« バイオ燃料進行中 | トップページ | 差し迫る大忙し期間と覆いかぶさる悲しみ »

2022/12/14

これでウナギは大丈夫?

こちらのニュースを見ました。

「苦労が報われた」完全人工生産ウナギ試食会 鹿児島・新日本科学が2014年から研究 MBC南日本放送 22/12/12

卵から完全養殖したウナギの試食会が行われたというニュース。

ウナギの完全養殖については、だいぶ前から研究が進んでいるというのを科学番組などでも見かけていて、ずっと注目していました。

現在のウナギは、稚魚であるシラスウナギを獲ってきて養殖したものが、数多く流通しています。そのシラスウナギが獲れなくなってきていて、絶滅が心配されていたのです。絶滅危惧種にも指定されていて、そのランクは四つのうち上から三つ目の絶滅危惧ⅠB類です。

ですが、卵から完全養殖となれば、その心配をせずにウナギ食べ放題。

さらに言えば、シラスウナギの流通には、どうやら後ろ暗いところがあるもようで。日本の食文化 うなぎをめぐるいま NHK事件記者 取材note 21/7/14

こういうところからも解放されるので、万々歳ですね(^^)/

そもそもウナギの生態がよくわかっておらず、どこで産卵しているのかも不明だったのがようやくわかった、というのが、僕がこの話題を最初に見た時の状態でした。餌に何を与えたらいいのかも手探り。そこから完全養殖できるようになったんだから、本当にがんばった。

この先、地球の人口がどんどんと増えていく中で、この海産物の養殖技術はとても重要になるのではないかと思います。

考えてみれば、牛や豚、鳥など、ふだん食べている肉に関しては、野生のものはほとんど食べてないわけですし。

すると魚も野生のものを獲るのでなく、家畜化してもいいのではないか。

というか、そうしておかないと、そろそろ人口が増えすぎて海産物を取り尽くしてしまうのではないか。

そんな心配をしているのです。

マグロの完全養殖も注目しているんですよね。こちらの方はもうブランドを立ち上げて売り出しています。

普通にその辺のスーパーに売っているようになったらいいですねえ。

|

« バイオ燃料進行中 | トップページ | 差し迫る大忙し期間と覆いかぶさる悲しみ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« バイオ燃料進行中 | トップページ | 差し迫る大忙し期間と覆いかぶさる悲しみ »