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2023/02/14

2023J1展望その1

さてさて、そろそろ始まりますよ、Jリーグ。ということで本日から三日間、毎年恒例の展望記事をお送りしたいと思います。

本日は昇格組と昨年下位のチームです。

昨年J2で2位、横浜FC。

一番のボイントはFW。小川航基選手がどれぐらい活躍できるかではないかと思います。昨年J2得点王で26得点。J1でも十分二桁を狙える実績です。

若い頃から期待されていたタレントなので、日本サッカーのためにもさらに大きく開花してほしい。ただし、得点はウチ以外で。

気になる点は人の出入りの多さでしょうか。11人out、20人inと、なかなか見ない大規模な入れ替えで、組織の部分がどうなるか。

昨年J2優勝、新潟。

こちらは対照的におとなしいオフ。3人outで4人in。ポゼッションスタイルでJ2を制覇したので、継続性重視で臨む模様です。

そうなると今度は個の力が問われることになるのでは。組織と個は表裏一体です。より強いプレッシャーの中で、特にJ1初挑戦の選手がしっかりつなぐことができるか。

中でもFWの谷口選手がどれぐらい働けるかがポイントなのではと思われます。

昨年16位、京都。

まずポイントは、チーム得点王ウタカ選手の退団です。ただ、ウタカ選手は昨季序盤、得点王争いでトップを走りながら、後半パタッと止まってしまいました。年齢的なものもあって、退団やむなしかもしれません。

そこでその穴を埋めるべく獲得したのが、まずパトリック選手。こちらも大ベテランで実績は十分なのですが、年齢がやはり気になる。昨年からいる山崎選手、新戦力の一美、木下選手ら日本人選手の活躍が必要ではと思われます。

もうひとつ影響がありそうなのが、左SB。荻原選手がレンタル元の浦和に帰ってしまいました。京都の両SBの攻め上がりはかなり効いていたので、ここを埋められるか。新加入の三竿選手はタイプが違うので、どう攻撃を作っていくのか注目です。

昨年15位、ガンバ大阪。

ガンバは昨年徳島で指揮を執っていたポヤトス監督を新監督に迎えました。ということはポゼッションサッカー寄りになる模様。ここ最近、カウンターとポゼッションの間で揺れ動くという、まずいパターンに陥っています。ここでしっかり腰を据えて取り組めるか。

目玉は新外国人選手でしょうか。特にFWのジェバリ選手。チュニジア代表としてW杯に出場。グループリーグ3試合に出ています。試合見てましたよ。

さらにW杯前、日本代表とチュニジア代表は6月に対戦。アディショナルタイムにジェバリ選手にとどめを刺されて0-3で敗戦しています。活躍しそう。要注意です。

昨年14位、福岡。

福岡は長谷部監督のもと、さらに継続の今季。堅守はチームにしっかり根付いているので、攻撃力アップが課題です。

そんなおり、右MFのクルークス選手がC大阪に移籍となってしまいました。右サイドをドリブル突破しクロスを供給、チームのアシスト王でした。ここを抜かれたのは痛い。

そこを埋められるか注目は、FC東京からやってきた紺野選手。スタメン確保までは至っていませんでしたが、試合に出ると、なかなかのドリブル突破を見せていました。ここでひとつ化けられるかどうかに、チームの浮沈がかかっているような気がします。

昨年13位、神戸。

例年派手な補強をしていたので、今年はおとなしいなーという印象。ただ、スタメン予想を見ると特に穴はありません。元々タレントそろってますからねえ。

ただ、名のある選手がそろっているということは、ベテランぞろいだということでもあります。長いシーズンではバックアップも重要。そこで若手がけっこう移籍してしまっていて、やりくりはちょっと大変かなという気がします。

ということで、昇格組と昨年下位のチームの展望でした。明日は昨年中位のチーム。

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