書籍・雑誌

2017/03/26

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 12

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 12 (鷹見一幸・著)を読みました!

粛清者の攻撃により、艦隊司令部を失った地球防衛艦隊。恵一もそのさなか死亡、アバターの復帰を待つことになった。そんなおり、粛清者は大量の恒星反応段を投入。新戦術に防衛線は混乱を極める。

そこで恵一は戦線に復帰、増援もやってきた。さあ最終決戦。地球を守り切ることはできるのか……。

こういうお話はどんどんエスカレートしていくものですが、もう極めたという感じです。最終決戦はものすごい数になってるし、すんごい大災害は起きるし、暴かれた敵の正体はスケールでかすぎです。

そういうとこがスペースオペラだね! という感じで素敵(^^)/

以前の巻のあとがきで、鷹見先生は自分の作風を群像劇だと書いていましたが。

クライマックスで地球大ピンチの時に、そういう風に書いてきたことが伏線となります。戦場から離れた所で起きる事件にも、以前から出ているキャラクターがいる。大スケールのカタストロフィを、緊張感たっぷりに書くことができ、手に汗握る展開でした。

最終決戦ということでこの巻が最終巻なのですが、それは第一部完結。この後人類の反撃を書く構想があるそうで、そちらも楽しみです。

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2017/03/20

魔法科高校の劣等生SS

魔法科高校の劣等生SS (佐島勤・著)を読みました!

パラサイトの兵器使用実験のために、九校戦に仕掛けられた謀略。それを知った達也が、阻止するために九校戦の陰で暗躍していたのが、第13巻、スティープルチェース編だったわけですが。

こちらはその時、他のみんなはどうだったのかという、主に表舞台の短編集です。

九校戦の魔法競技は、もちろん架空のものなのですが、僕はスポーツ漫画とかが好きな人なので、一年生時の大会も楽しく読んでいました。二年生の大会はけっこうはしょられちゃってて、残念だなあと思っていて。それが読めて楽しかったです(^^)/

ただ、問題は。

この前の巻の第19巻に、『一条将輝転校日記』が載っていて、そこで将輝がすっかり純情高校生ぶりを披露。この巻では、『ショットガン!』『一人でできるのに』で三校作戦参謀・吉祥寺真紅郎が達也に完全に上回られて、苦杯をなめました。

すっかり愛すべき小者感が。最大のライバル三校がこの調子では、次の大会で勝てる気がしません。

スポーツものとしては、それでは盛り上がらない。はたして三年生での大会はどうなるのでしょうか。(スポーツものじゃない)

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2017/02/19

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 11

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 11 (高見一幸・著)を読みました!

粛清者の太陽系への侵攻は、更なる段階、規模となっていく。そして同時に、他星系へも侵攻を開始。太陽系に送られてくるはずだった援軍は、そちらの対応に駆り出され、ずっと数を減らした状態となった。

さらに送られてくる粛清者の艦隊には、次々と新型が登場。太陽系防衛艦隊は大きく被害を受ける。防衛線を後退させた艦隊は、太陽系を守り切ることができるのか。

めっちゃピンチ!

もうその一言に尽きる第11巻。人類側は粛清者に対して後手後手に回り続けます。被害甚大、死傷者多数。

この作品の世界では、兵士たちはアバターで戦っています。仮の肉体で戦っているので、死んでもまた新しい体でよみがえる。

ただ数に限りがあるので、その後ろに本物の死が控えている。死んじゃうショッキングシーンがあっても、生き返るからああよかったで今回はすむけど、その分本物の死の緊張感すごそう。どうなるんでしょうか。

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2017/02/16

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

ハリー・ポッターと炎のゴブレット (J・K・ローリング・著)を読みました!

