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2023/12/19

うるう秒廃止

こちらのニュースを見ました。

1日の長さに1秒加える「うるう秒」廃止へ…1972年導入、システム障害の懸念で国連機関が決議

国連の専門機関・国際電気通信連合(ITU)の会議は11日、1日の長さに1秒を加える「うるう秒」を、原則2035年までに廃止するとした決議案を採択した。うるう秒を追加する度に、コンピューターなどでシステム障害が発生するリスクが高まるためで、ITUが廃止を検討してきた。

世界の標準時刻は、高精度な原子時計に基づき決められている。だが、地球が1回自転する時間で決まる1日の長さは、海流や大気などの影響で自転速度が不規則に変わるため、徐々に世界標準時とずれが生じる。

うるう秒は、ずれを0・9秒以内に補正するため1972年に導入され、過去に計27回、世界一斉に実施された。しかし、時間調整の失敗によるシステム障害への懸念が国際的に高まり、廃止を求める声が出ていた。

そこでアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで開催中のITUの会議は11日、システム更新などの準備を経て、うるう秒を原則2035年までに廃止するとした決議案を採択。40年まで延長可能とする猶予を設けるほか、ずれの上限を現在の0・9秒以内から、「短くとも100秒」に延ばすべきだとした

廃止には世界標準時を管理する「国際度量衡総会」での合意も必要で、同総会は昨年11月に決議したが、ロシアは当時、衛星測位システムの改修に時間が必要として反対。今回は、40年までの延長を可能にすべきだとした同国の主張が決議案に反映され、賛成に転じた。

総務省によると、日本を含む多くの国は、システム改修の必要がなく、廃止による影響は限定的という。

読売新聞オンライン 23/12/12

僕は子供の頃から宇宙大好きっ子なので、このニュースを見た時に、「短くとも100秒なんて嘘でしょう? 南中時刻が1分以上、変わってしまうやんか」と仰天したのですが。

一般の人たちにはそれよりも、銀行のシステムが止まってしまう可能性の方が重大な模様。

つくづく浮世離れして生きているな、自分。

でも考えてみれば、天文学の歴史は経済の話と無関係ではありません。古代の人が星空を眺めていた理由の一つに、暦の問題があるからです。特に 農耕文化では、暦がとても重要。冬のたまたま天気のいい日に、春だと勘違いして種をまいてしまったら、翌年の収穫がダメになるかもしれない。その集団絶滅の危機。そこで、あの星があそこに見え始めたら種をまくといい、という天体観測が有用に。

そう考えてみると、経済の問題が天文学に影響してくるのは、あながち大きく外れているわけじゃないかもしれない。

ただそれでも、南中時刻が正確じゃないのは、とてもムズムズするのでした。

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