« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »

2023年9月

2023/09/30

偵察札幌vs湘南・名古屋と札幌戦展望

このあと代表ウィークでリーグ戦は中断、そこで天皇杯準決勝もあり、勝ってその期間を気分よく迎えたい札幌戦です。まずは偵察。

2023J1第27節、札幌0-1湘南。

どちらも前に行く意識の強いチームで、激しくボールが行きかう展開。その中で得点を挙げたのは湘南でした。

42分、中盤右サイドでの奪い合いから奥野選手が縦パス。これに抜け出した大橋選手がペナルティエリア内でボールキープしてエリア手前に落としのパス。走り込んだ平岡選手がダイレクトでミドルシュートを決めました。

後半に入ると追う札幌が猛攻を仕掛けます。何と後半だけでシュート17本。しかし湘南は粘り強く守り、結局札幌追いつけず。

第28節、名古屋1-1札幌。

ボール保持は札幌優勢。しかし名古屋のカウンターも発動していて、札幌はそれをファールで潰して黄紙をもらっている、緊張感のある展開。

まず名古屋が先制点。50分、ゴール前で中谷君がボールを奪うと、前方のユンカー選手へロングパス。ユンカー選手はこれを受けてカウンターへ。ゴール前までドリブルで運ぶと、一瞬足元に詰まりかけながらも落ち着いてゴールへ流し込みました。

札幌は66分に追いつきます。左サイドで菅選手からの縦パスをスパチョーク選手が受けてドリブルしペナルティエリア侵入。折り返しを小柏選手が受け、入ってきた菅選手が速いシュート性のパス。これをゴール正面の小林選手が押し込みました。

試合はこのまま

これを踏まえて札幌戦の展望です。札幌の特徴は何と言っても攻撃力。49得点はリーグ3位。この中にウチが前回やられた5失点が入っています。そしてウチが立て直したのは守備。ホコタテ対決です。まずここでペースを作りたい。

守備では。

まず小柏選手のスピードを警戒。とにかく速い。裏への飛び出しで攻撃の急先鋒となり、ドリブルでぐいぐいと引っ張っていきます。スピードに乗らせたくない。

前回とのメンバーの違いで大きいのは金子選手が欧州移籍し、神戸から小林選手がやってきたこと。前回は大きなサイドチェンジでサイドからドリブルで崩す攻撃パターンが目立ったのですが、中央にはっきりとしたパサーが入って、細かく繋ぐシーンが増えてる気がします。急所を突くパスを狙っているので、しっかり抑えたい。さらに前線にも飛び出してくるので要注意。

現在のチーム得点王は浅野選手で10得点。今年は基本右シャドーだったのですが、前節は小林選手をシャドーに入れて浅野選手は右アウトサイドで出ていました。どっちで来るのかな。注目です。

攻撃では。

まず、攻撃的に来る札幌に対して、カウンターを決めたい。ということで細谷君に期待です。ドカンと一発決めちゃってください!

3バックに対してはサイドからが基本的な考え方ですが、今回の札幌は前節の黄紙で出場停止が岡村選手、宮澤選手、荒野選手と守備陣中央に複数名出ています。並び的に初の組み合わせになるので、そこが突けるかもしれない。

サヴィオさんがカットインしてズドンとか、山田雄士君が連携で潜り込んでいってズドンとか、そういうシーンが見たいです! がんばって!

天皇杯の対決に引き続き勝ちたい!!

がんばって!!

| | コメント (0)

2023/09/29

今週の漫画感想 祭里とすずと大団円

少し秋めいた天気になった月曜日。焦りを抱えて漫画読む。 #週刊少年ジャンプ 43号と #ジャンププラス の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。 #あかね噺 浮かれてる顔が確かにクソウザいw

#呪術廻戦 こういう表現で来るとはさすが。

#キルアオ やっぱりこうなったw ますます混沌としそうで楽しみ。

お次はジャンプ+。 #株式会社#せいとかいにもマジルミエ 第84話。翠川さん、豹変。どうなるんだろうか。

#マリッジトキシン 第62話。強い。肝据わってる。

#あやかしトライアングル 第144話。最終回。お疲れ様でしたー!とにかくすずのバイタリティがすばらしく、とても楽しく読めました。

というジャンプ43号とジャンプ+の感想でしたー。さて作業を進めないと。23/9/25

もしかして今年も四分の三が終わるの?と打ち震えている水曜日。心落ち着けるために漫画読む。 #週刊少年マガジン 43号と #週刊少年サンデー 44号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。表紙&巻頭カラー #シャングリラ・フロンティア 延長戦突入。ここまで行けそうな雰囲気で来たけれど、そこで気になる引きを作って、またはらはらさせるの、うまい。

#生徒会にも穴はある! 荷物w 最後のコマの運ばれ方w

#それでも歩は寄せてくる もう勝たなくてもいいんじゃないかな。

お次はサンデー。表紙 #葬送のフリーレン ここだけは進歩しないw

#龍と苺 負けられない想いが上積みされたけれど、敵はさらに上回る。もう後がないのに、どうなるのか。

#舞妓さんちのまかないさん いい感じになりそう?

というマガジン43号とサンデー44号の感想でしたー。さて作業を。23/9/27

『あやかしトライアングル』。最大の敵は身内にありという展開で、それを倒して大団円を迎えました。

この物語で素晴らしかったのは、何と言ってもヒロインのすずでしょう。途中からものすごい化け方をしました。

最初は甘いものに目がないぐらいの描写だったものが、食欲だけでなく、睡眠欲、色欲と三大欲求すべてに貪欲という話になって。

お話を面白くするためには、読者の想像を超える必要があるのですが、すずの暴走がその役割を果たすようになりました。

「可愛いヒロイン」の範疇を軽々と超えていった感じ。「好きがあふれちゃう」というヒロインらしいセリフといっしょに描かれているのが、欲望抑え切れずに息荒く悶えている姿とか、すばらしかったです。

最後、祭里がすぐに男に戻らないのも、男女分裂していた時の記憶により、まだまだ鍛え方が足りないと思ったからという話。まあ、百獣の王だからしょうがないですねw

そして最後に、このちらりと描かれているのは伏線だろうなあと思っていたところが回収されていたのも、好感度大。

僕は細かいところで楽しめて、伏線張ってあってきれいに終わる、そういうお話が大好きなのですが、それにばっちり応えてくれたすばらしい作品でした。

あやかしトライアングル 15

| | コメント (0)

2023/09/28

読みづらい読書

このあいだ、仕事の参考図書を読んでいると、興味のない題材でも読ませる筆力の高い作品に出会って勉強になる、ということを書きましたが。

今週は逆の例に出会いました。

興味がないうえに文章に入りづらくて、何度も何度もトライして、結局20pちょいで諦めた。一回手に取るごとに数ページしか我慢できなかったということ。正確にはちょこっと飛ばし読みして先を確認しているのですが、多分最短記録です。

先に断っておきますと、下手だったということではないのです。

舞台が地方で、方言をふんだんに使ってたんですね。人称は全部方言、名詞もかなりの割合で方言。脇に一応ルビが振ってあって意味が分かるようにはなっている。

方言を使うとその土地の雰囲気は出ます。しかしその土地の人ではない僕には、慣れていないのでひたすら読みづらいのです。セリフだけじゃなくて地の文も方言語りだから、ルビに目を凝らさなくちゃいけなくて、本文とルビで二度読みになる。全然世界に入っていけない。ということで、ちょっと読んで閉じて他のことをやり、また読んでは閉じての繰り返し。そして仕事の参考図書なのでここまでに読まなければいけないという締め切りがあって、時間切れして脱落。

舞台になった地方と時代設定、そして題材が、このジャンル界隈では評価が高いやつなので、土地の雰囲気出す方に全振りしたんだろうなあと思うのですが。

この辺は難しい問題ですよね。

方言がっちり使い、地元の風習なんかの描写も濃厚。リアリティはすごく出ているので、この土地の話ということでポイントつける読者であれば高評価になるはず。

しかし、僕はそこに興味がないので、方言で雰囲気出されてもただ読みづらく、日常がいつまでたっても終わらず事件が起きないことで、まったくドライブされることがなく終わってしまった。日常風景ばかりでも読めた作品もあるのですが、あれは表現に工夫が凝らされていて、文章自体の読み心地がすごくよかったんですよね。でもそういうんじゃなくて、しっかり調べましたという感じだった。リアリティ押し。

先々まで行ったら興味持てる話になるのかなと、つまみ食い的に後ろを覗いて見ましたが、イベント的にも文体はこうするべきだなあと感じました。ふわふわの文で読み心地よくしたらいけない。その策も取れない。

ただこれがSFだったら、リアリティ押しされたらウキウキして読んでるんですよ、きっと。ルビで違う読み方させるのも、SF用語だったら大好きですし。僕の読者としての立ち位置が、大きく関係しているということなのです。

例えば、歴史ものなんかでも、こういう事態は発生しますよね。言い回しにどこまでリアリティを求めるか。それにより読者層が変わる。

リアリティを追及すると濃い読者が釣れて、リーダビリティを高めると入り口が広くなり幅広い読者が網にかかる。濃い読者の方が反応がいいので、絞り込むのは一つの手。

リアリティと読みやすさの間で、作品をどの辺りに設定するかで同じ筋立てでも守備範囲が変わってくるという、戦略の問題について考えさせられたのでした。

| | コメント (0)

2023/09/27

ペンギン全滅

1か月ほど前のものですが、南極のコウテイペンギンのコロニーで、繁殖失敗したみたいだというニュース。

皇帝ペンギンひな、大量死か 南極の氷解ける―英研究

【ニューヨーク時事】南極の氷が解け、皇帝ペンギンのひなが2022年、大量死した可能性がある。英研究者らが24日、論文を科学誌ネイチャー(電子版)に掲載した。繁殖地の氷が消え、ひなが泳げるようになる前に冷たい海に落ちてしまったとみられる。南極の氷は近年、温暖化の影響で減少している。

論文を執筆した極地研究機関「英南極調査所(BAS)」のピーター・フレットウェル博士は英BBC放送に対し「温暖化の原因となっている二酸化炭素の排出を減らさなければ、この美しい鳥たちを絶滅の淵に追い込んでしまう」と警告した。

分析は、南極大陸西部につながった海氷にある五つの繁殖地を対象に、衛星画像を用いて行った。この結果、22年10月末から12月初めにかけて四つの繁殖地が氷の消失で放棄されたことを確認した。皇帝ペンギンのひなが巣立つのは12月から1月ごろで、それまでは防水性のある大人の毛に生え替わっていないことから、多くが生き延びられなかった恐れがある。

