日本vsスペイン 大逆転再び!!!!
なんとなんとの、グループステージ1位突破です!!!!
カタールW杯グループE、日本2-1スペイン!!!!
ほんとに凄かった!
前半早々にクロスからヘディングシュートを決められて失点。これはまずいとあわてていたのですが、後半早々立て続けに2得点で逆転。
ドイツ戦でも後半の逆転に「奇跡が起きた!」ぐらいの大喜びだったのですが、まさか2回見れるとは思わなかったです。めっちゃ嬉しい!
大会前の僕の目算としては、「コスタリカもなめてかかれる相手ではないけど、ここはがんばって勝って、ドイツ、スペインという強豪からなんとか勝ち点1でももぎ取れば、勝ち点4でギリギリ上がれる……?」というものでした。
まさか、ドイツ、スペインからMAXの勝ち点6をもぎ取るなんて。本当に素晴らしい!
同点弾を叩き込んだ堂安選手も素晴らしいし、逆転弾でゴール前まで詰めて競り勝って押し込んだ田中選手も素晴らしいし、ゴールラインほんとにギリッギリで追いついてアシストクロスを上げた三笘選手も素晴らしいし、何よりこれまで2試合で8得点を挙げていたスペインの攻撃を、一糸乱れぬ守備ブロックで抑え込んだんだから、みんな素晴らしいし。
でもその辺は他でいろいろ触れられているだろうと思うので、ちょっと違った視点から。
奇跡みたいな2勝だけれど、ちゃんと準備されていたんだなあと思ったのです。
この日はスタートから3-4-2-1。森保ジャパンは予選では、最初は4-2-3-1、その後4-3-3で戦うことが多かった。森保監督は広島でペトロヴィッチ監督の後を継いで3-4-2-1で結果を出していたので、日本代表でも使ったらいいのになと思っていました。日本ではもう定番のシステムですが、世界的にはそんなに流行っていなかったからです。
そしたら、メインで使うということはなかったのですが、試合終盤の交代とともにちょこっと試すようになり、選択肢の一つに。これが土壇場でめっちゃ役に立ちました。
この試合ではスタートから使用。スペインのパスワークに対して、しっかりとスペースを埋めて、外で外でと回させていた。ボールポゼッションは日本は17%しかなかったし、スペインのパスはなんと1058本! 普通なら大惨敗しているデータですが、それでも勝てたのは守備時に5-4-1に変形する守備ブロックが機能していたからです。
そしてもうひとつ、こちらはちょこちょこ触れていますが、森保監督が本番を前に、相手を考えてカウンター寄りに戦術を微調整していたこと。こういうボールを持たれる事態をちゃんと想定して、それに応じたメンバーをそろえていました。はっきりとカウンターを持っているという状態だったからこそ、ひたすら守る展開になっても対抗策があるんだと踏ん張れた。
選手みんなががんばったのが大きいのはもちろんなのですが、がんばれたのはいろいろ想定して準備してあって、心構えができていたからじゃないかなと思いました。
さてこれで決勝トーナメント。対戦相手はクロアチアです。クロアチアもポゼッション志向のチームで、レアル・マドリッドのモドリッチ選手を筆頭に、インテルのブロゾヴィッチ、チェルシーのコヴァチッチと実績十分の強力な中盤を持ちます。これも3バックで行くのかな。注目です。
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