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2025/08/28

AI創作物の侵食

画像生成AIに広告イラストの仕事を奪われているというつぶやきを見かけました。

それはあるだろうなあ。

技術の進歩はめざましく、ここにちょっとした絵がほしいぐらいの案件であれば、もう十分対応可能だろうなと思います。

僕も昔、ちょこっとそういう広告案件の仕事をしたことがありますが、本格的にあっちへ行ってたら、今頃大慌てなんだろうな。

さて、まるで自分には関係ないかのような危機感のなさで書いていますが、もちろん生成AIは文章も書くわけで。

なのに、どこか他人ごとのような雰囲気で書いているのには理由があります。

競合しないんじゃないかなと思っているからです。

この問題を考える時に、僕はあまり世間では触れられていないところがポイント なんじゃないかなと考えていて。

それは、AI はどこまで行っても道具なので、その後ろに必ず使う人がいるはずだ、ということ。

広告イラストの案件の場合、後ろには、実は特にイラスト自体にはこだわりがなく、それっぽいものがこの辺に必要だという認識の人がいたわけです。そしたら自分で画像生成AIの使い方を学べば、簡単安価にスペースを埋めることができます。需要に沿っていたのです。

それに対して創作物の場合。

それを使う人の目論見は簡単平易に儲けたいということじゃないかと思います。

ですが正直言うと、創作物は一部の人に人気が集中し、その人はめちゃくちゃ儲かるのですが、それ以外のところではあまり効率のいい仕事とは言えません。

さらに、それでもそこで儲けようとした場合、そこには明確に売れ筋というものが存在します。そうすると競争は激化。結局あまり旨味があるような気はしません。AIで創作代行は効率の点でどうかなと思っているのが一点。

そして、別の一点。創作者というのは、自分でも理解しがたい衝動に突き動かされていたりします。それが健全に保たれていると、売れ筋がそこだとわかっているが、それはそれとして面白そうだからこれが書きたい、という行動が生じる。

売れ筋外したら当然売れづらいという別の困難が生じるのですが、儲けたいだけの人とは被らなくなる。

AIに限らず、エンタメ産業では、この売れ筋を追うという行動が多かれ少なかれ起きるのですが、僕は追ってるつもりで追えてないタイプで、ずっと苦労しています。「どうせ好みに沿ってしか書けないんだから、考えるのやめたらいいのに」と友人作家には言われています。つまり競合したくてもそもそもできない。

ということで、僕自身にとっては「代わりに生じる困難」の方が問題だと、今のところは思っているのでした。

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