それぞれの繁殖地には630~3500ほどのつがいがいると推計されていた。別の研究では、今世紀末までに90%を超える皇帝ペンギンの繁殖地がほぼ失われると予測され、絶滅の危機にさらされている。

南極の氷の面積は16年以降、減少していると言われてきた。温暖化の影響が指摘されている。

JIJI.COM 23/8/25

五つのうち四つで、雛が全滅したかもしれないとのこと。温暖化が進んだ結果、海氷が溶けてしまったのではという記事です。

僕が以前見た科学番組では、雪ではなく雨が降ってきて営巣地が水びたしになり、まだ撥水機能のない雛が凍えているシーンがありました。

南極に限ったことではなく、温暖化は地球全体で進んでいます。北極では海氷が減って狩りができなくなったシロクマが、沿岸の町に上陸してきて、ゴミをあさったり家に入ってきたりしています。別の科学番組で、侵入しようとしたシロクマに遭遇して大怪我を負ったシーンを見ました。

動物も大変ですけれど、人もその影響から逃れられません。気候の極端化が各地で進み、気象災害が頻発。日本でも。

この間、ニュースを見ていたら、台風13号で浸水被害が出た地域の話題が。止水板を設置して被害をまぬがれたという話。台風だけではなく雨の降り方も激しくなっていますし、標準装備になっていったりするんですかねえ。

海外ではリビアで大洪水がありました。台風並みに発達した低気圧が襲い、対岸のギリシャでは年間降水量の1.5倍の雨が降ったとのこと。枯れ川に雨水が押し寄せ大濁流となり、なんとマンションの3階まで浸水、街並みがすべて押し流される大惨事となっています。

アフリカでは政情不安の国も多く、欧州へと渡る難民が増加、人権重視のEU内でも受け入れ拒否が出て混乱中。ここに気象災害が頻発するとますますひどくなりそう。

温暖化は止めないといけないんだけど、対策にも問題があって、どうなるのかなあと注目しています。ペンギン全滅からいろいろ考えさせられたのでした。

| | コメント (0)

2023/09/26

大相撲令和五年九月場所 大混戦

大相撲令和五年九月場所は、優勝決定戦の末、大関貴景勝関の優勝で幕を閉じました。

決定戦は熱海富士関と。ずっと優勝争いをリードしていたのは熱海富士関だったのですが、直接対決を落とし、千秋楽の勝てば優勝の一番も落とし、決定戦も落とし。やっぱり初めての優勝争いだと、なかなか思い通りにはいかないですねえ。次に期待。

なかなか思い通りにいかないと言えば、前場所優勝して新大関となった豊昇龍関です。やはり気負いがあったのか負けが込み、千秋楽にようやく勝ち越し。危うくいきなり角番となるところでした。いきなり角番だった霧島関は何とか9勝6敗で角番脱出。せっかく大関が立て続けに二人増えたのに、苦戦してしまったのが混戦の原因の一つですね。落ち着いたら力を出し切れるかな。こちらも次に期待。

柏市出身力士の二人は不振。隆の勝関は6勝9敗。琴勝峰関は5勝10敗。モンゴル・ウランバートル出身と呼び出される大翔鵬関は、小学生の時に柏に引っ越してきたほぼ柏市出身力士ですが、3勝12敗。うーむ。

活躍が目立った応援している力士は翠富士関でした。7日目まで2勝5敗でこれは厳しいという感じだったのですが、そこから快進撃。8連勝して二桁10勝に乗せました。みんなが警戒しているはずの肩透かしがバシバシと決まったんですけど、何でだろう。多分何かの仕掛けがあると思うんですよね。そういう技の部分にはめっちゃ興味があるのです。

次は11月、九州場所。貴景勝関は11勝4敗での優勝だったので、次が綱取りの場所になるのかは微妙なのですが、はたして。

| | コメント (0)

2023/09/25

なでしこvsアルゼンチン 紛争絡みの大勝

大勝です!!!!

国際親善試合、女子日本代表8-0女子アルゼンチン代表!!!!

前からの守備がきっちりはまっていて、即時奪還からの得点が何点もありました。さらにはロングボールを使ったカウンターあり、くさびを打ち込んでの中央突破あり。多彩な得点パターンで大量得点、さらに完封と、言うことなしなのですが。

ただ一つ、相手のコンディションがよくなかったという問題が。

当初はアルゼンチンからフランクフルト経由で日本着の予定。しかしそこに、アルメニアとアゼルバイジャンの紛争が勃発。もともと火種のある地域。ロシアが調停して抑え込んでいたのですが、ロシアのウクライナ侵攻長期化により影響力が低下、今回の事態になったと言われています。まさかそれが、地域的には遠い日本とアルゼンチンの試合に影響するとは。

飛行機が上空を通過できなくなり引き返し、コペンハーゲン経由に切り替えての来日。しかも北九州開催なので、羽田からの国内移動もけっこうな距離です。元々地球の裏から来るだけでも大変なのに、この移動で中1日ではコンディションはボロボロで当然。

さらに日程的に主力で招集できなかった選手が何人もいた模様。アルゼンチン、不利過ぎた。

イベントとしては日本大勝でお客さん大喜びだったでしょうけど、10月からのパリ五輪アジア二次予選前の唯一の強化試合だったので、相手はいいコンディションの方がよかったなあ。

でも、熊谷選手をアンカーに上げ、3バック4バックの可変可能なシステムを試したり、成果はあったと思います。女子の五輪予選、通過枠は2つだけという厳しい戦いなので、がんばってほしいです!

| | コメント (0)

2023/09/24

vs福岡 負けなし途切れる

2023J1第28節、vs福岡は1-3。

昨年は8月から勝ちなしで終わったので、今年は8月から負けなしで終わったらいいなーと期待していたのですが、現実はそんなにうまくいくわけはなく。

1失点目、あのサイドからダイレクトでポンポンつないで入っていく形が、偵察の時に何度も見られて練度が上がってるなあと感じていたので、記事で警戒と書いたのですが。やられてしまった。しょんぼり。

2、3失点目は防ぎたかったですねえ。

前回1-3で敗戦したのは7/16G大阪戦。この後守備がきちっとはまるようになって負けなしが続きました。今回も締め直して次に向かってほしいと思います。がんばって!

| | コメント (0)

2023/09/23

偵察福岡vsFC東京・名古屋と福岡戦展望

負けなしが続き待望の連勝と、非常にいい感じになって迎えるのは福岡戦。難敵です。まずは偵察。

2023J1第26節、FC東京1-2福岡。

開始いきなりの2分。福岡が押し込んで波状攻撃。左へ展開し前選手がクロスを上げるとファーで佐藤選手が足から飛び込んで押し込みました。

11分、福岡追加点。敵陣左コーナー付近のスローイン。紺野選手がゴールライン際で背を向けて走り出し、その前方へボールが放られます。紺野選手が弾むボールをダイレクトでパス、山岸選手が左足で決めました。

試合はこのまま福岡ペースで進んでいましたが、前半終了前辺りからFC東京も盛り返してきて、後半に突入。福岡が粘って逃げ切るかと思われた86分、FC東京に得点が入ります。左CKからファーで熊田選手のヘディングシュートが決まりました。

しかしFC東京がもう1点取って追いつくにはちょっと残り時間が短く、福岡が逃げ切りとなりました。

第27節、福岡1-0名古屋。

双方システムが3-4-2-1で堅守速攻がベースということで、似たスタイルの対決。そのためとても拮抗した試合になりました。

決勝点は84分。左サイドの前嶋選手が切り返して右足でクロス。ウェリントン選手が一歩前に出てDFを釣り、バックステップしながらヘディングでうまく決めました。

この1点を守り切って、福岡が連勝です。

これを踏まえて福岡戦の展望です。福岡は現在8位と中位のチームですが、天皇杯、ルヴァン杯ともベスト4に勝ち残っています。チームの進化が感じられとても厄介な相手です。

守備では。

まず山岸選手に注意です。体が強く運動量も多く、ターゲットとして攻撃を引っ張っています。シュートの積極性も高く、現在8得点。しっかり潰したい。

そして、ボランチの井手口選手。厳しい守備だけではなく、上がってきて鋭いミドルシュートを放つ姿が目につきました。しっかり捕まえたい。

さらに誰か一人の個ということではなく、ゴール前での連携にも警戒が必要です。長く同じ体制でやっている効果だと思うのですが、以前見た印象よりもずっと呼吸の合ったダイレクトプレーが3本、4本と続いて、相手を崩して侵入していく場面が何度もありました。後手を踏まないように。

攻撃では。

相手の3バックはかなり強力です。その前のダブルボランチ、前、井手口も堅い。すると中央よりはサイドからかなーと思われ。

そんな時にサヴィオさんが2戦連発と結果が出ています。3戦連発見たいです!

右サイドでは山田雄士君が、ここ2戦で1得点1アシスト。武者修行の成果を存分に見せてくれています。この試合でも見たい! がんばって!

そして逆説的に、細谷君の活躍が見たい。相手の3バックが強いからこそ、それを力でねじ伏せる雄姿が見たいのです! ドカンとお願いします!

昨年8月以来の3連勝見たい!!

がんばって!!

| | コメント (0)

2023/09/22

今週の漫画感想 初詣

月曜日祝日で、ジャンプの発売は火曜日。 #週刊少年ジャンプ 42号と #ジャンププラス の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。 #あかね噺 こちらでも気になる引き。何だろう。

#キルアオ これはもう、確定としか思えない伏線だけれども……?

