柏U-16vsアルアハリ・PSG 一勝一敗
アルカスインターナショナルカップ2025にU-16のチームが参加しています。
こちらは以前毎年招待されていたのですが、新型コロナの流行が始まってストップ。久々の参加となります。
この代には先ほどFUJIFILM NEXTGENERATION MATCHで大活躍した長南君がいるのですが、U-17日本代表に呼ばれており、こちらには参加していません。惜しい気がしますけれども、今年川崎に加入した伊藤君とか、今シントトロイデンにいる小久保君とか、ここで活躍したらトップチームに上がる前にぶっこ抜かれたので、秘密兵器として温存できるからいいかもしれない。
ということでまずは初戦。柏U-16 1-0 アル・アハリ。
この大会はU-17のレギュレーションなのですが、ウチは新U-16、2学年下の代で参加です。前回ではそれでフィジカルの不利が目立っていたのですが、この試合はそれが全然見られず。むしろウチがなぎ倒していて、非常に頼もしい限り。
そして54分。自陣守備でボールを奪って、五十嵐君が前線へロングパス。ボランチに入っていた鈴木君が飛び出して、ドリブルで運ぶと、ペナルティエリア左手前からゴール逆サイド上隅へ、強烈なミドルシュートを決めました!
試合はそのまま1-0での勝利。ポゼッション率は61%対39%、シュートが11本対2本と、もう圧勝です。幸先いい白星発進。
そしてつい先ほど2戦目が終わりました。柏U-6 1-3 PSG。
フランスサッカーって、代表もほとんど移民の子の黒人選手で占められており、昔々プラティニがいた頃のシャンパンサッカーとはもうすっかり様相が変わっています。とにかくブラックアフリカン系の選手はすごいバネがあります。この試合も正直それにやられた感じ。
12分。PSG左サイドで裏を取られてマイナスのクロス。ガルニエ・ロメロ選手に決められました。
27分にやはりカウンターからピンチ。しかしGK三好君のナイスセーブ、こぼれ球に対してもシュートブロックが入り、高くボールが上がってGKが処理しておしまいだと思われたその瞬間。三好君がファンブルというイージーミスで、そのままゴールに入ってしまいます。めっちゃもったいない。
60分にPSG右サイドでカウンター。折り返しをやはりガルニエ・ロメロ選手に決められました。
70分にウチが一矢報います。ウチのプレスを警戒し、PSGのバックパス。そこをGKが手で処理してしまい、ペナルティエリア内での間接FK。上野君が出して植竹君が決めました。
この試合、ウチのプレスはしっかりと効いていて、高い位置で何度もボールを取れていました。間接フリーキックを取ることができたのも、それで何度もDFとGKのところにプレッシャーをかけボールを奪っていたからです。
この代の選手は、足元が上手いドリブルできる選手が多く、狭いところでもしっかりとボールキープできているのですが、パスが軽くてラストパスが若干雑。少しマイナスに入ってしまったりして、チャンスになりきらない。そんなシーンが見受けられました。
正直パリ・サンジェルマンの攻撃は、プレスを回避するためのロングボール頼りになっていたのですが、そこでフィジカルの差が出てしまい裏を取られて、ことごとくチャンスに。しかも向こうはラストパスの質がきちっと合っていて、3失点という形になってしまいました。パスサッカーをアイデンティティとしたいのであれば、やはりああいう細かい質にはこだわりたいところです。
さてこれで一勝一敗。決勝トーナメント進出のためには、次節に勝利が必要。そしてその相手は レアル・マドリッド。
しかしこのアルカスインターナショナル杯では、細谷君、鵜木君、熊坂君の代で勝利を挙げています。1学年上ですが早生まれということで小久保君も参加していて、ここで大活躍した結果、トップチーム昇格の前にベンフィカに持っていかれました。次の年、佐々木君、中島君、そして一学年下で田中君、真家君も出ていたチームでも勝っています。
大丈夫! 勝てる! がんばって!
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