人が死ぬ気温
「人が生きられる最高気温は」という記事を見かけました。こちら。
What is the hottest temperature humans can survive? These labs are redefining the limit nature.com 24/8/14
英文記事ですが、自動翻訳は便利ですね。長時間さらされる場合、今まで想定されていたよりもちょっと低く、34℃ではないかという研究。
ただし、この温度は湿球温度です。 ちょっと説明を入れますと。
湿度を測るための乾湿球湿度計には2本の温度計がついています。片方は普通の温度計。もう片方は先端に布を巻き、その先を水の入った容器に入れてあります。
つまり、布が水を吸い上げ、そこで蒸発することにより、温度計の示度が下がる。蒸発量は空気の乾燥具合によって変わるので、何度下がったかを見れば湿度がわかるという装置です。こちらの湿らせている方が湿球温度計。
その温度が34℃だと人は死んでしまうかもしれないという研究です。
実際にどれぐらいなのか調べてみました。この間の台風の次の日、東京は猛暑日で、しかもその日が僕の大忙し期間後半のスタート。東京の最高気温は12時10分に記録した35.7℃で湿度が53%。ちょうどその頃に外に出ていた。死にそうだった。
さてでは、湿球温度を調べてみると、27.4℃ほどでした。おや、意外に低い。
じゃあ気温が何度だったら湿球温度が34℃を超えるのかなと調べてみたところ、湿度53%だと44℃でした。気温が上がると湿度は下がる傾向なので、実際にはもっと上でしょうか。
何だ、まだ余裕あるのかな、と思ったあと、ふと気づいたのは。
気象観測での気温は、外の涼しいところで計ったものだということ。日陰の風通しが良く、下が芝生など地面からの照り返しがないところが観測地点の条件です。
僕が死にそうな気分だった、都会ビル群谷間の日向は、もっと気温が高いはず。
ということはやっぱり死にかけているのかもしれない。そう思ったのでした。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- サッカーシーズン(2026.02.10)
- 雪が降る(2026.02.08)
- 落ちてほしい議員筆頭(2026.02.06)
- 大詰め(2026.02.02)
- 直しても直しても(2026.01.31)


コメント