#ウィッチウォッチ 決まるかどうか、いいところで引きのさすが。

お次はジャンプ+。 #2.5次元の誘惑 第146話。リリサの夢はもう読者にはわかっているのだけれど、お姉さんたちの反応が気になる。

#正反対な君と僕 幸せになってほしいんだよねえ。

#あやかしトライアングル 意外な発言。どうなるんだろう。

というジャンプ42号とジャンプ+の感想でしたー。さて、仕事準備。23/9/19

夜は雨予想の水曜日。もくもく立ち上がる雲を見ながらご飯を食べ、漫画読む。 #週刊少年マガジン 42号と #週刊少年サンデー 43号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。 #シャングリラ・フロンティア 最後の一撃、さあどっちだ。

#生徒会にも穴はある! 「いよいよ明後日かー!!」でその姿は気合が入りすぎているw

#それでも歩は寄せてくる お父さん、子離れできてないw

お次はサンデー。 #龍と苺 とうとうばれたけれど、さすが、らしいリアクション。

#よふかしのうた お母さんは最初どう答えようとしたんだろうw

#舞妓さんちのまかないさん どうするのかなあ。

というマガジン42号とサンデー43号の感想でしたー。さて仕事準備。帰りは雨だろうか。23/9/20

『正反対な君と僕』。主人公は鈴木&谷のカップルで、二人の恋愛模様を描くハートフルラブコメディなのですが、話が進むにつれて周囲のキャラも深掘りされるようになっています。

その周りのキャラの中で気になっているのが東さん。美人でノリがよく気さくな人柄。ただし男運は最悪。ダメな男ばかりと付き合っている。最初はそれをコメディとして触れていたのですが。

だんだん内心が描かれるようになってくると、一見お気楽に生きているように見えて、色々抱えているんだなということが分かってきます。すると、幸せになってほしいなあという気分になってくるのです。

展開的には今回もそうですが平くんと二人になることが多く、そうするとここから関係が育っていくということなのかなと予想してるのですが。

平くんは根は悪くないやつだけとも半端なく人間観をこじらせているので、ここからでは行けたとしてもかなりの道程なのではないかと思われます。……いや、やっぱり行けないかも。

さあ、いったいどうなるのでしょう。

正反対な君と僕 4

| | コメント (0)

2023/09/21

お仕事読書

仕事の都合で参考資料として小説を読まないといけないのです。ブログに感想を書いているのは、そのうち素直に面白いと思えたもの。それ以外にもかなりの量を読んでいます。

さて、面白いと感じるのはどういう状態か。これは長年のテーマなんですけれども。

現在の認識としては、面白さの物差しは一つではなく、たくさんあると考えていて、どの物差しを持っているかは読者の個性である、というもの。

その物差しにより測る方向が違うので、その作品が面白いかどうかは、方向性と絶対値という二つの要素がある。なので、作品のクオリティが高くても響かないことがある。逆に世間の評価がそれほど高くなくても、本人にはとても響いている時もある。さらに、方向が少しずれていても、力技で面白いと感じさせることもある。

さて、普段の僕がお楽しみで読む小説は、SFだったりライトノベルだったり、エンタメ方面です。参考図書群のベクトルとは違っています。ただ、少年漫画好きでもあるので、熱血スポーツ小説になっていると好感度は高い。

今まで読んだ中での一押しは『パラ・スター』でしょうか。特に下巻、宝良編の大会の盛り上がり方が最高でした。

パラ・スター <Side 百花>パラ・スター <Side 宝良>

でも残念ながら、参考図書で熱血スポーツものに当たる確率はあまり高くありません。たいてい自分の好みとは方向性が違います。

ここからが本日の主題。そういう完全に方向違いのものを読んでいると、むしろ違うからこそ勉強になるのです。

好みによるドライブがまったくかかっていない状態なので、読んでいる僕のテンションは上がっていません。僕は感情移入派読者なので「やばい、誰一人感情移入できない」という状態になると、ますますテンション低空飛行です。

そんな状態でも、次のページをめくらせるお話が存在する。

「こういう話、好きじゃないんだよなあ……」と、ぶつくさ言いながら、読み終わっていたりする。

ただひたすら、文章がうまいからです。

例えば文章のテンポ。例えば漂う緊張感。無駄のない、それでいて豊かに彩られた描写。

そういうものが、興味のない題材でも、次のページへとめくらせる。

こういうふうに書けるようになりたいなあと思いつつ、今日もせっせと読んでいます。

| | コメント (0)

2023/09/20

立ち尽くす読書

仕事先に電車で向かう、乗換駅でのこと。

ホームの柱のそばに、セーラー服の少女が一人、立ち尽くしていて。

ハードカバーの本を両手で持って、一心不乱に読んでいました。

ここは終点の降車ホームで、乗る人は反対側から。ということはこの女の子は読むのが止まらなくなって、ずっと立ち読書しているということ?

まだまだ残暑厳しく気温は30℃超え。しかもここはビルの中にホームがある構造で風が通らず、電車のモーターからの排熱がこもる。

そんな環境をものともせず、少女は背中を丸めて食い入るように本を読み続けています。いったいどんなお話が、そこまで彼女を引き込んでいるのか。青い絵の表紙のタイトルは見えない。

さすがにここでおっさんが下から覗き込んだらびっくりさせてしまうのでそれはせず(当たり前)、僕はそのそばを通り過ぎたのでした。

あんなにのめり込んで読んでもらえたら幸せだろうなあ。僕もそんなお話が書きたい。

| | コメント (0)

2023/09/19

vs横浜FC 連勝!!!!

連勝ですよ!!!!

2023J1第27節、vs横浜FCは2-1!!!!

週末は仕事、月曜祝日もこれまた別のお仕事で、その準備もギリギリ。ということで、日曜日の試合の感想を上げそびれてました。

作業中、大変な時にレイソルが負けると、メンタルへのダメージが半端ないので、勝ってくれてよかった。ウキウキで仕事の追い込みができましたよ(^^)/

1点目のPKは、いい攻撃からサヴィオさんの思い切りのよいシュートが呼んだもの。いわば必然のPK。

2点目は山田雄士君のプレッシングから。もともとネルシーニョ監督のもとで鍛えられ守備の強度は上がっていましたが、栃木でそれに磨きがかかりました。相手のパスが少し弱くなったところを見逃さず奪い、GKまで引きつけて横パス。

これを受けた細谷君も、ゴールカバーに飛び込んできた相手をうまく外して、ゴールに押し込みました。アカデミー卒の二人で奪ったゴール。ウキウキしますねえ。

守備は後半ちょっと受け身になってしまって、ばかすかシュートを打たれましたが、1失点に食い止めて逃げ切り。よかったよかった。

これだけ調子が上がってくると、もう降格争いは大丈夫……と、普通ならなるのですが。

横浜FCはウチとの試合の前にマリノス、名古屋と上位のチーム相手に1勝1分。湘南は今節勝利で勝ち点を伸ばしています。なかなか簡単には引き離せない。

ここはこのまま勝ち進むしかないですね! 次の福岡戦もがんばって!

| | コメント (0)

2023/09/17

横浜FC戦展望

代表ウィークの中断期間開けまして、迎える横浜FC戦。残留争い直接対決。さらに前回対戦で敗戦した結果、監督交代となった因縁の対決。ここは絶対負けられない。

ということで、偵察……したのですが。

現在お仕事中なので、そちらの試合経緯はちょっと省略。

横浜FCは残留争いをしているのですが、神戸に勝ち、前々節マリノスに勝ち、そして前節名古屋に引き分けと、上位チームにもしぶとく戦っています。要注意です。

守備では。

カウンターに要注意。伊藤、小川、山下の前線三枚はスピードがあります。

特に山下選手の速さは脅威。とにかくめっちゃ速いです。スピードに乗せないようにしっかり捕まえたい。

伊藤翔選手はサイズ、スピード、テクニックと三拍子そろい、ボールを収めて基点になります。しっかり潰したい。

攻撃では。

いつも当然のようにエースストライカーの細谷君には期待をかけているわけですが、今回はちょっと気になることがあります。U-22日本代表に選出され、バーレーンで3試合こなしてきたのですが、夜の試合なのに35℃超という酷暑だった模様。コンディションは大丈夫なのか。がんばってええええ!

2列目の選手の得点増が課題だと思っているのですが、この試合は特に重要です。前節、雄士君が得点を挙げましたが、2戦連発が見たいなー。がんばって!

サヴィオさんにも得点が欲しい。特に横浜FCは3バックでサイドで基点を作れると思うので、そこから崩してズドンと一発お願いします!

ここで連勝と行きたい!!

勝ちましょう!!

| | コメント (0)

2023/09/16

今週の漫画感想 意気軒昂のアウトレイジ:ハイライト

週末に積読山脈を崩そうと奮闘して疲れ果ててる月曜日。まだやることあるけれどとりあえず漫画読む。 #週刊少年ジャンプ 41号と #ジャンプ+の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。 #あかね噺 不穏っぽい種がいろいろ撒かれていて、何が起きるのか気になる。

#ウィッチウォッチ さあ、残るはエース対決。秘策は効くのかな。

センターカラー #逃げ上手の若君 殺しても死なないようなキャラ立てだったので、本当にびっくり。

#アスミカケル 必殺技はどんなのだろう。うまい引き方で大会へ。

お次はジャンプ+。 #マリッジトキシン 第60話。ファミリーvsカップル。当て字ストレート。そこの表情、いい顔。

#あやかしトライアングル 第142話。あふれすぎw

というジャンプ41号とジャンプ+の感想でしたー。ちなみに積読山脈はまだ残っているのです。23/9/11

今だバタバタしている水曜日。とりあえずご飯食べながら漫画読む。 #週刊少年マガジン 41号と #週刊少年サンデー 42号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。 #シャングリラ・フロンティア 完全に敵役からヒーローの振る舞いをしたうえに、見た目もがらりと変わってさあどうなる。

#将棋の渡辺くん 別マガから出張掲載。テストの結果がめっちゃ意外。

#それでも歩は寄せてくる めっちゃ気を使ってそういう結末。おいしい春巻き食べたいなあ。好きなんだけど、近所のスーパーの総菜は油くどくて。

お次はサンデー。 表紙 #葬送のフリーレン 結果を知っているから響くセリフ。いいなあ。

#龍と苺 最後のコマ、やばい。

#よふかしのうた こっちの最後のコマもやばい。

というマガジン41号とサンデー42号の感想でしたー。さて、資料本も読まなきゃ。23/9/13

『シャングリラ・フロンティア』。対戦が山場を迎えています。

最初、この大会に助っ人のポジションで参戦したサンラク。目的は友人の慧とライバル関係にある敵の大将シルヴィとの対決をサポートするため。慧が別大会に出なくてはいけなくなり、そこから駆け付けるための時間稼ぎを画策する。主人公なのに、完全に脇役ポジションだったのです。

引っ張り切れるかどうかという展開は面白かったのですが、ただ読みながら、脇役でいいのかなという感覚は意識の隅の方に残っていました。

すると、シルヴィとの対戦となり最初は時間稼ぎのサポート役に徹していたのですが、だんだんと真っ向勝負の展開に。しかも前回、自分の後ろにいた子供をかばって相手の超必殺技を受け切る覚悟をします。完全に主人公ムーブ。ゲームの設定では相手がヒーロー、こちらが敵役なのですが、ひっくり返っています。

溜めてあったところから一気に盛り上がる展開がすばらしいのです。

しかも今回、いかにも悪役だったサンラクの使用しているキャラ、『カーズドプリズン』の外見が、超必殺技にともなって変わり、スマートな姿に。

もうこれは外見内面共に主人公です! 次回めっちゃ楽しみ。

シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~(14)

| | コメント (0)

2023/09/15

AFC U23アジアカップ カタール 2024予選

U23アジア杯カタール2024の予選がバーレーンで行われておりました。

放送なくて、現地の動画中継はあったみたいなんですけど、忙しかったりなんなりで見れなかったのです。

U-22日本代表は3戦を戦い、vsパキスタン6-0、vsパレスチナ1-0、vsバーレーン0-0と、2勝1分で首位通過。細谷君は1戦目と3戦目に先発し、2戦目もちょこっと交代出場。1戦目に2得点をあげています。

気になるのは3戦目です。1位は出場確定で、引き分け以上でOKだったのですが、2位の出場権の条件がけっこう厳しかったので、負けられない状態。その試合の相手がグループ内の一番強敵。さらに、1戦目、2戦目は21:30試合開始なのに気温35℃、湿度80%という猛暑だったそう。この3戦目は18:30で、やっぱりすごく暑かった模様。かなり選手は疲弊したという話なのですが。

細谷君は、3戦目フル出場。これで日本に帰ってきて、週末は横浜FCとの負けられない一戦。コンディションは大丈夫だろうか。

なにせ現在、はっきり得点源と言えるのは細谷君だけです。レイソルの運命が細谷君の双肩にかかっています。

昨年は前半得点を重ねて評価を上げ、後半パタッと止まってしまいました。代表の活動がやはり夏場にあって、疲労が蓄積したのが影響したのではと思うんですよね。

ただ、こういうスケジュールを乗り越えていかないと、日本代表は目指せないわけで。今年はどうかなあ。ぜひ乗り越えてほしいのです。

| | コメント (0)

2023/09/14

日本vsトルコ こちらも快勝だけど怪我が心配

2戦目も快勝です!!!!

