J2観戦記 土屋君その6 終盤少し失速
本日は土屋君の甲府武者修行観戦記最終回です。
2025J2第29節、甲府2-3鳥栖。
土屋君はこの日ベンチスタート。10分に甲府が鳥海選手のシュートで先制、そして57分、鳥栖が松本選手のヘディング シュートで同点。そこで 62分に井上選手に代わって土屋君が投入されます。
64分、甲府が1点リードします。鳥栖DFがGKに戻したボールが弱くなり、熊倉選手が奪い切るとクロス。内藤選手が押し込みました。
71分。左サイドからのクロスを土屋君が高い打点のヘディングクリア。
78分。左サイドからの速いクロスを土屋君が足を出してクリア。
86分に鳥栖が同点弾。スルーパスが出て西川選手が走り込みます。左から絞ってきた土屋君が体を当てますが逆に弾き飛ばされ、GKもかわされてシュートを決められます。
そして試合アディショナルタイム93分、鳥栖の決勝点。鳥栖の波状攻撃の中で左からのクロス。これは土屋君が跳ね返します。このセカンドを鳥栖が競り勝ち、繋いで今度は右からのクロス。これを新川選手がヘディングシュートで決めました。
もうちょっとで逃げ切れたのに、甲府は悔しい逆転負けとなりました。
ここから3試合、土屋君はベンチが続いて。
次の出番は第33節、長崎4-0甲府。
土屋君フル出場です。
10分。長崎が先制。左サイド笠柳選手のドリブルカットインからスルーパス。この時土屋君は澤田選手のマークを捨ててドリブルを止めにいき、パスとすれ違います。抜け出した澤田選手の折り返しをエジカル・ジュニオ選手が押し込みました。
この後も笠柳選手のドリブルに土屋君は苦戦。何度もやられていました。
26分。長崎2点目。左サイドからの連携で崩して、最後澤田選手が打ち込みます。甲府は全体的に後手に回り、土屋君も澤田選手のワンタッチ パスに振り回されました。
後半に入ったところで土屋君とヘナト・アウグスト選手の左右CBがポジションチェンジ。土屋君がちんちんにされたからかなとちょっと不安になりました。
69分。長崎左サイド笠柳選手がドリブルでボール保持からスルーパス。松本選手が抜け出しマイナスの折り返し。これを笠柳選手がシュート。土屋君がゴールカバーに入っていってブロック。GKがボールを確保します。ナイスカバーです!
71分。長崎3点目。ペナルティエリア手前でボールを持ったマテウス・ジェズス選手のスルーパス。松本選手が飛び出してヘナト・アウグスト選手の裏を取り、GKの目前で合わせてゴール。
87分。高い位置を取った土屋君。パスを受けて寄せてくる2人を縦に外してクロス。これはクリアされました。
92分。長崎右サイドから関口選手が速いグラウンダークロスをDFGK間に送ります。これを土屋君がスライディングカット。CKへ逃れました。
しかし93分、この右CKをマテウス・ジェズス選手がヘディングシュートで決めてとどめ。
長崎大勝、甲府は完全に力負けという試合でした。
第34節、藤枝1-1甲府。
土屋君、左CBでフル出場。
13分。高い位置を取っていた土屋君。林田選手からのパスを受け、プレスに来る相手を1人かわしてパス。そしてペナルティエリア内に入っていきます。しかし荒木選手からのパスはカットされました。
39分。甲府が先制点。サイドの高い位置を取った土屋君がボールを受け、落としたところから林田選手のクロス。鳥海選手のシュートが決まりますが、ハンドの判定。チャンスがついえたかに見えましたが、GKからのリスタートのパスに荒木選手がアタック。こぼれ球を鳥海選手が縦に出して、荒木選手がペナルティエリア侵入からシュートを決めました。
83分、藤枝が同点弾。左サイドからの速いグラウンダークロスがGKDF間に入ります。戻りながら土屋君がクリアしようとしてミスキック、これがオウンゴールとなってしまいます。足を強く振らずに面だけ合わせて逃げる選択もあったはずなので、これは痛恨のミスでした。
