偵察札幌vs京都・名古屋と札幌戦展望
この試合は第16節。と言うことは、そろそろ半分終了で、監督交代から早く一勝したい札幌戦です。まずは偵察。
2023J1第14節、札幌2-1京都。
先制は札幌で、7分。DFラインからのロングボールで右サイドを金子選手が抜け出して、一対一で縦に抜け出しクロス。ニアへ走り込んだ小柏選手を京都CB麻田選手が蹴っ飛ばしてしまってPK。これを金子選手が決めました。
このまま押し込み続ける札幌ですが、京都もしっかりカウンターで対抗。41分、同点に持ち込みます。右サイドの高い位置で受けた白井選手が、前方へスルーパス。抜け出した山田選手がGK目前で中央へはたくと、パトリック選手が押し込みました。
後半に入り72分、札幌が決勝点。右サイドで金子選手が縦突破してクロスを上げると、ファーで浅野選手がヘディングシュート。京都CB麻田選手がゴールカバーに入りましたがクリアし切れずにゴールイン。
このあとしっかり札幌が逃げ切って、勝利となりました。
第15節、札幌1-2名古屋。
公式記録では1分ですが、実際には30秒ぐらいのところでいきなり名古屋に先制点が入ります。ルーズボールが行ったり来たりの展開の中、永井選手がダイレクトでライン裏にボールを送ると、ユンカー選手が抜け出してしっかり決めました。
後半に入り名古屋追加点、55分。左サイドのスローインから、森下選手が抜け出してマイナスグラウンダー。マテウス選手がダイレクトで決めました。
この後札幌は追いつくべく攻勢に出て、85分に1点返します。小柏選手がうまく前に出て、ペナルティエリア右サイドから中へパス。金子選手がファーストタッチで前に出て、シュートを決めました。
札幌の攻勢は続きましたが、しかし堅守名古屋は2点目を決めさせず、逃げ切り勝利です。
これを踏まえて札幌戦の展望です。札幌の得点32はリーグ1位タイ、失点27はリーグ3位の多さ。ウチとは逆の状態のチームとの対戦です。
守備では。
札幌はペトロヴィッチ体制がずっと長く続いていて、その間攻撃的なサッカーを貫いてきました。その結果が現在の得点1位タイ。そして、単にパスをつなぐだけでなく、長いボールを織り交ぜ、個人の突破も見せと、非常に多彩です。この辺の呼吸も、熟成を感じます。受け身に回ると振り回されてしまうので、切り替え早く先手を取れるかどうかがまずポイント。
絶好調なのは右アウトサイドの金子選手です。切れ味鋭いドリブルが武器。縦に行ってのクロスに中にカットインしてのシュートと、とても危険。しっかり捕まえたい。
広島から移籍してきた浅野選手が、得点ランキング3位の8得点と好調です。こちらもスピードのある選手。しっかり捕まえたい。
さらに1トップの小柏選手もスピードがある選手なので、要注意です。
あとウチの事情として、立田君が前節試合中の脳震盪で、この試合に出られるかどうかが微妙。しかも、ブエノさんの怪我も発表されています。となるとCB先発は土屋君かアルゼンチンから帰ってきているはずの田中君か。若手の活躍がとても重要です。がんばって!
攻撃では。
札幌はバックラインの選手もどんどん攻撃に参加してくるので、その裏を取るカウンターが決まるかどうかが鍵だと思います。
ということで当然、細谷君がズドンと決めてほしい。
あと、最近4-2-3-1ですけど、2トップの方がいいんじゃないかという気がするんですよね。そして、ずっと書いてますけど、ジェイさんの活躍がないと得点力が上がってこないと思うのです。がんばって!
ドグさんの活躍も必要ですよ! がんばって!
とにかく得点!!
がんばって!!
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