キリンチャレンジカップ2023、日本代表4-2トルコ代表!!!!

先発メンバーを大きく変え、初出場の選手もいたので、1戦目に比べると守備組織等で少し緩さがありましたが、それでもしっかり勝利です。すばらしい!

これだけ替えてもさほど戦力ダウンせず、しかもチーム戦術もある程度機能する。層の厚さを見せられたというのは今後にとって大きい。それだけ競争があって、まだ伸びしろがあるということです。楽しみです。

一番すごかった得点は、78分の4点目、交代出場した伊東君のダメ押しでしょう。身びいき分を差し引いても、本当にすごかった。トルコの右CKのクリアを、ペナルティエリア手前で拾ってドリブル開始。追いすがる相手を引き連れたままペナルティエリアに侵入。倒されてPKを獲得し、そのまま自分で決めました。ペナルティエリアtoペナルティエリアという究極の個人技です。味方だからいいけど、対戦相手にやられたら夢に出てうなされそう。

日本代表としては満足の結果なのですが、心配なのはGKで先発した中村君です。44分、トルコ左FKから大外でヘディング。これは中村君が弾き出しましたが、カバク選手が押し込みました。この時、こぼれ球に対して反応して飛び出した中村君はカバク選手と衝突。右肩を痛めたようで、そのまま交代となってしまいました。大丈夫かな。

| | コメント (0)

2023/09/13

出版の多様性

HON.jp設立10周年記念カンファレンスの中のセッションの一つ『セッション2-1:個人出版「セルフパブリッシングが出版の多様性を守る」』に登壇させていただきまして。

その準備で先に提示されていたお題について考えていると、これは自分の創作人生に深く関わるテーマだと思った、という話をこの間書いたのですが。

そういえば、それがHON.jpへの参加理由だった、という話を本番でしそびれたので、それも含めて、ちょいとここに書いてみようと思います。

ちなみにカンファレンスのアーカイブ動画視聴チケットは9月いっぱいご購入いただけますので、ご興味おありでしたらぜひどうぞ。こちらから。

さて本日のお題に参りましょう。僕はもともとは漫画家です。子供の頃から漫画家になると言っていました。ひたすらプロデビュー、そして連載を目指してがんばっていたのです。

大人になり、本格的に漫画家修行に入ります。なかなか結果が出ません。最初のうちはいいのです。単純に下手だからです。

特に僕は、渡辺宙明先生のところでアシスタントをして、ネームも見てもらっていたので、具体的な指摘を受けて、そういう自分の至らなさはわかっていました。西川秀明先生もご近所だったので、よく見てもらっていました。プロの先生に見てもらうと本当に勉強になります。「ここをそうしたいなら、ここをこうしてこっちをこうして……」と、具体的な指摘があり、時には実際に描いて見せてもらえたりするのです。

すると勉強になりつつ、「自分はまだまだなんだな」ということも実感できます。そんな感じで最初の頃は、ただひたすらがんばっていたのですが。

だんだん「あれ? ただ下手なだけではない問題があるな」と気づいてきました。

打ち合わせでのネーム直しの注文が違ってきた。

技術的に上がってきて、大きな穴はなくなってきたので、そういう指摘はされなくなってきた。

なのに通らない。

担当さんに「かわせくんのネームは、すいすい読めるんだけどねえ」と言われる。

「まずここを削って……」と指摘されるシーンが、自分が一番楽しく描けたところだったりする。

僕のが売れる形になってないと指摘されているのです。ストレートに「こういうの描けばいいんですよ」と、打ち合わせスペースの壁に貼ってあったアニメ化作品のポスターを指して言われたこともあります。

そしてこれは、編集さんの言ってることが正しいんですよね。

特に漫画の場合、ずっとアンケートを取っているので、どういうものが売れるのか、データがしっかり蓄積されています。押さえるべきところがあるのは当然です。僕の感性の方がポピュラーなところからずれているのです。

しかし、自分が一番楽しいと思っているところが削られるのが問題です。たいてい何てことないささやかなシーンなんですが、そこでキャラが一番うまく出せたと感じている。そこを削られるということは、自分的にはキャラクターの心臓部をえぐられた形になっていて、極端な言い方をすれば残りカスの形を整えて商品に仕上げなくてはいけない。

しかもライバルはその形のものを心底面白いと感じていて、ノリノリで魂込めて描いている天才だったりするのです。それに対して魂が入れられない状態で職人的なテクニックだけで対抗するとなると、ものすごい技術レベルが要求される。最初はそれでもがんばってうまくなれば何とかなると自分に言い聞かせていましたが、これはぶっちゃけ無理ゲーなのではないか、そんな絶望を感じる時期がやってきました。

さてある日、担当さんにはこの出来なら会議は通るだろうからもう描き始めていいよと言われたネームが編集会議でボツを喰らった時のこと。絶望に打ちひしがれていると、ある思いが頭をもたげてきました。ボツになったので描くのを禁止された気分になっているけれど、描きたいなら描けばいいではないか。僕の描く自由が奪われたわけではないのです。

しかも売れそうな形じゃないということでボツだとしても、人間というのは千差万別で十人十色。読者にはいろいろな人がいます。好みは人によって違う。例えば打ち切り漫画にだって、楽しみに読んでいた人がいるのです。「需要が少ない」のと「需要がない」のは違う。これには採算ラインの問題が含まれている。だからあえて需要の少ないところに行くのは自由。やるかどうかは自分の思い入れと覚悟次第。

そう考えられた時、困難な状況は変わっていないのですが、それが追い込まれた結果の絶望ではなく、自分が主体的に選べることなんだと、気持ちが楽になったのでした。

そして考え方を変えました。企画のカードをたくさん用意して、最初から形がはまっていそうなものを商業出版に持っていけばいい。はまっていない時には固執せず、すぐ切り替える。なかなかカチッとはまらないんですけどね。

そう考えていたところに、KDPが日本上陸。セルフパブリッシングの波がやってきたのです。

商業誌と同人誌でぱっくり分かれていた土俵が、オリジナル作品の電子書籍なら、同じ売り場で扱われるようになった。関わる人を減らして、究極には自分一人で、採算ラインの方を下げて回すことができる可能性が出てきたのです。僕の商業出版には持っていけないなあと思ったカードも、日の目を見るかもしれません。

ちょうどその時ネットで見かけたのが、日本独立作家同盟。セルフパブリッシャー支援をうたっていました。HON.jpの前身です。これだー! と思って参加。イベントにも行き、気付けばイベントを開催する側になっていたということなのでした。

こんな体験を思い返していたら、これこそ「セルフパブリッシングが出版の多様性を守る」という話の別角度視点だと思ったんですよね。このテーマは僕の創作人生とつながってる。

「採算ラインの問題」が重要なのです。人の好みは千差万別ですけれども、それが重なり合って、濃いところと薄いところができます。より売れやすいところがあるわけです。採算ラインが高ければ、そういうところに行くしかない。でも下げられれば、もっと変わった企画が通りやすくなる。

読み手の側からすると、多様性が高いほど、自分の好みにドンピシャな本が出版される可能性が高まる。ドンピシャな本がたくさんあればその人は読書にのめり込んでいき、売り手側にとってありがたいお客さんになる。win-winの関係ができて、みんな満足。

そして前述の通り、その究極がセルフパブリッシングです。

さてそうしてセルフパブリッシングの可能性が開けて早や10年、というのが今回の設立10周年ということなのですが。

あの時考えていたwin-winの世界を実現するには、まだ課題があるなあと。

もともと需要の薄いところに行くとします。僕で言えば前述の出版社に持っていかないカードです。あと中小出版社はわりとそういうテーマのものを扱っている印象です。ここが成り立つのが、まさに出版の多様性。

ただ、マイナーだけれど名前が付いているジャンルであれば、関心のある人達がそのキーワードのもとに集まっているので、ちゃんと読者と出会えるのですが、そうじゃないとき。

それを好む読者の人口密度は低く、薄く世の中に広がっている状態なので、出会うためには情報の方も世の中に広めないといけない。読者を魚に例えると、一本釣りでは狙えず、底引き網で大量に獲って、ようやく中に何匹かいるというイメージ。バスりづらいものをバズらせて、それでようやく希少な好みの読者さんと出会えるという、すごいジレンマがあるわけですよ。

最近漫画はSNSで広める手法が確立してますけど、小説だと本当に難しいですね。短い文章を載せたとしても、ぱっと見には向いてないですからね。

ここで何かいい手がないかなー、というのが最近ずっと考えていることなのでした。

ちなみにそこで、HON.jpが以前発行していた月刊群雛の「群れて目立つ」というコンセプトはいいなと思っていて。

だから休刊になった時に『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSE』を立ち上げて、みんなで続けているのですけれども。

群れただけでまだ十分目立ててないよなあ、というのが問題。さあ、どうしましょうかねえ。

途中から入るのはハードル高いかもしれないと、連載第1話目を集めた『銃と宇宙 GUNS&UNIVERSEスターターパック』を作ってみました。ご興味おありでしたら、こちらもぜひどうぞ。

| | コメント (0)

