U-20vsサウジアラビアと名古屋戦展望
まずは田中君が出場しているU-20アジアカップから行きましょう。
AFC U-20アジアカップ ウズベキスタン2023、Dグループ第3節、U-20日本代表 2-1 U-20サウジアラビア代表!!!!
田中君は3試合連続フル出場です。DFラインでは唯一。守備陣の軸ですよ! この試合でも持ち味の安定したパスを披露。チャンスにつながる縦パスも何本もありました。
先制したのは日本で、15分。左サイドで北野選手が抜け出してマイナスのパス。安部選手がペナルティーエリア内へスルーパスを送ると、受けた松木選手が相手をうまく外してシュートを決めました。
いい時間帯に先制をした日本でしたが、前の選手を捕まえられパスコースを消され、その後少し苦戦。中途半端なパスをカットされたり、ゴール前でシュートを打たれたりと、危ないシーンもけっこうありました。
後半にサウジアラビアは3バックから4バックへ変更。そして74分に同点弾。左CKでゴール前にインスイングのボールを送ると、なだれ込むサウジアラビア勢。前に入られヘディングシュートを決められました。
しかし直後78分に、日本が再びリードします。こちらも左CK。ニアに走り込んだ松木選手がヘディングですらすと、これが見事にゴールイン。この大会でここまで、松木選手は抜群の存在感を放っています。さすがFC東京でルーキーイヤーからスタメンを勝ち取った選手です。
試合はこのまま日本が勝利。3戦全勝でグループ1位抜け。決勝トーナメント初戦の対戦相手はヨルダンです。ここを勝てばU-20W杯出場決定です。がんばって!
さて田中君もがんばっているので、ウチもがんばらなくてはいけません。ということで、まずは偵察。
2023J1第2節、名古屋1-0京都。
双方3バックで、がっちり衝突。強力な個を見せて、名古屋優勢の前半。
そして後半に入り62分、名古屋決勝点。米本選手からペナルティーエリア内のユンカー選手へ楔が入ります。ユンカー選手はボールを収めると左へ出し、走り込んだ永井選手がシュートを決めました。
試合はそのまま名古屋が勝利。ただ京都も、パトリック選手のシュートが名古屋GKランゲラック選手のビッグセーブに会うなどしていて、とても際どい試合でした。
第3節、鳥栖1-0名古屋。
ボールを回す鳥栖に対して、カウンターを狙う名古屋という試合展開で前半は進みます。チャンスの数は互角。その中で鳥栖のいいシュートを名古屋GKランゲラック選手が弾き出すシーンもありました。ランゲラック選手は本当にすごい。
後半にだんだんと鳥栖が押し込んでいくようになりまして、決勝点は83分。鳥栖の左CK。ショートコーナーから河原選手がインスイングのクロスを上げると、ニアで長沼選手がヘッドですらして流し込みました。
その後も鳥栖は勢いを落とさず、前から奪うとうまく時間を使って勝ち切りました。
これを踏まえて名古屋戦の展望です。
守備では。
今年名古屋は浦和からユンカー選手を補強。永井、ユンカー、マテウスの前線の並びはめっちゃ強力です。ここを抑えたい。
特にユンカー選手は要注意。裏へも積極的に走りますし、足元にもしっかり収まる。そして何と言っても決定力が高い。しっかり潰したい。
そしてマテウス・カストロ選手です。永井選手、ユンカー選手は前線タイプで裏を狙うことが多いのに対して、マテウス選手はバイタルでボールを持つことが多い。右に固定されているわけではなく、幅広く動いていろんなところで仕掛けてきます。名古屋は個の力のある選手が多いのに対して、プレーメーカータイプの選手が少ない傾向なのですが、その中でアクセントを加え、相手の急所を突いてくるのがマテウス選手です。しっかり捕まえたい。
攻撃では。
細谷君がめっちゃ好調なので、この試合もぜひ。名古屋戦と言えば、昨年アカデミーの先輩中谷君をぶっちぎって得点をあげましたが、今年の並びでもばっちりマッチアップします。あの得点の再現をお願いします!
さて細谷君が好調なのは嬉しい限りですが、他の人の得点も欲しいところ。ここはまず、サヴィオさんでしょうか。ズバッと一発、お願いします!
恩返し弾は食らいたくないけど食らわせたいもの。昨年は名古屋所属だった仙頭さん。前節には、めっちゃ惜しいミドルシュートがありました。ああいうのをズドンと決めちゃってください!
ぜひとも欲しい今季初白星!!
がんばって!!
| 固定リンク
「サッカー」カテゴリの記事
- U-20日本代表vsイスラエル やっちゃった敗戦(2023.05.30)
- vs川崎 心配(2023.05.29)
- 偵察川崎vsFC東京・横浜FCと川崎戦展望(2023.05.28)
- U-20日本代表vsコロンビア 惜しい敗戦(2023.05.26)
- ルヴァン杯vs鹿島 やはり得点力(2023.05.25)
コメント