あいかわらずダドリー家で夏休みを過ごすハリー。そこへウィーズリー家からクディッチW杯観戦のお誘いがやってくる。喜んで招待に応じるハリー。ワールドカップ決勝戦は大熱戦。ハリーもたっぷりと堪能した。

しかしその晩、魔法使い達が泊まるキャンプ場に、ヴォルデモート復活のしるしが現れる。さらに、その後行われることになった三大魔法学校対抗試合でハリーを狙う動きが……。

ただでさえ分厚い本が、この間から上下二巻組。ぼちぼち読むかなあと思っていたのですが。

夜中、ちょこっとのつもりで読み始めたら、止まらなくなって朝の9時までかかって一気に読みましたよ。恐ろしい……。この引っ張る力こそ、面白い作品が持つ魔法の力。身に着けたい。

ハリーたちも14才になり、ちょっと色気づいてきました。ダンスパーティーが開催、パートナー選びでひと悶着。いやー、恐ろしいですね、ダンスパーティー。僕は絶対うまく立ち回れない自信がありますよ。日本に生まれてよかった。

お話はウォルデモート復活で、ぐっと緊張感が増してきました。ヴォルデモートの部下への扱いがひどくて、まさに悪魔。悪の強さが物語を引き上げます。さあどうなる。

今度は引っ張り込まれることを覚悟して、時間見とかないと(^^;;)

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2017/02/05

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 10

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 10 (鷹見一幸・著)を読みました!

長引く太陽系防衛戦。粛清者は今までのパターンにない戦力の逐次投入を行ってくる。艦隊の構成も違い、狙いが今一つ読み切れず、それに戸惑いながらも対応する恵一たち太陽系防衛艦隊。

やがて粛清者の戦略が、太陽を狙った恒星反応弾の発射に重点を置き、それに対抗する戦力を削ろうとしているのだということに気づく。事態はいよいよ終局に向かう。果たして地球を守ることはできるのか。

ツンデレというにはツンすぎると思っていたエミリーが、猛烈にデレた!

こちらもかなりじっくりパターンだったようです。長いお話はこういう仕込みも楽しめます。

基本主人公は恵一ですが、あとがきで群像劇を意識していることが書かれています。地球全体を襲う危機を表すには、いい手法です。

ただ主人公格のキャラがみんな、尻に敷かれるタイプな気がしますw どうなるんだろうw

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2017/02/02

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 9

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 9 (鷹見一幸・著)を読みました!

モルダー星系防衛戦は、恒星の核反応を促進され惑星に大被害が出て成功とは行かなかったものの、そこで武勲を挙げた恵一率いる地球軍独立艦隊。地球に対する大きな援助を引き出すことには成功していた。

ちょうどその頃、地球では粛清者の艦隊が侵攻してきていた。モルダー星系でも見られた、戦列艦の主砲を無効化する耐ビームコーティング。そして新たな戦術。敵の狙いが読めない中、救援艦隊とともに帰還した地球独立艦隊は、太陽系を守り切ることができるのか……。

とうとう地球が本格的にピンチになってきました。

9巻がかりという、すごいじっくりしたペースなのですが、もうそのペースが徹底していて、ピンチも一気にピンチになりません。粛清者の新戦術により、じわり、じわりと不安感が増す展開です。

前巻で惑星モルダーの住民のシーンが書かれていて、そこが臨場感を出すのにとても効いていたのですが、地球にもそんなシーンが仕込まれています。これも後で効いてくるんだろうか。地球はどうなっちゃうんでしょうか。

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2017/01/07

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 8

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 8 (鷹見一幸・著)を読みました!

艦隊内のコミニュケーションをとるために使われていた感応端末へのジャミングを受け、大混乱に陥ったモルダー星系防衛軍。

しかし恵一達地球軍独立艦隊にとっては、音声と映像によるコミュニュケーションは従来通りで慣れたもの。素早く体勢を立て直し、粛清軍の迎撃に向かう。ところがそこで、粛清軍の新兵器が投入され……。

ずっと感想でスケール感について語ってると思うんですけれども。

僕が子供のころからSFに惹かれてるのも、宇宙に惹かれてるのも、そのスケールの大きさが、とにかくなんかすごいと僕のハートを刺激するからで。

この巻ではそれが満載です。惑星滅亡の様子とか、おおーとうなりました。

物語の魅力は、そこでスケール大きな事象と、逆に小さな、そこに住む人々の身の回りがリンクすること。滅亡を迎えることが確定したモルダー第4惑星に住む人々の、その時を迎えるメッセージが心に染みます。

あとがきにそろそろ物語の終わりがほのめかされていました。10巻って書いてあるけど、最新刊は12巻だ。どうなってるんだろう。

モルダー星系の文明が、太陽系とオーバーラップするように構成されているわけで、さあ地球はどうなる。

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2017/01/05

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 7

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 7 (鷹見一幸・著)を読みました!

