偵察鹿島vs名古屋・FC東京とルヴァン杯鹿島戦展望
監督交代がありまして、勢いを出すためにも勝利がほしいルヴァン杯です。まずは偵察。
偵察カードをどうしようかと考えたのですが、前回対戦時から鹿島の様子がだいぶ変わっているので、直近のリーグ2試合でお送りします。
2023J1第13節、鹿島2-0名古屋。
11分、鹿島の右CK。これを鈴木選手がファーでヘディング、ゴールを決めます。ですが、ボールが蹴られる前に鈴木選手が名古屋の稲垣選手をブロックして倒していたので、ファールを取られてやり直し。
そして29分に、鹿島右CKで鈴木選手がファーでヘディングシュートを決め、取り直した形になります。すると直後、挑発するかのように審判に詰め寄ります。味方がさりげなく喜ぶふりをしながら引き離すファインプレーが見られました。
名古屋も反撃を続けていましたが、84分鹿島に追加点。GK早川選手のキックを知念選手が競って、拾ったカイキ選手が知念選手にスルーパス。ここでのシュートは名古屋GKランゲラック選手にセーブされるのですが、このこぼれ球の奪い合いでもう一度知念選手のところにボールが来て、今度はしっかり決めました。
鹿島が安定した戦いぶりで逃げ切り、勝利となりました。
第14節、鹿島1-1FC東京。
先制点は鹿島で6分。左サイドのスローインからつないで、安西選手がクロス。ゴール前でうまくフリーになった垣田選手がヘディングシュートを決めました。
28分にFC東京が同点に追いつきます。FC東京左サイドからDFライン裏へボールが蹴られ、それに対して動き出したディエゴさんを鹿島CB関川選手が後ろから両手で突き飛ばす動きをしてしまってPKに。これをディエゴさんが決めました。
試合はそのまま互角の展開で続き、双方に大きな得点機があったのですが、結局引き分けで終了。
これを踏まえてルヴァン杯鹿島戦の展望です。鹿島はウチに負けたところとその次辺りが底で、そこから立ち直っています。
岩政監督は解説を聞いてる時から、この人さては戦術オタクだな、という感じで、自分が指揮を取る段になって採用したのもかなり凝った戦術。鈴木選手1トップですが、大きく動き回り、空いたところに左ウイングに入っていた知念選手やトップ下の土居選手が入っていく形でした。形を崩してマークに付きづらくする狙いです。
綺麗にはまった時はほれぼれする展開になるのですが、なかなかすべてがそうもいかず、また自らポジションを崩しているために守備へ切り替えた時にバランスが取りづらいというところで、苦戦していたという感想。
しかしサポーター居残りの大騒ぎになった後、その部分を調整。幾分マイルドに。単純なところで言うと、ゼロトップになっていたのが、CFタイプの選手を中央に置くようになりました。この効果はてきめんで、前節こそ引き分けましたが、そこまで5連勝を飾っています。
ということで、単純に強い鹿島になっているのですよ。守備では。
リーグ戦では先発垣田選手、交代で知念選手でした。フルタイム使っていないので、二人とも出てくる可能性があります。サイズがあってボールが収まり、シュートも積極的。しっかり潰したい。
カイキ選手は中盤からゴール前に入ってきて、強烈なヘディングシュートを決めるイメージがあります。しっかり捕まえたい。
攻撃では。
監督交代はありましたが、一番問題だったのは、シュートを打てども点が取れていない事でした。ここを何とかしないと成績は上向きません。特にFWの人にもっと点取ってほしい。
キーマンはジェイさんだと思うんですよ。怪我でお休みがありましたがカムバック。ここでドカンと点取って、リーグ戦につなげてほしい!
武藤さんも昨年のいい時期みたいにばかすか点取ってほしい。お願いします!
とにかくほしい勝ち星!!
がんばって!!
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