偵察熊本vs徳島・仙台と天皇杯熊本戦展望
さあ、準決勝まで来ましたよ天皇杯! 相手はJ2ですが、それでJ1のチームをバッタバッタと倒してきているので油断禁物です。まずは偵察。
2023J2第38節、徳島0-1熊本。
J2は代表活動期間でも試合があるので、第38節が天皇杯準決勝と被るため前倒しで行われました。徳島では森君が先発。そちらの活躍は観戦記に書くとして。
熊本の方が押し込んで見えるのですが、うまく守られお互い崩し切れていないので、シュートシーンはそんなに多くない展開。
その中での唯一の得点は56分。DFラインからのロングボール一本で伊東選手が抜け出して、出てきたGK脇を落ち着いて突くシュートを決めました。
しあいはそのまま熊本が逃げ切って終了。
第37節、仙台1-0熊本。
前半は仙台が押し込む展開。その中で得点を奪います。
34分、右サイドからのクロスがヘッドですらされファーへ流れてきます。これを氣田選手が仙台DF江崎選手を背負った状態で足を伸ばしコントロール。少し大きくなり、そちらに向かおうとしたところで江崎選手が氣田選手を引き倒してPK。これを氣田選手が決めました。
後半は熊本がボールを持つ展開でしたが、シュートはあまり増えず、仙台が逃げ切り試合終了。
これを踏まえて熊本戦の展望です。最初に書いたとおり、熊本はJ2のチームですが、J1の鳥栖、FC東京、神戸と格上を倒してここまで来ているので、決して侮ってはいけない相手。昨年の天皇杯優勝チームはJ2の甲府で、現在ACLにも出ているのです。気を引き締めていきたい。
守備では。
熊本の大木監督はずっとショートパスの攻撃的なチームを作ってきた人で、熊本もそういうチームです。ビルドアップから制限をかけたいところ。ただ、3-3-1-3と表記される、あまり見ない中盤ダイアモンド型の3バックで、どこをはめに行くのかがちょっと難しそう。その辺うまく整理して迷いなく行きたい。アンカーを消せればベストです。
記録を確認するとチーム得点王は9得点の石川選手なのですが、こちらは長期離脱中。その次がトップ下の平川選手です。FC東京育ちで高校時にプロデビューを済ませている天才肌のテクニシャン。しっかり潰したい。
粟飯原(あいはら)選手は運動量が多く、パンチ力のある左足を持っています。飛び出しをよく見せているので、しっかり捕まえたい。
松岡選手は左サイドでのドリブル突破が目立っていました。しっかり抑えたい。
攻撃では。
3トップが前からプレスに来ますし、攻撃的に全体がパスをつなぎながら押し上げてきますし、カウンターで裏は取れるはず。
そこでズドンと細谷君に決めてほしい! このあとU-22の海外遠征なので、景気づけに一発お願いします!
表記だと3-3-1-3なのですが、実際には3-1-3-3の1アンカーになっている場面が多いので、両脇も使えると思います。そこでサヴィオさんがドカンと一発お願いします!
さて、もう一人期待の人を挙げるとすると山田康太君です。戦術的な話ではありません。昨季山形所属だった康太君は、熊本と3度対戦。最後の1試合はJ1参入プレーオフ2回戦。
ここで勝てば入れ替え戦という試合で、康太君は同点に追いつくミドルシュートを叩き込み、さらに南選手の逆転弾を導くスルーパスを通しています。このまま行けば入れ替え戦だったのですが。
しかしPKで同点に追いつかれ、シーズン順位が上だった熊本が入れ替え戦進出となったのでした。
その後ウチに移籍となって個人昇格を果たした康太君ですが、あの時の悔しさをここで晴らしてくれていいんですよ! 同じようにドカンとミドルを決めちゃってください!
ここで勝ってさらに勢いをつけたい!!
勝ちましょう!!
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