ケイローンの首都惑星シュリシュクでの「魂の試練」に、抜群の結果で合格した恵一達。地球への支援は確定し、地球軍独立艦隊は扱いがぐっとランクアップ、粛清者の攻撃を受け危機に陥ったモルダー星系の救助へと向かう、ケイローン艦隊に組み込まれた。

モルダーは「魂の試練」初戦で対戦した相手。地球人類同様、支援を必要としていた。何十万という艦船が激突する戦場で、恵一達は生き延びることができるのか。

どんどん戦いのスケールが大きくなっていきます。広大な宇宙を埋め尽くす何十万もの大艦隊というのはスペースオペラの醍醐味です。もうそれだけで心躍ります。

対消滅弾をつんだ戦闘艇による雷撃戦は、手に汗握る展開。「命がけでここまで運んできた理由を、あたしに見せろ!」とか、めっちゃ燃える。僕もこういうシーンを一度書いてみたい。

そしてすごい気になるところで引いてしまいました。次を読まなくては。

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2016/12/28

グラウンドの詩

グラウンドの詩 (あさのあつこ・著)を読みました!

全国大会出場を決めた八頭森中。不況が続きいい話のなかった町に、久々の明るいニュース。瑞希(みずき)達部員も、初めての経験に心躍らせていた。

そんな時、幼馴染でチームメイトのいつもひょうひょうとした良治がふさぎ込み、様子がおかしい。ある夜警察から良治が喧嘩をして捕まったという知らせがきて……。

このあいだ感想を書きました『グラウンドの空』の続編。面白かったです。

あさの先生の本はいくつか読んでいるんですけれども、作品の狙い所によってはっきりと文体を変えているので、勉強になります。

特に今回は、児童文学とはなんぞやという点ですごく参考になりました。

野球を題材にした小説だけど、試合のシーンがほとんどないんですよ。代わりに書かれているのは、子供たちの細やかな心の動き。

投球練習のシーンはたくさんあるのですが、それはバッテリーの二人が心を通わせるシーンとして書かれています。自分が何者であるかとか、人間関係とか、そういう部分に焦点が当たっていて、さらにそれを書く文もすごく練ってある。

こういうところをしっかり書くことができたら、今書いてる自分の作品もうまくいくんじゃないかなあ。

ただ、途中に挟まれた自分のチームの選手との対決の場面はやっぱり楽しくて、自分は少年漫画脳だなあと思うのですけれども。書きたいものと、求められるもの。うまくバランスをとらないと。

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2016/12/26

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 6

宇宙軍士官学校‐前哨‐ 6 (鷹見一幸・著)を読みました!

教導者アイロスのさらに上位の種族ケイローンの、首都惑星シュリシュクに到着した恵一達。そこで待っていたのは、地球人類が支援に値するかを判断する魂の試練。粛清者の攻勢に対し戦力が不足している銀河文明評議会では、このテストにより支援の優先順位を決めていた。

自分達が支援に値する可能性を持つ種族であるとケイローンに示さなければ、人類は滅亡する。恵一達の戦いに人類の未来がかかる……。

タイトルは宇宙軍士官学校だけれども、もう全然士官学校の話じゃなくなってきました。地球人は遅れているけれどもその潜在能力はすごい、という一種のチートもの。スペースオペラでよくあるパターンです。

ただ最近、現実の世界情勢はグダグダだから、地球人こんなに立派かなあとつい思ってしまいます。途中で先例として出てきたオクタル。類似例を思いついてしまうのは気のせいか(^^;;)

ただ主人公が勝ち残っていくのは、やはり無条件でわくわくするので、次が楽しみです。

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