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2023/12/22

今週の漫画感想 株式会社マジルミエへようこそ

年末合併号でマガジン、サンデーはお休みの水曜日。けれど忙しくて月曜に出せなかった #週刊少年ジャンプ と #ジャンププラス の感想をようやく本日。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。 #キルアオ ほんとに夫人一直線w

#あかね噺 そりゃあ重々わかってるよねえ。ストーリーに芯があるから重みが出る。

#逃げ上手の若君 最初のことを思うと、こんな関係になっているの、すごい展開。めちゃ熱い。

お次はジャンプ+。 #姫様"拷問"の時間です 第211話。先週分。これは僕だったとしても気を使うw 鉄板のなぞなぞが哀しい。

#鶴子の恩返し 第12話。これは長くもたなそうw

#株式会社マジルミエ 第95、96話。なぜか今の方がしっくりきていて、昔の姿は痛々しい。異常なシチュエーションのはずなのに、それが生み出す説得力。それを見せておいて、みんなが望んでいた姿。最初は本当に色物だったのに、ちょっと感動してしまう、ストーリーテリングの魔法がすばらしい。

というジャンプ3号とジャンプ+の感想でしたー。さて、水曜も大忙し。23/12/20

『株式会社マジルミエ』。陰謀に巻き込まれ、みんなが一度バラバラになってしまった株式会社マジルミエ。そこからの再始動を描いていた第2部。鍵になっていたのは行方不明の社長でした。

最初に出てきた社長さんはどこを切り取っても色物でした。魔法少女のコスプレをする中年のおじさん。インパクトの強さで、読者を驚かす存在。

ところがここに来て、過去の回想の中でなぜそんな姿をしていたのかが明らかになります。生真面目すぎるゆえの奇行。それがわかると生き生きとコスプレしていた以前の姿に、別の意味が生まれてきて。

そして今週のクライマックス。帰ってきた社長、帰ってきた株式会社マジルミエ。冷静になってみると変な展開なんだけど、そこで読者を引き込んで感動させてしまうのは演出の妙です。同じ筋でも見せ方切り方で全然違う。うまい人の漫画を読むと、気持ちよく転がしてくれるから心地いい。

さあ、ここからの大逆転が楽しみです。

株式会社マジルミエ 10

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