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2023/01/09

日本が産油国になる日

こちらの記事を読みました。

ついに国の予算がついた…藻類バイオマスエネルギーで日本が本当に産油国になる日 全国の下水処理施設で藻類を育て原油をつくる 一志 治夫 PRESIDENT Online 23/1/2

藻類に油脂を作らせて、そこから燃料を作るという研究。燃やせば二酸化炭素が出るけれど、成長する時にそれを吸収するのでプラスマイナス0というのが、地球温暖化問題における位置づけです。こちらは以前にも取り上げています。

下水処理との一石二鳥になっていて、日本全国の処理施設の三分の一を使えば、日本の年間使用量が賄えるという試算でした。今回はさらにそこから研究を進め、気象条件等々で実際にどうなるのかという実証実験が行われているというお話。国の予算がついたそうです。めでたい!

この藻類による燃料生産のニュースは気になっていて、ちょこちょこチェックしています。先行しているのはユーグレナ社で、いろいろな所と提携、実験を進め、「サステオ」というブランドで売り出そうとしています。

気にしているのは、間に合うかどうかの分岐点を迎えそうだなと思っているからです。

僕は昔から環境問題に関心がある方で、地球温暖化もとてもまずいなと思っているんですが、昨今のSDGsについてはどうかなと感じています。思考停止の臭いがする。これでは意識高い自分を演出するため身に纏うファッションじゃないかと思う。

上でリンクを張ったブログ記事でも書きしたが、実行するために乗り越えなくてはいけないいろいろな問題を、さっぱり置いて進んでいるからです。自動車については、バッテリーの問題がいろいろあるのを、見ないことにして進んでるなあと思うんですよね。

そこで、もし藻類に燃料作らせて、それが割に合うようになるのなら、そっちの方がいいのではないかと考えているのです。ものによっては流通網も車もそのまま使える。

さらに言うとですね、一番上の記事の中でも触れていますけど、自分のところで燃料を作れるというのは、安全保障上も重要です。ウクライナ侵攻で、ロシアは諸外国をけん制するために天然ガスや原油を武器に揺さぶりをかけましたが、みんなが自給自足になっていたら、そういうのは効かない。

あと日本的には、せっかく内燃機関の技術で世界をリードしているのだから、捨てなくて済むならその方がいいよなとも思います。欧州が全EV化に突き進んでいるのはSDGs的な意識の他に、自分たちの環境目標をクリアできなくなってしまったからだと言われています。厳しい環境規制を技術的にクリアできなくなった結果が、テストの時だけパワーダウンして数値をクリアするというインチキクリーンディーゼル車。

マツダはちゃんとクリアしてたんですよね。ユーグレナ社と組んでバイオディーゼル実験に取り組んでいます。日本の産業も守れます。

ということでバイオ燃料推しになっているのですが、前述のように電気自動車の普及速度との勝負となっています。燃料の流通網がそのまま使えるのが利点の一つなのですが、ガソリンスタンドが全部潰れてしまうとそれがなくなる。間に合ってほしい。どうなるかなあ。

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