欧州選手権その3 ますます心配
欧州選手権グループステージ第3節です。最終節なので、勝ち抜けがどうなるかが注目点です。
スイス1-1ドイツ。
最初にゴールネットを揺らしたのはドイツです。17分、アンドリッヒ選手がミドルシュートを決めました。しかしその前のペナルティエリア内でのプレーで、クロスに飛び込んだムシアラ選手が、スイスのアルビシェール選手の足を蹴っ飛ばしていて、VARが介入、オンフィールドレビューで取り消しになりました。幻の先制点。
すると28分にスイスが先制します。中盤でボールを奪ったスイスは左へ展開。ペナルティエリア左サイドのフロイラー選手へパスが入り、そこからクロス。ニアで足を伸ばしてエンドイェ選手が押し込みました。
試合終盤の84分。スイスGKゾマー選手からのロングボールは一度跳ね返されますが、こぼれを拾ってつないでいくと、バルガス選手が抜け出してシュートを決めます。しかしこれはオフサイド。
九死に一生を得たドイツ、アディショナルタイムの92分。左へ展開するとラウム選手がクロス。フュルクルク選手がヘディングシュートを決めて同点です。ドイツは何度か惜しいヘディングシュートがあり、とうとう決めた形。ギリギリのところで敗戦を免れました。
ドイツはこれでグループA1位勝ち抜け。スイスが2位となりました。
イングランド0-0スロベニア。
20分。イングランドが左サイドに展開。トリッピアー選手が中央のライス選手へパス。ライス選手はこれをダイレクトでスルーパス。左サイドから走り込んできたフォーデン選手がダイレクトでゴール前を横切るグラウンダーのクロスを通すと、サカ選手が押し込みました。ただしフォーデン選手がオフサイド。得点とはなりませんでした。
これが一番ゴールが近づいた瞬間で、試合はスコアレスドロー。イングランドはこれ以外ではあまりいい形で崩したシーンがありませんでした。グループC1位勝ち抜けにはなったのですが、3試合見た感じだと、攻撃でよく手詰まりになっている印象なので、ますます心配になっています。
スロベニアはこの引き分けで、各グループ3位の6チーム中4チーム勝ち抜けに入れることが決定。サポーターとともに大喜びしていました。いい光景。
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