偵察FC東京vsV・岡山とFC東京戦展望
前節勝利を収めた結果、鹿島に負けた後の引き分け続きでちょっと悪い流れだったものが、4戦負けなしへとクラスチェンジ。このまま勝ち続けたいところで迎える、金曜日のFC東京戦です。まずは偵察。
2025J1第8節、ヴェルディ 2-2 FC東京。
FC東京がボールを持っているのですが、攻撃の形ができておらず、なかなかいいところにボールが入らない展開で前半が進みます。
すると20分、ヴェルディが先制。左CKをニアで林選手がヘディングで合わせました。
43分にFC東京が追いつきます。ボランチ高選手からDFライン裏へロビングのパス。佐藤選手が抜け出して、うまく前へコントロールしてシュートを流し込みました。
後半に入り再びヴェルディがリードを奪います。52分。ボールを奪った綱島選手がスルーパス。木村選手が抜け出すところ、FC東京CBのエンリケ・トレヴィザン選手がスライディングカットでGKへ。ここで猛然と染野選手がプレッシング。FC東京GK野澤選手が外そうと切り返した方向に反応してブロック、ボールはそのままゴールへ転がっていきました。
このままヴェルディが逃げ切るのかと思われた89分、FC東京が同点弾。右サイドFKのクリアを拾って右へ展開、安斎選手がもう一度クロスをあげると、ファーのエンリケ・トレヴィザン選手がヘディングシュートを決めました。
ギリギリのところでFC東京が引き分けに持ち込んだ試合。だだし内容的にはFC東京に攻撃の形が見えないまま進み、試合後FC東京サポーターからのブーイングが響いていました。
第9節、岡山 1-0 FC東京。
47分に岡山の攻撃。右サイドに出た藤田選手がボールを受けて、ペナルティエリア内の木村選手へパス。これをワンタッチヒールではたくと、サイドから走り込んだ松本選手が受けてシュートを決めました。しかしこれはVARでオフサイドの判定。ゴールが取り消されます。
61分に岡山、今度はしっかり得点。岡山スローインのクリアボール。田部井選手が胸コントロールからの左足ボレーシュート。これがドライブがかかってGKの頭上を越えて、ゴールネットを揺らします。
このままFC東京の追撃をかわして、岡山の勝利となりました。
これを踏まえてFC東京戦の展望です。現在FC東京は今一つ調子がよくありません。クラブの状況的には今年ポゼッション志向の新監督を迎え、チームスタイルを変換しているという共通項があるのですが、ウチがびっくりするほどすんなり変更できているのに対して、FC東京はそのところで結構苦労している模様。
ただ逆にそういう状況だからこそ、手が読みづらいという部分もあります。しっかり対応したい。
守備では。
個の力では非常に強力な選手が揃っているFC東京。特に前線のアタッカーに要注意です。
まず今年新加入の佐藤恵允選手。パリ五輪代表で細谷君とチームメイトでした。五輪代表では左ウイングのイメージだったのですが、FC東京ではワントップも任されています。とにかくスピードと運動量があり、非常に積極的。裏抜け一発があるので要注意です。
左サイドの俵積田選手は突破力のあるドリブラー。縦に行くだけではなく、中にカットインしてきてのシュートもあります。しっかり抑えたい。
右サイドではベテラン仲川選手。前述の若手2人に対して、ただスピードがあるだけではなく、ベテランらしい駆け引きを見せています。いやらしいところを突いてくるので、しっかり捕まえたい。
攻撃では。
FC東京は今期3-4-2-1を採用しているので、システム的にはミラーゲームとなります。対面に人がいて噛み合っているので、先手を取れるかどうかがとても重要。
ポジションが噛み合っているところからどんどん動いて先手を取るという点では、右サイドの攻撃が重要なような気がします。小泉&久保&原田のトライアングルで相手を外していきたい。前節は古賀君が右CBで先発しましたが、その形もあるのでしょうか。それも機能すると面白い。
右で崩して中へボールを入れた時に、とにかくFW陣がバシッと決めてほしい。ここまでポゼッション率を高めることには成功しています。次はシュートの数を増やすことです。垣田&木下&細谷の3人が、バシバシ点を取ってほしいのです!
さらにファーで仲間君がズドンと決めてくれたり、もっと大外から小屋松さんがズドンと決めてくれたり、とにかくシュートとゴールを増やしたい! がんばって!
連勝したいよ!!
勝ちましょう!!
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