U-17日本代表vsサウジアラビア PKに散る
つらい負け方をしました。
AFC U-17アジアカップサウジアラビア2025決勝トーナメント1回戦、U-17日本代表 2-2 PK 2-3 U-17サウジアラビア代表。
U-17W杯出場を、なんとかギリギリで決め、さて決勝トーナメントとなったわけですけれども。3連覇がかかっていたのですが、ここで終了となりました。
先制したのは日本で、9分。左サイドからのスローインを、瀬口選手が頭でつついて突破しようとしたところ、サウジアラビアDFサイード選手の左手に当たり、VARオン・フィールド・レビューと確認して、PKに。これを瀬口選手が決めました。
17分にサウジアラビア同点。右サイドからアルファワズ選手がドリブル突破。バランスを崩した姫野選手が引き倒してしまってPK。サイード選手が決めました。先ほどPKを取られたサイード選手は、PKで取り返した形です。
36分、サウジアラビアが逆転。サウジ中盤からサイドチェンジ。姫野選手がヘディングをかぶってしまい、その裏でスフヤニ選手が突破、折り返しのボールをダハル選手が決めました。
72分、日本同点弾。谷選手のスルーパスに抜け出した浅田選手が、しっかりゴールへ流し込みました。
さてこの試合、長男君は先発でした。43分、プレスをかけに行く長南君。ボールを奪うと、ペナルティエリア内の瀬口選手にパス。瀬口選手が落として、谷選手がダイレクトでシュートを打ちますが、これは外れます。
前半アディショナルタイムの46分。元砂選手からの縦パスに抜け出す長男君。マイナスグラウンダーのパスを送ります。これは相手に先に触られるのですが、小林選手が粘って奪い返し、谷選手が落としてもう一度小林、そして姫野選手へとつないで、最後は姫野選手がシュート。これも上に外れました。
後半に入って49分。藤田選手が右へロングフィード。長南君がこれを胸で止めずに頭を出してつついて、ディフェンスライン裏へと出します。抜け出した浅田選手が速いクロスを送りましたが、GKがセーブ。
そして72分に日本が同点に追いついたところで、長南君は田中選手と交代。他にも鋭いクロスが何本もありました。
さて同点のまま進んで85分。ここで先発の今井選手に代えて、ベンチスタートだった加茂君が投入されます。しかし試合はそのまま終了。
そして延長戦はなしで、PK戦へと突入します。ここでめっちゃ辛い負け方になったんですよ。
日本先行、サウジアラビア後攻で始まったPK戦。双方二人ずつ決め、日本の3番手に出てきたのが加茂君。右に蹴ったのですが、GKに止められます。スピードは良かったのですが、コースがかなり甘かった。
その裏のサウジアラビアの攻撃を、日本GK村松選手が止めてくれて、振り出しに戻ったかに見えたのですが。
その後日本は4番手藤井選手がバーに当て、5番手の針生選手がポストに当てます。それに対してサウジアラビアは4人目をきっちりと決めたのでPK2-3でサウジアラビアが勝ち抜けとなりました。大会は、日本にとってはここで終了です。
4戦見た感想だと、正直に言うと勝負弱いなあという印象。
そもそもですね、第2戦のベトナム戦できちっと逃げ切っていれば、3戦目はガラッとターンオーバーして、疲れてる選手を休ませ、決勝トーナメントを万全の状態で迎えられたと思うのです。W杯出場決定が第3戦目までもつれ込んだために、ターンオーバーをしたのはこの試合でした。
かつ3戦目のオーストラリア戦には負けており、この試合もせっかく先行したのに逆転されています。どうも守備のボールの際のところで、確実性が足りないというかちょっと甘いというか。U-17W杯本番までには何とかしたいですね。
あと、加茂君が勝負の厳しさを、めっちゃ体験してしまったのですけれども。
この悔しさを糧に大きく成長してください。がんばって!!
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