偵察FC東京vs京都・札幌とFC東京戦展望
リーグ戦連敗となってしまって迎えたFC東京戦。代表から細谷君と関根君が帰ってきたので、ここはぜひとも勝ちたい! というわけでまずは偵察。
2024J1第11節、FC東京2-1京都。
先制したのはFC東京で、いきなりの4分。仲川選手から左サイドに展開。安斎選手がグラウンダーのクロスを送り込むと、後方から走り込んだ バングーナガンデ選手が蹴り込みました。
21分にFC東京追加点。左サイドの俵積田選手がドリブルでカットイン。右足インスイングのクロスを送ると、ディエゴさんがファーでヘディングシュートを決めました。
79分、京都が1点返します。左CKでニアで平賀選手がヘディングシュートを決めました。
そして試合終了直前アディショナルタイム。京都右サイドから原選手がクロス。平賀選手がヘディングシュート。これが東京CB森重選手の腕に当たり、ハンドと判定されて一度はPKが指示されます。しかしVAR が介入、オンフィールドレビューとなり、腕をしっかり畳んでいたとしてPKは取り消し。試合再開となりました。
そしてFC東京がこのまま逃げ切り。際どい展開となった試合を制しました。
第12節、札幌1-2東京。いきなりの5分、札幌が先制。左サイド中盤から荒野選手が大きくサイドチェンジ。上がっていた右CBの馬場選手がダイレクトで折り返しを狙うと、コースがずれてそのままゴールイン。
27分にFC東京が同点に追いつきます。ディエゴさんが右前方へスルーパス。抜け出した高選手がクロス。逆サイドから入ってきた俵積田選手がボレーシュートを決めました。
そして後半に入り、65分にFC東京逆転です。札幌のビルドアップを安斎選手が奪って、横にいたディエゴさんへ。ディエゴさんはそのボールを縦に出し、前線で相手を背負った形で受けた仲川選手がうまくターンをして、右足アウトでスルーパス。追い越したディエゴさんがダイレクトで突いてゴールへ流し込みました。
試合はこのままFC東京が逃げ切り。ボール保持率は札幌の方が大きく上回っていたのですが、FC東京のカウンターが威力を見せた試合となりました。
これを踏まえてFC東京戦の展望です。
守備では。
FC東京は現在4位。好成績の原動力は21得点というリーグトップの攻撃力です。しかし実は攻撃機会自体はそんなに多くなく、チャンスをきっちりと決め切っている形。しかもとにかくカウンターが強烈です。これをどう防ぐか。
その起点となっているのがディエゴさんです。今季は怪我で出遅れていましたが、最近スタメン復帰し、そして3試合連続ゴール中です。とにかくボールが収まりますし、かなり調子がよさそうです。しっかり抑えたい。
左サイドの俵積田選手のドリブルにも警戒が必要。突破力があるだけではなく、コース取りもうまい。縦にも横にも自在で、チャンスを演出。しっかり抑えたい。
そしてトップ下表記になっている仲川選手。守備の時には4-4-2ですし、ボールを受けに下がったディエゴさんに代わって前に出ることも多いので、実質は縦並びの2トップみたいな感じ。とにかくスピードを活かしたカウンターでのドリブルと、裏への飛び出しが要警戒です。
あとFC東京は、サイドからのクロスに対して逆サイドのウイングがゴール前に入るということを徹底しているので、ファーでの対応が重要。逆サイドのSBはしっかり絞ってマークを離さないように。
攻撃では。
FC東京は守備時にサイドを絞ってがっちり中を固めているように見えるので、サイドからの攻撃がポイントではないかと思います。
そこで帰ってきた右SB関根君の活躍に注目。特にU-23日本代表では、狙いのはっきりしたいいクロスをバンバンと入れていました。ぜひともウチでもそれを見せて、一本決めてほしい。さらには好調の右サイド島村君と連携を見せて、いい形で右サイドを攻略してほしいです!
逆サイドはサヴィオさんが入るのではないかという予想。こちらのポジションに入ると、サヴィオ&ジエゴの連携が期待できます。ばっちり崩したい!
そして連敗しているチームを救うのは、きっと帰ってきたエースストライカー細谷君に違いない!U-23日本代表では、負けられない試合で2連発。ウチでもその調子で決めてください! お願いします!
強敵だけどなんとか勝ちたい!!
がんばれ!!
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