日本vs豪 オウンゴールでドロー
引き分けです。
北中米W杯2026アジア最終予選第4節、日本1−1オーストラリア。
こちらの試合、関根君はベンチ外。結局2試合ともです。それでがっくり来て、昨日は帰ってからすぐ見るということをしなかったのですが。
今回のW杯から守銭奴FIFAが出場国を大幅に増やしたので、まあ勝ち抜けはできるだろうという緊張感がいまいちな状態ですが、本番は本番なので、育成の試合じゃないのはわかります。でも問題は、じゃあなぜ呼ぶのかということなのです。
パリ五輪の時は確かに強制することはできなかったとはいえ、海外クラブに過剰とも言える配慮をして、有力選手を片っ端から呼びませんでした。他の国は呼んでいたのにです。あのチームぶっちゃけ、ベストメンバーから飛車角金銀落ち、なんなら桂馬もないぐらいでしたからね。(細谷君はイメージ的に香車っぽい。余談)それで決勝トーナメントに出たのはほんとにえらい。層の厚さを示した。
で、五輪代表はそんな状態だったのに、フル代表で日本人を呼ぶ時にはまったく配慮がない。
ウチは降格争いをしていて、いろいろ手を尽くさなきゃいけない状態です。細谷君にしろ関根君にしろ、出してる余裕があるのか。ウチはペナルティエリアへの侵入数やシュート数に関してはリーグでもトップクラスなので、あとは決め切る最後のところをすり合わせるという作業が必要なはず。そこで代表に呼ばれてしまっているのです。使いもしないのに。
これが非常にモヤモヤとするところなのです。JFA内弁慶で嫌だなあ。
という愚痴でした。
さて試合感想に入ります。
試合開始から日本がずっと攻めていました。しかし、もったいない失点が発生します。58分。オーストラリア先制点。右サイドのミラー選手からクロス。これを戻りながら谷口選手がクリアをしにいきますが、速いボールでステップが合わずに、簡単な左足インサイドではなく、右足アウトサイドのクリアになってしまいました。うまく当たらずオウンゴールです。
谷口選手はすごく反省したコメントを出していましたが、あのスピードで戻っていて、とっさにステップ調整して逆足出すのは難しそう。完全に個人のミスとするにはちょっと厳しいかなと思いました。
しかし日本もやり返します。76分。左サイドの中村選手がドリブル突破で縦へ抜け、さらにもう一人かわしてペナルティエリアに侵入、ゴール ライン際から折り返し。速いクロスにオーストラリアDFバージェス選手は足を当てるのが精一杯で、こちらもオウンゴール。
両方に事故が起きたわけですけれども、共通してるのは速いクロスを際どいところに入れたこと。一番器用な手ではなく足を使ってプレーするサッカーでは、際どいボールで事故が起きる可能性がある。そういうところを突いていくのも大切だなあと思いました。
さてこの後も日本がずっと押し込んでいたのですが、オーストラリアは日本の攻めに対応して中を締める作戦に出ていました。サイズに差があるので単純な放り込みでは効果がありません。三笘選手とか久保選手とか中村選手とかそして伊東君とか、それでもサイドからドリブルで崩せる個がいるのはすばらしいと思うのですが、そのあと中をどうするかについては、もう一段階高いレベルで合わせないと、同じような策を取られる可能性があるなと考えさせられる引き分けでした。
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