J2観戦記 落合君その5 金星
さて、まだまだ溜め込んでいるJ2観戦記。落合君の続きです。
2024J2第21節、徳島1-0水戸。
落合君はベンチスタート。63分に草野選手と交代で投入されます。
70分。左サイドから石井選手がクロス。ペナルティエリア内で寺沼選手が収めて2人に囲まれながらもボールキープ。そこからの落としに走り込んだ落合君がミドルシュート。非常にいい当たりでしたが、しかし右に外れます。惜しい。
84分。徳島が左CKからのこぼれを押し込んで得点。
この水戸のピンチにアディショナルタイム97分。自陣のFKを水戸GK松原選手が長いボールを蹴ります。これを飯泉選手がフリック、落合君がGKの目前で、左足でボールコントロールからの素早い右足シュート。しかし徳島GKスアレス選手が弾き出します。これがラストプレーでした。水戸同点ならず。決めてたらすごかったのになあ。
第22節、水戸1-1山口。
落合君は先発。
30分。山口がペナルティエリア左脇からのFK。池上選手はゴール前に送らずマイナスグラウンダーで、これを新保選手がシュート。落合君がブロックしました。新保君はU-15までレイソルで、佐々木君と同期。落合君が三つ上です。
34分。右サイドの長澤選手からペナルティエリアライン上の落合君へパスが入ると、落合君はするりとターンして前を向きスルーパス。いい流れでしたが相方が反応遅れて不発でした。惜しい。
38分に水戸の得点。落合君が絡みます。CBからの楔のボールを落合君がドンピシャのフリック。 梅田選手がダイレクトパスで山本選手へ。しかしDFに引っかかり、サイドにクリアされます。このボールを石井選手がロングスロー、こぼれを山本選手が押し込みました。
後半に入り62分。交代の関係で落合君は左MFに。すると71分、落合君が10mぐらいを猛然とプレスに行き、相手のロングキックをブロック。この試合、落合君のプレスはめっちゃ目立っていました。
77分に落合君は山田選手と交代。守備固めだったのですが、しかし88分に山口に同点に追いつかれてしまって試合終了。
第23節、藤枝3-1水戸。
落合君は先発。藤枝にはアカデミーの先輩中川創君がいて、右CBで出場。ポジション的に直接対決です。
27分。藤枝のGK北村選手がボールを持ちすぎてファールを取られ、間接フリーキック。水戸はボールを動かして落合君がシュート。壁をすり抜けて枠へ行きますが、GKが弾きます。惜しい。
36分、41分と、藤枝がポンポンと得点。水戸は追う展開に。
44分。飯泉選手がダイレクトでライン裏へパスを出すと、落合君が飛び出してシュート。西矢選手がブロックに入りました。
前半アディショナルタイム。ペナルティエリア手前で落合君がボールを受けてシュートに行きますが、GKの正面。
後半に入りまして48分にさらに藤枝が追加点。何とか水戸も店が欲しいところで、51分。長澤選手がプレスに行きパスカット、持ち上がっていってクロス。落合君は体勢を崩しながらヘディングシュートに行きますが、山原選手にブロックされました。
59分に落合君は草野選手と交代。水戸はアディショナルタイムに一矢報いますが、敗戦となりました。
第24節、水戸2-2横浜FC。
この試合、落合君はベンチスタート。しかし23分、クロスをブロックした時に山本選手が膝を痛めて、緊急で落合君と交代。
38分。カプリーニ選手がペナルティエリア内でのシュート。これをペナルティエリアまで戻っていた落合君がブロックします。
57分。水戸が先制点。GKからのビルドアップ開始、落合君が下がってCBからボールを引き出し、ダイレクトで左の大崎選手へ。そして自分は縦に出てリターンをもらうと、一人かわしてドリブルで加速、前方の新井選手へパスを出します。新井選手も一人かわして折り返し。草野選手がダイレクトで決めました。攻撃へのスイッチを入れるいいプレー。
66分に水戸追加点。すると横浜FCの攻撃が圧力を増してきます。70分。横浜FCの波状攻撃。落合君がペナルティエリア内でシュートブロック。さらにすぐにこぼれに出ていって、ユーリ・ララ選手にプレッシャーをかけます。シュートは上に外れました。気迫のディフェンス。
76分に横浜FCが1点返します。すると80分、攻守にがんばっていた落合君が足をつってしまい85分に久保選手と交代。
すると直後87分に横浜FC同点弾。水戸は逃げ切り寸前で勝ち点2を落とす形となりました。
第25節、長崎1-2水戸。
さあ、二度目の直接対決 なのですが、ただ落合君はベンチスタートです。
ちなみに長崎監督の下さんが、ファン感謝デーでアキレス腱を切っており、右足にプロテクターをつけて登場。大丈夫かなとはらはらしながら見ていました。
さて落合君視点で試合を見ますと、59分に水戸が2-1と1点リードした状態で草野選手と交代。草野選手からキャプテンマークを譲り受けました。普通はピッチにいる先発した他の選手に渡すことが多いと思うのですが、直接交代で渡されるということはベンチ スタートでもちゃんと評価されてるんだなあということで、ちょっと嬉しくなりました。
ただ、上位で昇格を争っている長崎にリードして攻撃の圧力を受けている状態で投入されたので、落合君がボールを持っての大きな見せ場はありませんでした。ボールを引き出しても無理せずつないだり、ドリブルを見せるとコーナー付近に運んで時間を稼いだり、チームプレーに徹していた感じ。
最初はFWに入ったのですが、最後の方ではボランチに落ち、むしろ守備でよく走っている場面が目立ちました。守備で貢献して水戸が逃げ切り勝利です。
ちなみに長崎は無敗記録が続いていて22まで伸ばしていたのですが、ここでストップ。水戸にとっては金星と言える、かなり大きな勝利となりました。
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