2023/09/12

今度は打ち上げ成功

色々と失敗が続いていた日本の宇宙開発。今度は打ち上げ成功です! よかった(^^)/

H2A打ち上げ成功、年末ごろ月に探査機到達 観測衛星も搭載

[東京 7日 ロイター] - 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(7011.T)が開発したH2Aロケット47号機が7日午前、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、月探査機と観測衛星を予定通り分離した。探査機は年末ごろ月の周回軌道に到達する。着陸は年明けを見込み、成功すれば8月のインドに続き5カ国目となる。

国産ロケットの打ち上げは、3月の次世代大型ロケット「H3」初号機の失敗後初めて。

無人月探査機「SLIM(スリム)」は打ち上げから3─4カ月後に月の周回軌道に到達、4─6カ月後に月面に着陸する。目標地点に誤差100メートル以内で着陸することを目指し、狙った地点に降りる技術を実証する。月の岩石なども調べる。これまでの着陸機は数キロから十数キロの範囲に降りていた。

スリムの取得データは宇宙飛行士の月着陸を目指す米国主導の国際プロジェクト「アルテミス計画」にも活用される。

X線分光撮像衛星「XRISM(クリズム)」は、X線で宇宙を観測する。星や銀河の構造などを探る。

<競争激化する月探査>

月探査は世界的に競争が激化している。8月23日にはインドの無人月探査機が月面に着陸した。米国、旧ソ連、中国に次ぐ4カ国目の成功で、世界で初めて南極付近に着陸した。JAXAは来年度以降、インドと別の無人探査機を打ち上げ、月の南極に着陸させて水資源を調査する計画も進めている。

日本はこれまでも月面着陸に挑んできたが、22年11月にJAXAの無人探査機「OMOTENASHI(オモテナシ)」が着陸を断念。今年4月には民間企業ispace (9348.T)が着陸に失敗した。

REUTERS Maki Shiraki、Nobuhiro Kubo 23/9/7

昨年10月にイプシロン6号機、今年3月にはH3ロケット1号機が失敗、さらにイプシロンSという後継機の2段目エンジンが今年7月の燃焼試験中に爆発。日本のロケットは災難続きだったのですが、ようやく一つ成功して、その流れを断ち切りました。ほっとした。

さて記事中にありますように、こちらのクロケットには月探査衛星が積まれていまして、僕はこちらに大注目なのです。SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)。高精度の月着陸を目指した実験機です。

今までの月着陸では目標から1km以上ずれることも珍しくなかったのですが、これを100m以内に収めようというプロジェクトです。ピンポイントで着陸できれば、調べたい所に探査車を送るのも楽チン。

そして大注目の理由は、その探査車。タカラトミーが開発協力したリアル変形ロボットSORA-Q。民間のispace社が作った月着陸機HAKUTO-Rに積まれており、うきうきで見守っていたのですが、HAKUTO-Rが着陸時に高度計の不具合から燃料切れを起こして墜落。その後の上空からの観測で墜落地点近辺に4つほど影があるということなので、多分バラバラになってしまったんですけれども。

こちらの探査機にも、SORA-Qが搭載されているのです!

今度こそ着陸に成功して宇宙変形を実現してほしい!

子供の頃からアニメで見ていた変形ロボが実現するなんて、とてもわくわくします。

さてSLIMの今後なんですけれども。こちらも多分、HAKUTO-Rと同じような弾道捕捉軌道と呼ばれる、ブレーキ用の燃料を節約できる省エネ軌道で月に向かっている模様。

アポロ宇宙船は3日で月に着きましたが、ああやって真っ直ぐ飛んでいくと、月の周りの周回軌道に入るためにブレーキ用の燃料がたくさんいるのです。そこで宇宙の不思議なところですが、思いっ切り遠回りする軌道を取るとじわじわと月に近づいていくことができて、燃料を節約できる。

年末頃の月到着だそうです。今度はぜひ着陸成功して、宇宙変形を実現してほしいです!

| | コメント (0)

2023/09/11

日本vsドイツ 格付けを変えたかもしれない快勝!!!!

めっちゃいい勝ち方でした!!!!

国際親善試合、日本代表4-1ドイツ代表!!!!

カタールW杯での劇的勝利がありまして、ドイツ的にはあの記憶を払拭したいリベンジマッチだったと思われるのですが。

むしろあれよりずっといい試合して、日本が快勝!!!!

先制点は日本です。11分、左から右への展開で、鎌田選手から菅原選手へ。菅原選手が縦に突破して、速いクロス。これに対してニアに走り込んだ伊東君、ダイレクトで薄く合わせて、狭いニアを通す見事なゴール!

19分にサネ選手に流し込まれて同点になるのですが、22分、すかさず突き放します。右サイドへ展開、受けた伊東君が鎌田選手に預け、大外で駆け上がった菅原選手へ。速いクロスを伊東君が合わせますが、ちょっと枠を外れかけたところで上田選手がとっさに左足でゴール右隅に押し込みました。

後半に入ると日本は5バックへ変更。サネ選手の前にDFを置きそちらをふさぐ狙いか。ただ、前の選手が減ったので、プレスがかかりづらくなり、押し込まれた形になります。4バックのままでも行けたと思うのですが、多分テストの意味もあったのだと思います。

そしてこの形でも結果を出します。押し込まれた形からカウンター2連発。

90分、相手の高い位置でのビルドアップを狙った久保選手がゴセンス選手からボールを奪い、ドリブルで独走。GKを引きつけておいて左にパス。浅野選手が押し込みました。

さらに92分。久保選手が右サイドでファーストタッチで相手をかわしてドリブル。一度追いつかれてスローダウンしますが、対面の選手をうまく外してクロス。ボランチの田中選手が上がっていて、フリーでヘディングシュートを決めました。

完全に主導権を取った状態で試合を進められたところがすごい。この試合はドイツ開催。完全アウェイでの日本完勝で、後半途中から会場にはブーイングが止まず。

もうこの勝ち方は、日本格上なのでは。ひっくり返っちゃったのでは。

W杯での舐めプで有名になったリュディガー選手が、試合後呆然と立ち尽くしていたのが気持ちよかったですw

まあ、W杯の勝利で日本が自信を持って試合を進められたのは確かですが、相手の問題も見過ごせません。ドイツはやばいですよね。2014年ブラジルW杯で優勝、2016年欧州選手権ベスト4。この後、代表チームの戦績はふるいません。2018年ロシアW杯でグループリーグ敗退。2021年欧州選手権でベスト16止まり。2022年カタールW杯でまたグループリーグ敗退。その後の国際試合はこれで1勝1分4敗です。

正直日本が勝ったのは嬉しいのですが、昔からドイツ代表は応援していたので、その凋落はちょっと悲しい部分があります。ゲルマン魂と呼ばれた気質の部分が、かなり薄まってしまったように見えます。

前述のリュディガー選手は3失点目、自分の送ったパス先で久保選手に奪われたのに、ドリブルを全力で追いませんでした。その結果が浅野選手のどフリー。これはドイツでも非難の的になっている模様。その直前に膝に手を置いて休んでいる姿が映っているので、疲労はあったんだろうと思うのですが、僕の最初に憧れたドイツ代表はそこで諦めず、最後まで走り切るチームだった。象徴的なシーンだなあと思いました。

| | コメント (0)

2023/09/10

今週の漫画感想 護衛依頼

9月最初の、なんと今年もあと3分の1しかなくなった月曜日。ご飯食べながら漫画読む。 #週刊少年ジャンプ 40号と #ジャンププラス の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。センターカラー #あかね噺 その褒められ方はつらいなあ。

#ウィッチウォッチ 前回の引きから落として上げてと、揺さぶり方うまい。

#逃げ上手の若君 条件よかったらOKだったんだろうかw

センターカラー #アスミカケル 栃木のブンブン丸の無垢な笑顔が、とてもいい味出ている。特に最後のコマw

お次はジャンプ+。 #株式会社マジルミエ 第82話。変身シーンは盛り上がるなあと読んでいたら、最後にそんな仕掛け。いい感じ。

#SPY×FAMILY 第87話。幕間劇楽しい。特にボンドのきりんさんの破壊力w

というジャンプ40号とジャンプ+の感想でしたー。寝不足なのでご飯を食べたら眠くなってきたんだけど、仕事準備があるから、昼寝できないー。23/9/4

通常モードに入ってなかなか忙しい水曜日。ご飯食べながら漫画読む。 #週刊少年マガジン 40号と #週刊少年サンデー 41号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。 #それでも歩は寄せてくる 返り討ちw その時の表情がいい感じ。

#シャングリラ・フロンティア 敵役のはずなのに、思わず出てしまう主人公感、いい感じ。でも勝負はピンチだ、どうなるのかな。

#生徒会にも穴はある! 頑張り屋さんで、偉いなあ。ほっこり。

お次はサンデー。 #葬送のフリーレン ひさびさ! やっぱりこのパーティの冒険譚は楽しい。気合で解決、すばらしいw

#龍と苺 読者にはわかっていて、苺にわかっていないのが切ない。

#舞妓さんちのまかないさん あれ、もしや?

という、マガジン40号とサンデー41号の感想でしたー。さて、仕事準備。23/9/6

『葬送のフリーレン』。ひさびさの掲載です。

この漫画を読んでいくうちに、回想の中に出てくる昔の冒険譚が面白そうだと思っていました。特に勇者ヒンメルかっこいい。この世代の話も読んでみたいなあと考えていたら。

何と、過去の世界へフリーレンが飛ばされます。本当にヒンメルたちとまた旅をすることに。いや、これは一体どうなるのかとわくわくしていたら。

そのまま休載になっていました。

いいところで止まっちゃっていて、ずっと待たされていたのです。その続きが見れて嬉しい。

さっそくいい味出しているのです。今後も楽しみだなあ。

葬送のフリーレン 10

| | コメント (0)

2023/09/09

J2観戦記 鵜木君その4 鵜木劇場!

さて本日はJ2観戦記。鵜木君の4回目です。

今回は溜め込まなかったんですよ。そして大活躍となっております。

2023J2第30節、水戸3-3長崎。

この試合、鵜木君はベンチスタート。そして長崎のスタメントップ下に、移籍した中村さんが出ています。見てるとやっぱりうまいんですよねえ。

試合は水戸が7分、12分と得点を挙げて2点先制。そこで28分。長崎右サイドからのクロスのこぼれを米田選手が中へディングで戻します。走り込んだカイオ・セザール選手のコントロールはこぼれますが、これを中村さんがダイレクトでシュートして決めました。

さて鵜木君の出場は65分。水戸FW梅田選手が、ボールを奪いに行き方向転換しようとしたところで腿裏を痛めます。交代で鵜木君が投入。中村さんと挨拶をかわして左MFへ。

すると69分に早速結果を出しました! 水戸が右サイドのスローインからつないでいき、ボールを受けた小原選手がペナルティエリア内を左へドリブル、その先でフリーになっていた鵜木君へ。鵜木君は落ち着いてワントラップシュートを決めました!

