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2024/02/20

打ち上げ成功!!!!

2/17、国産ロケットH3の2号機打ち上げが成功しました!

1号機は打ち上げ失敗。1段目のロケットエンジンが新開発で、こちらがうまくいくかどうか注目されていたところ、ずっと使っていた2段目エンジンの方に不具合が出るという、思ってもみなかった展開でした。

それを乗り越えての成功で、本当にめでたいです!

H3ロケットは、世界的な打ち上げコストダウンの流れに対応するために開発されました。もともとシビアな要求をされるロケット開発で、さらにシビアにコストダウンということで、なかなか難易度が高い。

この流れで出てきた世界の次世代機では、まず米スペースXのファルコン9が先行。ぐっとお安くして、さらに1段目の再利用にも成功しています。これを追って米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス社のヴァルカンが、今年1/8に打ち上げ成功。今回H3はそれに続きました。このあと米ブルーオリジン社のニューグレン、欧エアバス社のアリアン6が打ち上げを目指しています。H3は打ち上げ失敗があったけれども、なかなかの成績なのです。

あとは、打ち上げ実績を積み上げることですね。コストダウンはビジネス的な要請なので、そこをクリアしてこそ本当の成功です。がんばってー!

ちなみに超夜型生活の僕は、起きたらもう打ち上げ終わっていたんですけど。

打ち上げライブ中継のエンディングが、映画みたいでめっちゃかっこいいと聞いて、見てみました。

ほんとにかっこいい。前回の失敗から映像をつなげていて、うるっと来た。

メディアを通さずともダイレクトに情報を流せる時代、広報活動でのこういう工夫は大切ですよねえ。

さて、この週末、もうひとつ重要な打ち上げがありました。

2/18に日本のアストロスケール社が商業デブリ除去実証衛星ADRAS-Jを、ロケット・ラボ社のエレクトロンロケットで打ち上げました!

アストロスケール社はJAXAの商業デブリ除去実証プロジェクトに参加。今回は2009年の打ち上げでデブリとなっているHⅡAの二段目ロケットに接近、観測します。最終的には捕獲して、大気圏に突入させて燃やして、デブリ除去をしようという目論見。

宇宙開発が続いた結果、現在地球の上空にはたくさんのデブリ(宇宙ゴミ)が飛んでいます。寿命が尽きた人工衛星から、打ち上げロケットのパーツ、その部品、さらには多くの破片などです。地球軌道上を回るためには落ちてこないようにかなりの高速が必要です。低軌道では秒速7km以上。衝突した時の相対速度は角度にもよりますが平均秒速10kmにもなるそうです。

このスピードで衝突すると、重さ100gぐらいのちょっとした部品が戦車砲弾ばりの破壊力を持つことになります。これだとおちおち宇宙ビジネスなんてやってられません。ということで現在、デブリをどうやって掃除しようかと研究されているのです。

宇宙デブリ除去というと、アニメにもなった『プラネテス』が思い起こされます。現実がSFに追いついてきています。わくわくしますねえ。

プラネテス(1)

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