偵察Vvs京都・福岡とルヴァン杯ヴェルディ戦展望
さてここからルヴァン杯プレーオフラウンド、ホーム&アウェイの2連戦。その後に天皇杯を挟んでJ1第20節もヴェルディ戦と、ヴェルディ尽くしの二週間がやってきます。
先日の神戸戦でリーグの前半が終わり折り返したわけですけれども、負けた3チームがすべて前からプレスに来る強度の高いチーム。そしてヴェルディもそういう強度を大切にしているチームで、第7節に対戦していてスコアレスドローだったということで、なかなか難しい二週間になると思われます。
ということでまずは偵察。
2025J1第18節、ヴェルディ1-0京都。
前半からバチバチの激しい潰し合いで、強度の高い展開が続きます。
その中で67分、京都にアクシデント。京都の平戸選手が、ヴェルディの森田選手に遅れて飛び込んで、右足首を踏んづけてしまい赤紙一発退場。京都は10人になってしまいます。
さらに京都の受難は続きます。交代で投入したラファエル・エリアス選手。この試合が怪我明けでした。しかし左膝を痛めてしまって、88分に途中投入途中交代となってしまいます。
そして試合が決したのはアディショナルタイム94分。ヴェルディの右CK。競ったこぼれを拾った新井選手が、ものすごいミドルシュートを決めました。
アディショナルタイムの決勝点で、ヴェルディが激しい熱戦を制しました。
第19節、福岡0-0ヴェルディ。
試合のは入りはヴェルディ優勢。前半中盤から福岡が盛り返します。そこでヴェルディGKマテウス選手のナイスセーブが2本。その後はどちらも攻めたり守ったりの展開。
一番得点に近づいたのは49分。福岡の右FK。上島君が抜け出して左足で合わせてゴールに送り込みましたが、オフサイドで得点取り消しとなりました。
ヴェルディにも惜しいシーンはありましたが、得点には至らず。結局スコアレスドローで終了です。
これを踏まえてヴェルディ戦の展望です。リカルド監督も言っているのですが、まずはプレーオフラウンドのホーム&アウェイを180分の試合と捉えて考えてみましょう。
一番難しいのはスケジュール問題です。これはヴェルディも同様なのですが、今週プレーオフラウンドが2連戦で、来週の週中には天皇杯があり、さらに週末にJリーグ。先週末の試合から考えると、5連戦となっているので、選手起用をどうするのか。メリハリをつけて水曜の試合を大きく先発変えるのか、それとも全体的にコンディションを見ながら色々と取り替えていくのか。どちらで来るのでしょうか。
ただウチもヴェルディもチーム全体で戦術をしっかりと共有しており、誰が出てもやり方自体は変わらないと思われます。
守備では。まず、切り替えのところで負けてはいけない。先に動いてパスの出所を押さえたいというのが一つ。
そして出てくるとしたらまず要注意なのは、木村選手です。体の強さを生かし前線にでボールキープし、攻撃の基点を作ります。昨年ほどのペースでは得点を積み上げていませんが、それでも強烈なシュートを持っており、注意が必要です。
そして中盤の森田選手。ヴェルディは前からしっかりプレスに行っての速い攻撃を見せていますが、それだけでないのは技術のしっかりした選手を取り揃えているから。森田選手はヴェルディのアカデミー育ちでしっかりその辺仕込まれていて、それでいて中盤で戦える選手です。ゲームを作っているコンダクター。なのでここをしっかり潰したい。
さらにヴェルディの3バックの右CBの綱島選手と左CBの谷口選手は、上がってきて攻撃にも絡める選手。強烈なシュートを見せています。しっかり捕まえたい。
攻撃では。
連戦でスケジュールが詰まってるのに木下さんを取られたの、本当に痛い。しかも日本代表に細谷君と熊坂君が招集されています。ここでチームの層の厚さが試されます。
昨日書きましたように、FWは垣田&木下&細谷のトリオでいいペースで点を取っていました。しかしそれでも、もうちょい点が欲しかった。もっとシャドーの選手に得点をあげてほしい。特に渡井君は、自身のスタイル的にも、もっとバシバシ決めちゃっていいんですよ! がんばって!
さらにヴェルディもウチも3バックなので、システム的にがっぷり四つなのですが、そうすると一対一で勝ってくれると優位に持ち込めます。特に両サイド。右サイドの久保君が、けっこういい形でゴール前に入ってこれているので、ここでバシバシと点を決めてくれるとレベルが一段上がります。がんばって!
さらに左サイドでジエゴさんが得点力を見せてくれると、このちょっと選手が手薄になっている2連戦でとてもありがたい。がんばって!
勝ち上がりたいプレーオフラウンド!!
勝ちましょう!!
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