ペイウォールの向こうに
この間、ペイウォールの向こうに行ってしまったなでしこジャパンについて、これは単にサッカーの話ではなく自分の関わっている創作も同じ構造なのではという記事を書きました。
コンテンツそのものから収入を得ようとするペイウォール。これについて考えるとき、一番参考になるのはニュースサイトではないでしょうか。
ということで、その手の記事を読んでいます。例えばこちら。
広告か有料購読か、答えのないニュースの在り方 ペイウォールの課題は“マンガ配信”に解決のヒント? 小寺信良 IT MEDIA NEWS 25/7/4
注目はこちら。
この仮説に関しては、新聞通信調査会の資料からはこれ以上深掘りしていない。だがアメリカで同様の調査が公開されていた。「Pew Research Center」が2025年6月に公開したエントリーでは、ペイウォール記事に遭遇したユーザーの、その後の行動を追っている。
それによれば、「何か似たような情報を探す」と回答した人が53%、「情報へアクセスすることを諦める」人が32%、「無料で読めるアーティクルがないか探す」人が11%、「払って読む」人が1%となっている。つまりほとんどの人は、ペイウォールの先にある情報にはたどり着いておらず、無償の(実際には広告モデルだが)情報で代替している。
壁を越えてくる読者は、ほんの1%のという結果。以前ダイレクトメールについても、反応があるのは1%ぐらいだということを聞いたことがあるので、これはやはりそうなのかなという感じ。
実際僕は、多数派の99%の側ですからねえ。人の行動を引き起こすのは、本当に大変だなと思います。
「課金で続きが読める」…ニュースサイトの「ペイウォールモデル」で有効な施策はなにがあるのか 飯田 一史 現代ビジネスオンライン 25/3/17
こちらの記事では、実際のニュースサイトでの無料分と有料分の按分の影響について書かれています。ちょうどいい感じに人の興味を引っ張るのはなかなか難しいですけれども、それでもやってやれないことはないのかなと思わせる結果です。
さて、これを小説に置き換えた場合どうなるのかというところが難しいところで、色々考えさせられますね。個人で取れる手は何だろう。
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