日記・コラム・つぶやき

2022/06/21

バタバタの正体

バタバタしております。

原稿書いてるからですけれども。

このあいだの『マレシビト』のように、またふと思いつき、短いスケジュールで書くことになったのです。

ただし、今回は失敗。

字数制限があるのに、冒頭を書いた時点でその字数の4分の3を使ってしまい、入るわけないだろという状態に。

そして一応終わりまで通して書いてみて、詰められるかどうか考えようと進めてみて、やっぱり入るわけないだろという結論に。

スケジュールがひたすらつらくなっただけで終わったー(+_+)

このままでは悲しいので、思い切って書き足していって、どこかでお披露目したいと思います。

さて、スケジュールがつらくなったのは、『クローン04』の更新があるのと。

他にもガンズで企画を考えているからです。うわー、時間ないー!

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2022/05/24

未来の書店に必要なもの

ちょっと前のものなのですが、こちらの記事を読みました。

未来の書店に必要なもの。KADOKAWA 夏野社長に聞く「書店のDX」 西田 宗千佳 Impress Wacth 22/5/9

4/23から4/30まで開催された、ドワンゴのイベント「ニコニコ超会議2022」に出展したKADOKAWAのブース、「超ダ・ヴィンチストア by KADOKAWA」を取材した記事です。

KADOKAWAは埼玉県所沢市に「ところざわサクラタウン」を作り、その2階に直営書店「ダ・ヴィンチストア」を運営しています。別に本屋さんとして儲けたいということではなくて、これからの出版を模索する試みです。ということでこちらの出展ブースもそういう色彩の様子。

この記事の中でとても興味を惹かれたのが、新しい本のお薦めシステム。KADOKAWAの夏野社長の名前をもじって「ナツネイター powered by Akinator」と名付けられたそのシステムは、キャラクターを使った対面式で質問に答えていくと、お薦めの本を教えてくれます。

自動レコメンドのシステムは今でも購買履歴からのものがありますが、こちらは画像認識技術を使い、答える時の表情を判断。質問にも性格判断の要素が入っていて、そこからその人に合いそうな本を教えてくれるのだそうです。

これからの出版で一番大きな課題になってくるのは、このレコメンドの部分ではないかなと常々思っているのですよ。

自分に起きているのですが、電子書籍で読むようになってくると、新しい作品に出会うことにエネルギーがいる感じがします。

例えば漫画を紙の雑誌で読んでいる場合、パラパラとページをめくっている時に、ふといい絵とか面白い絵とかが目に飛び込んできて、それをきっかけに読んでみるということが起こります。けれど電子版の雑誌や漫画サイトではそれがない。お目当て以外の漫画を読むとしたら、自らの意思でクリックしないといけない。意識のハードルが一段高い。

また、こちらは紙の本にも影響があるのですが、リアルとネットの書店の差もあります。

昔は学校帰りに必ず本屋に立ち寄って、別に何か買うわけでもないのに店内をぶらぶらと見るという習慣がありました。そこでピンと来る出会いがあったのです。ところが仕事で帰るのがすっかり遅い最近は、その習慣が消滅。ピンと来るのはタイトルと表紙が醸し出す面白そうという雰囲気なので、それはネットでも見かけるではないかとなるのですが、あの実物がずらっと並んでいる一覧性の良さと押しの強さがないのです。昔よく起きていた表紙買いを、最近していません。

この辺りの影響で、何かのきっかけがあった時に意識して食いついていかないと、新しい物を読まない。その分のエネルギーがいる。僕の場合は、仕事絡みの部分があるので、むりやり自分に読むことを強いているわけですが、そうじゃなければ多分そのままどんどん読まなくなっていくと思われます。

逆に、一度購買意欲に小さくてもいいから火がつくと、ネットならちょこちょこっとクリックすればすぐ買えるし、まとめ買いも簡単だという利点があります。特に電子書籍のまとめ買いはやばいですね。たくさん買った実感が全然ないんですよ。リアル書店だったら多すぎるから少しずつそろえていこうというブレーキがかかるのに、それがまったくありません。

ネット書店ができたころから、初版部数が全体的にどんどん減っていて、ヒット作とそれ以外の間の売り上げの格差がひどくなっているという傾向があります。こういう影響が僕だけではなくて、大なり小なりみんなの購買行動に出ている結果なのではないかな。

そこで売り手としては、新しい出会いの仕方を模索しないといけない。最初の購買意欲の火、「へえ、面白そう」という興味をどう引くか。いくつか新しいパターンも出ています。そこがもっともっと発展してほしい。

