偵察C大阪vs札幌・FC東京とC大阪戦展望
だんだん上向いたところで迎えるC大阪戦。ルヴァン杯はいい形で逆転勝ちできたので、リーグ戦でも勝利がほしいところ。まずは偵察。
2023J1第7節、C大阪2-3札幌。
序盤からゲームが動きます。まず6分、札幌先制。左サイドのハーフウェーライン辺りから、菅選手が前方へスローイン。浅野選手が抜け出して、ゴールライン際からドリブルでペナルティーエリア侵入。マイナスグラウンダーを送ると、逆サイドから走り込んできた金子選手がダイレクトでシュートを決めました。
14分にC大阪が追いつきます。左サイド為田選手からのクロスが少しマイナスに入ったのを、レオ・セアラ選手がうまくコントロールして落とし、松田選手からのリターンを受けます。うまくターンしたところに飛び込んだ札幌CB中村選手が足をすくってしまって、VARオンラインレビューでPKに。これをレオ・セアラ選手決めました。
しかしすぐに札幌が突き放します。15分、プレッシングをかけて札幌がボールを奪うと、青木選手がドリブルで突っかけ、こぼれを金子選手が拾って左足インスイングのアーリークロス。キム・ゴンヒ選手が飛び出しダイレクトボレーを狙いますが、これは当たらず。しかしC大阪GKキム・ジンヒョン選手がそれにつられて動けず、ボールはそのままゴールイン。
後半に入って61分、C大阪がまた再び追いつきます。香川選手が中央でボールキープして左へ出すと、カピシャーバ選手がクロス。走り込んだレオ・セアラ選手がファーでヘディングシュートを決めました。
しかし直後64分、再び札幌が先行。左CKを福森選手が鋭く曲がるキック。少し後ろに入ったボールを、ニアで田中選手が体を投げ出してうまくヘディングでねじ込みました。
その後C大阪は交代で攻撃的な選手を増やし攻め込みますが、ゴール前でのいい形はあまり作れず、このまま敗戦。
第8節、FC東京1-2C大阪。
試合開始からほぼ五分の状態で進みますが、攻め切れていたのはC大阪。後半に入り、それが得点に結びつきます。59分、左FKを山中君が低く鋭いボールでDFライン裏のニアサイドへ送り込むと、飛び出した奥埜選手がスライディングでコースを変えて押し込みました。
68分にFC東京同点。カウンターで右SB中村帆高選手が早いタイミングでペナルティエリア前にクロスを送ると、走り込んできた渡邊選手は斜め後方からのボールを胸トラップ。浮かせておいて身体を倒しながらのスーパーボレーでゴールを決めました。
そして決勝点は84分。C大阪左サイドで山中君が縦パス。抜け出した上門選手がグラウンダーで折り返して、奥埜選手がダイレクトシュートを決めました。
ほぼ五分で進んだ試合は、しっかり決め切ったC大阪の勝利となりました。
これを踏まえてC大阪戦の展望です。C大阪はここ5戦、3勝1敗1分と、なかなかいい調子。選手の質も高いですし、難敵です。
守備では。
まずレオ・セアラ選手をしっかり捕まえたい。正確なボールコントロールとシュートでチャンスを確実に決めてきます。隙なく守りたい。
そして帰ってきた香川選手です。一番怖いなと思うのは、高い位置、狭いスペースでも、正確なコントロールで一発ターンで前を向く技術。そこからラストパスもシュートもあります。こちらもやはり隙なく守りたい。さらには前線に張るだけでなく、かなり低い位置まで降りてきてボール回しにも参加。常にいいポジションを取り続け、走行距離もかなり多いです。受け渡しに注意。
そしてC大阪は左サイドからの攻撃が多い傾向。そこで働いているのが山中君です。内外とポジションを取って、鋭く正確なクロスに強烈なミドルシュート。しっかりと抑えたい。さらにはセットプレーのキッカーとしても要注意です。
攻撃では。
まずはやはりエース細谷君の得点に期待したいところ。ズバッと決め切ってほしいです!
そしてC大阪は4-3-3の1アンカーなので、その脇にスパッとボールを入れたいところ。そこでサヴィオさんが活躍してくれるとうれしい。決めちゃってください!
そして早く見たい、ジェイさんのリーグ初得点。サイドからのクロスでドカンというパターンが見たいです!
このままどんどん上向きたい!!
がんばって!!
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