さてこれで水戸が3-1とリードしたのですが、このリードを守り切れません。79分に長崎が1点返し、さらに83分。ポジション変更でボランチに入っていた中村さんが、カイオ・セザール、ジョップ選手とワンツー2連発でペナルティエリア正面に入っていくと、リターンをダイレクトでミドルシュート。すばらしいビューティフルゴールです。ほんとうまい。

同点になってアディショナルタイム。93分、水戸の攻撃。左サイドをドリブルで上がった小原選手が、システム変更で右のアウトサイドに入っていた鵜木君へパスを通します。鵜木君はワントラップシュートに行きますが、GKがブロック。惜しい。

95分、長崎FKから水戸のカウンター。GKからのロングキックに抜け出した鵜木君、マイナスの折り返し。しかしちょっと引っかかってしまい、杉浦選手にはうまく通らず。惜しい。

ここで得点を挙げられれば、アディショナルタイムの劇的勝利で大活躍大殊勲だったのですが、残念ながらそこまでは持っていけずに、引き分けで終了です。

そして第31節はベンチ外。

第32節、栃木2-2水戸。

本来は武者修行組直接対決となるカードだったのですが、山田君がチームを離れた後でした。鵜木君は右MFで先発。

試合は8分に、まず栃木先制。

34分、水戸の攻撃。右サイドでボールを受けた鵜木君、カットインしてシュートに行きますがDFがブロック。

前半アディショナルタイム、鵜木君が得点に絡みます! 中へ入っていた鵜木君、縦パスを受けて前を向くと、左前方の安藤選手へ。安藤選手はワンタッチで落として、小原選手がシュートを決めました。

後半に入り48分、水戸自陣から前田選手がDFライン裏へロングボール。抜け出した鵜木君はダイレクトでDFGK間へと流し込み。非常にいいボールでしたが、寺沼選手の目前でスライディングカットされました。惜しい。

71分に鵜木君は永長選手と交代。水戸は76分に追加点を挙げますが、アディショナルタイムに同点のPKを決められて、逃げ切れずにドロー。

第33節、山口1-2水戸。

この試合がタイトルの鵜木劇場だったのです!

まずは3分。左からのクロスにファーの鵜木君が綺麗にコントロールしてワントラップシュート。ブロックに来た山口の前選手に少しかすりましたが、それが逆にうまい具合になってゴール隅に決まりました。

さらに21分。右サイドに流れてきたFWの安藤選手に縦パスを入れて、自分も前に出て行く鵜木君。安藤選手のスルーパスに抜け出して、右足で左足の裏を通す超絶うまい切り返しで相手をかわしてペナルティーエリア侵入。左足でDFの外を巻いてゴール隅へと決めました! ここでアナウンサーさんが叫んだのが「今日は鵜木劇場です!」。めっちゃ気持ちいい展開でした。

このあと27分に山口が1点返し、押し込まれる展開に。

51分。左からのクロスに大外から鵜木君が飛び込みますが、クロスが難しいバウンドになり、体ごと押し込もうとしますが枠を外れます。ハットトリックならず。惜しいー。

60分に鵜木君はボランチの前田選手と交代。調子がいいのに交代早いなあと思ったのですが、もう一人の交代が、FW寺沼選手からMF新里選手で、前半からかなり押し込まれて出たので守備強化の狙いの模様。これがかなって水戸が逃げ切りとなりました。

前回の観戦記では、得点力を上げたいと書いて締めたのですが、そこからの一カ月で3得点と、満点回答です!

特に山口戦は、前日がレイソルvsマリノスで、レンタルバックした山田君が得点を挙げています。やはり気合が入っていたのでしょうか。

この調子でどんどん点取ってほしいと思います(^^)/

| | コメント (0)

2023/09/08

どんまい

どんまい (重松清・著)を読みました!

どんまい

夫の不倫により離婚して、娘・香織(かおり)との母子二人暮らしになった三上洋子(みかみ・ようこ)。これからの暮らしをどうするか、仕事をどうするか、心配事は尽きない。

そんな時、団地の掲示板で、洋子は草野球チームの募集を見かける。年齢不問、性別不問のそれは、洋子に子供のころ、女の子だからと野球を諦めることになった記憶を思い起こさせて……。

主人公は洋子ですが、一緒に入団することになった甲子園出場経験のある加藤将大(かとう・まさひろ通称ショーダイ)、チームのキャプテン田村など、他の人の視点でも話が進む群像劇です。その結果、めっちゃ分厚い。ハードカバーで読んだのですが、最初見た時、これ期日までに読み終わるかなと怯んだレベル。章タイトルが題材の野球に合わせて、イニング1、イニング2……と続くのですが、12まである。草野球なのに延長戦過ぎるだろと思わず突っ込み。

でも読み始めると、さすがの筆力、すいすい読めて面白いのです。

それぞれに背負っている問題があって、その人間ドラマも面白いのですが、野球のシーンがいいですね。草野球なのでレベルはヘロヘロ。しかも普通物語に出てくる野球のシーンではありえない、特別ルールとか対戦相手の設定なのですが。

それだから初心者の洋子と香織も試合に絡めて、そして試合展開はうまくそれを生かして盛り上げている。

好きなシーンは、まず初戦の多摩川カンレキングスとの対戦。チーム加入の条件が還暦を過ぎていること、試合の出場権が年功序列で実質70代というチーム。がんばるとぽっくり逝くかもしれないので外野を抜けたらエンタイトルツーベース、走らなくていい認定ヒットとか認定フライあり。

そんなチームなのに、ノンプロ出身が3人、早慶戦に出た人もいるという歴戦のつわものぞろいで、めっちゃ投げるボールが遅いエースは都市対抗ベスト8でプロの誘いもあったという。初回三者凡退で出番なくネクストバッターズサークルから帰ってきた将大のシーンが最高です。

「ナックルボール、ありますね」
「あのじいさんの決め球だ」田村も険しい目でうなずいた。「現役を引退して、五十過ぎてから覚えたらしい」
「けっこうキレがいいですよ」
「歳をとればとるほど、筋力が落ちて、よけいな力が抜けるからなあ……」 

さらには仕事の取引先の接待野球をするはめになったエピソード。こちらのラストがめっちゃ燃える。その前にたっぷりキャラクターを見せているのが効いています。すばらしい!

野球愛に満ち溢れ、そしてさすがの人間ドラマが展開する。とても面白いお話でした。

| | コメント (0)

2023/09/07

J2観戦記 森君その4 監督交代

さて、このあいだ触れましたが、徳島には激震が起きております。ということで本日は森君の観戦記です。

2023J2第26節、ヴェルディ0-0徳島。

お互いなかなかシュートに持ち込めない展開で試合が進みます。

27分。徳島DFラインから少し浮かせたパスが前方へ。森君が右足アウトで柿谷選手にはたき、リターンを受けて右サイドをドリブル、ニアへ速いアーリークロス。これは柿谷選手のちょっと前。

31分。自陣深い位置でのスローイン。森君が一人かわしてドリブル開始、50mぐらい3人を引き連れての大爆走。右へ展開、一度スローダウンして、柿谷選手のスルーパスを受けるが、これはオフサイド。

61分に森君は棚橋選手と交代。試合はこのままスコアレスドローです。

第27節、徳島1-2甲府。

この試合森君はベンチスタート。1点リードされた62分に坪井選手に代わって交代出場。

67分。徳島の右CB森昂大選手が持ち上がって縦パス。杉本選手がターンしてスルーパス。これを森君がシュートに行きますが、GKに弾かれました。惜しい。

69分。杉本選手が右サイドでスルーパス、抜け出したエウシーニョ選手が折り返し。これは甲府がカットしますが、こぼれを森君が落として杉本選手がシュート、ブロックをかすめてCKへ。

この後甲府に追加点を取られて、88分徳島左CK。低く速いボールが入って、ニアで森君が右足アウトでフリックシュート。いいコースに飛んだのですが相手に当たります。惜しい!

徳島はアディショナルタイムに1点返しますが追いつけずに敗戦。

第28節、町田2-1徳島。

32分に町田に先制されて直後の35分。左サイドで相手のトラップを狙って柿谷選手が奪い、森君へ。森君は相手を外して右に流れていきラストパス。これを走り込んだエウシーニョ選手が叩き込みました。アシスト!

61分。右タッチライン際で西谷選手がうまくターンしてドリブル、森君へスルーパス。ペナルティエリアへ侵入した森君は、フェイントを入れて縦に抜け出し、ニア上を狙ってシュートを放ちますが、上に外れます。惜しい。

この後町田に追加点を取られ、そのまま町田優勢で試合終了。

第29節、徳島3-3千葉。

この試合、森君大活躍です。

まず11分。引いてきてボールを受けた森君、ファーストタッチで前を向くと、いきなりズドンとミドルシュートを決めました。すごい。森君はこのパターンの得点を何度も見せています。射程広い。すばらしい。

このあと17分に千葉が同点。さらに36分、千葉に逆転のPKのチャンス。しかしこれは小森選手が上に外して、徳島は九死に一生を得ます。

すると直後の37分。エウシーニョ選手が中盤でドリブル、DFライン裏へ浮き球のボールを送ります。これを千葉の高橋選手がクリアミス、ボールは前に飛ばずにペナルティエリア内に。DFにプレスをかけていた森君が、そのまま追ってシュート。GKが弾きますが、こぼれをスライディングして押し込みました。2点目!

さらに後半、徳島が追加点を入れて、81分に森君は渡選手と交代。逃げ切れそうに見えましたが。

86分、千葉の田口選手のロングスルーパスが合わずに流れてきたのを、徳島GKスアレス選手がなんとトンネル。そのままゴール。さらにアディショナルタイム94分、千葉の右CKで、スアレス選手が飛び出すも触れず、米倉選手がヘディングシュートを決めて同点。引き分けとなりました。

この試合、スアレス選手は何度もビッグセーブを見せていて、調子はよかった。魔が差したような終盤の2失点でした。

第30節、栃木2-2徳島。山田君との直接対決で、再掲。

こちらが山田君の栃木ラストゲーム。森君との武者修行組直接対決です。しかもこの試合前、20位栃木は勝ち点31、21位徳島が勝ち点29という残留争い直接対決6ポイントゲームでもありました。

まずは10分、徳島が先制。右サイドから中へ入ってきた西谷選手がスルーパス、森君が抜け出して、うまくGKの股下を抜いて流し込みました!

18分、今度は栃木。山田君が自陣からDFライン裏へ絶妙のロングパス。根本選手が抜け出し、後方からのボールをうまく胸トラップして左足シュートを決めます。山田君アシスト!

