次世代の柏の星
久保越えした!!!!
FUJIFILM SUPER CUP NEXT GENERATION MATCH 2025、U-18 Jリーグ選抜 4-1 日本高校サッカー選抜!!!!
J1王者と天皇杯覇者によるFUJIFILM SUPER CUPの前座試合として行われています、NEXT GENERATION MATCH。最近はJリーグ側はJ1王者のユースチームだったんですけれど、6年ぶりにJリーグ選抜となりました。
そこにですね、ウチから長南君が呼ばれていたのですが。
何がすごいって、長南君はU-18どころではない、まだ中学生のU-15なのです!
中学生がこの試合に出場したのは、なんと久保建英選手以来のことだそうです。2017年、久保選手はスタメンでフル出場。ちなみにこの時、ウチから現在藤枝でプレーしている中川創君が呼ばれていました。
長南君は昨年すでに飛び級でU-18の試合に出ていました。放送されている試合を見てたのですが。
映像を見ても、中学生が出ている気配がないんですよね。
中学生が飛び級でと聞くと、天才的にうまい子のイメージだと思うんですよね。でも違ってた。フィジカルで高校生に負けてない。なので線が細いけれどうまい子、というイメージで捜すと見つからない。
この試合でも、3学年上の高3の選手に対してもまったく当たり負けしませんし、競り合いでぶち抜いていきます。それでいてウチの選手ですから当然、止める蹴るがおろそかなはずはなく、しっかりしたテクニック。そしてなおかつ、戦術理解も高い。左SBでスタートしましたが、実はウチではやるとしたら右SB、もしくはボランチ。そして試合途中でポジションを変更、左MFも右MFもこなしていました。どのポジションでもすんなりこなします。
さらにわかりやすく結果まで出したんですよ。開始19分、高校選抜のプレスを受けていたJリーグ選抜の左サイドで、プレスを回避した長南君がロングボールを蹴ります。小林選手が競って収めて右へ展開。森選手が抜け出してグラウンダーのクロス。これをファーで吉田選手が押し込みました。
この後双方1点ずつ取り、後半に入って75分。長南君が左サイドから右足インスイングのクロス。精度は高かったのですが、競り合いの中クリアされ、左CK。このキックをニアで林選手がヘディングですらしてゴール。
そしてアディショナルタイムです。Jリーグ選抜のゴールキック。GKがロングキックを全線へ送ると、競ってつないだボールが左サイドの長南君へ。前に持ち出してドリブルすると、強烈な左足シュート。ゴールニア上隅へと決めてみせました!
前述した久保選手は、先発フル出場はしたのですが、点は取っていません。いきなり「久保越えした」と書いた気持ちがわかっていただけるでしょうか。
ちなみにJリーグ選抜の1点目を取った吉田選手は鹿島U-18の1年生。昨年、高円宮杯プレミアリーグEASTで、ウチのワッド君と並んで得点王となった逸材です。普通だったら、1年生得点王がこの試合でも点取ったとなれば注目を集めるはずなのですが、この試合を報じる記事で取り上げられているのは、ひたすら長南君です。
先日引退を表明した元徳島の柿谷選手が臨時コーチとして呼ばれていたのですが、もう長南君をベタ褒めです。柿谷さんは元祖天才ですよ。本当にマジですごい。
明日のレイソルの星が、全国にその名をとどろかせた試合となりました。今シーズン、楽しみだなあ。
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