そういうところで、このシステムはとてもよさげな気がします。記事を読んだ感じでは、店舗に置かれる一種のアトラクションのように作られているみたいですが。

もしこれが、書店アプリの機能の一つとして実装できたら、とてもいいのでは。そのまま試し読みできればなおよし。今の購入履歴によるレコメンド機能より精度が高そうです。

こういう新技術によって、もっと購買喚起力の高いお薦めが可能となり、新しい作品と読者の出会いが生まれるようになるといいなあと思います。どう進化していくのでしょうか。

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2022/05/17

戦争と食糧危機と森林火災

昨日のブログで「日本経済の先行きに対する不安が結果に出ていて、それは国際情勢が影響しているのではないかと思うけれど、今日のテーマは創作関連」と、さらっと飛ばしましたが、本日はむしろそちらの話。ウクライナ戦争の影響について。

ロシアによるウクライナ侵略戦争は、ロシアの言ってること、やってることが、ウソとクソしかないなという感じで、このあとこいつら地球上でどの面下げて生きていくつもりなんだ、という感じなのですが。ここは政治ブログではないので、それは置いといて。

ここのサブテーマ的に地球環境の話があるので、そちらの話。

ウクライナは小麦の輸出国。2020年のデータでは世界5位で、シェアは9.1%。戦争によりそれが出来なくなってしまっているので、食糧危機が来るのではないかと心配されています。

それに対してインドが、ウチは今年豊作なのでけっこう輸出できますよ、というリリースを出していました。

ところが先日、それを撤回するように国内優先にするという発表。インドを熱波が襲って、収穫に影響が出たらしい。インドとパキスタンに早すぎる強烈熱波、小麦不足に拍車も 森さやか YAHOO!JAPANニュース 22/5/3 インド、価格上昇受けて小麦輸出を禁止 生産量は世界2位 CNN co.jp 22/5/15

温暖化が進む中、異常な熱波がやってくることは珍しくなくなっています。ちょっと待って珍しくない異常とは(日本語)。

戦争とのダブルパンチなの、やばいなあ。中国ではロックダウンの影響が農業にも出ているというニュースがあったのですが、あれはどうなってるのかな。

さらに思わぬ戦争の影響。シベリアの森林火災が止められなくなっています。ロシアが苦しむ「ゾンビ森林火災」 ウクライナ進軍で国内消防に暗雲 青葉やまと Newsweek日本版 22/5/11

シベリアには、地表すぐ下に泥炭層があり、そのため地表の火を消したと思っても地下でくすぶっていてなかなか完全消火しないという土地があります。森林はめっちゃ広大ということで、この消火に例年ロシア軍が当たっていたそうなのですが、この人手が現在ウクライナに駆り出されています。消す人がいない。

シベリアは地球上でも温暖化が進んでいる地域。森林の消失はさらに温暖化を促進し、しかもシベリアの地下の永久凍土には温暖化ガスとしては二酸化炭素以上の影響があるメタンの原料がたっぷり溜まっています。火事が続いてここが溶けるのは非常によろしくない。

戦争の影響がこんなところにもと、つくづく思ったのでした。

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2022/05/16

余暇行動調査と電子書籍

こちらの記事を読みました。

外出行動は増えても不安度・ストレス度は変わらず 余暇時間でマンガを読むときは「紙」より「電子・ネット」
- 2022年4月 新型コロナウイルス生活影響度調査(余暇行動編)- PR TIMES 22/5/12

株式会社クロス・マーケティングが行っている、新型コロナウイルスが消費者の行動や意識に与える影響の把握を目的する調査。第1回(2020年3月12日~13日)から定期的に実施されていて、今回が第30回だそうです。

変化があったのは「日本の経済が悪くなる」「今後日本への渡航者の規制が緩和され、訪日外国人が増加する」が3p増、「重症患者増加による病床逼迫」は2p減の辺り。日本経済については、国内より世界情勢の方が問題ではないかなと思います。中国のゼロコロナ政策に伴うロックダウン、ウクライナ戦争と天候不順による食糧問題、ロシアパージによって生じているエネルギー問題。

さてしかし、今日のテーマは創作活動に影響してそうな部分についてなので、取り上げたいのはここ。

家の中での余暇で直近1週間で行ったことは「テレビを観る」「動画共有サービスを観る」「ネットショッピングをする」「SNSをする」「音楽を聴く」「読書をする」が上位。若い世代は、動画共有サービスやSNS、音楽を聴く行動、中高年はテレビの視聴やネットショッピングが高かった。読書のジャンルは「文芸」「マンガ」「雑誌」が多く、中でもマンガは、「紙の書籍」よりも「電子・ネット書籍」で読まれているケースが目立つ。

