2024J1展望 後編
さて昨日に引き続きまして、2024年のJ1展望です。今日は昨年上位のチームです。
昨年10位、新潟。
昨年途中の伊藤選手のベルギー移籍がありまして、このオフにはウイングの三戸選手のオランダ移籍がありました。この辺りを埋めきれるかどうか。
ポイントは鳥栖から獲得した小野選手ではないかと思います。昨年FWで起用されていましたが、元々はトップ下のタイプです。どちらで起用するのかで、攻撃の形が変わると思うのですが、どうなるでしょう。
昨年9位、セレッソ大阪。
けっこうしっかり補強したなあという印象です。J1主力級の引き抜きを仕掛けました。特に前線に外国人選手がずらり。かなりの破壊力がありそう。
頼れるベテランもいますし、はまったらかなり上位に行きそうです。
昨年8位、川崎。
長くチームを支えてきたベテランが、クラブを去りました。過渡期が来ているのかなと思います。
特にDFラインが大きく変わりそうです。ボールを保持する攻撃的なチームは、カウンターを受ける機会が多くなるため、むしろ後ろが重要だよなと、常々考えているのですが、ここをすばやく整備できるか。それにより大きく変わってくるのではないかと思います。
瀬川君のSBあるのかな。向いてると思うんですよね。
昨年7位、福岡。
躍進が続く福岡。主力選手を抜かれてしまったのですが、手堅く補強しています。
ただ昨年2桁得点の山岸選手を名古屋に持ってかれた穴が埋まるかどうか。ポジション的に人材はいるのですが、2桁を計算できるレベルの得点力を持つというのはなかなかない能力だと思うので、誰かが もう一化けできるかどうかがポイントではないでしょうか。
昨年6位、名古屋。
補強でめっちゃ動いた名古屋。ウチからも椎橋君を持っていかれました。なんてことしやがるんだ、この野郎。
ただバックラインから多く人が抜けています。堅守 の名古屋が、そこに攻撃力を乗せようという考え方は理解できるのですが、その場合でも守備力は残しておかないといけません。
新しいメンバーで昨年並みの守備力を維持できるのかどうかが、最大のポイントだと思います。
昨年5位、鹿島。
長期的視点からの補強で継続性を重視してきた鹿島は、戦うとめっちゃ憎たらしいんですけれども、クラブのあり方としてはずっとリスペクトして見ている存在でした。
しかし近年、若手の海外移籍が活発になったためにその前提が崩れ、なのに過去の実績がそれ同等の成績を残すことを求めるということで、とても苦しんでいます。
鹿島らしさが必要だと外国人監督を岩政監督にしたのに、また外国人監督に戻す。タレントは十分にいるので当然強いとは思うのですが、そのふらつきぶりがどう影響するのかなというところに注目。
昨年4位、浦和。
ふらつく、ということでは浦和はずっとそんな状態に見えますが、僕はがっちり予算のあるチームはむしろそれで勝つべきだ、とも考えているので、浦和はゴリゴリ行くべきだと思います。
そういう点では今年のメンバーはかなりすごい。選手めっちゃ余ってる。
ただ、SBが足りてないような気がするので、そこがどうなるか。
昨年3位、広島。
育成をベースとしたしっかりと継続性のあるチーム作りは、めっちゃ憧れ。
オフはあまり動きはなかったのですが、それでもしっかりと要所に補強。そして継続性はバッチリと、かなりいい感じだと思います。優勝もあるんじゃないでしょうか。
昨年2位、マリノス。
西村選手の海外移籍がありましたが、天野選手が帰ってきているし、戦力的には十分維持できていると思われます。
一番のポイントは新指揮官、キューエル監督です。オーストラリア代表として散々手こずらされたのですが、監督としてのキャリアはまだ浅く、その辺どうなのか。
中盤を逆三角形にした新システムにトライしているようなので、その辺りがスムーズに行くかが、一番のポイントなんじゃないかなと思います。
昨年1位、神戸。
主力の流出はなく、そこにさらに実力者を補強しているので、めっちゃ強そう。連覇も十分ありえます。
というか、穴があってくれないと困るんですけれども、さてどうしようというレベルです。何かあるとしたら怪我ぐらいかなあ。本当に強そう。
という2024年J1展望でした。ウチの下馬評低いんですけど、一発ひっくり返したいですね!
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