縁の下の幸福論
『プロフェッショナル仕事の流儀 縁の下の幸福論 〜校正者・大西寿男〜』を見ました。
文章の誤字脱字から事実誤認まで、仕上げのチェックをしてくれるのが校正さんです。大きな出版社だと社内に専門部署がありますが、大西さんはフリーランスで活動。芥川賞受賞作品など、数々の話題作を手がけています。その仕事ぶりを紹介した番組。
単に間違いをチェックするだけではなく、時には適切な表現の提案まで踏み込んで、文章のクオリティアップに貢献。著者からの信頼も厚い。
大西さんはHON.jpの前身、日本独立作家同盟の発行していた月刊群雛に、全三回で個人出版の著者向けの校正の基本についての連載をされていました。こちらはそれをまとめた本。
個人作家だとどうしても書きっ放しの人が多いので、群雛でも校正どうするかは問題となっていたんですよね。結局そこの手間をボランティアの編集でまかなうのはきついということで、休刊となってしまったのですが。
セルフパブリッシングは出版社を通さないで直接出版します。ということは編集者や校正者の目が入らず、自分でチェックするしかないということです。
今回、大西さんのお仕事ぶりを画面で拝見したわけですけれども、気になった一文をどうするかでめっちゃ時間を使っている姿を見て、自分もあのテンションでチェックしないとダメだよなと思ったのでした。
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