記事にはグラフもついています。読んだ本のジャンルでは、文芸、漫画で一位、二位を争っているのですが、その様子が真逆。文芸では紙87%電子19%、漫画は紙57%電子62%です。漫画は唯一電子版の方が読まれていて、デジタルシフトに対応できている。文芸は逆に、一番電子版の比率が低い。

さらに家の中での余暇行動の調査を年代別にしていて、予想通り若い世代ほどネット関連に時間を使っています。しかも、コンテンツ的には同じジャンルでもネットで触れている。映像コンテンツを見るのはテレビではなく、動画配信や共有サービス。音楽を聴くのもレコード、CDではなく、ストリーミングサービス。

さてこの二つから感じたこと。

小説に関して言うと、今の若い世代の方が入り口は整備されています。小中学校での朝の読書運動があり、強制的に触れる機会が作られている。ですが、子供たち全員に読みたい本が用意されているかというと、少子化というビジネス環境のためそうなっていません。採算取れるジャンルが絞られている。さらに児童文学の性質上、「大人が読ませたいもの」になっています。すると、かなりの子供がサービス外になっている。

そこで取りこぼしているうえに、デジタルシフトが遅れていて、その後触れる機会も作れていないわけですよね。そういう部分が大問題だなあと常々考えているのですが。

それが数字に出っちゃっているのではないか。

この調査では20代だけ読書の数字がポコンと落ちています。他の年代では35-38%なのに27%。コンテンツごとで考えると20代は映像も音楽も楽しんでいて、使うデバイスが違うだけです。

その土俵に小説は上がれてないんですよね。下がってるのはそのせいではないか、小説、漫画一緒の数字でこうなら、別々だったらどうなっているんだろうとちょっと思ったのでした。

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2022/05/12

ワクチン3回目

前回接種から半年を過ぎたので、そろそろ新型コロナワクチン3回目を打たねばと思っているのですが。

副反応の心配があるので、なかなか予定が立てられない。前回は39℃の熱が出て、3日寝込む事態となりました。そうすると、週末が丸々潰れる。仕事オフの日に他のスケジュールが入れられない。今月ちょこちょこ用事があるので、空いてる週末がないのです。

あと、仕事オフの日は僕にとっては休日ではなく原稿書く日なので、そこが潰れると前後の仕事の日と合わせてずっと原稿進まない状態になるのも、困るところ。

ということを考えていたら、そろそろノババックスのワクチンが提供開始される模様。組み換えタンパクワクチンという種類のもので、この方式は以前から使われています。インフルエンザのワクチンもこれですね。

僕が前回打ったのがモデルナのmRNAワクチン。どちらもウイルスの殻のとげの部分を免疫に覚えさせ、ウイルスが入ってきた時にすぐ退治できるようにするというものですが、mRNAワクチンはそのタンパク質の設計図を体内に送り込んで体内で生産、組み換えタンパクワクチンは設計図を他の培養細胞に送り込み、出来たタンパク質を注射します。

mRNAワクチンは設計図を直接送り込んで体内で生産した方が効率が良いという狙いで開発された技術ですが、そのためか逆に組み換えタンパクワクチンの方が副反応が弱いという話。どうせ5月中に予定が立たないなら、そっちの方がいいかなあ。

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2022/05/11

次の目標

思い付きでネーム切ったもんだからめっちゃきつきつだったスケジュールをこなしまして、先週末はすっかりだらけて過ごしていましたが、さて、次の目標へ進まなくてはいけません。

ガンズ連載中の『クローン04』をコツコツ進めるのと並行して、新作を一つ書きたい。なんとなくイメージはあったのですが。

このあいだのコミティア。創作の熱気にあふれた空間で、その熱に当てられてアイディアが湧くのはいつものこと。というか、あそこに行ったら進むだろうと、もう当てにしているw

今回は、原稿進めようかなと思っていたら、寝かせていた別のアイディアが膨らみ始めて、これ書けるんじゃないかなという感じになりました。

あと何個かエピソードがいるので、まず資料漁りから。目標は夏かな。

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2022/05/10

サブスク囲い込みとノマド民

こちらの記事を読みました。

Netflix失速の裏に「意外なライバル」の出現、サブスクの限界到来? 鈴木貴博 DIAMOND online 22/5/6

Netflixの契約者数が大きく減って株価もガタ落ち、リストラ開始というのがニュースになっていました。こちらの記事は、その原因として直接のライバルだけでなく、インフレによる生活費の見直しが大きいのではないか、という趣旨です。

