員が打ったとしてもワクチンだけでは感染拡大が止められない。

さらには、デルタ株で変異は終わりでなく、すでにさらなる変異株が報告されており、感染力の増加もここで打ち止めと決まったわけではありません。普通のウイルスの場合、強毒化すると宿主がすぐ倒れてしまって感染拡大の機会を失うので、あまり広まらない傾向があるのですが、このコロナウイルスは発症するタイミングが遅く十分周りに撒き散らしてから症状が出るということで、普通のウイルスと違って弱毒株の方が広まりやすいというパターンでないかもしれない。

つまりワクチン接種が進んでも、以前の状態にすぐには戻れない。楽観的に見ても当分先ということが確定しているのではないか。

さらに個人的な感想も言うと、ワクチンを打っても感染する場合、何より後遺症が嫌なのです。軽症でも起きると報告されていて、長引く上に、記憶障害とか集中力低下とか、脳がやられるパターンがある。作家にとっては致命的。そんなロシアンルーレットを引くわけにはいかない。

つまり、ウィズコロナと言っても、当分マスクは手放せないなと思ったのでした。

ということは業種によっては……と考えた話は明日。

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2021/09/08

秋雨前線

昨日、最近天気悪くて気温が下がって蚊が、という話をしましたが、天気図を見てみると日本上空に停滞前線ができています。秋雨前線ですね。

今年は8月中にも停滞前線ができた時期があって、どうやら太平洋高気圧の張り出しが弱い模様。こういう時にはエルニーニョ現象が起きているのかなと思って、調べてみました。

地球上には自転の影響により、決まった方向に吹く風の流れができています。日本上空を流れる偏西風がその一つ。そして赤道海面上には、東から西へ貿易風が吹いています。これによってへ海面表層の温まった水が西へ西へと流されていきます。この時の風の強弱によって、海水温の分布が変わってくるのです。

風が弱くて南米寄りの海水温がいつもより高い状態がエルニーニョ現象。逆に風が強くてアジア側の海水温が温かくなるのがラニーニャ現象です。エルニーニョ現象の時には太平洋高気圧が弱くなる傾向なので、今年はそうなのかなと思ったのですが。

調べてみると、海水温の分布は平年並みだそうです。ということは、何が原因なんだろう?

アメリカ西海岸の山火事がとんでもなかったりしてるので、何か起きてそうな気がするんだけど。

ただ、このまま残暑が厳しくない状態で季節が進んでくれるなら朗報。雨が多いと仕事に行くのが面倒なのですが、その辺りはどうかな。

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