パリ協定脱退
アメリカでトランプ政権第二期がスタート。初日からばんばん大統領令に署名、バイデン政権からの方向転換を計っています。
その中でまずいなあと思うのがこちら。
トランプ大統領「パリ協定」から離脱する大統領令に署名
アメリカのトランプ新大統領は「私はただちに不公平で、一方的なパリ協定から離脱する」と述べて、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱する大統領令に署名しました。
「パリ協定」をめぐっては、トランプ大統領が1期目の政権時に「アメリカの製造業を制約する不公平な協定だ」などと主張して離脱し、その後、バイデン前政権で復帰していました。
大規模風力発電所のリースを終了
アメリカのホワイトハウスは、トランプ大統領のエネルギー政策として、自然の景観を損ないアメリカの消費者に奉仕しない大規模な風力発電所に対するリースを終わらせると発表しました。
トランプ氏はこれまでバイデン前政権が進めてきた気候変動対策を転換させると訴えてきました。
NHK NEWS WEB 25/1/21
まあ、風力発電とか太陽光発電については、僕もSDGsにかこつけた補助金ビジネスじゃね? と思わなくもないので、社会インフラを担う責任を課して安定供給を義務づけたりしたらいいのにぐらいは考えてるんですけど。
パリ協定脱退はなあ。化石燃料を増産して雇用改善につなげる狙いなのですが、温暖化は最近かなり深刻になっています。平均気温過去最高になったことについて書いた記事がこちら。特にここ一、二年でさらにやばくなった感があるんですよね。
トランプ氏のメイク・アメリカ・グレート・アゲインは、見捨てられていた中産階級にアピールできて、うまい狙い所だなと思うんですけど、どうもご本人に科学的素養がなく、軽視している感じがやばい。
自然の因果関係を無視したら、手痛いしっぺ返しがあると思うので、非常に気になっています。
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