それはあるかもねと思いつつ、記事の締めが「「本当は、映画のように1作品を見たら1500円という売り切りモデルに世界は回帰すべきなのかな」とビジネスモデルの原点回帰を想起させる出来事でした。」となっていて、「生活苦しくなったら、エンタメ系はサブスクだろうが切り売りだろうが、カットされる筆頭じゃないか」とツッコミを入れて読み終えました。

こちらのNetflixの発表はけっこう話題になったので、あちこちで反応を見かけたんですけれど。

総じてみると、値上げで割高感があって、推しの作品にも魅力を感じないので解約という意見。

ただ身近な人にもいるのですが、不満があるからというより、サブスクのサービスが増えてきて全部契約するわけにもいかないので、見たいやつをまとめて一気に見たら別のサービスへという、ノマドなパターンが定着しているのかなと思いますね。サブスクで囲い込みをみんなが狙っているので、逆に見たいものが分散している。

僕はネットサービスじゃなくてCATVなんですが、考えたらそれも元祖サブスク。そこでいつもスタートレックの放送をしていたチャンネルで見かけなくなったなと思ってたら、Paramount+という本家のサービスができてて、そこに集約していっているようです。制作元が直接配信するようになると、ほんとに分散していく。

見たい時だけ契約はサッカーで僕もなってますね。普段Jリーグを見るのはDAZNですが、今だとルヴァン杯がフジテレビのCS。CATVのオプションチャンネルで見れるので、その時期だけ契約。あと、W杯とか、欧州選手権とか、さらにアンダーカテゴリーの日本代表の試合がCSで流れている時があって、そういう時も契約。

今度U-19日本代表が参加する大会がありますね。ウチから誰が招集されるかな。楽しみ。

DAZNも値上げしたのにイングランドプレミアリーグの放映権取り損ねてて、シーズンオフはどうするか、考えるなあ。据え置きだったDOCOMO割も値上げしますしねえ。

こうしてみんなノマド民になっていくのかな。

サービス提供者の側は囲い込みたくてキラーコンテンツを用意しようとしているのですが、結果は逆に視聴者の流動性を生み出す流れになっていて、ぼろ儲けというのもなかなかできないよなあと思ったのでした。

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2022/04/27

ネクパブPODアワードと眉村卓先生

ちょっと前のニュースなのですが、インプレスR&Dが3/23に「ネクパブPODアワード2022」のオンライン授賞式を開催したそうです。この賞はAmazonのプリント・オンデマンドを活用した個人向け出版販売支援サービス「ネクパブ・オーサーズプレス」を利用した紙本の出版者を対象としたもの。グランプリには『投資ド素人が投資初心者になるための 株・投資信託・つみたて NISA・iDeCo・ふるさと納税 超入門』の著者であるEdit room:H(エディットルームエイチ)氏が選ばれました。

こちらの本は投資の「初心者以下のど素人」に向け、基礎の基礎だけを解説した一冊。すごいなと思ったのは、売れ方です。発売からは2年近く経っていて、現在でもコンスタントに売れている。カスタマーレビューは1000件超え、PODの紙版だけで、1万1千部以上出ているのだそう。電子版もあるのでそっちで買った人も多いでしょうから、全体としてはこの手の商業出版の本と比較しても、けっこう当たった方なのでは。

個人出版の売り上げがどうなっているかを著者の方みんなが公表してるわけではないので、実態はわかりづらいのですが、小説でも漫画でも、そしてこういう実用書でも、もうそこまで売れたら商業出版と変わらないよね、という事例はちらほら見聞きします。

当然それはてっぺんの方の例で、その下にどっさり売れない人がいるわけですけれども、その辺は商業出版でも同じ。小説家なんて、もともと専業なのは一握りと言われる世界です。

この間の漫画の記事でも書きましたけれども、0と1%、それどころか例えそれが0.001%だったとしても、その間には無限の差がある。ケモノ道だけど道があるのだ、というのは大きいなと思います。

さてそういう売れる売れないの話だけではなく、優秀賞を見ていて気づいたのは。

眉村卓先生の追悼本が表彰されてる!

