偵察名古屋vs町田・新潟と名古屋戦展望
開幕戦引き分け、その後連勝。非常にいい状態で迎える名古屋戦です。ここでもぜひとも継続したい! ということで、まずは偵察。
2024J1第2節、名古屋0-1町田。
試合は町田ペースで始まります。名古屋がボールを保持しているのですが、相手の守備がよく、いいところには全然入れることができず。町田は最初からそこからのカウンター狙い。ということでチャンスは町田の方がずっと多い状態。
そこで21分、町田に先制点。右サイドから鈴木選手のロングスロー。クリアを鈴木選手自身が拾ってクロスを上げると、藤尾選手がヘディングで押し込みました。
後半になってだんだん名古屋が押す展開になっていったのですが、これに水を差されたのが87分。名古屋のアンカー米本選手が、ビルドアップ時にバックラインに落ちてGKからボールを引き取り、パスコースを探します。しかしそこで一瞬タッチが大きくなったところを、町田の藤尾選手に寄せられ、ボールを奪われます。入れ替わりそうになるところで手を使って引き倒して、赤紙一発退場となりました。
試合はこのまま終了です。
第3節、新潟1-0名古屋。
組織的にボールを回して戦えていたのは新潟。名古屋の前からのプレスをかいくぐってチャンスを作ります。正直、名古屋はチームが出来上がっていない感じがあり、連携が取れません。
決勝点は88分。センターサークル辺りでボールを受けた新潟の長谷川選手が、そのままドリブルで持ち上がり、プレスが来ないと見るやペナルティエリア手前からミドルシュートを放ちます。これが相手DFの足に当たって、名古屋GKランゲラック選手の頭上を超える綺麗なループシュートとなり、ゴールイン。
名古屋開幕3連敗です。
これを踏まえて名古屋戦の展望です。名古屋は無得点で3連敗と、絶不調。ただしそのせいで予想が難しくなっています。
今季の名古屋は3バックで1アンカー、2シャドーの2トップと、昨年とはシステムを変えてきています。狙いとしては攻撃に人手をかけやすくして得点力を上げようということだったと思うのですけれど、これがあまり機能していません。なのでもしかすると1トップ2シャドーに戻してくるかもしれない。これがどうなるか。
とりあえず、そのまま来る前提で予想します。
守備では。
さらに予想が難しいのが、ユンカー選手の状態です。前節はベンチ入りもしておらず、怪我だった模様。ただ今週の練習には参加しているという情報が。出てくるかどうかで状況はかなり変わってきます。出てきた場合はとにかくしっかり抑えたい。
攻撃陣で目を引いたのが、倍井選手です。「ますい」と読むそうです。名古屋U-18出身で関西学院大に進み、今季帰還。昨年特別指定で名古屋デビュー済み。ドリブル突破がありちょっと注意が必要です。
もしかしたらここが一番重要じゃないかなと思うポイントは、相手のアンカーを消すことができるかどうか。前節はウチから移籍していった椎橋君が出ていて、今節の予想もそうです。今季の名古屋は攻撃を課題にしていたんだろうなと思わせるシステム変更を行っていて、アンカー1枚にした上に、両アウトサイドに攻撃的な人を置いて高い位置を取らせています。アンカーのところを潰せれば、ビルドアップで機能不全を起こさせることができると思うので、しっかり行きたい。
攻撃では。
システムの関連で言うと、名古屋は守備時に5-3-2の形になって、前からプレスをかけています。これの攻略法を一番よくわかっているのはウチだと思うのです。ネルシーニョ監督の時に、ウチがこのシステムで守り、バランスを取るのに散々苦労したからです。サイドバックで起点を作り、相手アウトサイドもしくはインサイドハーフを釣り出して、バイタルエリアの空いたスペースにずばっとパスを通す。めっちゃやられた。
となるとポジション的にウチのキーマンは、両サイドの攻撃MFだと思われます。まずは左サイドのサヴィオさん。切れ込んでいってのミドルシュートが決まるところをまた見たいです! お願いします!
右サイドでは山田君。ウチの現在の課題は2点目を取ることで、そうなると山田君にも点を取ってもらわないといけません。こちらも中にずばっと入ってきて決めちゃってください! お願いします!
そして得点と言えば、細谷君の今季初得点がまだなので、ここでドカンと一発決めてほしい! 名古屋のDFラインに今季新加入している、ハ・チャンレ選手と三國選手は、かなりフィジカルがあって対人に強いタイプですけど、細谷君なら負けないはず! ゴリゴリと行っちゃってください!
このまま連勝続けたい!!
勝ちましょう!!
| 固定リンク
「サッカー」カテゴリの記事
- vs東洋大学 悲しみ連鎖(2025.06.12)
- 日本vsインドネシア 悲しみと喜びと(2025.06.11)
- ルヴァン杯vsVと夏の補強(2025.06.09)
- 日本vsオーストラリア 絶対優勢からの敗戦(2025.06.07)
- なでしこブラジル遠征(2025.06.06)
コメント