コミック市場拡大
こちらの記事を読みました。
2023年コミック市場は6937億円 前年比2.5%増と6年連続成長で過去最大を更新 ~ 出版科学研究所調べ 鷹野凌 HON.jp 24/2/26
2023年度のコミック市場のデータが出たとのこと。とうとう電子書籍のシェアがほぼ7割まで行ったそうです。めんどくさがりで新しいものに飛びつかないタイプの僕がすっかり電子に切り替わってしまっているぐらいなので、さもありなん。
紙の単行本はコロナ禍で一時増加があったんですけど、その流れはなくなって、コロナ禍以前の数字を下回り減少トレンドに戻ったようです。まあ、仕方ないですね。
こういう状況で最初から育った今の子供たちは、どういう感覚で漫画を読むのかなというのは、ちょっと気になります。
特に気になっているのは、よくここに書いているように出会いの部分。深くドはまりするためには、自分の好みにストレートに刺さる作品に出会う必要があります。そのためには流行り物だけではなく、幅広く多様な作品と出会わないといけない。けれど電子書籍では、その出会いの部分が今のところ弱いのです。どうなるのかな。
あと漫画に比べると、文章ものはかなり電子書籍へのシフトが遅れているのですが、これは大丈夫なのだろうか。こっちの方が自分の活動にダイレクトに響く部分です。子供の読み方が変わってしまったら、ついていけるのだろうか。
今のところ、読み聞かせだったり学校での読書活動だったり、教育目的での入り口は確保されているのですが、僕の活動領域はその辺のジャンルから趣味の方に寄っているので、導線がうまくできているのかはとても気になるところです。
逆にどうしても紙で揃えておきたいシリーズは、そろそろ買い揃えておかないと、紙の本では入手しづらくなってしまうんじゃなかろうか。ちょっと焦っています。
積読山脈が再崩壊してしまって、まずどれを持っててどれを持ってないのかが、またわからなくなってるんですよね。今日はその辺りも含めて片付け中。
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