偵察広島vsC・名古屋と広島戦展望
天皇杯は残念ながら終了してしまったので、もうリーグ戦に集中です。そこで迎える広島戦。めっちゃ強敵です。まずは偵察。
2024J1第26節、広島2-0C大阪。
前半ポゼッションはC大阪ですが、広島は縦に速い攻撃を目指しているので、シュート数では逆に倍以上。狙い通りに進めている印象で試合が進みます。
そして後半78分、広島先制点。右サイドの越道選手からペナルティエリア手前へ斜めのパスを松本選手がスルーして、井上選手が受け左へ運んで落とすと、アルスラン選手が3人のDF間の狭いところを通す左足ダイレクトミドルシュートをゴール左隅へ蹴り込みました。
85分に広島追加点。右サイドで井上選手が抜け出してグラウンダークロス。ゴール前で受けたアルスラン選手は、ファーストタッチで1人かわし、シュートフェイントでもう1人外して、ゴール右隅へシュートを送り込みます。2点ともめっちゃ冷静。
欧州から帰還した川辺選手、抜擢した若手の選手、そして新戦力アルスラン選手と、夏の移籍シーズンをうまく乗り切ったなと思わせる広島の勝利で終わりました。
第27節、名古屋1-2広島。
前半から広島のペースで試合が進みますが、名古屋GKランゲラック選手の活躍で0-0で前半終了。
そして後半に入りすぐの48分、広島先制点。右CKでゴール前の混戦となり、こぼれを何度か拾って攻撃を繰り返すと、広島・佐々木選手のクロスが名古屋・稲垣選手に当たり、浮いたところを広島・荒木選手がボレーシュート。これが名古屋CB三國選手に当たってコースが変わってゴールイン。さすがの名手ランゲラック選手も、これだけ何度もコースとタイミングが変わると逆を取られて止められず。
55分に追加点。満田選手からのパスを松本選手がダイレクトスルーパス。広島右CB中野選手が高い位置を取り抜け出して、GKランゲラック選手が飛び出してきたところで横パス。無人のゴールに加藤選手が押し込みました。
88分、名古屋が1点返します。右サイド野上選手の外を回った森島選手へパスが出ると、ペナルティエリア内の稲垣選手へマイナスのパス。稲垣選手はふわりとクロスを上げ、ファーへ離れていったユンカー選手がヘディングシュートを決めました。
しかし広島は落ち着いて逃げ切り。これで5連勝となりました。
これを踏まえて広島戦の展望です。前節湘南戦の展望で、湘南が直近5試合では一番調子がいいと書きました。2位が広島でした。湘南をウチが下し、広島は名古屋に勝ったので、今節の直近5試合1位は広島です。ここ5戦全勝。しかも前後に天皇杯があって、こちらも勝ち進んでいるので公式戦7連勝。そして現在順位は2位。本当に強敵です。
守備では。
いい選手が揃っているので、誰を消せば大丈夫という感じではないのですが、その中で注意するとしたら、まずは新戦力のアルスラン選手です。2020年から2023年セリエAウディネーゼに所属し、101試合に出場。昨年はオーストラリアのメルボルン・シティFCで、そこから広島にやってきました。トルコのベシクタシュ時代に欧州チャンピオンズリーグに出場した経験もあり。まだコンディションが上がっていないのか、2試合とも後半交代出場でしたが、タッチは正確でゴール前に出ていく推進力があり、そして何よりゴール前での落ち着きっぷり。C大阪戦の2得点は、どちらもそこを通すのかという狙いすましたものでした。要注意です。
移籍期間に欧州からの復帰となったのが、川辺選手。とにかくパスが正確です。縦にどんどん刺していきます。そしてサイドチェンジもドンピシャリ。さらには幅広く動ける機動力で前にも絡んできます。しっかり消したい。
そして満田選手です。こちらも機動力があり幅広く動き、そしてシュートは威力があって、パスも正確。しっかりと捕まえたい。
攻撃では。
天皇杯の神戸戦では相手のプレッシングにはめられてしまったみたいですが、広島もスキッペ体制になってから前からがんがんプレスをかけてきてはめてくるスタイル。ここをうまくはがせるかどうか。そこで白井&手塚のアカデミー出身コンビのボランチが、まずはその真価を問われると思うのです。うまく剥がしてほしい。
そして前から来るなら後ろは空くので、まずはカウンター。細谷君にズドンと一発決めてほしいところ。がんばれ!
広島は単純に前から来るだけではなく、引いた時にはしっかり5バックで守備は堅い。その時にはサイドから崩せるかどうかが重要と思われます。特に左サイドのサヴィオ&ジエゴのコンビに期待したいところです。お願いします!
超強敵だけれど勝ち点ほしい!!
がんばれ!!
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