大相撲令和五年七月場所 新し尽くし
令和五年七月場所、名古屋場所は関脇・豊昇龍関の優勝で幕を閉じました。同時に三場所連続二桁の計33勝となって、大関昇進です。優勝決定戦で勝利し、土俵を降りる時、泣いてましたね。よかったですねえ。
この場所は大関挑戦となる力士が三人もいて注目だったのですが、他の二人、若元春関、大栄翔関は二桁届かず、仕切り直しです。残念。
応援している柏出身力士は、序盤に負け込んでひやひやして見ていました。隆の勝関は5連敗スタートでしたが6連勝で持ち直し、8勝7敗の勝ち越し。琴勝峰関は10日目で3勝7敗だったので、大きく負け越してしまうのかと心配でしたが、何とか7勝8敗のギリギリ負け越しにとどめました。よかった。
さて今場所は平幕力士の活躍も目立ちました。最初に優勝争いを牽引していたのは錦木関。6連勝といいスタートダッシュ。11日目で10勝1敗でしたが、優勝が見えてきて堅くなったのか、そこから連敗。殊勲賞はもらったのですが、インタビューでは悔しそうでした。
それを追っていたのも平幕・北勝富士関。こちらは連敗することなく、千秋楽も勝って12勝3敗で豊昇龍関との優勝決定戦へ。ただ、決定戦はやはり平常心とはいかなかったか、引いて相手を呼び込んでしまって敗戦。こちらも悔しそうでした。敢闘賞です。
その敢闘賞ですが、この場所は大盤振る舞いとなりました。優勝した豊昇龍関を含めて、6人もいます。その中に新入幕力士が、豪ノ山、湘南乃海、白桜鵬と3人もいて、それが本日の記事のタイトルの理由です。
中でも白桜鵬関は、なんとプロになって4場所目で優勝争いに最後まで絡む11勝4敗と大活躍です。2年連続の高校横綱で、全日本ベスト8で3段目付け出し資格獲得。肩の手術のためにそこではプロ入りせず、今度は実業団横綱になって幕下付け出し資格を獲得。幕下は一場所で突破して史上最速。十両も二場所で突破。さらに優勝争いですから、すごい。
勝って懸賞を受け取る時、手刀をすごくゆっくり丁寧に切っています。なんかあの所作にすごく好感。古傷があるようなので、そこに気をつけて、このままどんどん上がっていってほしいですね。
さらにもう一人の敢闘賞は小結・琴ノ若関です。千葉県松戸市出身。子供の頃、柏少年相撲教室に通っていたということで、準地元。最近取り口が変わってきた感じがします。11勝4敗と二桁勝って、ここから先が楽しみです。
来場所も見どころたくさんありそうだなあ。
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