88分。左サイドを土屋君がインナーラップして、ボールを引き出しクロス。これはゴールラインを割りました。
そして試合終了。この引き分けで甲府はJ2残留を決めましたが、同時にプレーオフ圏にも届かないことが確定しました。土屋君のオウンゴールは本当に痛恨の失点となってしまいました。残念。
次の35節は土屋君ベンチでした。
第36節、徳島4-1甲府。
徳島が2点リードして後半に入るところで遠藤選手に代わって土屋君が投入されます。
48分。早いFKリスタート。鳥海選手が落として土屋君がミドルシュート。上に外れます。
55分に甲府が1点返します。荒木選手のクロスに田中選手です。
61分。徳島が児玉選手のミドルシュートでさらに追加点。
67分。右サイドでボールを持った土屋君、ドリブルを仕掛けて股抜きからクロス。これはカットされました。
71分。徳島がダメ押し。右からのロングスロー。こぼれを宮崎選手がミドルシュートを決めました。
79分。徳島右サイドからのクロス。土屋君がダイビングヘッドでクリアします。
83分。上がっていった土屋君。中盤からクロス。内藤選手がヘディングシュート。しかしこれはオフサイドです。
そのまま試合は終了。昇格を目指す徳島との勢いの差が出てしまった敗戦でした。
第37節、甲府0-1富山。
土屋君は先発フル出場。
20分。富山の右サイドからペナルティエリア内へパス。土屋君は上がろうとしていて一瞬逆を取られそうになりますが、うまく残り足でクリア。
21分。左サイドに開いてボールを受けた土屋君。左足でDFライン裏へロングパス。これは惜しくも富山CB深澤選手にクリアされました。
65分。左サイドから富山の亀田選手がドリブルでカットインしていきパス。吉平選手がミドルシュート。土屋君はコースに入ってしっかりとブロック。
71分。富山のカウンター。吉平選手から深澤選手へパスが通り、土屋くんと対峙。抜かれそうになりますが、体を入れてボールを奪ってクリア。
80分。富山の亀田選手が前線でボールを奪ってドリブルで右サイドへ流れてくると、土屋君が対応、シュートを打たせず。このまま流れていった亀田選手は、ヒールパスで松岡選手に。ここに土屋君が反応、シュートブロック。いい守備です。
90分。富山左サイドからのクロス。土屋君が下がりながらの難しいタイミングでしっかりジャンプ、高い打点でヘディングクリア。
試合アディショナルタイム92分。GKからのパスが引っかかるピンチ。こぼれ球に詰めてくる相手に、土屋君が戻ってギリギリでブロック。倒れながらボールをかき出します。これを拾ったスアレス選手がロングパス。抜け出した内藤選手のループシュートは上に外れました。惜しい。
95分。富山が決勝点をあげます。左CKがゴール前でごちゃごちゃの混戦になると、富山の選手の出足がよく、香川選手が無理矢理押し込みました。
富山は降格ピンチの状態だったのですが、ここで執念を見せ、劇的勝利。ちなみに最終節に逆転残留を決めています。甲府はホーム最終戦を勝利で飾れませんでした。
そして土屋君は第38節ベンチ外で、この試合でシーズン終了となりました。
土屋君のシーズン総括です。最初は修行組の中で一番調子が良かった土屋君。3バックの右CBとしてしっかりと先発を確保。しかも甲府は最初のうち土屋君が割と頻繁に上がっていって攻撃参加する形をとっていました。これはウチの右CBとまったく同じ役割だったので、すごい修行の効果がありそうだとウキウキしていたのですが。
しかしそのうち守備の安定を求めてか、CBの攻撃参加が控えられるようになり。かつ怪我で長期離脱していたヘナト・アウグスト選手が復帰すると、土屋君の出番自体が減ってしまいました。
経験値はしっかり積めたとは思うのですが、ちょっと尻すぼみになってしまったのが残念。来季はどうなるのでしょうか。
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