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2023/08/04

暑すぎるけれど

夏の恒例大忙し期間前半が終了しました。

それにしても、ものすごい猛暑ですね。連日、最高気温が36、37℃辺り。昼に仕事に出かける時、駅に向かって歩いているだけで、体力が半分ぐらい削られている感じでした。

世界各地でも猛暑が見られるのは、このあいだ記事にしました。さてそんな中、国連のグテーレス事務総長が「温暖化は終わった」と発言。

「地球沸騰化時代が到来」 国連事務総長が警告 WMO、7月は史上最も暑い月

【ニューヨーク=平田雄介】世界気象機関(WMO)と欧州連合の気象情報機関コペルニクス気候変動サービス(C3S)は27日、今年7月は観測史上最も暑い月となる公算が「極めて大きい」と発表した。これを受け、国連のグテレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告し、各国に気候変動対策を強化するよう訴えた。

発表によると、7月1~23日の世界の平均気温は16・95度で、これまで最も暑い月だった2019年7月の16・63度を上回った。グテレス氏は7月の残り数日間に「ミニ氷河期」が来ない限り、記録を塗り替えることになると強調した。

今年7月は、1日平均でもこれまでの最高気温(16年8月13日の16・8度)を上回る日が相次ぎ、6日に17・08度と観測史上最も暑い日になった。こうした高温について、C3Sの担当者は「人類による(温室効果ガスの)排出が主因」との見方を示した。

今年7月は、北米、アジア、欧州の広範囲で熱波が発生し、各地で記録的な高温が観測されている。カナダやギリシャで発生した山火事の被害が拡大する一因だとも指摘されている。

産経新聞 23/7/28

「地球沸騰化の時代が来た」とのことです。観測史上最も暑い7月になる見通しを受けてのコメント。よりやばくなったよ。

エルニーニョ現象が起きているので、いつもであれば日本では冷夏傾向のはずなのです。なのにくそ暑い。理由を解説している記事を見かけました。

世界的異常気象の原因を解説してもらいます。

【三重大学 立花義裕教授】
「北側が寒く、南側が暑い、この境界線が偏西風なんです。偏西風の北か南かで、気温も雨の降り方も全然違います。普通の夏は偏西風がほぼまっすぐ流れて、北が寒く、南が暑くなるのが普通です。今年もそうですが、近年これが南北に大きく蛇行しています。出っ張っているところが大変暑くて、引っ込んでいるところは大変寒い。それがずっと停滞することで暑くなります。日本は図で示されたように今暑いのですけれど、ヨーロッパも暑くて、日本の暑さとよく連動します。寒いと表現した所は、雨が降ります。ですから豪雨と猛暑が連動すると思ってください」

なぜ蛇行しているのでしょうか?

【三重大学 立花義裕教授】
「近年の偏西風の蛇行は、北極の温暖化が一因であると言われています。北極が温暖化して、『シロクマさんが困っている』なんて聞いたことがあるかもしれません。北極の出来事など関係ないと思うかもしれませんが、実は関係があって、偏西風は北極の温度と熱帯の温度の差が大きいほどまっすぐ流れます。北極が温暖化して、差がなくなってくると、偏西風はふにゃふにゃと蛇行してきます。ですので北極の温暖化が、日本を含めた中緯度の異常気象にも影響しているわけなんです。北極はいったん溶けだすとなかなか元に戻らないので、これからも近年のような暑さになる可能性が高いですね」

日本がこれだけ暑いのは、偏西風が大きく蛇行している影響なのですね。

【三重大学 立花義裕教授】
「そうです。偏西風はたまに蛇行することがありますが、これだけ頻繁に蛇行している原因は北極の温暖化です。それに加えて今エルニーニョ現象が起こっていまして、熱帯の影響もあります。北極と熱帯の両方の影響ですね」

関西テレビ「newsランナー」7月24日放送

偏西風が大きく蛇行していて、日本が南からの熱波に包まれっぱなしになっているとのこと。なんてことだ。

ただ、大忙し期間前半が終わり、出かける仕事は当分休みなので。

引きこもって暑さを逃れようと思います。原稿をいろいろ進めないとね。

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