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2024/08/08

傭兵団の料理番 1

昨日、浦和戦の展望記事を上げたということは、本日はここにその結果が載ってないといけないのですが。

なんと試合前からの激しい雷雨で、荒天中止となりました。

雷レーダーで見たところ、埼玉県全体が10分以内の落雷マークが重なって真っ赤になっていたので、これは仕方ない。方々で電車も止まった模様。家の方でも、この世の終わりかというぐらいびかびかと光っていました。どんどん気候が激しくなっていきますね。

ということで本日は予定を繰り上げまして別の記事をお送りします。

傭兵団の料理番 1 (梅木泰祐・漫画 川井昂・原作 四季童子・キャラクター原案)

傭兵団の料理番 (1)

料理人志望の東朱里。修行を終えて東京から実家のある広島に帰ろうと新幹線に乗り込んだところ、いきなりすとんと落ちる感覚。気がつくとそこは異世界。

傭兵団に拾われるも、戦力としてはまったく役に立ちそうもない。その時、この傭兵団では料理番が求められていると知って……。

お手伝いしている漫画の、単行本1巻が発売されました!

これけっこう難しいコミカライズだと思うんですよ。今度こういう仕事をやると梅木君に聞いて、原作の小説を読んでみたのですが、主人公と相手の視点から同じエピソードを2回書くという構成。これを漫画で、となると難しいなと感じました。小説の場合の一人称の度合いと、漫画の場合ではちょっと違うからです。

小説の場合は文章で、本人の見ている景色と本人の内面という書き方ができます。しかし漫画の場合、どうしてもカメラが主人公の外に置かれます。完全な一人称視点は、シューティングゲームのFPSのようになってしまうからです。外にカメラがある時点で、どこか客観的な三人称の雰囲気が出てきます。

もちろん、主人公のモノローグだけを描くようにするなど一人称っぽい演出はできるのですが、同じものを2回書いたという雰囲気が、文章に比べて出やすいのです。これを回避して演出するのは、とても大変そう。

そういう難しいところをネームの腕前でうまく処理しているなあと思います。よろしければぜひどうぞ。

連載はカドコミで行われております。こちらもどうぞ。

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