vs浦和 勝った!!!!
いろいろ因縁深い試合に勝ちました!!!!
2025J1第4節、vs浦和は2-0!!!!
すばらしい大勝利なのですが。
残念ながら今原稿に追われており、試合もテキスト速報で追っていただけです。
しかしこの大勝利を堪能しないのはあまりにももったいないので、後日じっくり見てから追記します。
とにかくうれしい!!!!
・・・・・・
25/3/6追記。
ということで、後でじっくりと観戦した感想を。
試合直後だと興奮していて、単純にあれがよかった、これがよかったという話になるのですが。
ちょっと冷静になった状態で見てみると、やっぱり気になるのは対照的な二人でしょうか。小泉さんとサヴィオさんの様子です。
古巣対戦がめっちゃ気になっていると言っていた小泉さんは大活躍。2アシストです。
それに対してサヴィオさんは70分に途中交代。浦和はチーム全体がうまくいっていない様子でした。
形的には交換トレードのようになった二人ですが、この対称性はそもそも移籍の経緯から始まってるなと思うんですよね。
あの時点ではサヴィオさんの移籍の方が大きく取り上げられていました。降格争いをしていたチームからのベストイレブン選出はなかなかないことです。それだけ個の活躍が際立っていた。環境が整えばさらにブレイクするであろうという期待が持たれていました。
それに対して小泉さんは昨年、浦和であまりいいシーズンを過ごせていません。試合出場は20試合、先発は8試合まで減っていました。そこで以前指揮をしていたリカルド・ロドリゲス監督が呼んだという形。
しかしそこが大きなポイントです。今シーズン、ウチはけっこう多くの補強をしましたが、サヴィオさんの移籍に比べると、一つ一つはわりと地味目。しかし監督とフロントが事前に話し合いを重ねたという通り、蓋を開けてみれば本当に必要なタイプの人を取ったんだなというのがわかる補強です。
例えば現在、ウチのビルドアップでめっちゃ活躍しているのが、小泉さんとアウトサイドの久保君、そして右CBの原田さんのトライアングル。パス交換しながら崩していく形を作れています。原田さんは昨年は鳥栖で川井監督のもと、同じようにボールを持ちながら連携で前進していくということをしていました。まさに適材を獲得してきた形です。
そしてそこで小泉さんが、空いているポジションでボールを引き出しながら前を向く。リカルド・ロドリゲス監督と以前浦和で一緒にやっているので、戦術理解もとてもスムーズ。
この日の2得点は、いずれも右サイドの空いたスペースに流れてボールを受け、1点目は大きなサイドチェンジで小屋松さんへ。小屋松さんがそこからカットインしてシュートを決めました。もう一つは右サイドからゴール前にクロス。そこに垣田君が飛び込んで、ダイビングヘッドです。まさに獲得した狙い通りに働いてくれていると言えるでしょう。
それに対して、試合中非常に苦しそうな顔を見せていたサヴィオさん。正直言うと、このチームに必要な補強だったのか、微妙なんですよね。いや、能力に疑いはないですよ? でも浦和の2列目はものすごい選手層の厚さを見せていて、各チームで実績を残した人、海外から帰還した人とずらりと揃っています。しかもタイプが全員似ているのです。
つまり、サヴィオさんはとてもいい選手ですが、ライバルも十分にいい選手なので、盛り上がった期待感ほどには上積みがないんじゃないかなあということなのです。そして逆に必要なタイプの選手が足りないマイナスの方が、大きく見える。
サヴィオさん自身は、周りとの理解が深まっていけば、もっと活躍すると思うのですが、そこまで大変だろうなあ。まあ、日本一の予算規模を持ったクラブに、考え抜いた補強をされてしまったら勝ち目がなくなってしまうので、対戦相手としてはありがたかったわけですけれども。
ただねえ、やっぱりサヴィオさんが辛そうなの、見ててこちらも悲しくなるんですよね。
ひとしきり結果に浮かれたあとで観戦したので、そんなことを考えてしまうのでした。
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