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2024/02/01

著作者人格権と反社会的組織・日本テレビ

ドラマ「セクシー田中さん」の脚本家・相沢友子氏が、インスタグラムに原作者がわがまま放題したと取れる投稿をし、事実に反すると原作の芦原妃奈子先生が編集部と相談して経緯を明らかにする投稿をブログとXに上げ、大きな話題になっていました。

契約の段階で原作通りにするのが条件とかなりの念押しをしていたのに、無視して改変された脚本が毎回送られてきて、直しがきつかったこと。まだ連載終わってないのに最終回も好き勝手されそうだったので、芦原先生がラスト2話の脚本を書くしかなかったこと。

実は一回、この話題でブログ記事を書いたのですが。

芦原先生ご本人がアカウントを消したのを見て、「外野がこれ以上騒ぐのもな」と思って、下書き削除したんですよ。

そしたら最悪の結末だった。

芦原先生自殺した。

ちなみにこれを受けての日本テレビの声明が、「僕悪くないもん」と取れるような現状認識の甘いもので、さらに炎上。

「裏事情を暴露するのは業界のタブー」とテレビ局側の肩を持つような意見を見かけましたが、じゃあ先に暴露した相沢氏が悪いってことですね? ああでも、内容捏造で事実じゃないから暴露じゃないのか。さすが相沢先生!

嫌味を書くのは、人生狂わせてしまっているぐらい創作を重んじる者として、作品をないがしろにするやつはガチで敵だからです。そもそもこの問題、日本テレビ擁護できるわけないんだよ。

著作者人格権、同一性保持権とは。Wikipediaより抜粋。

著作者人格権 (ちょさくしゃじんかくけん、英語: Moral rights) とは著作権の一部であり、著作物の創作者である著作者が精神的に傷つけられないよう保護する権利の総称である。美術・文芸・楽曲・映像といった著作物には、著作者の思想や感情が色濃く反映されているため、第三者による著作物の利用態様によっては著作者の人格的利益を侵害する恐れがある。

誰が権利を持てるかについても、著作者人格権と著作財産権では異なる。著作財産権は土地や建物のように権利を譲渡、相続、貸与できるが、一方で著作者人格権は一般的に譲渡が認められていない。これは、著作者人格権が著作者本人の心を保護することを目的としているためである。換言すると、複製権や出版権などの著作財産権を第三者に売却した後でも、著作者人格権だけは消滅せず著作者本人を守り続ける。これを「一身専属性」と呼ぶ。

同一性保持権(どういつせいほじけん)は、著作者人格権の一種であり、著作物及びその題号につき著作者(著作権者ではないことに注意)の意に反して変更、切除その他の改変を禁止できる権利のことをいう。著作物が無断で改変される結果、著作者の意に沿わない表現が施されることによる精神的苦痛から救済するため、このような制度が設けられていると理解されている。

日本テレビ側は契約を守る気がなかったとしか思えない態度を取っていて、さらにまさにこういう事態を想定して設定されている作者の人権も踏みにじった。その結果、精神的苦痛だけでは済まずに命を奪った。

もう一回書きますね。まさにこういう事態を想定して設定されている作者の人権も踏みにじった。

200%日本テレビが悪い。

この事件について、創作者サイドから自分も経験したという体験談がぽろぽろと出てきています。業界では日常的に行われてきた模様。さらに脚本の相沢氏は他作品でも同様に改変を行い原作クラッシャーとあだ名され、プロデューサーの三上氏に至ってはドラマ『おせん』の改変で原作者のきくち正太先生がショックを受けて連載が休載に追い込まれています。そんな人が仕事を続けている。日本テレビ側はそれぐらいOKと許容していたということです。

とりあえずドラマ化の許可さえとってしまえば後は何してもよい、原作者が喚いていても出版社は真っ向からテレビ局に盾突けるわけないんだから握り潰してしまえばよい。そういう業界の常識なんでしょうかね。大ごとにしたネットが悪いとしたがっている層がいるみたいですしね。

契約は守らない、人権は踏みにじる。それが俺たちの常識。すげえな、どんな反社会的組織だよ。

というわけで記事タイトル。

まあ、日本テレビだけじゃないだろうとは思います。ドラマだけでもない。こういう、俺ルールが法律よりも上だと考えてるなと思わせる行動をそこらじゅうで取っていますしね。そうやってテレビ局は評判をガンガン下げているんですけど、今回の対応を見ていても、気にしてないんでしょうねえ。

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