58分には山田君にチャンス。左サイドでボールを受けるとカットインしていき、ファーに巻くシュートを狙います。しかしこれは上に外れました。惜しい。

77分、栃木にトラブル。徳島カウンターのシーンで栃木の佐藤選手が身体ごと潰してしまって黄紙。これが2枚目で退場となります。アンカーだったので中盤のバランスを取るため山田君が安田選手と交代。山田君の栃木最終戦はこうして終了となりました。

栃木が10人となって優勢となった徳島。ここで森君にチャンスが来ます。78分、左サイド西谷選手からのクロスに森君がダイビングヘッド敢行。しかしこれはあまり強く当たらずにGKキャッチ。

84分。左サイドのケサダ選手からクロス、ファーで森君がヘディングシュート。しかしこれは競って飛んだ目前のDFに当たり、こぼれを森君が倒れ込みながらさらにシュート、これは上に外れます。

次に得点をあげたのは、2人の先輩大島君でした。89分、栃木右CK。ニアの集団を抜けてきたボールを、大島君が素早く反応して押し込みました。

10人の栃木がリードを奪い逃げ切れるかと思いきや、直後91分、徳島の渡選手が同点弾を叩き込み、降格争い直接対決は痛み分けとなりました。

第31節、徳島2-0山口。

20位山口、21位徳島という、降格争い直接対決第二弾です。

まずは6分、徳島先制。自陣からのロングボールを柿谷選手が競って、森君が拾います。ドリブルで引きつけて右へパス。西野選手がペナルティエリアに侵入して折り返し。ファーで白井君がダイレクトで蹴り込みました。

17分。ペナルティエリア左角あたりからペナルティエリア内の森君へパスが入ると、背負って受けた森君はターンしてシュート。ですがきちっと当たらず上に外れます。惜しい。

25分。右サイドの西野選手から速いクロス。森君はニアに走り込みダイビングヘッドに行きますが、競った相手DFがヘディングでCKに逃げました。惜しい。

26分には西野選手がシュートを決めて、徳島2点目。

29分。カウンターの展開で、柿谷選手のパスは引っ掛かりましたが、西野選手が拾って森君へ。森君は西谷選手を走らせるスルーパスを出しますが、ちょっと長くなりました。

41分。山口のビルドアップを森君が追って奪うと、一つ前に運んでロングシュート。いいコースへ飛びますが、GKにキャッチされます。惜しい。

後半は森君にそこまで目立つシーンはなかったのですが、ボールを収め守備ではプレスに行き、勝利に貢献しました。

こうして直接対決には勝利したのですが、ここでラバイン監督が解任となりました。やっているサッカーはそこまで悪くない。ただ、森君が活躍しているんですけれども、逆に森君次第なところがあり、もうちょっと攻撃に厚みがほしい感じ。柿谷選手というクラッキはいるし、サイドには西谷選手のような突破力のある選手もいて、本当にもうちょっとだと思うんですけれども、フロントは監督交代に賭けました。

そして呼ばれたのが吉田監督です。

さあ初陣の第32節、金沢0-1徳島。

ここも19位徳島、20位金沢の降格争い直接対決、第三弾です。

3分。徳島ビルドアップで前が空いたところに森昴大選手が持ち上がり、縦パスを出します。柿谷→森→柿谷とダイレクトパスがつながり、柿谷選手がシュート、GKブロック。

29分。ポストプレーでボールを受けた森君、二人に挟まれボールを失いそうになりながら、ターンして抜け出しドリブル。左前方へコースを取り、もう一人外してシュート。GKがブロックします。惜しい。

39分には西谷選手のシュートが決まって徳島が得点。

86分に森君は渡選手と交代。徳島はこのまま逃げ切り。吉田監督の初戦を勝利で飾りました。

第33節、清水0-0徳島。

昇格争いをしている清水が相手で、踏ん張りどころの一戦。

12分の徳島。中盤でのFKで、永木選手がクイックリスタート、スルーパスを送ります。抜け出した森君がダイレクトでシュート。上に外れました。惜しい。

60分。センターサークルの手前で受けた西谷選手が少し持ち上がり、左サイドへスルーパス。受けた森君がカットインして、ペナルティエリア侵入。右へ右へとかわしていきシュート。GKブロック。ただこれは抜け出したところでオフサイドでした。

64分。右サイド西野選手から前方のスペースへパス。深い位置から杉本選手が折り返すと、森君がワントラップシュート。しかしこの至近弾を、GK権田選手がさすがのスーパーセーブで弾き出します。めっちゃ惜しい!

森君は76分に渡選手と交代。試合はこのままスコアレスドローとなりました。

吉田監督はまずまずのスタートを切った感じです。降格争いはけっこう団子状態なので、このままどんどん勝ち点取って抜け出したいですねー。

| | コメント (0)

2023/09/06

ツバキ文具店

ツバキ文具店 (小川糸・著)を読みました!

神奈川県鎌倉市の小高い山のふもとにある古い日本家屋。小学校のそばにあるその家は小さな文具店。その店を先代の祖母から継いだ雨宮鳩子(あまみや・はとこ)は、先代の仕事、代書屋も引き継ぐことになった。依頼人の要望に応じて、手紙を代わりに書く仕事である。

依頼人は様々な事情を抱えている。お悔やみの手紙、離婚の報告、借金を断る手紙……。鳩子は相手の想いや、その人とのつながり、そういう背景を探りながら、ふさわしい文面、ふさわしい紙、ふさわしい文具を考えていく。そうした中、最後には疎遠になり、死に目にも会わなかった先代の文通相手と交わしていた手紙を目にすることになり……。

実は先にこちらを目にして読み始めたのです。キラキラ共和国 (小川糸・著)

読み始めてすぐに、ああ、これ面白いやつだと思いました。密度がとても濃かったからです。

長く創作に関わってきて、面白さとは一体何だろうと考えてきたのですが、一つ結論としてはこの「密度の濃さ」。情報量が多いこと。言葉にするとうまくニュアンスが出せないのですが、読み手の脳をどれだけ刺激するのかに尽きると思うのです。

刺激というと、波乱万丈なストーリー展開、というイメージが出てしまうので、ここになんかいい言葉がないかなあと常々思っているのですが、のどかな日常ストーリーの中にも確かに刺激は存在します。ほのぼのとかじんわりとか、そういう部分。読み手の感情を動かすものが刺激です。

そうすると、同じようなシーンでも、書き方次第で面白さが変わってくる。例えば家族でご飯を食べるシーン一つで、幸せ感をどれだけ伝えられるか。出てきた料理、食べる様子。伝える文章の描写の仕方で、面白かったりつまらなかったりとなるのです。

そういう部分でちょっと読んだ時点で、イメージをどんどん膨らませてくれる刺激が隙間なく詰まっている、とても面白いお話だと思ったのですが。

それと同時に、なんでこんなに説明がスカスカなのだろうと首をひねったのです。先に興味を引っ張るために、出てきた時点では詳しく説明しないという技術はあるけれど、それにしても多すぎるのではないか。なんとなくの状態で、置いてきぼりにされて話が進んでいく。まるで知っていて当然というように……。

そこではたと、「これもしかして続編じゃね?」と思い至って、調べてみたら第二巻だったというわけなのでした。漫画と違って通し番号じゃないから、気がつかなかったよ。

ということで第一巻から通して読むと、なるほど納得。そして細やかな描写によってたっぷりと詰め込まれた情緒の深さを、ばっちり堪能したのでした。

挿絵の代わりに代筆した手紙が載っているのですが、これがまたいい味が出ていてよかったです。

表紙もいい感じなんだけど、電子版がないから画像が貼れない。残念。

| | コメント (0)

2023/09/05

COMITIA145でした

9/3(日)はCOMITIA145でした。今回は色々とありました。

夏の休みの間に漫画の原稿を描いていたんですけれども、同時進行していたガンズ新刊の編集に手こずり、漫画の方が「このページ数では終わらないのでは」という雰囲気に。結局ページを減らして別の無料冊子を作りました。

そして前日にはHON.jpのカンファレンスに登壇。ちなみに次の日COMITIAで持っていくからガンズの宣伝をしようと、zoom用のバーチャル背景を作りましたが、当日設定ボタンを押しても動かず。もう始まっちゃってたから、それ以上何もできず。作り損に。

そしてイベントが終わり。で、あとは冊子を印刷して準備完了と思ったら。

プリンターが壊れた。

電源が入らなくなった。

仕方ないのでコンビニのコピー機を使ったのですが、お金を取るくせに画質がイマイチ。なんてこと。

そして今回、最大のお悩みポイントは、新型コロナ感染第9波でした。別にコミティアに関してだけでなく、最近ずっとお悩みなんですけれども。

5月の5類移行で、多分意図的な政府、行政のミスリードにより、多くの人が誤解しています。感染リスクはまったく下がっていません。致死率が下がった代わりに感染力が上がっているので、健康な状態から死に至る確率はむしろ上がっています。第8波の死者数はひどいことになっていました。そして後遺症については、研究が進むにつれ、どんどんやばそうな話が出てきています。

そんな新型コロナ感染が現在、全数把握をやめたので推定値なのですが過去最大に。しかも今までは2ヶ月くらいで収まっていたのに、もう4ヶ月以上上昇しっぱなし。さらにワクチン接種を年1回にしたから、時間が経って効果が薄れてきています。

そしてこんな現状だというのに、マスコミまでもが終わったとばかり、ろくに報道していない役立たずぶり。そのため多くの人がすっかり油断してマスク等の感染対策をちゃんとしていないので、どこからもらうかわからない。ひっそりと最大のピンチを迎えているのです。

ということで、リスクを考えて欠席するべきかどうか、真剣に悩んだのですが。

僕は人生を創作に捧げちゃってるので、ここを休むのは選択肢としては最後の方なんじゃね? と思い至りました。そこで決死の思いで出かけます。以前ご購入いただいた漫画の感想とかもらったので、出てよかった(^^)/

ただ、いつもの、場の熱をもらってここで原稿が進むという事態は起きず。

なぜなら前日のカンファレンスのことが頭に残っていたからです。現状の課題について話したので、さてそれをどう解決しようかと、ぐるぐる考えていました。こちらも後日、まとめます。

結論としては、いろいろ考えたけれども、とにかくまずスキャナーとプリンターを何とかしなければとなりました。それがないと、いろいろ作業できない。コピー誌も家で手軽に作れない。大問題。ということで半分ぐらいの時間は、プリンターどれを買おうと物色してました。

今回は当初予定の漫画は間に合わなかったので、次回には出したいですね。

| | コメント (0)

2023/09/04

10周年記念カンファレンスでした

先週末はいろいろと大忙しでした。9/1(金)9/2(土)はHON.jp設立10周年記念カンファレンス。二日連続の大イベントでした。

僕はその中のセッションの一つ、9/2(土)の『セッション2-1:個人出版「セルフパブリッシングが出版の多様性を守る」』に、登壇者の一人として参加させていただきました。HON.jpの個人出版支援部会というグループに所属しているので、その関連ですね。

事前にこんなテーマで行きますというお題は伝えられていたので、どんなことを話そうかと考えていたところ、セッションタイトルの「出版の多様性」が、まさに自分の創作人生に深く関わっていることに気づきました。なのでがんばってしゃべらせていただきましたよ。

他の登壇者の皆さんのお話もとても興味深く、特に最近の肌感覚を聞くことができたのはとても参考になりました。

さて、こちらのカンファレンスはオフラインオンライン取り混ぜての開催。アーカイブ動画が撮られていました。視聴チケットは9月いっぱいご購入可能ですので、ご興味おありでしたら、ぜひどうぞ。

出版の多様性と僕の創作人生については、もうちょっと掘り下げて書こうと思うので、また後日。

| | コメント (0)

2023/09/03

vsM 首位撃破!!!!

