野菜工場と陸上養殖
葉物野菜の値上がりがニュースになっています。ウチの最寄りのスーパーでは、レタス一玉400円、キャベツ500円ぐらいでした。ニュースではキャベツ1,000円超えという記事も見かけたので、それよりはマシでしょうか。この原因は昨年夏の高温と、12月の低温、少雨によるものだそうです。
キャベツが高い 値上がりの理由は?レタス はくさい だいこんも高値 NHK首都圏ナビ 25/1/8
以下一部引用。
生育に遅れ 千葉県銚子市では
全国3位のキャベツ出荷量の千葉県。県内有数の産地、銚子市の農家、坂尾英彦さんは、およそ4ヘクタールの畑でキャベツを生産しています。
例年は12月中旬から収穫を始めますが、去年の夏の猛暑と12月の記録的な少雨の影響で生育が遅れたため、今シーズンは1月に入ってから本格的に収穫を始めました。
生育を待つ必要があるため、この冬の出荷量は例年の同じ時期の半分以下にとどまっているということです。
千葉や愛知など夏の高温 や12月の低温少雨が影響
農林水産省によりますと、キャベツは愛知や千葉などの主な産地で去年夏の高温に加え、12月、気温が低く雨が少なかったことなどから、十分な大きさに育たないものが多かったということです。
このため価格は、1月も平年を上回って推移する見通しだとしています。
まあほんと、ずっと夏みたいな天気で急に冬になりましたからね。さらに夏の高温は米の値段高騰の原因でもありました。温暖化による気候変動が食卓に忍び寄っているという話なのです。
さらに気になるポストを見かけました。
かなりショッキングな情報が届いた。昨夏の高温で愛知県•三重県では多年生のアマモ群落がほぼ壊滅、、種からの新規加入がないとそのまま海草藻場は消滅となる、、
— Masa-aki Yoshida (@yoshidamasaaki) January 11, 2025
日本海側も厳しいが太平洋側はもっと異次元のことが進行している、、
海中で魚のすみかとなったりする藻場が減少しているという話はよく聞きますが、それに昨年の高温が追い討ちをかけた模様。ここ数年、日本近海の海水温が上昇しています。
こういう話を見ていると、地球温暖化がとうとう食料安全保障の問題となってきたなあと感じます。
そこで思うのが、もう自然に任せて食料を得るという昔ながらの食料生産ではまずいのではないか、ということ。完全に人間がコントロールしなければいけない時代が来ているのかもしれない。
野菜工場に関しては、すでに各地で稼働しています。レタス等が大手レストランチェーンなんかに利用されています。少し割高になっても天候関係なく安定供給できるから。
ところが、いくらぐらいなのかなと調べてみたところ、170円という数字を見かけました。工場生産レタスの方が安くなってる?
ここから気候変動が本格的にやばくなってくると思われるのですが、そうすると日常的に工場レタスの方が安いという時代が来るかもしれない。他の野菜もそうなるのかな。
さらに言えば、主食である穀物類も何とかならないのかなと思います。輸入に頼る小麦やとうもろこしは、アメリカやオーストラリアなど大陸のだだっ広いところで大量生産してコストを下げているのですが、そこはコンピューターシミュレーションによると温暖化が進んだ時に極端に雨が降らなくなるところ。アメリカなどではもともと地下水の汲み上げで降水量の少なさを補っているのですが、確かけっこう貯水量が減っていたはずです。
ブラジルでアマゾンの熱帯雨林を切り開いて農園を作っていますが、あそこも場所的に雨が降らなくなってジャングルじゃなくなるというシミュレーションが出ていた場所です。アマゾン川干上がったというニュースもありました。
このように、今後問題になるんじゃないかなと思います。工業化必須のような気がする。
さらにここに、海の生態系が温暖化によって破壊されるという事態になった場合には、魚も取れなくなっちゃう。
そこで完全陸上養殖の出番です。現在マグロとかウナギとかが完全養殖できないかと研究が続けられ、だいぶいいところまで来ています。そのうちだんだん他の安い魚にも需要が出てくるのかもしれない。
そんなふうに未来の食卓はどうなっているのかなと思いながら、キャベツの前を素通りするのでした。
素通りか!(ツッコミ)
だって一人暮らしだと、一玉は当然、半玉だって食べきれないよ。買うのは主にカット野菜。こちらは現在、赤字覚悟のお値段据え置きなんだそうです。ありがたい。
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