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2025/10/12

今週の漫画感想 DFの5箇条

いきなりにわか雨が降る月曜日。ご飯食べながら漫画読む。 #週刊少年ジャンプ 45号と ジャンププラス の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。#魔男のイチ さすがに主人公がここで強引に事を運ぶことはしなかった、よかった、と思ったら、より厄介っぽいやつが来た。どうなる。

#あかね噺 意味ありげな表情で引き。悪そうな顔すぎて、もう。

#逃げ上手の若君 ここでそう来るとは!

お次はジャンプ+。 #サンキューピッチ 第29話。策士と策士の戦いだったのに、こうなっちゃうと、相手の方が主人公ではw

#マリッジトキシン 第141話。新展開、めっちゃやばそう。

#ふつうの軽音部 第82話。色々仕込んでいるんだけれど、これは一体どうなっちゃうんだろう。

というジャンプ45号とジャンプ+の感想でしたー。今週台風来るのかな。25/10/6

台風が東にそれていく木曜日。ご飯食べながら漫画読む。 #週刊少年サンデー と #週刊少年マガジン 45号、そして #マガポケ の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはサンデー。巻頭カラー #パラショッパーズ 頭とか終わりの方とか、ギャップを作る演出うまい。

#百瀬アキラの初恋破綻中。 感情の起伏をとことん描いて、最後にちょっと不安をひとたらしする、対照的な演出。その差が引き立つ。

#龍と苺 絵面はただの扉なのに、感情移入してしまう演出の妙。

お次はマガジン #シャングリラ・フロンティア 仕掛けの方の情報をたっぷり出した後で、気持ちの方を描く。燃える構成。

#生徒会にも穴はある! 先輩している!

#盤上のオリオン やっぱりただ者ではなかったか。

そしてマガポケ。#ハナバス 苔石花江のバスケ論 第36話。やっぱり初心者じゃダメかと思わせておいてから回想挟んでの「やめない」で、もう泣きそうだったし、泥臭くボール確保した時点でもう十分ごほうびだったのに、その後に真の見せ場があるの、マジで泣いた。

そして最終頁、奮い立つような感動を覚えてからの「次号は休載です!」でもう一度泣いた。うそでしょう?ここで引いて待たされるの?

というサンデーとマガジン45号、そしてマガポケの感想でしたー。次の台風も来てるのか。25/10/9

『ハナバス 苔石花江のバスケ論』。最近立て続けにこちらの感想を書き続けていますが。

もう本当に盛り上がっているのです。特に今回なんて感動のあまり、細かい1コマ1コマに触れて5000字ぐらいの掌編小説並みの長文感想を一気に書き上げられる気がする。

とにかく、この漫画の素晴らしさは訴えたい。思い切りネタバレ感想なのでお気を付けください。

何がいいってエピソードを持っていき方。アイディアもいいのですが、ネタだけではなく、演出の上手さ。読者の感情の揺さぶり方が抜群です。

前回は、つぼみ初出場で緊張のあまり周りのスピードについていけず、何が起きているのかもわからず、あっという間に初心者だということがバレてしまう展開。

しかし最後にそれでもやれることをやるんだと、大きな声を出して自らを奮い立たせ、そしてそれが周りにも響くという、期待を持たせる演出で引きました。あの時点で、読者には次回きっと活躍するのだろうと予想はついているわけです。

そして今回。がんばって声を出して守る様子をまもり先輩とわんこ先輩二人が評価。習った守備の基礎がきちんと出せている。ここで僕はよしよしと思っているわけです。

しかしそこにちょっと気になるセリフ。「いいディフェンスだけど…」。すると次ページ、あっという間に相手に抜かれます。呆然とするつぼみ。振り返るその顔には焦りが見られ、読んでいる僕は、やっぱり初心者じゃ荷が重いのかと、谷底に突き落とされます。

そこで回想が入ります。ディフェンスの練習をがんばっている様子。そしてそこで確認されるディフェンス5箇条。声を出す。手は下げない。飛ばない。目を切らない。そして回想から開明けて5つ目がタイミングどんぴしゃりでねじ込まれるのです。「何があっても止めない」。

抜かれたけれどすぐに振り返って挟み込んで、二人で守備。そしてここに、先輩二人のガッツポーズが挟まれます。つまり先輩たちにとっては、ここまでできれば十分合格なのです。初心者にそこまで高いものを求めていない。もともと第3クォーター残り1分半で、疲れが見える他のメンバーを少しでも休ませるために起用されたので、時間を稼いでくれればそれで目的達成なのです。

この「止めない」という言葉と共に、つぼみちゃんが守備で寄せてくる様子が描かれるのですが、そこまでの1ページ分の溜めがもう心憎い。ここですでに、僕の目は潤み、泣きそうです。けなげっ子に弱い僕には、ここでがんばる初心者の姿は、十分にクリティカルな一撃なのです。

しかもです。二人のプレスに焦った相手にミスが出てボールロスト。そのルーズボールにつぼみちゃんが飛びついてダイビングキャッチ、しっかりと確保。泥臭くがんばって、ビッグプレーを見せました。

もうこれで十分。

もうこれはご褒美。

もうこれはお釣りが来るシーンなのですよ。

なのにですね、真の山場がここではないのです。

この直後、藤先輩が声をかけ倒れているつぼみちゃんにパスを要求。つぼみちゃんは寝転んだまま、とっさにパスを出します。

ここからの演出が最高。僕は漫画のモノローグを使った時間を引き延ばす技法が大好きなのですが。

たっぷりと2ページ使って、この状況でもつぼみちゃんが最初に習ったように受け手のことを考えたボールを出したことが描かれます。

いや、文字にするとですね、大したことがないように見えるんですよ。でもこれが体感時間を引き延ばしてスローモーションにした演出の中では、ものすごく大きいこととして描かれるのです。

この教えは最初、部長から「パスは愛だ!」と、ちょっとコメディタッチで描かれていましたが。

これと、2on2の時の同じセリフを伏線とした、藤先輩の「愛のあるええパスや」で、マジで泣いた。

確かにですね、初心者でもできる些細なプレーの積み重ねなんですよ。でもそれを一生懸命遂行して、けなげにがんばる姿が胸を打つんですよ。

そしてさらに、これにチームメイトたちも奮い立ちます。このパスだけはゴールへと繋がなくてはいけない。そう思ったみんなの姿を描いて。

そしてなんとそのラストページの一番下に「次号は休載です!」と書いてあるのです。本当に泣きますよ、これ。こんな盛り上がったところで、2週間 待たされるんですよ。なんてことだ。

ちゃんとゴール決まるのかなあ。

ハナバス 苔石花江のバスケ論(3)

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