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2022/12/12

カタールW杯その6 サッカーの怖さ

W杯期間中に感想を書き終わる気配がまったくないんだけど、ABEMAはいつまで無料で見れるんだろか?

というわけでグループF。

クロアチア4-1カナダ。

試合入り早々カナダが先制。2分、GKボージャン選手が戻されたボールをロングキック。ラリン選手がきれいにコントロールして、右のブキャナン選手へ。クロスを上げるとファーでデイビス選手が決めました。

しかしこのリードをカナダは守り切れません。36分、ペナルティエリア内左サイドでクラマリッチ選手をフリーにしてしまい決められます。44分のリバヤ選手のシュートはうまいコントロールでしたが、70分には再びクラマリッチ選手にマークを外され決められます。アディショナルタイムの94分は、パスを奪ったかに見えたカナダCBのコントロールミスからマイエル選手がとどめ。

ちょっとした隙を見逃さないクロアチアの決定力が光った逆転劇でした。

ベルギー0-2モロッコ。

下馬評としてはベルギーだけれど、モロッコもしっかり対抗して試合が進みます。前半アディショナルタイムには、モロッコの右FK。ツィエク選手のキックが直接決まりましたが、VARが入り、GK手前に飛び込んだ選手がオフサイドで取り消し。

後半に入り73分、今度はモロッコ得点が決まります。左サイドからのFK、ゴールラインから1mぐらいでほぼ角度のないところ。サビリ選手が中に合わせると見せかけて直接狙います。GKが完全に引っ掛かって、サイス選手がちょっとだけ触っていたこともあって触れずにゴール。

ベルギーが必死に追う中、アディショナルタイム92分、モロッコがとどめ。ゴールキックをハムダラー、アブカウ選手とヘッドでつないで、ツィエク選手が拾いドリブルでペナルティエリア深くまで持ち込むと、アブカウ選手がダイレクトでシュートを決めました。

この結果ベルギー敗戦でグループ3位に。首都ブリュッセルなどベルギー各地で暴動というニュースがありました。最初見た時には負けて不満なサポーターが暴れたのかなと思ったのですが、どうやらモロッコ移民のサポーターの模様。普段から溜め込んでたりしたのかな。移民政策は難しいですね。

グループG。

カメルーン3-3セルビア。

スタートから双方がガンガンとシュートを打つ激しい攻め合いになり、得点も多く入った試合。その中でサッカーって怖いなあと思ったのが、セルビア3-1の2点リードなった後の展開です。

63分、アブバカル選手がロングボールに抜け出し、飛び出してきたGKをかわすループシュート。オフサイドの旗が一度上がったけれど、大外のDFが残っていてオンサイドでゴールとなります。

66分には、カウンターでアブバカル選手が抜け出して、横にはたいてシュポ=モティング選手が決めました。これも一見オフサイドに見える飛び出しでしたが、やはり同じように大外のDFが残っていてオンサイドでした。

どちらもミレンコビッチ選手の押し上げが一歩足りなかった形です。その一歩で勝ち点が2減ってしまう。あんなに広いフィールドでやる競技なのに、1m以下のところで決まる。怖いですねえ。

ブラジル1-0スイス。

ボールを握っているのはブラジル、スイスはシュート0本。けれど、スイスがしっかりブロックを作り、それほど押し込まれっぱなしではないいい位置で、中央を締めて固めているので、むしろスイス主導に見える展開。これをブラジルがこじ開けられるのかというところが焦点となっていました。

そこで64分、ブラジルのヴィニシウス選手が抜け出して、ゴールに流し込んだかに見えたのですが、それに至るだいぶ手前のところで戻りオフサイドがあって取り消しに。

このままスイスが勝ち点奪うのかと思われた83分、ブラジルが決勝点。ヴィニシウス選手が左からカットインしてきて中央へパス。これを右から入ってきたロドリゴ選手が右足アウトでワンタッチで前へ。カゼミーロ選手がダイレクトで叩き込みました。

ワンタッチのパス、ダイレクトのシュート。やはり固めた相手を崩すのはダイレクトプレーの質だなあと思ったのでした。

グループH。

韓国2-3ガーナ。

点の取り合いだったので、スンギュさんはどっちかというとやられる方でした。

序盤は韓国が優勢。しかしガーナが前半に2点取ります。24分左FKでゴール前にこぼれて混戦の中、サリス選手が蹴り込みます。34分にはメンサ―選手がジョルダン・アイエウ選手に付けて、そこからクロス、クドゥス選手がヘディングでねじ込みました。

すると韓国も後半に立て続けに似た形で得点して同点に。58分、左サイドからイ・ガンイン選手のクロスにチョ・ギュソン選手がヘディングシュート。61分に左サイドキム・ジンス選手のクロスに、やはりチョ・ギュソン選手のヘディングシュート。

どちらが勝ち越すのかという展開で、1点もぎ取ったのはガーナでした。68分、左サイドからメンサ―選手のクロス。ニアのウィリアムズ選手は合わせ損ねましたが、ファーでクドゥス選手がダイレクトシュートを決めました。

韓国は猛攻で同点を目指しましたが、ロングシュートが外へ出たところで試合終了。相手に当たって出たからCKじゃないかと監督猛抗議で、試合後の赤紙退場というおまけつき。

ポルトガル2-0ウルグアイ。

ポルトガルが優勢だけれど、ウルグアイもカウンターでゴールに迫る展開。

その中でポルトガルがしっかり2得点です。54分に左サイドからフェルナンデス選手がクロス。C・ロナウド選手がヘディングでかすめたかどうかという感じでゴール。のちにフェルナンデス選手の直接ゴールに訂正されました。93分にもフェルナンデス選手。股抜きでペナルティエリアに侵入しようとすると、ウルグアイDFヒメネス選手が倒れ込んで手に当ててしまいPK。フェルナンデス選手自身が決めました。

優勢のままポルトガルがしっかり勝利を収めまして、これで2戦目がすべて終了。

遅れております感想に対して、リアルタイムではベスト4が出そろいました。応援していたイングランドが負けてしまったー。こうなったらクロアチアに優勝してもらって、日本は実質準優勝というのが見たい。

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