偵察鹿島vs神戸・浦和と鹿島戦展望
いよいよ最終盤となってきましたJリーグ。しっかり勝ち点を取って残留を早く決めたい。そこで迎えるのは鹿島戦です。まずは偵察。
2023J1第30節、神戸3-1鹿島。
神戸が押し込む展開で16分に先制点。左サイドで井出選手が二度三度と切り替えして揺さぶりクロスを上げると、ファーから入ってきた佐々木選手がヘディングシュートを決めました。
45分に神戸追加点。左サイドへサイドチェンジすると、深いところギリギリで武藤選手が抑えて、右足アウトサイドでのクロス。ファーから入ってきた井出選手がヘディングシュートを決めました。
後半に入り鹿島も盛り返して、惜しいシーンがいくつもありましたが決められずにいると、83分に神戸がダメ押し。右CKをニアでパトリッキ 選手がすらしてヘディングシュート。これはファーポストに当たりますが、その跳ね返りを佐々木選手がダイレクトで叩き込みました。
アディショナルタイムに入った91分に鹿島が1点返します。右中盤でボールを受けて中へカットインして行った松村選手が、ペナルティエリア 正面から左足でミドルシュートを決めました。
ここで試合終了。鹿島はこの結果優勝がなくなりました。
第31節、鹿島0-0浦和。
鹿島は仲間君が先発で、浦和の酒井君と同サイド直接対決となりました。けっこう激しくやり合ってました。
ちなみに酒井君はこの試合の後のルヴァン杯決勝戦を終えた後、怪我で手術というリリースが出ました。ところがびっくりしたのは、春のキャンプの時点で怪我をしていたとのこと。ずっと騙し騙しやっていたのだそうです。無茶するなあ。
さて試合は、スタッツ的には浦和の方が優勢なのですが、見ている印象としては、前半は特に鹿島の方がいい形で攻められていました。ただ双方ともシュートが少ない展開。
後半に入り浦和も盛り返してきてシュートも増えてきましたが、そのままスコアレスドローで終わりました。
これを踏まえて鹿島戦の展望です。鹿島はシーズン前半は不調でしたが、そこから立て直しました。最近ちょっとペースを落とし、優勝には届かなくなりましたが、ACLはまだ狙える位置。強敵です。
守備では。
偵察した2試合、またその前の試合のスタメンをチェックすると、メンバーが少しずつ変わっているので、どの形で来るのかちょっと読みづらいのですが、見ている印象としては浦和戦の形が一番厄介。真ん中に構えるCFがいて、そして自由に動き回るFWとして鈴木選手が働く形。
今の鹿島は明らかに鈴木選手のチームです。プレーだけでなく精神的にも支柱。ここを抑え込めるかどうかで、流れはかなり大きく変わるのではないかと思います。この形になった場合、鈴木選手は左右に流れたり引いてきたりしてボールを引き出します。ここの受け渡しはしっかりしたい。そしてクロスやセットプレーでサイドからボールが入ってきた時に、うまくマークを外してファーから飛び込んでくる形が見られます。これは警戒です。
そして浦和戦では攻撃的MFが左が仲間君、右が樋口選手でスタートで、仲間vs酒井の柏アカデミー卒対決が実現していたのですが、ただこの二人と鈴木選手を交えた三人は、かなり運動量豊富に大きく動き回り、ポジションをどんどん変えてきます。三人とも運動量だけではなくボールを持った時に決定的な仕事ができる選手です。やはりしっかりマークに着くことと、それを隙なく受け渡していくことが大切だと思われます。
攻撃では。
まず何と言っても細谷君です。細谷君はあと1点取ると、工藤君の4年目に並ぶそうです。ぜひ取って、さらに超えていってほしい! がんばって!
そしてサヴィオさんに期待です。鹿島の両SBは攻撃に参加して上がっていくので、逆に裏が取れるはず。サイドの1対1を制してほしい!
そしてそして、鹿島のCBは高さ強さがある二人組なので、そうするとその外からかき回す形が重要。特に、前節すばらしいゴールを決めた山田雄士君! 外から入っていって、2試合連続でドカンと決めちゃってください!
とにかくしっかり勝ち点がほしい!!
がんばって!!
| 固定リンク
「サッカー」カテゴリの記事
- 都議会議員選挙(2025.06.24)
- vs京都 三度(2025.06.22)
- 偵察京都vsFC東京と京都戦展望(2025.06.21)
- vsV 3連勝!!!!(2025.06.16)
- vs東洋大学 悲しみ連鎖(2025.06.12)
コメント