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2024/05/08

ガンズ9号発売!

『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE09』発売しました!

まずはこちらがまえがきです。

 続けてご購入いただいている皆さん、お久しぶりです。初めての皆さん、よろしくお願いします。『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』編集長かわせです。

 『月刊群雛』休刊を受けて、有志と始めましたこちらの雑誌。入門編として連載の第一話を集めたスターターパックも出しましたので、こちらの第九号で十冊目となりました。途中ウェブ版を試して再び雑誌形式に戻したのが昨年五月なので、そこからこの号で一年になります。こうして振り返ってみると、ささやかながら歴史を感じて、なかなかに感慨深いものがあります。

 さてそんな記念すべき第九号。いつも通りにメンバーの力作がそろいました。

 まずは山田佳江さん、『アンフォールドザワールド・アンビバレンス』第一話。アンフォールドザワールド、シリーズ新章開幕です! さすがの筆さばきで、序盤から気になる展開となっております。今後も期待大です。

 神楽坂らせんさん、『ちょっと上まで…』は、第十、十一話の二本立て! SF的な核心にも触れていて、どんどん盛り上がってきています。最初の大きな設定の謎が見えてくるところが、SFのわくわくしてくるポイントですよね。いったいどうなっていくのか、目が離せません。

 波野發作さんは『異世界転戦ダルダイン』第三話。飛ばされた異世界は、仲間も来ているけれど時間軸がバラバラだったりと、謎が深まる第三話。気になる伏線も張られています。湖の向こうはどうなっているのかな。

 エッセイで参加のにぽっくめいきんぐさん、『うちのゲーム図書館じゃ無理だと思っていたんですが』。SF的にはけっこう重要な案件。本業以外にゲームアーカイブについてがんばっているにぽさんが、その流れで亡くなられたSF研究家・星敬さんのコレクション十万冊の寄贈先を探すお手伝いをすることになった、というのが前回の流れ。十万冊は図書館レベルで、保管は困難。その続報です。にぽさんはいろいろチャレンジしているので、実体験が小説ばりにドラマチックになっています。事実は小説より奇なり。

 さて、拙作『キャプテン・ラクトの宇宙船』は第九話です。ここから最後の大きな山場に向かうところ。両親が連れ去られたのは太陽系極軌道の小惑星。そちらに向かうトウキョウ自衛艦隊と〈はやぶさ〉。盛り上げていきますので、どうぞよろしくお願いします。

 このようにメンバー五人の力作を取り揃えました。お楽しみください。

今回の目玉は、山田佳江さんのシリーズ新章『アンフォールドザワールド・アンビバレンス』の連載開始です! 前回のアンリミテッド最終回が明けて、平穏な学校生活に戻ったように見えながら、そこかしこに気になるシーンが散りばめられています。山田さん、さすがの筆さばきです。

拙作『キャプテン・ラクトの宇宙船』はとうとう行方不明だった両親の手掛かりを得て、遠征に出発しました! 宇宙艦隊というワードは、書いていて自分でときめきます。

今回もみんなの力作がそろいました。ぜひぜひよろしくお願いします!

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