偵察札幌vs湘南・名古屋と札幌戦展望
このあと代表ウィークでリーグ戦は中断、そこで天皇杯準決勝もあり、勝ってその期間を気分よく迎えたい札幌戦です。まずは偵察。
2023J1第27節、札幌0-1湘南。
どちらも前に行く意識の強いチームで、激しくボールが行きかう展開。その中で得点を挙げたのは湘南でした。
42分、中盤右サイドでの奪い合いから奥野選手が縦パス。これに抜け出した大橋選手がペナルティエリア内でボールキープしてエリア手前に落としのパス。走り込んだ平岡選手がダイレクトでミドルシュートを決めました。
後半に入ると追う札幌が猛攻を仕掛けます。何と後半だけでシュート17本。しかし湘南は粘り強く守り、結局札幌追いつけず。
第28節、名古屋1-1札幌。
ボール保持は札幌優勢。しかし名古屋のカウンターも発動していて、札幌はそれをファールで潰して黄紙をもらっている、緊張感のある展開。
まず名古屋が先制点。50分、ゴール前で中谷君がボールを奪うと、前方のユンカー選手へロングパス。ユンカー選手はこれを受けてカウンターへ。ゴール前までドリブルで運ぶと、一瞬足元に詰まりかけながらも落ち着いてゴールへ流し込みました。
札幌は66分に追いつきます。左サイドで菅選手からの縦パスをスパチョーク選手が受けてドリブルしペナルティエリア侵入。折り返しを小柏選手が受け、入ってきた菅選手が速いシュート性のパス。これをゴール正面の小林選手が押し込みました。
試合はこのまま
これを踏まえて札幌戦の展望です。札幌の特徴は何と言っても攻撃力。49得点はリーグ3位。この中にウチが前回やられた5失点が入っています。そしてウチが立て直したのは守備。ホコタテ対決です。まずここでペースを作りたい。
守備では。
まず小柏選手のスピードを警戒。とにかく速い。裏への飛び出しで攻撃の急先鋒となり、ドリブルでぐいぐいと引っ張っていきます。スピードに乗らせたくない。
前回とのメンバーの違いで大きいのは金子選手が欧州移籍し、神戸から小林選手がやってきたこと。前回は大きなサイドチェンジでサイドからドリブルで崩す攻撃パターンが目立ったのですが、中央にはっきりとしたパサーが入って、細かく繋ぐシーンが増えてる気がします。急所を突くパスを狙っているので、しっかり抑えたい。さらに前線にも飛び出してくるので要注意。
現在のチーム得点王は浅野選手で10得点。今年は基本右シャドーだったのですが、前節は小林選手をシャドーに入れて浅野選手は右アウトサイドで出ていました。どっちで来るのかな。注目です。
攻撃では。
まず、攻撃的に来る札幌に対して、カウンターを決めたい。ということで細谷君に期待です。ドカンと一発決めちゃってください!
3バックに対してはサイドからが基本的な考え方ですが、今回の札幌は前節の黄紙で出場停止が岡村選手、宮澤選手、荒野選手と守備陣中央に複数名出ています。並び的に初の組み合わせになるので、そこが突けるかもしれない。
サヴィオさんがカットインしてズドンとか、山田雄士君が連携で潜り込んでいってズドンとか、そういうシーンが見たいです! がんばって!
天皇杯の対決に引き続き勝ちたい!!
がんばって!!
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