勝ったよおおおおお!!!!

2023J1第26節、vsマリノスは2-0!!!!

天皇杯から中2日。その試合で戸嶋君をアディショナルタイムまで引っ張っていたので、もしかして山田雄士君の先発があるのではないかと思っていたのですが、どんぴしゃり。しかも大活躍ですよ!

先制点かと思われた、細谷君のシュートのこぼれを椎橋君が押し込んだシーン。細谷君にスルーパスを通したのが雄士君です。そして先制点の見事なゴール。ペナルティエリア内で落ち着いてボールを動かし、股下を通すシュート。ああいう高い技術を持っていながら、攻守に走って戦える。めっちゃ成長して帰ってきましたよ!

そして待望の追加点。サヴィオさんがPKをしっかり決めました! 2点目嬉しい。

そして守備はがっちり完封。マリノスのやりたいことをさせなかった。頼もしい。

今日はカンファレンスに登壇したあと、ちょっとトラブル発生してドタバタして疲れる一日だったのですが、快勝で疲れも吹っ飛びますね!

さあて日曜日はコミティアだ。もう寝る時間、いい夢見れそう(^^)/

| | コメント (0)

2023/09/02

偵察MvsFC東京・横浜FCとマリノス戦展望

天皇杯で勝ち進み、迎えるマリノス戦。強敵だけど勝ちたい! まずは偵察。

2023J1第24節、マリノス2-1FC東京。

12分、マリノス先制。アンデルソン・ロペス選手が引いて受けて、DFライン裏へ浮き球のパス。宮市選手が抜け出してコントロール、しかしこれはFC東京GK野澤選手が飛び出してブロック。こぼれにマリノス西村選手が詰めたのもブロック。しかしその次、マリノス永戸選手に対してはペナルティエリア外で飛び込めず。永戸選手がループシュートで決めました。

23分にFC東京同点。左サイドへ展開、俵積田選手がドリブルからクロス。ディエゴさんが飛び込んで体に当てて前に転がすと、GKの鼻先で叩き込みます。

試合を分けたのは試合終盤でした。84分、FC東京左CK。アダイウトン選手がニアですらしますが、バー直撃。直後の渡邊選手のシュートはポスト直撃。惜しくも決まらず。

それに対してアディショナルタイムの91分。マリノスがパスを繋いで、中央の渡辺選手へ。少し距離があったのですが、渡辺選手はためらいなく足を振り、ロングシュートを決めました。

決め切れたかどうかが勝負を分けた試合でした。

第25節、横浜FC4-1マリノス。

横浜ダービー大波乱です。

まず先制はマリノス。9分、右CK。ニアでエドゥアルドさんがすらして、中央のアンデルソン・ロペス選手がダイビングヘッド。幸先よく先制。

のはずだったのですが。

ここから横浜FCが大逆転。36分。横浜FCの左CK。GKがパンチングクリア、このボールをペナルティエリア外で林選手がダイレクトミドルシュート。アウトにかかっていい感じにゴール右上隅に。

52分。ゴール前の混戦で、浮いたクリアボールをユーリ・ララ選手がヘディングで競り勝って落とし、伊藤選手が胸トラップからボレーシュートを決めました。

62分。カウンターで山下選手がドリブルで持ち上がり、寄せてきたエドゥアルドさんの股下を抜いて右へ。伊藤選手が受けてグラウンダークロス。これをスライディングカットに行ったエドゥアルドさんがクリアし切れずオウンゴール。

そしてダメ押し93分。ボールを奪った横浜FCのCB吉野選手、マルセロ・ヒアン選手に預けてそのまま上がります。マルセロ・ヒアン選手は自陣からドリブルで運び、寄せてきた上島君の股下を抜いて右へパス。吉野選手が落ち着いてダイレクトで蹴り込みました。

この日、ウチがんばって引き分けたじゃないですか。なのに向こうは勝ってて、思わず「嘘だろ……」とつぶやきましたよ。横浜FCは8月、神戸、マリノスとその時首位だったチームを二度撃破しました。残留争い、めっちゃ厳しいなあ。

これを踏まえて、マリノス戦の展望です。前節の結果、さらに難しい試合になったと思うんですよね。優勝争いをしているマリノス的に、二試合続けて降格争いしているチームに負けるわけにはいかないので、かなり気合が入っているだろうなと思うのです。しかしウチ的にも負けるわけにはいかない。まず気持ちで押し込まれないように。

守備では。

まずはアンデルソン・ロペス選手です。現在17点で得点王争いの2位につけています。前線に張りっぱなしのタイプではなく、引いてきてのポストプレーでボールを引き出します。まずこれは潰したい。また、多彩な得点パターンを持ちますが、このチームのスタイル的に注意したいのはサイドからボールが入ってくる時。うまく飛び込んできます。しっかり捕まえたい。

このアンデルソン・ロペス選手の動きと連動していて気をつけなければいけないのが、トップ下に入る西村選手です。元々FWで、トップ下のプレースタイルではないのですが、アンデルソン・ロペス選手が引いてきた時にそのスペースに上がり、第2ストライカー的な動きをします。こちらもしっかり捕まえたい。

そして左サイドで先発が予想される宮市選手。前回対戦では撃ち合いの末の決勝点を奪われ、まるでウチが、宮市選手の怪我からの劇的な復活劇のやられ役という形になってしまいました。もうあんなのは御免なので、しっかり抑えたい。とにかく抜群のスピードがあるので、気持ちよく走らせないように。

攻撃では。

まずは細谷君です。この大一番でドカンと決めて、二桁得点に乗せてほしい! カウンターの機会は多いと思われるので、CBとの勝負。特にマリノスの先発予想が上島君とエドゥアルドさんで、いわば先輩コンビです。ここを打ち倒してほしい!

後輩ということでは山田雄士君もですよ。同ポジションの戸嶋君が天皇杯では先発しアディショナルタイムまで走り切っているので、先発もあるかもしれない。堅い守備からカウンターは栃木のスタイルで慣れていて、その中でいいボールの運び方、ラストパスの出し方をしていたので、この試合でも一発頼みます!

そしてダブル山田のもう一人、山田康太君は古巣対戦。小学生からマリノス育ち、トップチームに上がってプロデビューもマリノス。前回対戦ではベンチ外でした。これ出たら初対戦のはず。恩返し弾は食らいたくないものですが、食らわせるのは全然OKです! 思いの丈をぶつけちゃってください!

ホーム3連戦をいい形で締めたい!!

がんばって!!

| | コメント (0)

2023/09/01

今週の漫画感想 破廉恥の力

大忙し期間明け、少し余裕が出た火曜日。まずはじっくり漫画読む。 #週刊少年ジャンプ 39号と #ジャンププラス の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはジャンプ。 #キルアオ 最後のページの説得力。それはぶっとばすに決まってるw

#夜桜さんちの大作戦 最後のページがいい感じw 想像を超えるエスカレーション。

#ウィッチウォッチ 最後の見開きまでの持っていき方がいい。溜めに溜めて、そして名乗り。ぐっと来る。

#あかね噺 こうして全員出てくると、キャラ濃いなあw

お次はジャンプ+。 #株式会社マジルミエ 第81話。今までとすっかり人が変わっちゃっているから、どうなるのか、とても気になる。

#あやかしトライアングル 第141話。ハレンチから生まれる力にやられる五行仙が、なんかちょっとかわいそうな気がしてきたw

というジャンプ39号とジャンプ+の感想でしたー。余裕が少しだけなのは、週末に向けていろいろ準備しなければいけないからなのです。さて、がんばろう。23/8/29

火曜日がんばろうと思ったら蓄積疲労でがっちり昼寝し、睡眠サイクルが崩れて迎えた水曜日。とりあえずまず漫画読む。 #週刊少年マガジン 39号と #週刊少年サンデー 40号の感想です。スレッドでつなぎますー。

まずはマガジン。 #シャングリラ・フロンティア ラストの絵に期待が高まる。

#生徒会にも穴はある! 結局ちゃんとしたのは買えたのだろうかw

#それでも歩は寄せてくる おめでとうございます!

お次はサンデー。巻頭カラー #古見さんは、コミュ症です。 まさかおしゃぶりにそんなに重い理由があるとは。

#龍と苺 さすが年の功w

#よふかしのうた コウ君も気づいた。どうなるのかな。

というマガジン39号とサンデー40号の感想でしたー。今頃眠くなってきた。23/8/30

『あやかしトライアングル』。黒幕は身の内にいて、祓忍組織のトップが妖巫女のすずを狙っていたという展開。トップの五行仙はそれまでもいろいろと仕掛けてきていました。その戦いのクライマックスがやってきています。

そこで今回、主人公側の反撃のターンなのですが。

そこでのセリフが上記の「俺達のハレンチから生まれる力は!!!」です。前回の引きが祭里のふんどしで、そこからハレンチパワー全開なのです。

このお話のテーマからして、それは正しい。正しいのですが。

五行仙はここまでちゃんと悪役をしていました。非常に真っ当な悪役です。なので直接対決も真っ当な戦い。

それがハレンチの力で蹴散らされていくんですよ。なんかがんばっていた五行仙がかわいそうだなと、一瞬思っちゃうぐらいw

でもそれが、この漫画のいいところです。思い切り振れ幅があること。予想外の展開になるので先が読めません。本当にすごい。

さあ、このエピソードがどういう決着を迎えるのか。楽しみです。

あやかしトライアングル 15

| | コメント (0)

« 2023年8月 | トップページ | 2023年10月 »