眉村先生とは実はご縁がありまして。僕が小説デビューしたのは、岩崎書店と創作集団プロミネンス共催の新人賞を獲れたからです。受賞するとプロミネンスに入りませんかというお誘いがあり、僕は会員となっていて、新刊情報係としてこのあいだも更新していたりしましたが。

眉村先生はそのプロミネンスの大先輩で、総会や懇親会でご一緒して、お話させていただいたこともあるのです。

こちらの本は、コロナ禍で一回忌等に合わせた偲ぶ会が行えないとなった時に、では偲ぶ本を作ろうと刊行されたものだそうです。

こういう企画が立てられるのも、セルフ・パブリッシングのいいところですよね。売るという目的ではないところで本を作って広く頒布することができる。想いを優先して本を作り、想いを共有する人にあまねく届けることができる。

特にこの賞が表彰しているプリント・オン・デマンドは、紙の本を注文生産できるので在庫の問題がなくなって、実体のある本も自由に作れます。僕が利用しているのはBCCKSですけれど、こういう形で作られた本の利用が進むと、出版の裾野が広がって文化的に豊かになることが期待できます。

なのでどんどん流行ってほしいなと思っているのです。

僕もそろそろ次の単行本をまとめよう。

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2022/04/25

あと一つ

締め切りがきつくなりそうだと、このあいだ書きました。『マレシビト』を描いたせいですね。

次の締め切り、ガンズの次回分『クローン04』はそろそろチェックに回せそう。

さてそうすると、後はコミティアコピー本なのですが。

こちらがやばい。

SFショートショートを書こうと思っていたのですが、すぽんと頭から終わりまではまったので描かないとモヤモヤする状態になった『マレシビト』の場合とは逆で、アイディアの方がモヤモヤとしたまま、まったく固まらず。

これはかなりの難産の予感。やっぱり並行して考えることが多いとダメだ。

今日中にはまらなかったら、もう別企画にしてしまいたいと思います。

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2022/04/21

漫画家の新しい生き方

こちらの記事を読みました。

自ら発信し、道を切り開く 漫画家たちの新しい生き方 上野純子 編集会議 編集部 AdverTimes 22/4/11

タイトル通り、SNSを使って活動を広めて、そこからお仕事につなげている例が紹介されています。ただ、広告やタイアップ、パフォーマンス系と、ちょっと普通とは違う印象。

ですが、その中で気になったのがこちら。漫画のライブドローイングをしている内田慎之介さん。

ショーンさんは他にもサポートしているアーティストが数名おり、その中には内田慎之介さんがいる。内田慎之介さんは実は女性で、作品を少年漫画誌のコンペに出品する際に男性名の方が良いと思い、このペンネームをつけたとのこと。目標としている漫画家は大友克洋氏。特に好きな作品は『AKIRA』で、大きな影響を受けている。イベントでサイバーパンク好きのショーンさんの目に留まり、LAで開催されたアニメエキスポのライブドローイングやVehementという音楽グループのMV制作にも共に携わっている。

彼女の主戦場はライブペイントだ。長さ4メートル弱、高さ2メートルの壁一面に、大胆かつ精緻な漫画を描く。男性的な作風と、きれいな顔立ちと女子高生風コスプレ。その意外な組み合わせが目を引く。インスタグラムのプロフィールには『世界唯一のビッグマンガライブペイントアーティスト』とある。

「元々は漫画家を目指していて、何年もコンペにも出し続け、持ち込みもした。ある時、編集者に作風が古いので、今のテイストをやめないなら、もう諦めた方がいいと言われた。その場で大泣きし、帰りの電車でも泣き続けた。商業誌での漫画は無理かもしれないと思い、他の道を探していたところ、ライブペイントが出来るデザインフェスタというイベントを見つけた。そこでマッキー1本で絵を描き始めたのがきっかけ。調べたところ、自分以外で壁画一面に漫画を描くアーティストはいないので、そのように名乗っている。」

担当さんに絵柄でダメ出しされる。ありがちな出来事。

ただ、これは実はおかしな話だと思うんですよね。もし絵柄の新しさがそこまで重要なら、一線で活躍するベテラン作家は存在しないことになる。高橋留美子先生の存在と矛盾する。魔夜峰央先生の『翔んで埼玉』のように、古い作品が再発見されることもあり得ない。

本当は面白さだけが重要で、それがどうもいまいちな時に、目で見てパッとわかるものに原因をなすりつけてるだけだと思うんですよ。面白さには読者の想定を上回ることが必要なので、作風が何かのフォロワーだと絵も内容も見たことあるものになってしまって不利だということは、確かにあり得る。そこは何か本家と違う方向に突き抜けることが必要で、それにはチャレンジと試行錯誤がいる。

そこで商業出版では、担当さんも忙しいので、こうして切り捨てられることがあるのですけれども。

今はチャレンジして世間に問う方法が、個人の手の内にあるので、本人がくじけなければこのように大逆転が可能。

どっちにしろ突き抜けるという時点で大変なことには変わりないのですけれども、たとえ可能性が1%、いや0.001%だとしても、ゼロと比べたら無限の違いがあるのです。

夢ある時代になったなあと思います。

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