カタールW杯その10 僕のW杯終了
カタールW杯はアルゼンチンの優勝で幕を閉じました!
特にアルゼンチンファンというわけではないのですが、メッシ選手がずっと代表では苦労してきたのを見てるので、最後に優勝してほしいなと思っていました。おめでとうございます!
さて、感想記事の方もがんばって連日上げて、準々決勝まで来ました。
クロアチア1-1PK4-2ブラジル。
緊張感溢れる試合展開。特にクロアチアGKリバコヴィッチ選手の活躍が目立ちます。
あと、よく知られていることではありますが、この試合間隔と年齢で、モドリッチ選手が守備では低い位置まで降りてしっかり奮闘したうえで、攻撃では左右どちらのスペースにも神出鬼没で現れる運動量で、本当にすごいとつくづく思いました。
さて試合はそのまま延長戦に突入。ここですごいドラマが生まれます。
延長前半アディショナルタイム。中盤真ん中でボールを預けられたネイマール選手。するするとワンツー2本で抜けていき、GKもかわしてゴール。ペレ選手の77ゴールに並ぶ、ブラジル代表最多得点記録を達成。このままブラジルが逃げ切るかと思われたのですが。
しかしそろそろ試合終了かと思われた延長後半の117分。引っ張られても倒れないモドリッチ選手が前にボールを出し、ブラシッチ選手がドリブルから左へパス。このシーンの前にブラジル右SBダニーロ選手が足を攣っていて、しかし交代枠を使い切っていて替えられずにいました。なので対応しようにも寄せ切れない。そこでオルシッチ選手が折り返し、ペトコヴィッチ選手がダイレクトで蹴り込みました。クロアチアがが土壇場で同点に持ち込み、PK戦へ。
このPK戦で、クロアチアGKリバコヴィッチ選手はブラジル1本目をいきなり止めてみせます。ブラジル相手でも止めるんじゃ、日本が負けてもしょうがない。
クロアチアの劇的勝利となりました。
オランダ2-2PK3-4アルゼンチン。
まずはアルゼンチンの大エース、メッシ選手が活躍。35分、右サイドで受けたモリーナ選手がメッシ選手に預けて前へ。メッシ選手は少しキープして横に流れながらスルーパス。飛び出したモリーナ選手が出てくるGKの脇を抜くシュートを決めて、アルゼンチン先制。
73分には追加点。ペナルティエリア左脇をドリブルでアクーニャ選手が仕掛け、ゴールラインが迫るところで深い切り返し。ついてきたダンクリース選手が引っ掛けて倒し、ぎりぎりペナルティーエリア内でPK。メッシ選手が決めました。
このままアルゼンチン勝利になるのかと思われた試合終盤、オランダが追いつきます。
83分、右サイドからのクロスに、ウェクホルスト選手がニアでうまく体をひねってヘディング、ゴールに送り込みます。
さらに長いアディショナルタイムとなった中、その11分。オランダのFKで、コープマイネルス選手が壁越えを狙うのではなく、壁に入っていたウェクホルスト選手にパス。ウェクホルスト選手はうまくスペースを空けて半身で受け、ターンして前を向きシュートを決めました。最後の最後で隠し玉のトリックプレー。これで延長戦。
延長戦はお互い得点を決められず、結局PK戦でアルゼンチンが勝利となりました。
この試合、展開としては非常に盛り上がるものでしたが、ピリピリとした緊張感が完全に悪い方に出ていて、カード乱発。両チームがもめにもめて、誰に出したのか公式も混乱しているような状態で、非常に後味がよくない感じで終わりました。前のブラジルvsクロアチアは緊張感がいい方に出た引き締まった試合だったので、余計にその辺りが残念でした。
モロッコ1-0ポルトガル。
モロッコのしっかりした守備ブロックが機能して攻めあぐねるポルトガル、という構図で試合が進みます。
決勝点は42分。左サイドからアティヤト・アラー選手がクロス。高いボールにエン=ネシリ選手が高いジャンプを見せ、なんとGKの手の上から叩き込むヘディングシュート。すごい。
追うポルトガルは後半6分、C・ロナウド選手を投入。ラモス選手との新旧ツートップで同点を狙います。
逆にモロッコは12分、スペイン戦の途中で腿裏を痛めてテーピングを巻いてがんばり、この日もぐるぐる巻きで強行出場していたキャプテンのCBサイス選手がとうとう交代。大ピンチになります。
さらにアディショナルタイムにはシェディラ選手が2枚目の黄紙で赤紙退場。10人になってしまいます。
しかしこの絶体絶命の危機をしのいで、モロッコが逃げ切り。アフリカ初のベスト4へ進出しました。
イングランド1-2フランス。
イングランドが負けたああああああ
強豪国同士のがっぷり四つの対決で、先制したのはフランス。17分、左から右へとつないでいき、もう一度戻したところで、チュアメニ選手がワンステップですんごいロングシュートを決めます。
後半に入ってイングランドが同点。54分、ペナルティエリア内のサカ選手のドリブルにチュアメニ選手がタックル。これが足元に入って倒してPK。ケイン選手が決めて同点。ケイン選手はこの得点でルーニー選手と並ぶイングランド代表歴代一位の得点数53ゴールとなりました。
このあと、イングランドにめっちゃ惜しいシュートがいくつも生まれるのですが。
78分、フランスに決勝点。左からのクロスをファーで折り返すと、中央でジルー選手がボレーシュート。これはイングランドGKピックフォード選手が弾き出します。しかし、この後の左CK。跳ね返りをフランスが拾って、もう一度グリーズマン選手が左から放り込むと、ジルー選手がニアでヘディングシュートを決めました。せっかく止めたのに……。
ところが直後80分。イングランドのマウント選手を、ペナルティエリア内でエルナンデス選手が背後からのショルダーチャージでぶっとばしてしまいVARを経てPK。イングランド同点の絶好のチャンス。しかしこのPKをケイン選手が上に外してしまいます。54点目が入っていれば……。
試合はこのままフランスの勝利で終了。これで応援しているチームがすべて敗退して、僕のW杯は終了……。
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