欧州選手権その4 劇的勝利
決勝トーナメントに入りました、欧州選手権。僕のご贔屓チームは対照的な姿ながら勝ち上がっています。
欧州選手権EURO2024、R16。ドイツ2-0デンマーク。
試合の感想とはちょっとずれますが。この試合の解説は戸田さんでした。相模原の監督を解任されたばかり。あれにはちょっと驚きました。加藤君の武者修行観戦の時に試合を見たのですが、そんなに悪い感じではなかったからです。田中君が面白い起用法をされていましたが、監督が変わってどうなるのかな。
さて試合は。まず開始早々4分、ドイツの左CKからシュロッターベック選手がヘディングシュートを決めましたが、マーカーに対してキミッヒ選手がスクリーンに行っていて倒しており、ファールでノーゴールとなりました。
途中、雷を伴う暴風雨で試合が中断。ドイツは今年洪水にも見舞われています。サッカーも温暖化と無関係ではいられないのだなと思いました。
48分にはデンマークFKからゴール前の混戦に。アンデルセン選手がシュートを決めますが、しかしオフサイドで取り消されます。これで幻のゴールが1つずつ。
すると53分、ドイツが先制。ペナルティエリア内のラーム選手のクロスに対して、アンデルセン選手が寄せた時に手に当たって、VARからのオンフィールドレビューでPK。ハフェルツ選手が決めました。
68分、ドイツ追加点。デンマークにプレスを受けている中で、ドイツCBシュロッターベック選手が自陣の低いところからDFライン裏へのロングパスを送ると、これがドンピシャでムシアラ選手が抜け出してシュートを決めました。
このままドイツがしっかり逃げ切り。調子いいですね。
イングランド2-1スロバキア。
先制したのはスロバキアで25分。ヴァヴロ選手からのロングボールをクツカ選手が競って、ストレレツ選手が拾いスルーパス。シュランツ選手が抜け出して決めました。
これに対しイングランドは、ボールを持っているけれどバックラインで回っているだけで、引き出す動きがなくパスは各駅停車。足元で受けてから出すところがなくてドリブル、抜き切れなくて引き返すという、非常にまずい攻撃が続きます。
後半に入りその辺が指示されたのか、ちょっと改善されての50分。イングランド右サイドのサカ選手からケイン選手へ。そのまま左へ展開するとトリッピアー選手がグラウンダーの折り返し。フォーデン選手が押し込みます。非常に綺麗な形で得点したように見えたのですが、残念ながらオフサイド。
この後、まただんだんと停滞していき、このままでは負けてしまうなと思われた後半アディショナルタイム。イングランド右サイドからウォーカー選手がロングスローを入れると、グエイ選手がヘディングでフリックして流します。これをなんとベリンガム選手がオーバーヘッド。スーパープレーで、延長線へと持ち込みます。
そして延長に入って91分。右サイド深いところでFK。パーマー選手が蹴るとGKのパンチングクリアをエゼ選手がシュート。これはうまくミートしなかったのですが、トニー選手がヘディングで折り返し。ケイン選手がヘディングで押し込みました。
主力2人の得点でイングランドの逆転勝ちです。戦術的にはヘロヘロなのですが、その中で逆転へと持ち込むのはさすがです。勢いのつく勝ち方かもしれないなとは思ったのですが、さあどちらの目が出るか。
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